りぼん2022年5月号感想

 

なんというかものすごい表紙、としか言いようがない。あれを相手に埋もれないためにはこれぐらい必要かも。

付録がブランドとのコラボとは贅沢です。

ハニーレモンソーダ(村田真優)おうちにかえろう(香純裕子)レオと三日月(木下ほのか)ハロー、イノセント(酒井まゆ)初×婚(黒崎みのり)吸血鬼と薔薇少女(朝香のりこ)HIGH SCORE(津山ちなみ)キスで起こして(春田なな)るるてる(こきち)春雨と恋もよう(行村コウ)アニマル横町(前川涼)絶叫学級(いしかわえみ)放課後は君の彼女(佐々木奈緒)君観彩の恋(大詩りえ)まんがみたいな恋がしたい♪(池田春香)次号予告

ハニーレモンソーダ
体育会、そういうのもコロナは封じた…この着ぐるみに関係する膨大な需要・商売も…
三浦くんがダウン…ちゃんと引き継ぎも、有能です。
それで羽花ちゃんがその分もかなり背負い込む、心配ですが。
射手矢くんの頑張りは胸を打ちます。
女子どうしで楽しい、を彼女のために…なんつー愛情。
わたあめとオレンジ…なんという思いやり。
告白もすごいパワフル。
ビデオメールがまたすごい。
で、ここで…タイトルロール。
本当に無理にも…
抱擁は本当にものすごい愛情がこもっています。
無理しすぎですけど…

おうちにかえろう
ベッドに引きずり込まれる、これまではなかったんでしょうか、と思ったら彼女になったから…うわあ甘い。
これを見てしまったらそりゃ家族会議ですよねえある意味。
一瞬怒って笑顔、なぜか笑ってしまいます。
昔の彼には苦笑。
なかなか二人きり、どころか両方別の異性とばかり時間を、これも笑ってしまいます。花音さんは何を考えているんだか。
インタビューは…これは大笑いしました。二人ともどんなつもりで見ていたんだか、
そしていきなり暴走する…やばい、と思ったら「何を仰って」、こうくるとは。
意地悪のつもりだったとは…それを感じないことこそ最強の…お願いですソシオパス系と接しませんように。
そして自分のことを話してくれる…
「いえ全然」もすげえ。どれだけ心がきれいなんだ…
そりゃ重いですよねえ。今回もまたすごい。

レオと三日月
ごまかしているのがかわいくて。見え見えでしょうね。
声で出てしまう、壁ドン…喉から変な声が出てきます。
聞いていない二人の世界、これは苦笑します。
で、部室を奪われて…で、こういう新キャラの出し方は面白いですね。
袖をつかんでいい、というのがまた火を吐きそう。
潮汐というのも実にややこしい。潮汐と月に関係があるから、月の満ち欠けは船に関係することにとって死活、それで太陰暦は歴史上重要でしたし、今も月齢があちこちに載ります。
すごい言葉の交換…うわお。
ダークサイド…それってロックの名盤では?
兼部、さてどうなることか。他にも増えてほしいものです。

ハロー、イノセント
「その奥でしっかり反応を見られてた」…この水準の高さ。
キメる、なんという無謀なことを。
「1秒毎に入れ替わってる」というのもすごい言葉です。
イニシャルが一緒、ってもうなんだそりゃ。ここでコンテストの件で声をかけられる、ここもうますぎます。追い詰めるとしか言いようがない。
…「夫婦漫才にしか見えない」はとどめにもほどが…もういつその時が来るか…導火線どころじゃない…
「できる?」はもう地下核実験状態。地球の反対側から地震計で分析できる。
「どういう意味で」と追い詰めてくる…あかん、もうボタンは押されて全世界に大陸間弾道ミサイルが飛んでいる…

初婚
彼女が順位を気にしている…
冷静に計算できている、頼もしいものです。
分析中バーが実に面白い。そして…苦手分野…はは。「すごーい俺には言えなーい」がまた大笑い。
カップル人気投票、また大変なことに。
恋人ビンゴ…ひでえ。
残っているのを見ると性格がよく出ますね。
彼女に多くの不安がある、…今更になって彼女の心を考えるようになる…この作品全体、彼の立場から見直したらさぞ面白いでしょう。
さらに「初にふさわしい彼氏に」とまで開眼。
指輪、それも婚約宣言…うわお。で、伝わっていない…金銭精神とも膨大なコストが…まあ彼のこれまでの所業のせいでもありますし。彼女の心の底の恐怖もありますが。
と思ったら最後にやってくれました。彼女が聞いているところでやれと。
その点でも18歳成人って大きいですよね。

吸血鬼と薔薇少女
五年時が飛びましたか…みんなそれぞれ幸せそうで。
さて、結婚式の準備はどうなるか。
どんなどんでん返し、と思ったら普通に帰ってきましたね。
いろいろと大変、二人きりの時間はなかなか…「やる事が多い」がなんとも笑えます。
このすれ違いから破局するカップルってどれだけいるのか、と思うほどリアル。
「色んなこと」ってほどがあるでしょう。ウクライナやミャンマーを思えば、ほかにも僕が知らないいくつもの国…
まあ通じ合ってよかったですが。
丁寧に、やや静かに描き出す…とても静かな弦楽四重奏のような結婚式。
実に力の入った、よい連載でした。お疲れ様です。次は番外編、その次の連載はどうするのか、さぞ大変でしょうが…
最終回の記事がたっぷりなのもとても贅沢です。

HIGH SCORE
また人間から遠ざかって…武士といっても実にいろいろ。士分というだけでも相当高いです。
いや江戸時代も長いですから…
ダンゴムシで大爆笑。
次は泉水くん、と思ったら「顔面美少女トップ3」に大爆笑。
風呂場…いや見るのは男ですが。家に風呂があるってかなり上…
「大天使とか」ってすごいこと言ってますよね。
カタツムリもコンクリートをなめますよね。
最後のツッコミがひどい。茜丸、は永久に人が無理なのでそこまでじゃない…

キスで起こして
修学旅行、今年はできるでしょうか…
期間限定彼女なのに、…「首突っ込むな」が利口ですよね。
萌華さんの攻撃、そして部屋に行っていい、と、もうヒリヒリしてきますね。
あきらめているって…
事前に言われてる、ひどいにもほどが。
「満足させて」がどれだけ大胆な言葉かわかってるんでしょうか。
こっちのカップルはうまくやってますけど…さて部屋では、次を期待させてくれます。

るるてる
音夢くんもお気の毒に。
さてどんな不可能に挑むのやら。
狼男、これまたどんなことになるのやら。
で、学祭…音夢くんも踏み出しましたね。
やることいっぱい、ってできてるからこそですよね。
二人で乗り越えているところがかなり丁寧に描かれています。
しっかり助けてくれた、いやファンの女の子たちはこれに嫉妬したりしないでしょうか?と思ったら案の定…うまい。
で、延期…狼男…嫉妬…うわあ楽しみ。
音夢くんも叶空くんも、動きが早い。
で、狼男がこういう形で使われるとは。そしてこの告白に…
さて次どんなふうに話が動くやら。狼男を見てしまったことも…
すごく次の選択肢が多くて楽しみです。

春雨と恋もよう
大変ですね…本当に日本の家庭至上主義は…
反抗期、と見られるのが苦笑。
「あわわわ」からの流れは苦笑します。
フリーになったら、もう笑うしかないです。
説明って教師と生徒も?
なんかわかったようなことを言ってる子もいますねえ。
「美雨の百面相」って彼女のことしか見てないんじゃないですか。
ぐお、「清春君は違った」ここ卑怯。これで落ちない男はいない。
そしてアニメから学習した花、ここは胸がいっぱいになります。
で、とうとうブラコン丸出しに…あああ。楽しそう。

アニマル横町
愛され…どうなるのやら。いやオチは見えてますけど。
普段出ない人たちもみんな出てくれたらうれしいなあ。
ノド…ああああ。
他作品のキャラ、これもありますよね。
…Dr.スランプでの作者…
全員集合はありがたいです。さて誰になるのやら。しめきりと発売日がほぼ同じ、ならその次かまた次か。

絶叫学級
理想的な美女。この彼女がどうなるのか…さらにお似合いの彼氏。
と思ったら、こんな危ないことを…ソシオパスはスリルを求めますからね。と思ったら、この反応はまあそれほどひどくないですか。
何事もなかったように…うわお。
で、いじめる理由は、彼氏の本心を知って…これはうまい。
駄目なところ…これは壊れますね。
それでこの復讐、いやすぐ屋上を修理しないのが悪い。というより、学校が鉄筋コンクリート化された最初のモデル建設から、屋上というものの存在が間違っていたのでは。あらゆるビルで。
ドーム・ヴォールト設計のほうが少ない素材で頑丈にできるはずですし。

放課後は君の彼女
マラソン大会もあるんでしょうか。
乗せられて…
振り付けで苦労する、これは大変な。
それをみて「俺らもちゃんと練習」これは疎外感感じますね。
動きを覚えるの、正面から見るのと後ろから見るのどちらがいいか、それが問題です。
倒れなきゃいいんですが…
二人三脚の練習、ってもういちゃついているだけに…
「そんなわけないじゃないすか」の嫉妬の表情がまた。
「心配なんです」までの言葉もまたいいです。
あっさりいいよ…
「ちゃんと話そ」からも、あまりに直球の連発でこわい。
宿題まで…倒れないように。

君観彩の恋
恋する乙女は大変ですね。相手がどんな人か知ったら、賛成するまでのハードル死ぬほど高そう。
「仲良くなれてうれしかったです」…やってくれる。鬼か。
母親…こちらから見ても警戒感強いですよね。
頭を下げるって…ものすごい他人言葉なのが…
ひとりごと、というのはうまいですね。
で、青…
母親を抱きしめるの、これは感無量ですよね。あまりにも報われない…
ここで告白…そしてどうなるんでしょう、これから。
ここにきてものすごい作品になってくれました。

まんがみたいな恋がしたい♪
信じ切っている律くんの表情が素晴らしい。
自分が書いた文章を音読する…僕もその癖があれば少しはましになるでしょうか。文字を減らす推敲はやるんですが。
読んだらネームも…文字の大きさやフォントの指定、というのも上級技術に。
あ、呼び出しておいて笑っていたとは。思っていたよりすごい。
なんというかくすぐったいぐらい気持ちいい作品です。

月号は中島先生と、ショートの新連載…33ページなら感想必要でしょうかね。

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