りぼん2017年2月号感想
いつもの彼女があまり見せない、いたずらっぽい表情。
付録も豪華で使いやすいです。
ハニーレモンソーダ(村田真優)つばさとホタル(春田なな)バディゴ!(黒崎みのり)きらめきのライオンボーイ(槙ようこ)絶叫学級(いしかわえみ)キミとだけは恋に堕ちない(酒井まゆ)アニマル横町(前川涼)古屋先生は杏ちゃんのモノ(香純裕子)吹彩(雪丸もえ)猫田のことが気になって仕方ない(大詩りえ)HIGH SCORE(津山ちなみ)チョコタン!(武内こずえ)レンアイ体温(佐々木奈緒)次号予告
ハニーレモンソーダ
華麗な学園祭ですね。どれだけの金が動いているのやら…学園祭関連の産業規模って、相当なものになるでしょう。飲食店機材すら含めて。
これだけやってほとんどタダ…有能すぎます。
男子はメイド服でというのがあざとい。
着替え一つで似合う服になってしまう、面白いものです。
そして劇も華やかですね。
そりゃ「石森さん」が注目されますよね…
そして保健室…そりゃ過労ですよ。
「隙あらばたくさん話しかけるので」と宣言してしまった、これも熱のせいでしょうか?
で、彼女のメイド服…いや、過労死しますって。
さらに先生がらみでなんか厄介なことが…「おまえがいないとダメになる前に」これは結構重いですね。
彼女も、自分も強くならなければならないと思い直す…
今回は二人の関係の、結構大きな転機かもしれませんね。最後に「撤回する」ときてしまいましたし。
つばさとホタル
いきなりの勝負、地味ですがかなりの迫力ですね。
そして無造作な…外れていたらどうしていたんでしょう。
手をつないだのはかなり衝撃的でした。
また手をつないでほしい、というのはさすがに言えませんか。
そして、そういう話を思い切り聞かれていた…
いや、この恋人になってからの話、とことんしっかりじっくりねっとりやってください。十年ぐらいやってもついていきますから。
バディゴ!
絶好調の二人…
よけてある婚姻届、そりゃいますよね…
で、なんかやばい話題をまずい人に聞かれているような…
一緒にいたのに怪我をさせてしまった…言い訳せず、きちんと頭を下げるのは立派です。
このプロデューサーが頼りになるかどうか。
ファンの間のトラブルにアイちゃんが出てきてしまった…これもどんな、バタフライどころか…
と思ったら、正体を推理させる材料まで。
やばい、としか言いようがないですね。ネット時代には隠し事はできない、隠したければ無数の偽情報に隠すしかない、と。
きらめきのライオンボーイ
笑心ちゃん、いつも動き遅いですよ。ま、ちゃんとボディーガードはいるようですが。
「性格の90%はこの人のせい」が苦笑します。
そして追いかけてしまって…せっかくのボディーガードが…
電車関係の動きは危険すぎますよ。
失恋する男にとって、こう言ってもらえたら、どれほど幸せなことか。
ちゃんと向き合うことができた…すごいですよね。
それにしても本当に素敵な笑顔です。
意外な決着の仕方でほっとしました。
絶叫学級
そっくりな人…というか、人はそんなに自分の顔はわかっていないと思います。もし僕に完全に同じ顔と体格の人間とすれ違っても、僕は気づかない可能性があります。鏡像とも違うでしょう。
そして会ってしまって…そして入れ替わると。
伸ばしたら…子供は結構わかってるもんですね。
いや、いい子じゃないですか…積極的に悲運を押しつけようとはしていません、自分を犠牲にしても。
キミとだけは恋に堕ちない
当たり前のように飯を…「すばるも赤くなるな」は苦笑しました。
この家族げんかが実に見ていて楽しいです。
第一志望が家から通えるギリギリ…今から思うと反省ですね、通えるところのみ受ければよかった。いやそれ以前に就職すべきでしたが。
「確かにお前の頭はおめでたいよ」もまた苦笑します。
みんなが誕生日を祝いに集まって来るって、すごい人望あるんですね。
で、このときにこれをばらまくとは…
そして、新くんがここでぶちまけるとは。いや…殺されても情状酌量されると思いますよ?まあ、騒ぎを治める唯一の方法でもありますが。
パスポート申請書類に戸籍があった、というのはうまい伏線です。
「あんたがずっと守って来てたんだから」という言葉、どれだけ理解が深いかわかります。
そして家で待っている、透兄さんの料理はどうなるんでしょう。
あの楽しい「家族」がこんなことになるなんて…
アニマル横町
16周年…すごい、すごすぎる。
わけのわからないことも相変わらず面白いです。
絶滅しないは…そりゃパンダやクマはやばいですが、ウサギの絶滅はオーストラリア政府が全力を尽くしても不可能でした。
古屋先生は杏ちゃんのモノ
いきなりものすごい顔ですね。
さらに女装…恐ろしい。というか膝から下にめちゃくちゃ力を入れて男らしさをアピールしてるのがすごいというか。
みんながお弁当作ってきてくれる…彼女だけじゃない、と。
「我慢して毒見してやる」は苦笑しました。
それを見てうれしそうに微笑してる先生、これが実にうまい。
どうしようもないドジな従業員、それでも手を見て…なんというか、三人ともすごく優しい人間なんですよね。
「君嶋と付き合わへんのか」…無神経ではありますが…
道の真ん中でギャーギャーこんなヤバい話を、学校関係者に聞かれたらアウトですよ?
で、「試しに付き合ってみようやないか」…なぜそうなる。
本当に想像を絶する展開…いや、最初からこの作品は想像を絶する作品でした…
吹彩
「なんで湊が出てくるの」の表情、すごく雄弁ですよね。
そして、相談の話から本人が出てきて真っ赤、なんという雄弁な…
「完璧でなくても良いの」という言葉も素敵です。
陸上時代は自分のためだった…逆に、それがしんどい、となる…
いきなり泣き出すほど…それぐらい彼女が追い詰められていたとは。
「大大大好きだよ」と叫ぶような表情もたまりません。
次号が最終回とは…でも、こんないい作品はない、といってよかったと思います。まあ最終回次第でもありますが…楽しみにしていましょう。
猫田のことが気になって仕方ない
遠慮会釈なしの素顔大公開に頭を抱えています。増刊を読んでない僕が悪いのかもしれませんが。
彼の立場から、と言うのも面白いですね。
変な女二人と出会ってしまう、運の悪い日もあったものです。
結果的に彼女のことを気にしていますね。そりゃ気にしますよ。
「本当はオレが一番かっこ悪い」が彼の内面だった…
父親もこの状況でしっかり家族を維持していますね。
そして今の、幸せいっぱいの二人…いやお腹いっぱいです。
HIGH SCORE
好物が豚…すごいことを。
「ボクの手で」ってそれ、今合法でしょうか?
…確かに豚って、彼の好みにはぴったりですね。
七つの大罪…でもそれ、どんな女も変わりませんよね。
「でっかくて強い生き物なら」それこそゾウやサイが彼の好みかもしれません。
そしてめぐみちゃんも完全に七つの大罪…いや、それこそ可愛い女というもので。
チョコタン!
置いてこれませんでしたか…事故が起きなければいいんですが。
犬が引いたら大凶、お気の毒に。
そしてお守りを探す…やはり迷子コースから事故…
いや、アリマくんが無事で何よりでした。
レンアイ体温
平熱が低いのとどんな関係があるんでしょうね。
それで「俺のが低いじゃん」はうまい出会い方です。
いきなり変な関係になってしまってますね。
「私たちはおかしくないよねぇ」がまたうまい。
そして少しずつ熱くなっていく、ここが素晴らしいです。
さらに、雪の中で女子の追跡から逃れるためこれ…うわあ。
わけのわからない行動や気持ちの変化も面白いです。
さらに、風邪気味になって名前で呼ばれて…二人の関係の変化がものすごくいろいろと積み上げられていています。
で、とどめに「藤のことが欲しくて欲しくて」、そこからお姫様抱っこ…
すごい実力ですね。組み立てのうまさが普通じゃないです。
これからも楽しみです!
来月号は読み切りが多い…うれしい悲鳴ですね。祝日が潰れたから苦労しそう…