りぼん2024年9月号感想
ちょっと彼女らしくない表情。少しためらいがうかがえるのもいいです。
付録の真っ白もびっくりします。すごく大胆なデザインですね…高級ブランドのよう。
相変わらず分厚い…
ハニーレモンソーダ(村田真優)青に落雷(虹沢羽見)初X婚(黒崎みのり)えんじぇるめいと(こきち)絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される(朝香のりこ/*あいら*)僕のこと推してよ(瀬川あや)となりはふつうのニジカ(ちゃん)(柚原瑞花)拾った戌井くんと恋をする(行村コウ)映える恋とか知りません(柚木ウタノ)絶叫学級(いしかわえみ)いれいすハウスへようこそ!(こきち)ほっとけないよ九条くん(みかづき唯)まじめにふまじめ(たしろみや/文川よしみ)アニマル横町(前川涼)腐っても、初恋(梨乃あり)さよならミニスカート(牧野あおい)HIGH SCORE(津山ちなみ)7億年のしるし(紅斗)次号予告
ハニーレモンソーダ
パニックになるぐらいの幸福感が伝わります。
そして落ち着いても天国のまま、と。
二人の簡単な紹介、何とも言えない雰囲気です。すごく短くて鋭い詩のように。
距離を置く…なぜ?
ここで新しいキャラ?ずっと色マスクをしているのも面白いです。
噂をしているところで「ハイスペイケメンと」とメール、やってくれますね。戻ります?
女子慣れしていなくて可愛いの連呼、どういう人なんでしょう…
ネックレスが切れて、あっさりと飛んで取ってくれた…いや推力重量比が高いんでしょうねえ。
突然、マスクを取って…ここも少しハラハラさせますね。
青に落雷
大学相手、すごい話ですね。
大学生の彼女…はは。
役に立たないと、と一生懸命になってたら男子に注目されている、これも面白い。
…で、これだけのろけてた彼氏が、そっちばかり見てる…笑うしかないです。
ほめるとほめるほど嫌味になる、というのもなんというか。
「女子高生ナメないで」はかっこよすぎて。
「本気だったよ」からの言葉もすごい。感情がすごくうまく画面に乗ってます。
初X婚
あかん…
早くもこういうすれちがいは笑うしかないです。
「新婚ボケが面倒な方向に」も大笑い。
うわめんどくせえ…不倫を狙う人たちから見ればコンスタンティノープルの裏門…
夫婦喧嘩というだけで話題になってしまうのも大笑い。
同性婚、自民党というのもそういう点ではとことん頑固です。いや日本の支配層全体かも。
世界中に見られる、それがどう影響するか…うまく仲直りのタイミングを外してくれます。
プロポーズ…結構きつめのタイムリミット。…敵は完全に消えているでしょうか?
「誰かのためじゃなくて」…まあ進化で説明することはできるんですけどね。
リタイアしてまで、というのがすごい。その時…絶望的です。むしろマイナスの可能性のほうが大きい、反民主主義と権威主義の趨勢…反同性愛で統合する国の多さ…日本指導層の強烈な感情。
これで事故ってえげつないことをしますね…
本当に死なせて終わりにするか、記憶喪失であと二年ほど連載するか、それとも十年後に目が覚めるオチか…
えんじぇるめいと
可愛いのに暴力的なことを。
黒板、さえも夢だったという…
点数と順位…うわあとってもディストピア。そりゃもう、あの神聖四文字というかEの次四文字野郎が作ってる国ですからねえ。
願いを叶えてもらえる、って許される願いは一つしかないんじゃそれは願いと言いません。
全員が敵同士…うわあ。
両親が仲が悪かった…病気なのに周りの大人が外れしかなかったという不幸。
天使学の基礎…うん、あれとかそれとか…黄金の夜明け系にはいかないですよね?
争えない、というのが弱点になってどうしようもなく…逆にそういう点基準しかない、とことん最悪の人格の持ち主が勝つようになってますね。
「自分を好きになるために」って実は問題をずらしてますね。
いや人を蹴落としても得点が落ちないとしたらこの世界…あ、ちゃんとそれはありましたか。
「虫唾が」はは…隠された悪意のほうが怖い、と。
この絵柄でこれなんですからそりゃたまりませんよ。甘いのにアルコール度数すごい強いカクテルのようなもん。
絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される
なんかどうしても苦労しますね…
人が苦労しているのを見ると…
登場シーンの華やかさはすごい。
美術品、オークション…また嫌な予感が。というか誰かつきっきりで護衛させないと。
相手を理解するほど賢明にやっているのにその上の悪意、救いようがない。
嫉妬を謝るってどれだけ…
さらに面倒な陰謀がありそうな。陰謀を押さえる力がまるでないという…
僕のこと推してよ
思わず抱きしめてしまう、それでどうするのか…
同じ顔が目の前、まだ誰なのかわかっていないのが面白い。
車に詰められるときに誰にも目撃されてないですよね?
差が歴然、ってそりゃ努力の総量が違いすぎますもの。
ドアを閉めて初めて実感するのが面白い。
テスト…手を合わせました。終わった、というのがとてもよく伝わります。ご愁傷様。
また拉致、というか逃げていたのに何でそんな権力と財力が。
ピレたん…たまらん…
宝石と言えばブラジルに(以下伏せます)
おかえり、とあっさりと。
仮面をつけて「笑わせないでよ」…はは。で、きついことばかり言って戻る気はない…
で、泣いている?
思ったよりハードな話になりそうで。
となりはふつうのニジカ(ちゃん)
そういう新しい商売ができたのが今の面白いところです。
ドキドキしすぎて調子が悪い状態、というのもじっくり描きますね。
入れない子が多いですよね、この企画。というかクラス自体が。
「ケンカ売りに」は苦笑。
「ただの自己満」といえるのがいいですね。
「だまされてみてよ」、というかメイク系マンガのパターンですよねこれ。
さらにこっちは男装してみるとか…
もともと顔が整ってスタイルがいいんでしょうねえ。
橘くん…うわお。
みんな結構面倒ですよねえ…
拾った戌井くんと恋をする
赤の他人アピールって無理が…大丈夫か、と思ったら、「叔父さん」とか彼の背景に。
結構高い熱ですね…保険とか大丈夫でしょうか?
ぬいぐるみだらけは苦笑。
お世話…ああああ。
おかゆモードのできたてを急いで食べたらやけどどころじゃ…
あの夢のエンディングをどう変えろと…でもエンディングを変えろというの、この間見たとある悪夢には有効ですね。ありがとうございます。
「拾ったペットは」と…すごい会話。
…起きてから大惨事の片づけ、さぞ大変だったでしょう。
と思っていたら「同級生に同居がバレました」と。お見事。これはうまい。
映える恋とか知りません
ドラマ出演…かなり畑違いますけど大丈夫でしょうか?
追われるように、というのは苦笑。
台本を届ける、それからどう動くか…
届けに来て感動の眼で見回す…うん、新鮮。
さて、どんな問題があるか…うまく興味を引いてくれます。演技は本気で…相当濃厚な…
本当にしっとりしたラブシーンでした。見せつけられる彼は…
じっくりと世界の違いを思い知らせる、やってくれますね。
「あたし触れる距離にいるよ」がすごい。
「もう一口」と欲張りに…どうなるのか、これは面白い続き方。
絶叫学級
未来が見える、今は死なない…
また力を使ってしまう、で…未来に戻され…
なんというかとんでもない性格ですねえ。
あれだけのトラウマ、まともに生活できればいいんですけど。
あんなことがあってもやはり死ぬ、というのは殺されたんでしょうかね。
いれいすハウスへようこそ!
「軽率に推してね」が大笑い。
個性とかじゃないこれ…
小さくなっているのも大笑い。
かわろうとする皆にツッコむのがまた楽しい。
キノコが滅んだら…結構世界が危ない。木材腐朽菌の存在ってすごい大きい。植物の多くが土にならなければ、肥料分の循環が崩壊する…
これでカレーを作るという無茶…
これは出られませんね。ひっくり返すことは…
寿司をそのまま入れたカレー…うわお。
ほっとけないよ九条くん
そりゃ魅惑のサンバなら自然に合いますねえ。
野菜を刻む、やっていることが地味に超人。
回転で火をつけたり暖めたり、もう何と言えばいいやら。
そしてカレーはすでにできている…
滋賀県…器用なことを。
まじめにふまじめ
今の炎天下は運動禁止ですよねえ…何人の犠牲で…
優しくされているのに、やはり嫉妬している、さてここから…
ボーリングというのも面白いです。一人では事実上できない、大規模な設備が必要。皆で遊ぶ、そのためにあんな巨大設備。『孤独なボウリング』という本になるぐらいに人の集団と関係が強い。
フォローされてる、とおもってまじめすぎる自己紹介…
というかこういう、制服で遊ぶ…寄り道か一度帰ってかはともかく…のが容認されるって結構校則緩めですね。
「くそチャラ抑えな」が苦笑。
「好きなのバレバレ」…はは。
ジャンプ、と言われて飛び込んでしまう…すごいことを。
これで「勇気出た」というのがとんでもない。
諦めるって…おま、おもいっきり尻触ってんじゃない…
アニマル横町
本当に暑いとかそんなレベルじゃない…今停電になったら千万単位が死ぬ…
ネッククーラーがあってもマフラーしてたら意味がないのでは?熱は移動できても逃げ場がなければ。
「初めて見た」は苦笑。
昭和のかき氷がいい、ってそれじゃ潰れるから…
大量に食べてしまって寒くなっている、思わず大笑い。
外気を浴びた瞬間…本当に今朝、洗濯物を干そうとしてベランダに出た瞬間、オーブンかと…
皆さんも本当に熱中症に…
腐っても、初恋
なんだこの扉絵というのが正直な。
二人とも壊れすぎで大笑い。女言葉とか侍言葉とか。
女湯…おひ。
で、のれん…ああああ。
タオル巻いたままのぼせるとかなんという器用な。
「責任を持って結婚しよう」が爆笑。
二人とも鼻血…なにをどうしたのやら。と思ったら鼻血噴きながら見ないで着替えさせたと。すげえ。
二人とも…うわああ。
さよならミニスカート
無関係…可能でしょうか?人間性の相当部分を削除しないと。女子全員がこの漫画と無関係になった世界は、もう人間の世界ではないのでは?
ただし、女児割礼とか幼児婚とか悪すぎることはちゃんと禁じ、禁止を有効化することは可能でしょうけど。かなりの権力による監視・警察力の拡大を容認すれば。インドの精神を完全破壊せずに、かなり寡婦殉死を減らすことは一応できています。
異様に手が細かいのもこの作品の特徴の一つ。
「そういうのはなし」って逃げ場を奪ってるんですけどね。
女子側、男子側、きっちり言葉にして積み上げる…逆に、人間は宗教(国家・軍隊・ある種の企業も同様)か攻撃的差別、特定階級の虐待がなければ精神が持たない生き物なのでは?
「男の漫画雑誌は当たり前のように」…それが言えるのは、不思議なことに女性が金と力をある程度手に入れても、男の裸写真が売れないという現実があるからでもあります。だからお互い様、欲求なんだから仕方ない、にならない。
性欲の存在を否定しきることはできない、でも誰も傷つけたくない…深刻ですね。
全部嫌いになっていた、それが…さて、ここからどこに落とすのやら。
汚い、というのも人間の呪いですね。穢れ…インドのカースト制度、旧約聖書の律法、日本の神道…呪術、根源的な魔術、宗教、さらに法と正義感に直結する。それが変に動けば、ゴキブリだとラジオで聞いただけでルワンダで二百万人を殺せるほど人の心を動かす…
まだ全部見ている悪意がある…書いてて楽しいか、というか単純にリストカットを見せつけているだけにも思えますけどね。というかこの「全知全能の悪」ってこの作品に必要でしょうか?普通の人間の悪を掘り下げるのがテーマなのに。
「不同意わいせつ罪」と、法律の話にする。それだけでも相当大きな違いなんですけどね。法は子供たちの世界に入れない、入れた者は裏切り者だ、という感情。
学校・子供集団・部活など・家庭・芸能界のアジール状態を解除し、刑法がちゃんと適用される、というだけでも相当な違いにはなるでしょうね。ただし警察力が暴走する可能性もあります。
もう解決したのにまだまだ掘り下げる…なんというか無限大の憎悪を感じてしまいます。
あまりにも際限なく心の底の悪意を掘り出され続けると、洗脳する気?あるいは完全に壊す気?という恐怖を感じるんですが。カルト教団や連合赤軍、あるいは…そう感じるのも僕が悪だから、…まずい、疑心暗鬼。「俺はこんなに謝ってるのに、お前は俺を心の底から悪だと責め続けるだろ」と思ってしまう。そうなると互いに敵意が増幅され、どこにも着地点も落としどころもない…
HIGH SCORE
これってすごく傷つくことなんですが…赤ちゃん、ですむ?
「悪口今までに5億回」「貴重な恋人達の時間に」は笑うしかないです。
どう見ても親友ですよねえ。プリンとか。
木を殴りすぎると枯れることがあるのでやめましょう。
武器が通じない…
「万が一にも男女の関係にならなそうで」は苦笑。しっかり彼氏してます。
いや普通に格闘技系の部活でめちゃくちゃに鍛えればいいんですが…
本当に筋肉操作可能な体になったら常磐津の対象に入ってしまうじゃないですか。
実戦っておひ。
7億年のしるし
すごい画力。鳥山明を大幅に簡略化したような感じ。ものすごい力を要求します。
表現のものすごさ…
人間の体もしっかり整っています。
笑顔とかも鳥山明ふうで恐ろしく水準が高い。
帰るつもり、というのがまた恐ろしい。親に殉じて死ぬということですからね。
焚火を見て「温かいな」というときの表現力もすさまじい。
「皆とあの人達を一緒にしないで」って…分からない、というのが心底恐ろしい。戦争に突っ走っている国で、それに同調できない人がいたらとんでもない恐怖を感じるでしょうね。
石と花…帰るのがどんなにばかげたことか…
…信じてくれる、ってそれがどんなに無理なことか、というより…そうなっていたとしたら、この世界は一瞬で消えて花園になってしまう…
本当にこれがプロの作品と言われても信じますし、普通に金出せますよ。
小説版だって。
実力が巨大すぎる…
来月号は…読み切りは楽しみです。