パターン分類9-9
んちゃ、講義を始めます。出席カードを回してください。
かなり昔の補足になりますが、スキンシップの直接接触で肝心のを忘れていました。治療、看護目的の接触です。一部搬送と心肺蘇生法のところで言いましたが・・・今日あしざわ深花先生のお誕生日なので作品を読み返して、「全力疾走の恋をしよう」で思い出しました。まとめておくべきでしたね。搬送、人工呼吸は既述。後は傷病の種類に合わせて軽傷の時のばんそうこう(医学用語としては不正確)程度、やや重傷の時、中毒等の急病、命に関わる状態、それぞれの看護ですね。
全体論として子供の処置、看護をするのは家庭では母親、学校では止血等の緊急処置が教師で軽症の場合補助が保健委員、応急処置が通称保健室の先生・・・養護教諭又は保健医、症状によっては帰宅して保護者又は救急車を要請して救急センター。保健室が無人のときにはごく軽症のとき保健委員が応急処置、それ以上の場合には教師が判断及びできる場合には応急処置。明らかに重症の場合には始めから救急車、特別な場合として運動部では普通保健委員またはなぜかそれ以上の役割をマネージャーが代行します。救急車もしくは帰宅後に入院した時には普通看護は家族の役割です。外で助け、患者もしくは救護者の家に行ったら留守だった時には救護者がそのまま応急処置、看護をすることもあります。現実には患者の家族に任せ、又は救急車をその場で要請ということになると思いますが。
ごく軽傷(医学用語及び法律用語としての軽症ではない事に注意、ほんのかすり傷とも呼ばれる。消毒、被覆程度ですむ、擦過傷や火傷なら大体3平方p以下のものや筋肉に達していない、長さ1cm以下程度の裂傷、明らかに骨折の心配がない打撲傷や立ちくらみ等の休息で治るもの。要するに小学校高学年以上なら応急処置ができるもの)の時、女子は結構バンドエイド(商標名)等の簡易救急絆創膏を持っているものです。僕は普段救急箱並みの内容を持ち歩いていますが、それは昔の体験(知りたい方は昔の新聞で千葉市立宮野木小学校を検索してみてください)があるからで普通男子は携帯しません。よって男子が怪我をし、女子が応急処置をするのが普通です。処置は単に傷口を洗い、消毒薬があれば塗布、そしてばんそうこうです。その時にどうしても相手の体に触れるのは勿論のことです。場合によってはとっさに傷口をなめることもあります。事情には教室で悪戯からの怪我、体育での擦り傷、部活での怪我、外で喧嘩に分かれます。悪戯での怪我なら原因となった者が責任を取って処置、看護をするのは当然のことです。その為に顕在化していない、もしくは嫌いな相手でも接触しなければならない為意識するきっかけになったりします。又その後も、少なくともしばらくは負い目を感じて(普通意識してしまって、も)優しくなります。体育での擦り傷では保健委員もしくは始めに手をかけた者、責任のある者が搬送、そして保健室が無人のため救急処置に当たることが多いです。処置に加えて二人きりで、意識するのは避けられません。部活での怪我についてですが、これはマネージャーが全てを支配します。特に他の怪我をした男子を好きな女子にしてみれば、たとえちゃんとつきあっていても苦しいものがあります。またこの治療のついでに足元がふらつき、支えるための抱擁になるケースも多々あります。無論それは目撃されて誤解に・・・。外での喧嘩は単純なものと女子を守るために分かれます。単純なものの場合は見つけた者が応急処置となります。出会いとしても極上で、確実に一目ぼれになるパターンです。女子を守るためについてはデートでないときも含めてデートで詳述。これ以上の愛の確認はあったら困る事態でしょう。看護は特に必要ありません。
溺水、感電を始め理科実験、技術家庭、体育などにおけるやや重大な事故等やや重傷の時には生徒には任せられず、教師の出番になります。止血程度は早めに教えておきたいものですが。ここで症状が落ち着き、場合によって入院してから看護として(大抵女子が)患者のことが好きで、かつ患者の怪我に責任がある場合に志願することが多いです。泊まり込みの全面看護は普通認められません(例外;同居義姉弟及び患者一人暮らしで自宅療養。この時にはそれこそ相手が好きな場合天国、男子と顕在化前含む嫌いな場合の女子にとっては地獄)が、ちょくちょくお見舞いして看護することはあります。包帯の交換などにタッチすることはありませんが、そばにいて食事の補助くらいは認められることがあります。骨折、重度のスポーツ障害など重傷時に{リハビリ}にまつわる話もあり、要は励ましの問題です。
急病は学校において食べ過ぎ等での軽い腹痛、嘔吐、鼻血等の軽症と食中毒、貧血性失神、日射病及び熱射病、頭痛等意識障害を伴う重症、そして家庭で発症した急性虫垂炎を始めとするものがあります。軽症では保健室でなんとかなり、スキンシップとして多いのは寝ている他の異性と二人きりになるとか看護に回り、寝てしまったときに手を握られる、好きなときにキスしたり額で体温を計ったりがあります。重症はもう生徒にどうにかなる事態ではなく、せいぜい抱きかかえてパニックになるぐらいです。これ及び家庭での病気ではむしろ落ち着いた後の看護が問題になります。
命に関わる状況は本当に死ぬ、幽体離脱もの、遭難時があります。本当に死ぬ、古くは肺結核から急性骨髄性白血病、骨肉腫、悪性腫瘍(ガン)、エイズ(後天性免疫不全症候群)等の死病と交通事故等があります。死病による死のときには時間が十分にあり、その間に恋を育み、そして〜補講。交通事故は突然で、幽霊が出ることも多いです。幽体離脱は危篤状態で(細かい心霊学的解説は省く)出てきた形で、最後には戻れます。遭難時については医療器具も技術もなく、危険です。大抵「あれ」か抱きしめているうちに救助がきます。絶望的な状態から奇跡的に復活する事も多いです。
今回は前回の続きでデートについてです。
移動及び行動自体の目的ですが、これはデート目的とそうでないことがあります。そうでないケースについては成り行きデートの補足にもなります。つきあっているかどうかも重要で、それぞれ誘い方や成り行きのパターンがあります。違う目的なのを端から見てデートと誤解する、それも大きいテーマです。
始めからデートが目的で行動する場合にはその時点で普通偽装も含めてつきあっています。他の目的があり、そのついでにデートにすることを打ち合わせておくこともあります。この場合には始めの行動目的によってデートの目的地、時間などが限定されます。
デートが目的でないときにはつきあっている場合とそうでないときに分かれます。
つきあっていてデートそれ自体が目的ではなくデートすることになった、という状況には旅行先(行事旅行=修学旅行、遠足、合宿、林間、臨海学校含む)でたまたま二人きりになる、その他の外出中偶然出会う、トラブル又は破局状態での成り行きデート等があります。考えておきたいのは気持ちがつながっていたらいつでもデートしたいのであり、機会があったらすぐしてしまうもの、ということです。秘密交際のときにそれが目撃されてばれることはよくありますが。
旅行には大きく分けて公と私、つまり行事と家族(個人)での旅行があります。又期間や距離から行っても日帰り、1〜3泊、週単位、一ヶ月以上となります。交通機関に関する検討は後回しにします。
日帰りは気軽で近郊です。海外に日帰りというのは難しいものがあるでしょう。準備もほとんど不要で、食事も昼食と夕食ぐらいでしょう。食事がメインであることも多いです。一番多い目的は単純な行楽です。一泊かそこらは連休を上手く利用すれば学期中の学生にも何度か可能です。結構時間的にも余裕があり、アウトドアスポーツもゆっくりできます。ただ本格的な研究や技術習得には短いです。1週間かそこらは時間はかなりあります。多少の人探し程度には充分で、推理小説も大体この時間単位で進行します。でもまだ生活という感じにはなりません。長期休み中の帰省でこの時間になります。一ヶ月を超えるのは湯治、腰を据えた研究、短気留学等です。生活ができるに充分な期間です。日本の長期休みでは正常な学業との両立はきついものがあります。
一番大きいのは修学旅行です。これは大体中学3年の春か秋と高校2年の春か秋です。行先については地方なら東京等の大都会、逆に都市圏なら奈良などの行楽地や歴史的観光地が多く見られます。最近は海外と言うのもあるようですが(余談ですが、僕はかの美少女戦士セーラームーンの最終シリーズは1999年のローマかアレクサンドリアかイスタンブール(コンスタンチノープル)かエルサレムかへの修学旅行で預言者と出会うことから始まる、そう確信していました)。これは全校生徒参加の大行事であり、日程的にもハードです。宿泊所が市内であることもあり、管理する側としては胃が痛くなるでしょう。そんなこんなで管理が厳しく、デートは普通ならばできないのですが両方はぐれて出会った(これはつきあっていなくても使える手です)とか夜抜け出して(出くわして)とかがあります。
遠足は普通泊まりにはならず、自由時間も少ないのでデートとはなかなかいきません。海とかの場合にたまたま二人きりになるか、又は遭難かです。合宿には部活のと地域(主に小学校レベルで、子供会やまだ部活ができない小学校や幼稚園での学校施設を用いた体育会系教室による)の、特殊なもので年齢的に幼年少女誌から外れるものとして予備校や自動車学校などがあります。これには開放的な雰囲気と体育会系な雰囲気に大きく分かれ、作中では開放的なものが普通です。伝統的体育会系な、ひたすら肉体を痛め付け、先輩に奉仕するのだけが全てでは・・・少女マンガにはなりにくいです。自由時間などあってないようなものですからね。サッカーや野球などメジャーで強豪の運動部が特に厳しく、予備校や自動車学校の講習も先輩後輩の区別はないものの日程的にも雰囲気としても厳しいものがあります。開放的な合宿には文化系の部活とかサークルに近い弱小部、学校主催のスキー教室等があります。練習の影は薄く、むしろ夜の散歩や買い出し、自由時間等が主眼になります。そこでデートする機会はいうまでもなく多いです。
林間、臨海学校は通例中学2年に行われます。全員参加で2泊3日位です。場所が野外である事をのぞけば日程的に修学旅行と大差無いのですが、野外である分結構監視の目も行き届かず、自由時間も多くなります。デートになるのは自由時間に示し合わせる、夜抜け出し(偶然のときもあり、それは通例トラブル解決の再告白(つきあっている状態で気持ちを確かめるため、重ねて好きと言うこと。告白以上に恥ずかしいことも)に用いられる)て逢う、遭難等があります。キャンプファイヤーのようなムードが出易い行事もあり、そこから二人きりと言うのも少なくありません。
同居状態での旅行は他の家族が邪魔ですがごく自然に一緒です。親がいるときには気をつかって一方を留守番にすることもありますが。日帰りでも食事や遊んでいる間等で遊ぶ暇がありますし、二人きりの時間を作るのは難しくありません。泊まりとなると夜這いネタが使えることは勿論ですが、それがなくても夜にゆっくり逢うことは容易です。
偶然家族同士が外で出くわす、これは普通はありえない幸運です。むしろこのパターンはつきあい始める前の成り行きデートに多用されるので後述とします。つきあっているときにはトラブル中、特に家族同士のトラブルがある時などによく見られますね。ここではデートはかなり難しく、二人きりの時間は短いかないのが普通です。このパターンは後で噂になったり借りたものを返したりで展開していくことが多いです。
始めから一緒、というのは家族同士が仲がいい、つまり幼なじみにほぼ限られます。親どうしに共通の趣味があれば別ですが。この場合は行先が観劇とか遊園地とかのデートに近いものになります。これは大体小学校までであることに注意してください。中学校になったら男女が一緒と言うのと親に連れられての両面で恥ずかしいもののようです。食事も一緒で隣に座って観劇したり電車やタクシーに乗ったりということもありますが、二人きりの時間は長くありません。上と同じかそれにわずかな会話等があり、それを後で思い出すことで幸せに浸ったりします。
異性と二人だけでの泊まり掛けは始めからということはありえず、ましてつきあっていない状態では考えられることではありません。混合の予定が他全員ドタキャン(これには進展しないのを心配してと言うのがある)か両方一人旅で出くわすかでしょう。日帰りの旅行はその他の行事のところで。こうなりますとずっと二人きりというのは緊張します。それゆえに失敗も多く、それが更に最終的には結びつきを深める事も多いのですが厄介なトラブルを持ち越すこともあります。多いのは解放感による浮気の危険と男が夜這いなどをして段階ギャップ(男と女の性的な成熟度が食い違うこと。幼年少女誌では範囲外に近いが、現実につきあっている中高生男女のトラブルとしては最重要。男子はもともと性欲の固まりであり、それを容易に意識できるし肉体的に成熟する以前にも周囲に対する見栄、背伸びなどで強く求める傾向がある。反面女子は性欲をはっきり意識することが難しく、又危険性が男子より大きいためと性差別の名残によって性に対しては嫌悪を感じるよう教育されていることが多い。求める心理になるのはかなり遅く、それも大抵は相手を思いやって、背伸び、見栄などずれている。そのずれが解決するには相当時間がかかる。基本的には男子が一方的に求める事になり、それは当然女子の拒否にあい、その拒否を愛情の欠如と結びつけると最悪の事態になる)に陥ることです。まあそれ自体が男子にとってはチャンスですから。女子にとっても性的なことを意識しなければ天国でしょう。
その他の外出中に出くわすのはまあ成り行きデートに似ています。日帰りでの買い物に映画やちょっとした散歩等、スポーツの個人練習等。
買い物など日帰りでできる用事の最中に出くわしたら、お互い一人ならそのままデートになります。ただここでは他の異性となぜか一緒で、それもお互いにという誤解浮気が発生し易いことに注意。また連れが同性の友達でもだから悪い、またなと友達を捨ててデートにはなりにくいです。この場合よくあるのがグループどうしが同行し、集団デートになる形です。これらは町中ですが、河原や海岸などのムードのあるところでは自然にデートができます。スポーツで河原(特に橋の下)や空き地、公園等で様々なスポーツの個人練習を積むことがあります。それはその恋人にも隠していることがあり、それによるトラブルもあります。知っているときには当然応援、特に女子なら飲食物の差し入れをし、それはピクニックに近いデートに他なりません。
トラブルがあって気持ちが通いあっておらず、それが高じて破局秒読みと言った段階ではデートはしにくいため、成り行きデートが主体になります。成り行きデートについては既述ですし、補足も後で。スキンシップや{絡まれ戦闘・・・女の子もしくは女連れで不良に絡まれ、男が戦って助ける}等で解決のきっかけとしては結構いいものです。ついでにこれは出会い、顕在化などにも少年少女誌問わず多用されるエピソードです。
★つきあっていなくてデート目的でなくデートする、それは成り行きデートそのものです。これの具体的な事については上の諸状況も参考にしてください。心理によっても色々とあり、両片思い(+、+)と片思い(+、N)(+、−)(N、+)(−、+)、互いに反発(ー、ー)、一方的な反発(N、ー)(ー、N)、互いに少なくとも顕在化していない友達同士や初対面(N、N)となります。具体的な関係について他にも色々とあるのはお分かりでしょう。両片思いでは告白すればいいだけ、ではあります。単に両方恥ずかしがっているだけなら楽なのですが、一方もしくは両方が他の異性とつきあっている時には厄介で、浮気に他なりません。恥ずかしがっているだけの状態では共にできるだけ一緒にいたい、という気持ちはあります。外出中出くわすなどしたら互いにそのまま一緒に行動し、そしてその理由にはお互い触れたがりません。緊張も大きく、それ故の失敗がスキンシップになったりそうでなくともお互いのことをより知って恋心がふくらむ事になります。つきあっている相手がいる場合、罪悪感が両方あります。それが背徳の美酒となり、よりデートの密度を上げるのは言うまでもありません。これは男女関係なくつきあっている人がいるほうとしては本音では嬉しいのですが、やはり目撃の恐怖とつきあっている相手に対する罪悪感があります。その成り行きデートの相手は嬉しく、幸せではありますが特に三角関係の相手が友達だったりすると罪悪感が深いです。大体は「こうして一度だけでも一緒に歩けたのだからそれで充分幸せ」と言った形で思い切るきっかけにしようとします。それでも余計に思いが募るのは避けられず、そして確実に目撃されます。
片思いの状態では成り行きデートは片思い側には天国ですが、もう一方にとっては何でもないことです。デートという自覚がないこともありますし、噂を恐れる心理もあります。ただその楽しさや相手の美しさに気付く事やスキンシップなどがきっかけで恋愛感情が芽生えたり顕在化したりもします。又デートと気付かれないように片思いしている側が誘うこともあります。
互いに反発の場合には地獄です。できれば一緒にいたくないので、ある程度やむを得ない状況(部活の買い物などで同行するように命じられている、遭難や搬送など見捨てておけない等)でないとデートを継続することは難しいでしょう。それが互いをよく知り、恋愛感情が生まれたり顕在化したりするのは言うまでもないでしょう。
一方的な反発がある場合もほぼ同様ですが、別に何とも思っていない側は相手の態度に反発を感じ、それは無論不快感になります。そしてそれをいぶかしむ心理が逆に相手を意識するきっかけになるわけです。
互いに何とも思っていないときにはそれは全然デートではありません。少なくとも当事者にとっては冗談で口にすることはあっても(そこから意識することも)デートと意識することは余りありません。目撃者にからかわれて初めて意識することが普通です。
デート目的でもまずつきあっている状態とそうでない状態に分かれ、つきあっている状態が自然です。つきあっていない状態で意識的、計画的にデートするのは偽装つきあい以外にありません。偽装の理由は嘘のつきあいを参考にしてください。
誘うのがまずデートとの意識と計画がある場合始まりになり、つきあっているかどうかにまず分かれます。
片思い状態で成り行きデートでの誘い方は告白のつもりがなければ相手にそれがデートであると気付かせてはなりません。その上で行動をともにするよう誘い、また用件がある場合終わった後食事や帰途等を一緒にしなければなりません。羞恥もあり、難しいですが相手のほうが何の気もなく、または始めから両片思いで誘ってくることもあります。具体的にはそれまで用事で一緒、それが終わった後も態度で相手と離れない(一緒にいるときには雰囲気で結構コミュニケーションでき、どちらかが拒否を示さないかぎり一緒にいることに。何とも思っていないほうも拒否のサインを出すこと自体きっかけが必要で相手が出さない場合難しい)事でなし崩しに、飲食店に何でもない風を装って誘う、話を続ける、デートと言う言葉は使わずに誘うなどがあります。両片思いでは両方が上と同じ事を考えているのでかえってやりにくいです。距離にも気を使いますし。
理由があっての偽装デートでは恋愛感情が(少なくとも顕在化してい)ない場合には普通に頼むだけです。その理由については大体既述です。ごく軽い口調ですが、多少言いにくいことには違いありません。その相手のほうが依頼者に片思いしているときには「明後日の日曜日、デートしてくれない?」と言われたら椅子から転がり落ちるでしょう。それで驚いて事情を説明すればいいのですが、説明不足だったらそれは告白と誤解するのは当然のことです。まして目撃者は当然誤解します。性格によっては依頼する相手が本当に好きな場合自分では依頼できず、友達に代わってもらうこともあります。その時に依頼された者はその依頼者が好き、ということもよくあります。
デートの誘い自体が告白の場合ですが、男だったらチケットを突き付けたりします。相手が非常に鈍く、告白したほうを何とも思っていないときには2枚とも奪って友達を誘ったりし、告白と気付かれないケースもあります。詳しくは告白の講義を参考にしてください。ファーストデート系の話では誘うと同時の告白が冒頭になることもあります。
異性の友達同士で、お互い全く異性として意識していないか片思いの状態で一緒に出かけるとき、別に特別なことではないです。普通に「〜行こう」ですみます。また冗談混じりでデートという言葉を使うこともあります。これで両方異性としての意識がないときには別にどうということはありませんが、その途中でからかわれる、スキンシップ等で意識してしまうことはいつでもありえます。一方の片思い状態ではもう一方が相当鈍感で性的に未熟(無垢か言葉としてしか理解していない)ということです。この時には気付いていないほうは何の気もなく誘うだけで、片思いしているほうは普通誘うこと自体勇気がいることですが、言ってみると何でもないものです。
つきあっているときにはお互いに用がなくて暇ならデートをするのはある意味当たり前と見なされます。つきあっているという状態の定義にデートが関わるかも知れません。まあ好きどうしならできればデートしたいものですが。誘うのは普通のことですが、やはり始めのうちは照れがありますし秘密交際の場合には連絡自体が難しいです。特に家族が反対者だと電話ができないので。又つきあっていても未熟でデートの発想がないときもあります。
連絡手段が重要なのは連絡自体困難な遠距離恋愛と秘密交際です。
遠距離恋愛のときにはデート自体がたまに相手のところに行ったとき(距離、経済事情、学年によっては旅行のついでしかない事も)以外にないので、その前の打合せが重要になります。電話ですと家人が取るかもという恐怖があり、又詳しい日時を忘れて食い違ったりします。手紙なら確実ですが見られる危険がありますし、なくしてわからなくなることもあります。
秘密交際のときには禁止の程度にもよりますが連絡を取り合うことが難しいです。家族や寮の場合教師及び先輩による禁止は帰ってからの連絡を絶望的にし、クラスメートに秘密のときには学校での連絡とデート自体が危険になります。
直接連絡を取るチャンスは昼間の学校やその帰り道、塾などです。公認でも周囲に人がいると恥ずかしいものがあります。全く気にしないタイプもいますが。秘密交際では危険を伴う行動です。またデートの終わりに次の計画を話し合うこともあり、結構重要です。
台詞と言いますか、誘い方には性格が結構出ます。大胆で堂々とした性格なら教室内で大声でいい、そうして誘われた特に女子は恥ずかしいですが嬉しいものです。恥ずかしがりやなら物影に連れ込んでです。これは余計恥ずかしい、のですが背徳感がいい刺激になる側面もあります。台詞で特に多いのが「今度の日曜、空いてる?」「チケット取れたよ(取れたんだけど)」等。
長くなりましたので続きは次回。何か質問は?御静聴謝。