我らはパルマという星の末裔・・
かつてアルゴル太陽系中もっとも美しく輝くと言われたパルマ・・
そのパルマ人の末裔が我らでありおまえ達でもある・・
人は愛する人から与えられる物より多くを望まず、愛する人の望むより多くを与える・・
それが喜びだった、パルマの人々・・
「母なる星」パルマで我らの先祖は幸福に暮らしていた。
だが、1000年に1度現れるという「邪悪な力」のために我がパルマは滅んでしまった・・
2000年前英雄オハリオとアイナがパルマに現れた「邪悪な力」に戦いを挑んだ。
だが・・・勝てなかった・・・
オハリオとアイナが敗れたことを知り人々はパルマを捨てることにした。
彼らは400隻もの宇宙船をひそかに作り上げた。
そして「邪悪な力」がパルマを滅ぼす直前に脱出したのだ・・
400隻の宇宙船は「邪悪な力」から逃れようとした。
しかし「邪悪な力」の一部はすでに我らの船に入り込んでいた。
そのため、1隻、また1隻と滅んでゆき、「オラキオとライアの時代」には
この「アリサ3世」と、「ネオパルマ」の2隻だけになってしまった・・
★人工衛星「サテライト」★
「青の月」「紫の月」2つのサテライトは「アリサ3世」の周りを回る人工衛星だった。
潮の満ち引きを起こし、気象システムと二つの宝石によりコントロールされる。
ライア・オラキオ戦争の後「青の月」にサイレン、「紫の月」にルーンが幽閉された。
★オラキオ・ライア戦争の結末★
オラキオ(ダークファルスとの戦闘で死亡?)
サイレン(青い月へ幽閉)
ミューン(砂漠でさまよっている)
ライア(ダークファルスとの戦闘で死亡?)
ルーン(紫の月へ幽閉)
ダークファルスは海底神殿にオラキオの剣で封印された。
ライアペンダントに残されたメッセージ
「この世界の真実を私の妹に伝えます・・
あなたがたの世界から1000年前、私は、オラキオと戦っていました。
この戦いで、私もオラキオも傷つき友を失いました。
しかし私たちは騙され、操られていたのです・・・
不思議な能力を持つ私たちと、機械を操るオラキオ達・・
その二つの人たちを争わせている邪悪な力があったのです・・・
私とオラキオがそれに気づいたときには、ルーンなどの友を失っていました。
今からオラキオと二人だけで邪悪な者に戦いを挑みます。
あなたには私のライアという名前とペンダントを残します。
さようなら・・私の幼い妹・・・」
★「アリサ3世」に巣くう闇★
空中都市ラシュートでの話
我らの企んだ通りにおまえ達は動いてくれた
マーリナの記憶を奪いリークに送り届けたのは私たち
おまえの祖父はマーリナを求めサテライトを呼び戻した
サイレンとルーンが目覚め大戦争が起こった
戦争が全ての世界に広がることを恐れたライアは通路を閉ざした
おまえの父はそれを次々に開いた
おまえはダークファルスの名前の封印を解いた
ルラキルの話
「私は「滅びの神」ダークファルスに魂を売った男だ・・
何故そんなことをしたかおまえ達に分かるか?
私は1000年前、戦争によって妻と子を失った・・
その時に思ったのだ。世界などいらぬ!滅びよ!・・と。」
ルインルートのダークファルスの話
「たった2隻しか残っていなかった宇宙船同士を戦わせ、ひとつを破壊し、もう一つの進路をねじ曲げた力を倒したのだからな。
しかし、おまえ達は、私がこの船をどこに向かわせたか知っているか?
目に見えぬ落とし穴、ブラックホール! それが、この船の行き先だ!」