りぼん2017年3月号感想

華やかで素敵。チョコレートの重みも楽しいです。
チョコレートに徹した付録も大人っぽくていいです。

…本当に気力が尽きる物量。

きらめきのライオンボーイ(槙ようこ)アクロトリック(佐和田米)つばさとホタル(春田なな)キミとだけは恋に堕ちない(酒井まゆ)アニマル横町(前川涼)バディゴ!(黒崎みのり)ハニーレモンソーダ(村田真優)古屋先生は杏ちゃんのモノ(香純裕子)絶叫学級(いしかわえみ)ほしい!ほしい!(木村恭子)キミにはあげない。(柚木ウタノ)吹彩(雪丸もえ)HIGH SCORE(津山ちなみ)トゥナイトボーイフレンド(北里鮎)チョコタン!(武内こずえ)次号予告

きらめきのライオンボーイ
ふわふわのきらきら…たまりませんね。
「俺のだから」という言葉も…
みんなが真っ赤になるのも苦笑しましたし、「好きになるだろっ」も強烈でした。
誕生日…つきあいはじめてすぐイベントというのも運がいいですね。
好きな子の誕生日ってどうすれば知ることができるでしょう。
友達の恋のことを思ってなんか照れるのが可愛い。
「佐野はどんな子が好きか知ってる?」…こちらのカップルで引っぱってくれていいです。三年ぐらい。
この会話がくだらない誤解になる…まあ誤解なんてそんなものです。

クロトリック
怪人で用事…
「りぼん」には少ない作風です。「なかよし」には何人もいますが。主にホラーオムニバスに。主にPixivやスーパーノヴァから。
魔法少女もいる…テレビに出てくる悪の総帥というのも面白い話で。…日本ごと核で消されていないのがふしぎ…
いきなりテレビに出ていた本人、これは驚かされました。こうきましたか。
気がついたらテラスという流れも面白いです。
同じ変態、というのは爆笑しました。
悪の総帥にたぶらかされて、というのも大笑いします。そりゃそうですね。
…現実には正義の味方の方が大ウソつきますけどね。正義=国益です。グレートゲームのためなら現地人が何百万人餓死しても無問題。無実の人間をたくさん拷問すれば祖国は安全になる。完全に悪の組織。
参謀…ある意味夢ですよね。
こういう作品が載ることもあるんだなあ…

ばさとホタル
指が触れただけで、って最初に、尽くしすぎて何度もふられてるってあった気が…
というか彼氏がいるのになに女だけでプール来てるんですか。
ぐは、その日用事…なぜか大笑いしました。
ドアを開けたらサプライズ誕生パーティ、これは嬉しいですね。
幸せなこともあるもの…でもこれ、公平を考えるとバスケ部全員…マネージャー仕事が増える…彼女にとってはご褒美でしょうね。
そしてこのプレゼント、すごくセンスがいいです。…壊れたり引っかかったりしやすそうですが。
あ、ブレスレットでしたか。
「わがまま聞かせてよ」で…うわあああああ。
死ぬ。死んじゃう。

ミとだけは恋に堕ちない
「死んじゃだめだよ」はさすがに驚きました。
「今日俺んち来ない」「何か襲われそう」…どこに行くのでしょうこの作品は。
新くんも家族に放任されているのを知って、不幸は自分だけじゃない…でも自分はそんなもんじゃない、というような心の動きがあったのでしょうか。
背中の傷とか、さらにすごいことになっていますね。
必要としてもらえるように…
そして「帰らない」って、どうするんでしょう。新くんのところに転がりこむとか?

ニマル横町
鬼…別に実は鬼だったとしても驚く必要ないですよね。
落花生とチョコレート、というか節分ってある意味公害になるんですよね。ぶっちゃけネズミやハトにとって大御馳走ですし。Gさんが食べるかどうかは知りませんが、食べるとしたら一粒で子供が何人大学に行けるか…
熱い豆の攻撃力すごい。というかそんなの園児に与えるな、ってあみちゃんは園児には見えませんが。
うん、いまさら見直すと、小学校中学年ぐらいですよね。小さめの中学生でもおかしくありません。

ディゴ!
さて何を見つけたのやら。
…本当にプロデューサーとの信頼関係がないですね。アイマスのアニメや漫画のPとかと交換したいです。
「ここ見りゃわかるじゃん」…言葉が出ない。ページをめくるのが怖い。
壁ドンで新曲の振り付け…ふふ。
「僕が何とかする」ってできるでしょうか?
何もしない、を信じる理由はない…しかも離れることを承認することは、アイちゃんが女だということ、アイちゃんを好きだということの証拠にすらなります。
どう向き合えばいいんでしょうね。

ニーレモンソーダ
…本当に有能すぎる、どこの企業も欲しがるでしょうこれは。
いろいろな人たちの感情が細かく描かれていて面白いですね。
これは飽きないですね…でも「UFOキャッチャーは貯金箱である」と偉い人が言ったそうですのでお気をつけて。
制御できる、負けず嫌いをあおる、サンクコストをサンクコストと認められない…なんて見事な。
いきなりのトラブル、「大丈夫じゃねぇだろ」はびくっとします。
じっくりと描かれる回想もいいですね。それで「大丈夫じゃねぇ」がよくわかります。
どうするのでしょう、この二人は…

屋先生は杏ちゃんのモノ
声大きいって…
「W」がまんますぎて苦笑します。
最高のデート…今してるじゃないですか、傍から見ると。
条件、どう遊ぶのやら…と思ったらすごい金持ちですねこの子。
ついていって指示…それはそれで面白そうです。いや、ものすごく。特に悪意があれば。
後ろからこれを見ていたら、もうあまりの楽しさに破裂しそうでしょうね。
適度に無視される、というのも苦笑しました。
こんな形でアドバイスもろばれ…いやー笑いが止まりません。
不審者として警備員…まあ楽しいデートにはなりましたね。

叫学級
彼氏の部屋で料理を作る…なんて幸せな。…さて、上手なのか下手なのかどちらなのでしょう。それ次第で彼氏にとっては天国と地獄…
ああいっそ、究極メシマズだけで「絶叫」をやってくれれば意外で面白いのに。実はイギリス人とのハーフとか。
それにしてもえらく複雑な話ですね。

しい!ほしい!
面白い関係ですね。
「だから須藤フキになろうと思って」強烈な気持ち悪さ。
これが好き、で本当にやるんでしょうか…
そしていろいろとからかい始めてしまう、よかったですね、これが「絶叫学級」じゃなくて。
泣き出すのが強烈に引き込みます。それで三人で帰るとか…面白いことに。
悲しそうな表情で「チョコあげてね」…これはたまりませんね、
「小泉くんがほしいの私のチョコじゃないよ」…やられました。
涼ちゃんの立場から読み返してみるとまた…ひょっとして最初から小泉くんが好きで、しかも彼は自覚がないだけで本当はフキちゃんが好きだとわかっていて…いや妄想にもほどがありますが。
お見事、としか言いようがない作品です。
…お願いします涼ちゃんの側からの話を描いてください。

ミにはあげない。
冒頭からカッコイイですね。
ものすごい意地っ張りの女の子、また可愛い。
「誰だよ」が大笑い。
隠したまま死ぬ…いいじゃないですか、恋の極は忍ぶ恋。野辺の煙に…
壁ドンで「だったらオレには」はもうたまりませんね。彼もいいかげんに進展させたいのか…と思ったら「友チョコ」、単なるヘタレに一票。
じたばたしまくるとか、女の子のそういうところをとことん描くというのがすごい。
完全に壊れて、「自分がむかつく」…考えてみると、すごくいい友達持ってますよね。うん。すごい。
そして本番…想像以上に吹っ飛んでくれました。投げつけて、自分でかじったところに…ぐわあああ。死ぬ。
発想が面白いです。とことん女の子の素直になれない感情を暴走状態で描き尽くすとは…


ごめんなさいずっと「ふきあや」って読んでました。たまたま(読み切りのタイトルが読みにくくて)目次読んで初めて気づきました。
本当にいい二人ですね。すごく素敵。
「心を読まないでください」「読まなくてももれてるから」がまた面白い。
競技じゃなく音楽…難しいですよね。
演奏の空気感がまた素敵です。
一人一人をしっかり描いているのもいいですね。
衣装チェンジも面白いです。
一緒に歌って、という呼びかけはうわあって叫びたくなりました。
美咲さんの笑顔がまたすごくきれいです。
自然すぎる「大好き」…いやスラムダンクの…
それで、ちゃんと告白するのではなくコンクール、しかも部長とは…
すごく素敵な作品でした。ものすごく価値が高いと僕は思ってます。次回作もすごく楽しみにしてます!

HIGH SCORE
豚の脂身入りチョコ…クリスマス・プディングはスウェットという動物脂肪を使う、と聞いたことがあるような。
どんどんめぐみちゃんの影響で壊れていっていますねえ。
学校の持ち物検査を抜けるとはすごい。
ちなみにヌンチャクで頭を砕く方法は、不通に殴るとは違う凶悪な方法があるそうです。はさんでつぶすという。
男子に見つかったら…はは。
自爆は大笑いするしかないです。
「21歳まで待って大型トラックで轢け」が大笑い。
握っているリンゴを…すごい、すごすぎる。
面白い恋になりそうですね。そういう進展がこの作品であるとは。

ゥナイトボーイフレンド
すごい…服や、風化しかけたテープなどの細部の質感がものすごい。全体の雰囲気も素晴らしいです。
独特の味がして、これは引き込まれます。
「保志さんもこっち来て」と誘ってくれる…
いきなりテレビ画面がすごい迫力になるのも驚かされました。
名前で呼び合うのも、一機に心が輝くような感じが伝わります。
「よくばりだ」と気持ちの変化をさりげなくいれているのもいいです。
テレビのキスシーンで、キスを意識して…それで涙、このあたりもぞくっとしますね。
彼が追いかけてきて…すごい情熱です。
絶賛されるのもわかります。ただ、若すぎるデビューはいろいろと大変なので…編集部の側も責任重大ですよ?

ョコタン!
強烈なキスシーンの直後に「せつぶん?」は間違えろと言っているようなもんですよね。
それでギャーえっちと大騒ぎされるのも定番のネタですが。
節分の豆…アリマくんに電話するか、家にあるはずの本で…
お互いにごめんと言い合うのが胸が苦しいです。というか節分が2月3日なら、11日後には…気をつけましょうね、こっちは本気で毒ですから。
今回は有馬父が大活躍ですね。いい主治医がいて幸せです。

川先生の新連載…今度は何をしでかしてくれるやら。
雪森先生の読み切りも楽しみです。

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