りぼん2023年12月号感想

少し戸惑った表情が面白いです。暖かな感じも今と合ってますね。

ふわふわのポウチも面白いですが…汚れやすそう。

表紙の厚さと高品質印刷で一枚イラスト、これは考えたものです。

青に落雷(虹沢羽見)初X婚(黒崎みのり)絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される(朝香のりこ/*あいら*)ハニーレモンソーダ(村田真優)HIGH SCORE(津山ちなみ)腐っても初恋(梨乃あり)レオと三日月(木下ほのか)花火は醒めない夢をみる(中島みるく)アニマル横町(前川涼)キスで起こして。(春田なな)キャンジャニ∞(星屋ハイコ)絶叫学級(いしかわえみ)映える恋とか知りません(柚木ウタノ)ほっとけないよ九条くん(みかづき唯)推しぴ症候群(小林ユキ)次号予告

青に落雷
「私の事 好きなの」と頭から爆弾を…
そりゃこれ言った側は殺してですよねえ。
隣の席で避けるって無理にもほどが。
男側の友情も楽しいです。
そして動き出す、それこそいい音楽がつきそうな。
追いかけっこも楽しすぎます。とても好きな展開。
先輩…女神としか言いようがない。
「倒して」にこれはすげえ…そして学校中大騒ぎ。これはみんな楽しすぎます。…祝祭、原始時代の人間が秩序や宗教を作るのがこんな騒ぎ、という気さえします。
そして…「好き」と一言、なんの飾りも余計なこともなく。
完璧、としか言いようがない。ものすごい作品になってくれたものです。

初X婚
踏んだらとても痛い転び方をしそうなものがたくさん…
ないのはケトルベルだけという感じも。
叶わないと苦しい…うわあ。
とうとう転科…そして親との過去から丁寧に、質高いですね。
近代システムと恋愛、それ自体が結構重いテーマかもしれません。近代以前の騎士道文学の恋愛。小説の歴史そのもの。エロイーズ。恋愛を禁じる軍から学校の論理とキリスト教。ある意味イデオロギーと言える自由恋愛結婚による家族と、愛国心・総力戦の関係。プロムという慣習。恋愛で結ばれた夫婦と親子の愛、それ自体がもしかしたら近代という支配システムのための人工物かも…
「みんなと恋バナがしたいっス」から踏み出して…
すごろくまで作ってきたって…
そして一番勇気がいることを最初に話す…
笑顔の人と無関心な人、そして…なぜ初ちゃんは思い切り笑顔。
そしてこのとんでもない会話…恐ろしい。
で…本当に告白するとは。公認の野次馬というのが面白い試みです。
何とも言いようがない…
そして最後にこう来たかと。お見事、という以外ない。素晴らしい。

絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される
一転して女神として崇拝される存在に。皆の手のひら返しは笑いも出ません。
今までやってたことを明るみに出して完全に破滅させるべきでは?それは無理?
背中に傷がある、これは素晴らしい色気ですね。もともと女の背中はとても美しいんですが。
そりゃ「お前には価値がない」と徹底的に叩き込まれてきましたからね…
自分を守る術を学ぶことから、これはいい思いやりです。
基礎体力、それはそれで人を変えるでしょう。ただし洗脳にも使えますが。
同じ気持ち…
で、いきなり連れ込まれるとか、油断しすぎですねえ。護身術をなんのために習っているんだと。
強硬手段…本当にやったらどういう事になるのやら。撤退も何も顔は見られていますからどんな制裁でもできるのでは…
「自分が傷つくことで傷つく人がいる」これはうまいまとめかたです。

ハニーレモンソーダ
猫から彼の匂いが、これはたまったものではないですね。
ノックで開けたのが彼、「ありがとうございます」は爆笑。
猫の夜中の運動会って不思議ですよね。
それでキス…うわお。よく我慢できたもんです。
「石森家のことが知りたい」…うわあ…
いろいろなことをしてますね…疲れません?
時間を埋めるため…
金髪にした理由を丁寧に問われる、これはきついものが。しかもかなり愛情もあるのが。
そして両親も名前呼び、うわあああ…
父親についてとても正直に…
「あの頃の私に」という言葉、このあたりの透き通る美しさには圧倒されます。
で、これをやってきますか…うぎゃあああ。
ああ、今家に六法全書様がない…買うかな…図書館で調べるか(どうすれば父親と縁を切って石森家で、さらに結婚年齢になったら結婚できるようにできるか)…

HIGH SCORE
あ、クイーンの会に対抗して…
そのためにいろいろな大会に、それができてしまうのがエリートども。
マントヒヒのお嬢さま?で、なにこの大笑い。足腰立たないほど…
もう会を崩壊させるほど…さらに上まであるんですか…
笑いにかなりつられました。
50ってそんなにあるんですかい…

腐っても初恋
ロミオとジュリエットそれぞれの名前の語源いろいろあるんでしょうね。
なぜ男同士のラブストーリーが劇として認められる…いやそういう名作劇はあるんでしょうけど。
もや…女とばれない限りやばいんですけどね。
苦じゃないは苦笑。
下校時刻を破ると…なんでここまでシビア。
99歳なのに「ネズミが3匹」は大笑いしました。
「敵に一人で」がまた大笑い。
手をつないでしまって、どう気持ちが動くか…何とも言いようがない。

レオと三日月
ギャル化?
渋谷や原宿に簡単に行ける地域だったら…調べたらプラネタリウムは結構ありますね。
距離宣言…
月の石を触れるというのも贅沢な。ものすごい高価。
琴ちゃんのことばかり、そりゃ…背中を合わせて「聞いてやる」がかっこいい。
次、と言ってくれる…でも逆にそれが非難される、面白いというか難しいというか。
「ソレ親友か?」はお見事。そして「思いっきりぶつかって」…ため息が出ますね。
大声出すなあああ。
経験者チェックは申し分なし。よく調べましたね。
「もう一度なりに来た」ときましたか…
やっと本音を言ってくれましたね。
「とるよ!」もすごくパワフルでかっこいいです。
とにかくひたすら熱くてパワフル、むしろこのネームを通した編集部がすごいぐらいです。

花火は醒めない夢をみる
色々な記憶がない…
そして転生を告白してしまう…いや精神病の診断書なんて守秘義務の極みでしょうに、なぜ入手できるんですか?
とんでもないことを、でも…どちらが真実なのかわかりません。彼女を壊すために診断書も本も…
今の技術なら本を…僕ならお金と人名やあらすじもらえば有給取って4日で中身を書き上げられます。できる人は多いでしょう、「なろう」の速筆で文章の評価が僕より高いアマチュアは何万人も。さらに数十万円あれば商品になる本と変わらない製本ができるはず。さらに図書委員を抱き込んで口止め料払ってカバーとシールを偽装する…今は非接触タグが面倒でしょうか?
あるいは、同じ世界で前世を生き、オリビアの悲劇を見ていた人がこっちで以前に書いた小説、ということも十分あり得ます。
信じる…何を?
もう何もわからない、あまりにも根底から破壊された…

アニマル横町
何があった、というより親はなぜ飛んでこない。
作者本人の希望で代替画像…そこまで。
どれほど徹底しようが近くから来るのは止められませんよね。
至近距離で見てしまう…そりゃもう合理性の極みですからねえ。
というかこんな絶叫と大きい音が繰り返されてるのに来ない親…
実況、そりゃ楽しいでしょうけど…殺生ですよ?
僕も殺したら念仏は唱えます。
幼稚園児にネット接続を許してるって…
消滅って床は大丈夫でしょうか?
実は多数いたというオチがひでえ。

キスで起こして。
「いいからこっち来て?」は笑うしかない…
2人でまったりってどこで?…大丈夫?
りんご飴、楽しそうですね。
「まぁまぁおひとつ」は爆笑。腐女子が鼻血吹きますよ?
絶叫、全然平気じゃなかった…
「触ったら」…さあ●は何でしょう。殺とは限らないですよね…坑でもいいですし。
なんだかんだいって楽しんでますねえ。
そして二人ずつ…まず隣に、そしてしつこく責めるようなことを…
後ろから抱きついて…「自分から傷つきに行くなよ」が大笑い。ひでえ…完全に忘れてる…

キャンジャニ∞
告白されてばかり、で…そんな軽い気持ちで告白していいんでしょうか。ひどいめにあうがよい。
おとしてみせる…なんか変なことに。
みんなとっても充実してますねえ。
胃袋…また面倒なことに。
「今が初めまして」というのはうまい言葉ですね。
で、「気持ちを伝えてくれてありがとう」は素晴らしい。まあ悲しいことには変わりないですが、違いますよね。

絶叫学級
色々なものが見える…
死なないとわかっているから…ええと、別の予知能力とかは?
霊が警告してくれる、そしてシリアルキラーにつかまって、でも「死なない」という確信…
社のとんでもない怪物を使ってしまった、さらに死ぬことも予知できる…
この怪物はまた出てくるのでしょうか?
どうなっていくのやら。

映える恋とか知りません
着替えがあったのはよかったですねえ。
変身したらすごいことに…
三人で撮影、っていろいろ契約とか…
撮影、ものすごい表情ですね。
それはぜんぜん自然じゃないと思います。宝塚でトップが決めるポーズじゃないですか。
「あたしだけを見ればいいよ」…というかこれにつきあってるカメラマンさんも大変ですね。
今フィルムを売ってて現像できるところってどれだけあるでしょうか…
試しに撮ってみる、また楽しいことに。
偶然撮れてしまったスーパーショット…
「壊れないか」って何でしょう?こわいんですが。
で…この写真、どういうことなんでしょうね?

ほっとけないよ九条くん
ものすごい頭身の女の子ですね。
とんでもないドジと九条くん…化学反応どころか核反応起こしそう。核反応のさらに上の物理ってないんでしょうか。いや、この物理法則の世界で「対消滅以上のエネルギー貯蓄法は存在しない」と証明できるでしょうか?
ものすごい攻撃力になってますね。
で、ぶつかって王子様に…三階の窓って普通に死にますよね?受け止めた方が超人なのでは?

推しぴ症候群
「同担攻撃して」…はは。
本音と建前を間違えるのは大笑い。まあばれてますけど。
で、オフ会…えらいことに。
思いっきり語りすぎて引かれた、と思ったら…これはうれしい。
パパの店だからお金持ち、とは限らないですよね。まあ資産があることは確かですがコロナでえらい目に合ったでしょうし。さてどうであれば「金持ち」なんでしょう。預金か、総資産か、それとも事業の将来性か…
「だれでもイラッとするでしょ」と言ってくれたのはありがたい。冷静に客観的に考えてくれるなんていい友達で。
雑用…大変ですねえ。
声優…台本配信…いろいろな工夫がありますね。
さてどんなのが送られてきたか。
なんかすごいのが二ページずつ繰り返されますね。
エピソード100って、それで寝不足?
で、台本を読む告白…
うまく心の揺れを描いています。

月号は新連載、また「推し」関係ですか…
こきち先生の本誌復活はとてもうれしい。

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