丹沢ユウ （たんざわ ゆう）
作風概説
さわやかで力強い、無駄のないタッチ。体の線がしっかりしており、なんともいえない迫力がある。
男と女の違いがやや強い、男はやや細め。
表現が丁寧で、話はごくスタンダード。
王道演出をきっちりとやる。
とんでもないことをさりげなく描く鋭さもある。
代表作
2017「アイドル様、おことわり！」
アイドル事務所をしている母親をもち、自らもダンスをしている由希ちゃん。
ある日母親にバックダンサーを頼まれる。
有名なアイドルだが、特に柊くんはバックダンサーとして接すると恐ろしく口が悪い…
負けず嫌いで頑張る由希ちゃんだが、練習のし過ぎで足を痛め、彼に助けられて舞台に立つが…
2017「さみしがりやのクリスマス」
クリスマスはパン屋も忙しい。店員の、やや消極的で割を食うことが多い美沙ちゃん。
人恋しさがかなりやばいところまで来ている…
そんなときにすごいイケメンが入ってきて、王子さまだと浮かれる彼女…
だがちょっとトラブルが重なり、軽く自己嫌悪で泣き出した、そこで彼が支えてくれた。
じっくりと王道を描き切り圧倒的な実力を見せつけた最高傑作。
今までの実績、現在の地位
デビューしたばかり。順調に実力をつけ、本誌にも登場。
個人的な感じ、思い出
スタンダードで読み応えのある作品。これからがとても楽しみ。