りぼん2025年4月号感想

なんかすごい、という印象が第一に出る表紙と、けた外れに派手な付録。

そして分厚さ。

HSとアニ横のコラボはとてもうれしい。昔メダスコとか大好きでした。

絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される(朝香のりこ/*あいら*)はじめてのおにいちゃん(香純裕子)青に落雷(虹沢羽見)ハニーレモンソーダ(村田真優)愛しのキテレツ(優月うめ)運命の人(虹沢羽見/ユイカ)拾った戌井くんと恋をする(行村コウ)えんじぇるめいと(こきち)HIGH SCORE(津山ちなみ)アニマル横町(前川涼)十字架にくちづけ(かるき春)絶叫学級(いしかわえみ)映える恋とか知りません(柚木ウタノ)となりはふつうのニジカ(ちゃん)(柚原瑞花)僕のこと推してよ(瀬川あや)さよならミニスカート(牧野あおい)ほっとけないよ九条くん(みかづき唯)次号予告

絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される
礼儀、というのも厄介なものです。
親と呼べ、と言われても信用できるのか…と思ってしまう性分で。
がっちがちにガードしていてまだ足りないぐらいでしょう。
むしろ噂を広めている敵を探るべきでは?
悪女、をプラスイメージとする…そういう作品も、悪役令嬢が膨大な利益をたたき出す「なろう」にはいくつもありますね。
「一番大切なもの」…夜明さんも所詮奴隷、ですか。奴隷が女を守ることはできない、奴隷は女を守る権利が根こそぎない、なら守るなんていうな。

はじめてのおにいちゃん
今回は何をやらかしてくれるのか。
「今日はじめてパパに会います」という何それ、と思わせる始まり。期待させますね。
「パパ活じゃなくて」と言ってくれたのはほっとします。
知り合い、ではなく…元カレは大爆笑しました。
母親にはばれてない?
そしてもう引っ越し、逃げ場なし…ただこういう話、タイプじゃなかったら地獄なんですが。虐待じゃなく、善人ではあるけど絶対タイプじゃないどころか嫌悪感を押さえられない、という話も一度読んでみたい。
アルバム…男のほうから土下座?「言えません」「通報するから」…は大笑いしました。
いきなり超束縛男になっているというのが更に爆笑。「GPSで追跡した」がもう笑って笑って。
「人の気も知らないで」Tu Ne Sais Pas Aimer ……。
抜けたと思ったら…うわお。
これで弱いというのは笑えます。
「好きすぎて頭おかしく」…ああああ。
ここでこっちから…なんかもう壊れすぎててとんでもない。
あいっかわらずめちゃくちゃを通り越してます。
そして絵が濃い…

青に落雷
全部義理、メッセージが大笑い。
それぞれのバレンタインが面白い。
平然と受け取っている…おひ。
渡す、それもどうなるのやら。
机がチョコの山…うわあ。
食ってない分は、って食べてしまった子と差が出てしまうのは…人間の心理って本当に不公平を憎みますね。
口にくわえさせて「ちょうだい」はやってくれました。
ひたすら甘い今回。というか最後、胸に顔うずめそうやんけ。

ハニーレモンソーダ
犬なのが大笑い。
思わず「可愛い」と言ってしまう、さてこれがどうなるか。
「界ってオレのことどう思ってる」も怖い動きですね。
告白してくる女の子にひどいこと、それで奈乃ちゃんには「相手してくれるなら」という対応…
人の顔を拳で殴ったら拳のほうが骨折するリスクがあります。
「私の界くん」は聞かれてましたか。
可愛い、と言ってだきついてキス…すげえ、としか言いようがないです。
彼は昔から孤高だった…回想もうまい。
裏切り者…どうなるのやら。

愛しのキテレツ
「こんなキテレツに」うん、とても分かりやすい復習。
売れるとどんどん読み切りが、これがひどいところで。それで人気若手潰しまくった某誌も…
増刊の月…巻頭カラー…潰れない?としか思えません。
「他の先生方に謝れ」は大笑いしました。
ゲンドウポーズから何が…と思ったら課題全部、笑うしかありません。
で、男子の嫉妬を、取材ついでに。ここは実にうまい。放映されたプロ試合トレース疑惑で何十年後に責められてますからね…
用無し、というのもなんか強烈に笑える。
それで主婦を熱心にやるようになるのが単純と言うか。さらにコーヒー…ああああ。
ずっと土下座。体験教室で、この子をアシスタントになれるように訓練…考えましたね。でも今はむしろパソコン使いにするほうが。…日干し煉瓦が高すぎますが。
ヘッドホンの人もどう絡んでくるやら。
悪かった、とちゃんと謝る…「61番」とわかる、というのがさすが。
ネタバレ…ははは。
届ける…デジタルならメール添付で済む、というだけでデジタル便利すぎじゃんと泣き叫びそう。いやちゃんと編集部が手配した人に預けるほうが安全です。
そして原稿は無事届くのか、それを引っ張るとは…代原という恐ろしい言葉が。
高精度スキャナーないんかい。

運命の人
聞いてみましたがすごい曲でしたね。
むしろ自己嫌悪、誰でもよかった、と…ここからどう話が動くのか…いろいろ選択肢が。
思い出の場所でデート、これはきつい。
ものすごく優しい、いい人だとはすごく思ってる、ただ情熱的な愛情にはなってない、というのがうまく伝わります。
落としたピアスを必死で探してくれている、他の男との思い出なのに、ここは息ができません。
「横顔ばかり見せてた」でもういい、と…事実上初めて真正面から目を見た、というのがめちゃくちゃ伝わります。
二人の運命の人、ってそんな縁起が悪すぎる話…ほぼ別れ話やんそれ…
あ、前の彼氏と会ってしまう、ではない…これはこれですげえ。
ものすごく難しくて実力が出る課題だと思います。他の作家の練習にも最高でしょう。

拾った戌井くんと恋をする
それぞれ変な反応してますね。
慰め会、みんな楽しまれたようで…
あっさりデートに誘って連れ去る、残された方は針のむしろですね。
ここで切り替えるのを決めるのは素敵。
壁ドンは尋問、はは。
子供の面倒感覚…あ…
さて、それでどうするのやら。
つきあっちゃう、から恋愛はよくわからない、という微妙な線でダンスしているのが楽しい。
楽しそう、はお互い同じ…
これに「本当の恋をしたら」ときましたか。
居場所のヒントを小出し、は苦笑。
考える時間が欲しい、となったわけで…
これが全部本気、というのは呆れるほかありません。
「やばい何この光景」に尽きますね。

えんじぇるめいと
完璧超人の子が、んとくんのファンに?これは戸惑います。
ドロドロの輪を包帯で隠している…
泣いてるのはうれし涙、が苦笑。
いきなり「あんた悪魔くんのことが好きだろ」とド直球。
何も知らない、何を?
思い出の泉、どんな罠があるのやら。
生前、確かに踏み込まれたくないところでしょうね。キミの生前を知りたい、と別の人に言われたら気持ち悪いでしょうし。
ペア同士で教え合うこともある…
「それ以外のことなら」は強い。
彼女とは生前を共有できる、うわあ。
頼られるように、というのも面白い方向です。
そして泉を見せてくれる…何かと思ったら見えない?
ひょっとしたら『老人と宇宙』の人工的な…
泣いてくれる、というのはそりゃあ…
最後の「悪魔くんを私にくれない?」もいいつながりかたです。

HIGH SCORE
本当にものすごいことですよねえ…
こういう形で…
本当に売れるようになってから本業に、堅実ですね。より長くやってる副業はなんか大笑い。
若気の至りのペンネーム、笑い転げます。
検索されたら一瞬で、笑い転げるしかありません。
皆ファンだったのはよかった…
そしてもっとヤバい秘密。今の時点でそれが暴かれるかどうかを心配して笑いが装填された状態に。それも実写映画化ってものすごい。
…バレてませんがファンだった、と。

コラボで好きに、これは楽しい。

アニマル横町
「NO H.S. NO LIFE」「I v H.S」が楽しい。
まっさらになると…そっちの方が危険。虐殺とか起こしたのの相当部分。まあ根本は気候変動による飢えとエリート過剰生産ですが。
簡単で重大な嘘…物理定数で違う数字を言葉に出す…
最終回は大笑い。
…みい子ちゃんは中学二年生になりましたが?
人形が流れたヤマナミさんの表情がすげえ。
さらにものすごい夢…うあ、と。

十字架にくちづけ
何なんだこの色気本当に。
普通の人間の夫婦を見て、それがどう動くのか…
うわ、あっさり奥さんの方が取りつかれた。
髪を束ねるのにまじない、それが原因だった…余計なことを。
キスが相変わらずエロ。
今回は変身を結構丁寧に。裸を出さないのもいいですね。
思いっきりアップで「私のために」、ここはかなりすごい。
雰囲気が変わってしまう…それで好きと自覚してしまう、ここも丁寧です。

絶叫学級
南無。
本当に到達しないでよかったですね、多分到達してたら帰れません。
魔除けが破壊されている、それで恨んでる人たちが大量に…
さてどうするやら。
「霊能タレント歴40年」「勘一本で」こんな本当に悪霊だの生贄村だのがいろいろある世界でそれ、本当に下手な霊能力より強力な勘がないと生きてこれなかったのでは。大笑いします。
ここで殴り倒して一人で、いいのを見せてくれますね。
生き返らせてほしい、という要求…
「だぁれ?」と笑顔で生き埋め、さすがに凶悪。
ある意味改心したのに最後が悲惨なのもある意味この作品らしい。
「守りきれなくなる」は叫びますね。
何も映ってない…それ自体が相当やばい。
恐ろしい運命、といってもまあ長編ですから(謎の信頼)。

映える恋とか知りません
二人とも中学生とは思えない…
正装で、とかも難しい言葉ですよね。
まあ兄が来てくれたことは心強いですよね…
料理とか飾りとかの絵がすごく丁寧。
ゲームではすっかり親睦してしまっているようで。
「俺が結婚する」はさすがにぶっとんで…
そして判断が早い…そりゃ完全に任せますよね。
キスはギリギリアウトでしたねえ。
さてそれで何があるのやら。

となりはふつうのニジカ(ちゃん)
いきなり髪を触るという。
バイトはどうなるか…逆に助けるとは余裕ありますね。
最初から頑張りすぎている、それを周りも助けてくれている、いい職場なのか…
突然すごく不愛想になる、どうしたんでしょう?
と思ったら…双子?しかも男女。
「玲さんの言葉が銀くんの気持ちにされるのは」鋭くゆがみに切り込んでますね。
こちらからデートに誘ってくれた…うわお。

僕のこと推してよ
いやなんというか…べたべたしすぎなんてもんじゃない…
つきあう、ってアイドルなんですけどねえ。まあなんでアイドルは恋愛禁止なんだと言いたいでしょうが。宗教史から分析してもあほらしい。
番犬をしてたころもあった…「凪咲ちゃんだったらイイよ」は笑い転げました。
「せめてパンツは」…はは。
そして「お前は少しは」、下半身にとても忠実な。
うまくそれぞれに出番を作っている、と今更気付く、気づかせずにやるのがうまいところで。
裏方として、これも嬉しいですね。
オーラス、むしろ静かなライブシーン。結構じっくりと…
そして抱きついて「ありがとう 大好きだよ」とあまりにも自然に。
あっさりと両想い…キスから「お互いアイドルを辞めた後な」…うわお。
本当にしっかり組み立てられた良い作品でした。お疲れさまです。次回作もすごく楽しみ!

さよならミニスカート
この作品は、読んでも読まなくても「自分で自分を拷問する」状態になります。
また、『三体』の猜疑連鎖を思い出します。文化大革命にもつながる。
人間は、「「他の人が心の中で何を考えているか」を考える」力を持ちます。
それは人間が動物と違う根本とも言われます。「心の理論」はとても重視されます。
ですが、それがマイナス方向にいったら。
特に、差別に関する話だと。
今も続いている、日本の重大な差別問題に、被差別部落・同和問題があります。
ある地域に住む人々を厳しく差別する…差別された人たちも、差別に抵抗していろいろと運動する。
その時に、ある程度都市伝説に近い悲劇が語られます。
差別された人たちが、差別したという人たちを捕まえて、残酷に糾弾したのだと。
本当にあったかどうかはわからない。仕方なかったのかもしれない、差別の激しさと残酷さを思えば。
似た話は日本の連合赤軍という左派政治/テロ集団でもあったし、宗教団体でもよくあると言われます。
「お前の心の中は差別している」と、「差別された人」に決めつけられる。
「俺は差別していない」といっても信じてもらえない。
「心の中」を見せることはできない。自分でわかっている…でもそれすら否定される。
「人は、自分の心の中も、本当に知ってはいないのだ(俺たち糾弾者には見える)」「犬笛(人間には聞こえず、犬には聞こえる笛。同じように、政治家が普通に演説している、その微妙な言葉が、差別精神を共有する支持者にメッセージを届ける秘密メッセージである、という話)」「おまえの**という素振り、発言は差別者である証拠だとわからないのか」
…「僕は差別していない」それを、証明することができない。だから有罪だ。いや、決めるのは差別された側だ。差別された側はお前の差別で傷ついたのだ。
拷問や全体主義でよくある話です。主人公は僕ではなく、警官なのです。何が真実かを決めるのも。僕が何をしたか決めるのも。僕の心がどうなっているかを決めるのも。僕が決めるのではなく、証拠など誰も相手にせず、警官が決める。警官が「こいつは心の底から、本官が決めた真実に従っている」と認めるまで拷問が続くだけ。僕の言葉や心、記憶、行動、そして証拠には何の価値もない。決めるのは警官。
それをやられると、僕は壊れるしかない。
誰であれ壊れる。自殺しても許されない…「自殺は逃げなのだ、自分の弱さから逃げている、差別者である自分と向き合え、罪を償え、差別された人の痛みを思い知れ」と。
あるいは、「差別をたたき出すため」と、持っているものすべてを捨てさせられ、限りなく鞭打たれ、死ぬまで拷問されるかもしれない。
僕の、内心を要求されたら、僕が何をしても足りない。
「僕の内心があなたの要求する通りだ」と、証明する方法は実際にはない。人間にできることは際限のない拷問しかない。
愛と同じ。「お前が私を愛している証拠を見せろ」がどれほど不可能か。自分の胸を、ナイフでは無理なので強力なハサミかチェーンソーの類で切って心臓を取り出して見せるしかない、死んでみせるしかない。死んでみせても疑いは消えない。その言葉は関係を確実に破壊する。あまりに愛を求める人格障害も、自分も相手も破壊する。相手がそんな存在だと疑った時点で、愛情関係は崩壊する。
僕の心があなたを傷付けているのなら、僕が何をしても無駄。
そう言うだけでも僕はあなたにとって敵であり、僕が生きているだけでもあなたを傷付けている…。
このように、疑っている僕の疑いや言葉は、差別しているから、相手を憎んでいるから…。
『三体』の猜疑連鎖。「俺は別に悪意はない。でも相手は?」「相手は友好的なメッセージを送ってきた。でもその内心は?」「本当はこっちを滅ぼす準備をしているんじゃないか?」「俺は友好的メッセージを送った。だが相手はそれを信じず、俺が相手を攻撃するつもりだと判断していないか?」
…「やられる前にやれ」。
その猜疑連鎖の結果は、誰もが異星人を発見した時点で皆殺しにする、だから隠れる、という「暗黒の森」です。
人間と人間が、家族も信じられない「暗黒の森」になった状態が文化大革命やその類似状態。
僕は、普通に性欲がある男性で、女性差別集団に参加していないことが調べれば明白であり、女性を差別し性的に利用するモノとして扱うことで直接的な利益を得る仕事にも就いていません。家族の女性を殴ったこともありません。
それでも、僕は疑います。責められているのではないか。もっともっと深い心の奥底を抉り出すことを要求されるのではないか。不可能を要求されるのではないか。壊されるのではないか。
疑うこと自体が差別しているのだ、女を憎むミソジニーなのだ…と、相手は考えるだろう、と考えてしまう。
いや、僕のこれまでの匿名掲示板での言動全部を分析した結果、差別者だと判定されることもあり得るでしょう。判定するのは僕ではなくあなたなのですから。
猜疑連鎖。
また、「どこまでやられるかわからない」から連想したこと…『資本とイデオロギー』にあった、資本家側・経済的自由主義側の考えとして常に言われる、「ちょっとでも貧困層に妥協し金や食糧を配ったら、天が落ちてくるぞ(餓死させろ、鞭打て、死ぬまで重労働させろ)」。
何だそりゃ、と思いますが…猜疑連鎖なら。
実際、ハイチ革命やインド反乱では白人の女子供も虐殺されています。
同じように、アメリカの黒人も白人を憎んでいて、力を与えたら白人の女子供を大虐殺するだろう…自分たちアメリカ白人がその当時先住民の女子供を容赦なく虐殺していたように。
イギリスの労働者も、貴族を虐殺するだろう…つい最近の農民反乱で地主や貴族が虐殺されたように。
相手を疑い、憎んでいる。だからどんな妥協も許されない、徹底して貧困にさせ、権利や選挙権を与えず、絞りつし、できるだけ多く鞭打たずにはいられない。
だからやられる黒人・労働者側も憎む。
少なくとも僕は、『Dr.スランプ』の単行本を捨てろ、と言われればノーと言いますし、それが逃げようがない公の命令なら亡命しますし、亡命先もない世界共通法なら焼身自殺します。『Dr.スランプ』には非生命透過メガネなど、まさに女をモノと見る、存在しているだけでも被害者が傷つく話があると言えど。
今持っている写真集でも人身売買・暴力を用いる強制があったと確定したら捨てます。しかしマンガや小説を捨てることは拒否します。
また、現在の普通の理科教科書にある科学・普通の集合論・普通の論理を捨てろ、と言われても嫌です。ある程度以上のフェミニズム・ポストコロニアル、文化大革命などはそれらも否定しなければなりません。
僕は何を要求されているのですか?
「おまえのような普通の、差別の自覚がない者こそ最悪の差別者なのだ、徹底的に心から無意識からその差別を抉り出し、精神を破壊しなければ私たちは苦しみ続けるし、それがおまえの為なのだ」?
僕が、あなたはそう思っているだろう、と考えること自体が、猜疑連鎖をはじめる。
永久に際限なく続く。無限にエスカレートする。
それがあなたの望みですか?
僕を完全に破壊しなければ気が済まないんですか?
僕は完全に破壊されなければならない差別者なのですか?
世界は暗黒の森ですか?
どこに出口があるのですか?かといって、僕は斎藤幸平、グレーバー、本田勝一にすがることはできないのです。
ここは地獄です。差別、という問題はそんな地獄を作り出してしまうのです。人間そのものが地獄を作るのです。
僕は何を間違えていますか?…完全に自分を捨てなければ…また始まってしまう。
結局、「差別」との戦いは、宗教・文明のレベルの争いなのです。極めて強い宗教や軍隊が、全財産・現世の家族を含む全人間関係・言葉や考え、心の奥底まで捨てきり、死んで生まれ変われと命じるように。
心の中も、持っているもの全ても、普段の生活も、すべて捨てろと言われる…それこそ、どこまでえぐっても心に差別心がある、差別と闘っている人の心にも差別がある、もうボロボロに壊れて殺してくださいと泣き崩れる、完全に壊れた…あまりにも激しい差別を受けて壊れた人と同じにならなければならない、という本さえあります。
なんぜそんなことを、と思ってしまいます。敵味方識別装置が起動するのです。全財産を捨てろという宗教に警戒するのは当然でしょう?
ですが、そんな僕は差別者と責められる…と僕は考えてしまう。

ほっとけないよ九条くん
いやあいい口直し。編集の順番決めが神。
九条くんの家…どんなのでしょう。
とんでもない大雨、この時点で大笑い。
こんな放送あってたまるか。
話を聞かされて時間を食われる…なかなか動けない、大笑いしか出ません。
心臓破りの坂は爆笑。
いや雨がわかってるなら傘を調達しても。
大雨の中崖を上るのはとても危険なのでやめましょう。
猿が干されていた、で聞かれたのを知った…ここはうまい。
「あっちに楽な道があるのに」も大笑い。そりゃ知らなきゃどうしようも。

月号はいしかわえみ先生の、新しいコミカライズ。これは楽しみな。

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