立山京(たてやま きょう)
作風概説
ダークな雰囲気と不条理ギャグ。ホラーに近い話題を巧みにギャグにする。
男性のニヒルな笑みが印象的。
代表作
93〜99「トマトな毎日」「トマトな一日」
独創の名を借りた数々の信じられない事をする企業、ぶっきらぼうで絶対信用できない、冗談かどうかわからない事をする医者の鬼龍院先生など、鋭く日常を変形する。また全然怖くないお化けを使った話も多い。
今までの実績、現在の地位
四コマで長い事レギュラーをしていた。ギャグ整理以降登場しない。
個人的な感じ、思い出
暗い作風にびっくりした。慣れてくると結構笑えるし、考え抜かれたギャグは感心できる。
特に、「選択の余地なし」と題した、疲れきった山の休憩所にやたらと細い自販機、それは納豆ジュース一種類、というのには硬直しながら大笑いした。また面白い作品を書いて欲しいものだが。