1.ビデオカード新調+αを考える
2009年よりRadeon5850を使っており特に不満はないのですが、最近4gamerのGeForce 670GTXカード長短い版の記事をみて刷新しようかと思ってました。
性能とサイズを両立した製品がなかなかでなかったので、ZOTACの670GTX TwinCoolerはかなり良さげです。
新しいGeForceに買い換えるとなると、気になるのが3Dvision対応です
@対応ビデオカード
@はGeForce670GTXにすればクリア、AとBはKitが1.7万円程度、モニタが2〜3万程度ぽいです。最近は3Dvision2(第二世代)となり明るさが若干改善されているようです。
2.購入
・ZOTAC GeForce GTX670 TwinCooler \36,682(amazon)
の2点を購入しました。これだけで3D環境が整います
ビデオカードは前述のZOTAC GeForce GTX670 TwinCoolerに決定。(実売3.7万円)
モニタを探してみるとIRエミッタ内蔵+ワイヤレスメガネ付属という製品がありました。
3.設置等
今年3月に電源やCPU周りを刷新したので足回りも合わせたいということで。
(性能UPで重厚長大になっていくばかり・・古いケースを使っているので長すぎるビデオカードは敬遠してます 物理的に入らなかったりケーブル取り回しがきついので)
去年から友人宅でSONY製PCにて3Dvisionを体験したり、SONYヘッドマウントディスプレイが発売された時も若干気になっており(結局あまり食指が伸びなかったですが)、現状どの程度の金額で3D環境が導入出来るのか調べてみました。
A3DVisionKit(メガネ・IRエミッターセット)
B対応ディスプレイ(120Hz対応)
ビデオカード新調+4〜5万程度で3D環境が整うとなると、やってみようかという気にもなってきました。
・ASUS VG278H \49,787(ツクモ)
IRエミッタ内蔵モニタはPS3の3D立体視にもそのまま対応可能ということでこれをチョイスせざるをえない(PS3立体視対応ソフトは手持ちに結構ありますので)
27インチで現状の机にも置けると言うことでASUS VG278Hを買うことにしました。(実売5万円)
Radon5850から入れ替え!
めちゃ短い
HDDまでの隙間に余裕ができました
バックライトの不具合でこんな影が・・ これはヒドイ
速攻でサポートメールしたところ代替新品を出してもらってそのまま引取りといういつもの展開となりました
ツクモ通販は以前も初期不良でお世話になりましたが対応が良いです
メールしてすぐ代替発送→2日後には到着してそのまま不良品を返品できるのは安心ですね
IRエミッタはモニタ上部に内蔵されており、ワイヤレスの3Dメガネが付属してます。
透過するだけで結構暗いです
横にスイッチがありmicroUSBケーブル経由で充電します。
3Dmark06(1920x1080) 3D ON
3Dmark06(1920x1080) 3D OFF
3DmarkVANTAGE(performance) 3D ON
3DmarkVANTAGE(performance) 3D OFF
3Dmark11(performance)
バイオハザード5 1280x720 3D ON
バイオハザード5 1980x1080 3D ON
5.3Dコンテンツ
@PS3 3D立体視対応ソフト
同じタイトルの体験版やらDL版、限定版を複数カウントで相当水増ししてます・・
FPSの類はPC版あるからそっちで事足りそうだし
3Dvisionと違って以下の点が異なります
・上記ソフト以外は3D立体視非対応という残念さ
・3DのON/OFFしかできないので細かい調整が無い(深度調整できるゲームも一部ある)
・全体的に暗い
とはいえPS3オンリーのソフトがありますからあまり文句は言えません
近年出るのは全部対応してくれよと思いますが需要が少ないんでしょうね・・
◎グランツーリスモ5 ライバル車が多いので迫力増します かなり気に入った
○アンチャーテッド3 人形劇っぽい
○MH3rd HDver(PSP Remaster) そこそこの立体感 大画面立体モンハン!
◎ゴッドオブウォー2部作HD かなり立体感あり
ーICO/ワンダ 未プレイ
A3DVision対応 PCゲームソフト
遊んでみたゲーム
○Dirt3
△Skyrim
◎バイオハザード5
◎FF14ベンチマーク
対応ソフトは起動後に自動で立体視モードになります(眼鏡装着が必須)
ゲーム起動後に手動で3DのON/OFF切替可能(Ctrl+T)です
またCtrl+F3&F4で深度調整可能。
ソフトによって満足度にかなり差があるが、ゲーム中に手動で深度を設定できます。
強めにするとデフォで微妙なSkyrimでも結構な迫力がでたりするが、強すぎると妙なものが見えたりして目に優しくない場合あり
レースゲームなどかなり迫力でます
6.問題点など
PS3もそのまま対応しており初期不良を除けば概ね良好なVG278Hでしたが、取るに足らない事ですが問題点があります
・3Dメガネが若干うっとおしい(眼鏡を使用してるので眼鏡on眼鏡になる、どうしても暗い、モニタ以外を見るとブレがあって気持ち悪い)
凝視してしまうので目が乾いて辛い感じはあるが、思ったより目が疲れないです
・3DvisionにはデュアルリンクDVIケーブル接続が必須なので、手持ちDVI切替機が使えない
→3D不要なPCをRGB変換にて接続 キーボードマウスだけ切替でしのげる
・PS3のHDMI分配を考える必要有り。HDMI 3D対応2分配器が5000円程度
→延長ケーブル買って必要に応じて抜き差しでもいいかも
7.感想
一昨年位に散々あおった割に死滅してるTVコンテンツと違って、ゲームコンテンツと3D立体視はかなりマッチする感じです
家でも気軽に日常と違う感覚が味わえるので楽しいかも・・ 気分転換として没入できる要素としてはかなり有りだと思います
3Dvisionでは相当数の既存PCゲームを生かすことができるのが強みですね
PS3一部ソフトの為だけに3D環境を揃えるのもアホらしいと思いますが、ついでで遊んでみるとそれなりに楽しめます
(PS3コンテンツは少ないのが残念ですが・・)
Blu-ray3Dもそのうち何か買ってみようと思います
8万円強の支出となると考えてしまいますが・・ 今までと全く違う表現ができるデバイスが増えたという点では満足度が高いです。
ハイエンドビデオカードだけに同じ金額は出せないけど、大きめの新機能付きモニタも含めたらこの程度の出費は想定内ですので。
「やりたくてできない」と「やれるけどやらない」は違う!というのが理念ですので、据置ゲーマーとしてリッチな環境を所持できるという意味ではオススメできるかと思います。