りぼん2018年3月号感想

全体としてやや硬めの、面白い印象の表紙です。
タロットの華麗さは圧倒されますね。

先月号は目次をミスしていましたか…すみません。
いくつかの作品で、最終回カウントダウン。これはどんな効果になるのやら。

ラブゾンビ!?2(森乃なっぱ)古屋先生は杏ちゃんのモノ(香純裕子)ハニーレモンソーダ(村田真優)きらめきのライオンボーイ(槙ようこ)バディゴ!(黒崎みのり)絶叫学級(いしかわえみ)シュガーの初恋(佐々木奈緒)群青リフレクション(酒井まゆ)アニマル横町(前川涼)みみつきのクロ(かるき春)陽だまりの月(雪丸もえ)フェイク・ビター(柚木ウタノ)ロックアップvプリンス(熊乃すず)HIGH SCORE(津山ちなみ)次号予告

ラブゾンビ!?2
17年とはすごい時間が飛びますねえ。
面白い関係もあったものです。
「何で私にだけつっかかってくるの」…やばい、全部ぶっ壊す一言ですね。
もうラブラブすぎで脳みそ消し飛びそうです。
と思ったらいきなりかみつく、恐ろしいことに。
あの日のように…いや懐かしげに思い返すような事態じゃないでしょ。
で、24時間体制の監視抑制…無茶言わないでください、普通に隔離入院一択でしょう。
…国が金を出す、って軍事利用ですよね。それ以外で国がこんなウィルスに金を出すはずはありません。というか出す国が日本だとは一言も言ってませんね。アメリカでしょ?
「夜はどうするの?」って男の立場で読むと笑い死にです。
そして思いもかけないラブゾンビ化、
どうやってこんな話の続きをやるのかと思ったら、思いがけないことに。しかもアホらしさも前作以上。
楽しみな作品になりそうです。

古屋先生は杏ちゃんのモノ
「何がどーなってそうなんの?」すごい返しですよねえ。
で、作戦開始…先生には説明…してないよな絶対…
そしてややこしいのが…
で、最初からこいつはキミシマンと付き合ってると…このとんでもない勘違い。やってくれました。
この漫画英訳するときにはどうするんでしょう。日本語には主語がないから…
そしてここに先生…絶叫して踊り回りたいほどややこしい状況ですねえ。
…で、誤解が暴走すると思ったらあっさりばらしてしまった…
片思いを楽しもうとする、前向きでしかも秘密も守ってくれるようでめでたしめでたし。約一名以外。
本当にどんなハードルも信じられない方向に抜けてしまう…
そしてラーメンは先生のおごりなんですねわかります。

ハニーレモンソーダ
夢じゃないと気づいて死んでる…
破廉恥と叫ぶには黒髪は良いんですけどスタイルが…
あゆみちゃんの反応がまたすごい。
返事…聞く前に何か起きる方に賭けます。
で、何かと思ったら花に「アイラブユー」…複雑になってきました。
先生には彼女だと思われていた…というかこの会話はかなり生徒のプライバシーに突っこんでますね。
で、こうしてちゃんと返事タイムが来るとは。むしろ意外です。交通事故で次号に続くじゃなくてよかったかも。まあページめくったらどうなってるかわかりませんが。
忠告してから「オレは石森が好きだ」…そして強烈な思い、何度も何度も「好きです」…ここはたまりませんね。

きらめきのライオンボーイ
前髪を頭の上に上げる、という選択肢は?
面白いクラス替えですね。
親切に助けてくれますね、いろいろ。
爪の問題、これはどちらの立場でも厄介ですね。
「友達みたい」は苦笑しました。
男の膝枕堪能して憂鬱とは贅沢なものですな。
やばい…いろいろやばいですね。

バディゴ!
最終回までカウントダウン…大胆なことをしますね。
ガチの決着、これはこれで楽しいですしきついです。
「自分以外は蹴落とすだけの」って人間の本性なめてますね。
決着がつかない、見事な互角ですねえ。
「隣とられたくない」という愛情表現、ここはいいですね。
大人を警戒…まあそれはそうですね。
契約を解除したまま忘れ…根本的に無能だわこのP。そりゃこんなバカに逸材任せておけないと思う姉が正しい。
いきなりカチコミとは、どう利用されるやら。
髪を切ってしまうのは大胆ですがね。バディーズのアイだとわかっても、それでも部外者には変わりありませんよ。

絶叫学級
愉悦するカラーってFateと関係あったんですかこの作品。
妹と同級生で性格がよさそう…でもこの子に兄がいて話してみたら、多分幻想がさっぱりと吹っ飛んで…救いようのない女性不信になるかも。
…兄が死んでいた、さて…いや詐欺を疑う状況ですよねえ…
そして疑惑、さて…って人間の解体ってそんな簡単でしょうか?返り血もすごいことになりますし。

シュガーの初恋
かなり無謀ですよねえ…
全部がキラキラして見える…重症ですね。
弟さんがしっかりしすぎてますねえ。
尊い、は爆笑しました。
いろんなボールを見せて選ばせる、って合計いくらになったんでしょう。
庭とかご飯とか、見事な誘い方ですねえ。
頑張り方を間違えてる、これがまたたまりません。
意外にも来てしまった…ここは大笑いしました。
で、ノートに書いてしまっていた…ぎゃあああ。
本当にこの作品、空気が何とも言えなくて、それで強烈で…ものすごくたまらない作品です。

群青リフレクション
単行本出るの早いですね。
クラスメートを助けるために補習につきあう…それ、成績を上げる最高の方法でしょう。下手な塾より。
「絶対後で復元されてる気がする」に苦笑。スマホだとそういうのが楽ですからね…
実際どーなの、そりゃ気になりますよねえ。
「私が守るから」「ヒマだしな」のやり取りが実にいいです。
ファンだったから夢みたい…
…まあ目撃で済んでよかったですね。パパラッチに撮られてたら…

アニマル横町
ターミネーターでもいろいろバージョンがありますが?最近のドラマとかではどうなったんでしょう。
僕も昔に比べるとすごく固くなっています。
のびるの意味の違いが実に…これ描くの相当難しいのでは?
何をやってこんなに伸びたのやら。

みみつきのクロ
問題…確かにたくさんありますね。
はらはらしているのをよそに楽しんでいる…
…これだけいろいろあって、誤解を呼ぶ言葉だけを聞かれるとは。まるでマスコミを敵に回した政治家のよう。
飼い主か永遠のパートナー、両極端ですねえ。
そして猛烈なほどのキスシーン、色香まで爆発しています。

陽だまりの月
「こいつのこと傷付けたら許さない」嬉しい言葉ですねえ。
ここでちゃんと忠告もしてくれる、「世間的にはただの男女ってこと」とか。まさにいいひとレベルカンスト。
家以外で…よっぽど言われたんでしょうね。陽菜ちゃんが言われたと同じ事をきつい形で。というかネットのどぎつい言葉を生で見せられたとか。
そしてこのいいひとカンスト…「ヤキモチ?ダレに?」が苦笑。
学校も辞めるとは…
家族が無理、というのがどういう意味か、読者には丸わかりなんですけどねえ…

フェイク・ビター
ファーストキスの失敗…男の子も傷ついたでしょうね。
実は別れている、でも四人だから、というのも面白い状態ですね。
いやそれ、志貴くんはりりちゃんが直也くんのことが好きだからじゃ、と疑うのでは?
スケート場でのキス未遂、これもほかの三人はどう思ったのやら。
犬を抱っこ…うわたまらん。…おしりがきれいだったらいいなあ。
痴漢にあったときの彼の助け方がうまいですが…
「はじめてはグーパンだった」が苦笑。
ストレートにチョコを渡して告白、ここまでストレートにやられるとたまりません。
そのままベッドシーン直行は苦笑するぐらいの甘さと熱さ。
圧倒的な実力がしっかり伝わる、いい作品でした。次の作品も期待しています。

ロックアップvプリンス
プロムという概念も、だいぶ日本に定着してきたでしょうか?
好みの服が当たって、すごく華やかな世界。女の子の最高の夢ですね。
男の子の夢?わかってるでしょ?
おもちゃじゃない…いや、おもちゃなんですが。
「俺が本当にゲームのキャラなら」ここがすごいですね。
ここで選択肢が出てくるとは…
そして現実に戻って、本当に現実に。この手があったか、というぐらいに強引な。
とことん王道で押し切る、とても素敵な作品でした。次回作も楽しみにしています。

HIGH SCORE
多摩先生は結構久しぶりのような気が。
鼻にそんな強打食らって生きているのは、彼が異様にタフか彼女が手加減してるかですね。
後頭部…やっぱりタフなんですねえ。
引き出物のカタログはありがたいですよね。歳暮中元もぜひそれにしてほしいもんです。というか贈答なんてこの世からなくなってしまえ。
さらにネットのコードだけだったら質量はゼロに限りなく近くなりますね。
腐れチョコ…本当に腐った女性陣は別の解釈を思想です。
チョコプリン、よほどおいしかったんですね。

月号は大詩先生に優月先生の新連載、さらに牧野先生の読み切りまで…もうチョコじゃなくても鼻血出そうです。

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