満井春香 (みつい はるか)
作風概説
とにかくさわやかな線。やや小さめの目と頭部。
男の裸を多用し、その筋肉の質が非常に高い。女の足など難易度が高い人体もじつにうまく、ガラスの透明感さえ的確に描き出す。
身体の線、服の色香などもコンスタント。服をきてただ立っている男の姿から、感情をしっかり描くこともこなす。
身体全体を使う感情表現なども強烈。
画面構成に過不足がなく簡潔だからか、空気感の描写がきわめて高水準。
背筋が寒くなるような圧倒的な実力。
代表作
2020「どうせ、恋してしまうんだ。」
7/1/2030、最悪な誕生日、連載打ち切りの知らせ…そんな彼女はふと、十年前の自分を思い出す。
四人の男の幼なじみとともに漫画家を目指していた。同時にあこがれの先輩に恋もしていた。
疫病によるインターハイの中止にショックを受けている先輩に、告白もしたけれど…
今までの実績、現在の地位
デザートで大活躍してきた作家。「なかよし」連載開始。
個人的な感じ、思い出
けた外れの実力、ただただ圧倒。とにかく実力が高すぎるなどというものじゃない。