松本ひで吉 (まつもと ひできち)
作風概説
ややあっさりした感じ。背景は少なめ。
奇妙な鋭さとのんきなふんわりした感じが同居している。目がとても表情豊か。
小物は丁寧に描いてはいるが、残念ながら銃器知識はそれほどではない。
代表作
2010〜16「さばげぶっ!」
転校初日、電車で痴漢にあう。つかまえようとしたところで、別の女子高生が痴漢に拳銃を突きつけた!無論その女子高生のほうが逮捕されたが。
そんなトラブルに呆然とした園川モモカちゃんは結構中身は皮肉屋で、内面を隠して人当たりのよさを装っているが、ちょっと刺激を求めている部分もある。
そんな彼女が再び拳銃を持っている朝の女を見つけて追跡したら、「さばげ部」という部室を見つけて、そこでは大量の銃を扱う音が…
とっさに隠れたらスパイを借り出せという声、それに隠れてみていたら変なカモノハシかペンギンかわからないのにつつきだされ縛られた。
なんとなく部活はつまらない、という本音を言ったらガス銃を一発撃たせてくれ、それで脳がしびれた…そのままなし崩しに入部?
2017〜「ねこ色保健室」
すごい田舎から都会に転入した、超ナイスバディの美少女、茶園すずちゃん。
でも勘違いしたおしゃれのせいで腹が痛くなった、その時突然出現した、台車で飛ばす言葉を話す猫の怪物。
それはどうやら保険医のようで、ドタバタした挙句山盛りのご飯を突きつけてきた…
今までの実績、現在の地位
他紙で大活躍していた作家。
アニメ化もされ、長期連載となりゼロ年代前半の「なかよし」の大切な柱となった。
個人的な感じ、思い出
抜群に面白かった!