パターン分類1'
急速に春が近づいてきました。またやります。少々御辛抱を。
出会いについてもう少し。
前回主人公の感情を軸に分類しましたが、相手役も考えますと(主人公、相手役)の感情が(+、+)(+、−)(+、N)(−、+)(−、−)(−、N)(N、+)(N、ー)(N、N)の9通りになります。
- (+、+)これは完全な一目ぼれどうしです。出会った瞬間には恋に落ちていたわけで後は障害をどうするか(校則、距離、互いに相手が特定来ない、すでにつきあっている人がいる等)の問題です。
- (+、−)これは一方的に惚れたケースで、普通クールなつれない相手をめげずに追っかけるところがポイントです。一つ間違えるとストーカーになります。
- (+、N)このほうが切なくなりますね。例えばすでに恋人がいる人を好きになっちゃった、とか兄の友達に一目ぼれしたとか。難しいです。
- (−、+)これは惚れられて付きまとわれる・・今はストーキングという言葉が一般化したため倫理的にどうか、と見られます。昔は多かったのですが。どこまで、否なにが本当の愛か、見極められないんですね。
- (−、−)黄金パターンのハプニングで大喧嘩です。痴漢に間違えられるからいきなりのお見合いまで多彩なバリエーションがあります。
- (−、N)これは余り見ませんね。誤解で一方的に嫌った相手と再会する、とかですか。・(N、+)これは単に告白される場合です。いきなり好きといわれる惑いがキーですね。友達経由で紹介された相手が「実は前から君のこと知ってたんだ」と来るとか。
- (N、−)これも難しいです。例えば相手が悔し泣きしてるときに出会って八つ当たりされるとか、極端ですが復讐などの因縁があるとか。
- (N、N)これは普通の出会いです。ごく普通のクラスメートとかの何でもない仲間が恋に変わる、といった感じです。つまり育つ恋です。これについては次回詳論します。
それではこのへんで。
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