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作風概説
見ていて恥ずかしくなるほど可愛らしいく優しいタッチでスタンダードな少し幼い絵。わかりやすく強い一生懸命さが伝わってくる。
ストーリーも気恥ずかしくなるような少女らしい悩みを丁寧に描く。
その雰囲気や会話、話全体が巧まないギャグになっていて、読んでいると不思議と顔が笑っている。
代表作
1995〜96「おいしい恋のレシピ」るんるん連載、単行本はなし。
毎回主人公が違うオムニバスで、女の子が苦手なりに一生懸命好きな人のために料理を作る姿を描いている傑作。
レシピページもある。
1997「COCOROのもじもじ☆」
見事告白成功、幸せいっぱいのひなちゃん。でもそのラブレターは代筆!字が汚いのでふられた経験から、字がきれいな友達に代筆してもらったのだ。
で、彼氏は書道部にも入部してしまった。しかも昔習っていたそうな…ドツボに陥った彼女はもう言い出せない。字は心を写す鏡なのだから、自分は心も汚いのか…耳が痛いが笑えた!
今までの実績、現在の地位
「るんるん」で連載があったが、単行本や本誌連載はないまま「るんるん」廃刊以来出番がない。
もう「なかよし」はやめていると聞いた。
個人的な感じ、思い出
「おいしい恋のレシピ」はとても好きだったので単行本を出して欲しかった。レシピページのちびキャラも可愛かった。そして連載中、筆者自身も自分でお菓子を作りたくなり、色々とチャレンジして母に迷惑をかけたものだ。
「COCOROのもじもじ☆」は僕も同類(どころではなく悪筆)なので耳が痛いが・・・心配するな、歴史上最も頭がよく人格も優れた人、聖トマス=アクィナスも字が汚かったんだ(言い訳にはならない)
その雰囲気や感じがなんとも言えず好きなので、いなくなったのは今でも残念。