光の届かない地〜『エクリプス』

・・・「魔大戦」・・・

「エクリプス」の覇権を
めぐる百年に渡る争いは
ヴォルザーク軍の勝利に
よって終わりを迎えた

ヴォルザーク軍にあって
狂戦士と恐れられた
ラデューン達5人の傭兵は
かつての雇い主であり
いまや全「エクリプス」を
統べる王となった
ヴォルザークの支配する街
ファットグーンを
訪れようとしていた

●ファットグーンの街

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魔大戦の戦友ヴォルザーク王に会う
エクリプスを統治するための国家を目的としている

南西の廃墟にいる家畜泥棒「セルジョ」を退治するように言われる

●人間の廃墟

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核戦争前のレジャー施設?
人間が飼われており、奥に扉がある。セルジョにはガトリングと魔法で攻撃。
セルジョを倒すと「ルームキー」を拾え、それで奥の扉を開く事ができる。

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奥には人間の遺跡(機械)が残っており、壁のモニタで海底遺跡を確認することができる。
ファットグーンに戻り、ヴォルザークから1000ダストの報酬と「ヴォルザークの印」を貰う。

●ヴォルザークの博物館

ヴォルザークがファーレーンで買い集めた人間達の遺跡を展示してある博物館。
2階にある機械から「IDカード」を入手しておく。

破砕の日と呼ばれる現象の説明
「破砕の日・・・百年に一度起こる隕石の落下日・・
これは、人類が滅びた時の地軸のズレが原因で起こるようになったと思われる
この時、地上全ての物が薙ぎ倒される・・・」

●ファーレーンの街

ヴォルザークに売った機械は、南の海底遺跡から発掘されるらしい。
北西にデリム・ワンがいる。

●デリム・ワン遺跡

●海底遺跡

奥へ進むと海底トンネルがあり、博物館で入手した「IDカード」で開く。
海底トンネルを奥へ進むと・・・

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謎の声「ようこそ!魔族の皆さん。遠い未来の我らの子孫よ!!
恐れる事はありません 我々は、あなた方の味方なのですから。」

ジョコス「何故我らを子孫と呼ぶのか? 魔族は、人間の文明以前より存在したと言いたいのか?」

謎の声「そうです・・我ら魔族は人類以前に存在しました。遥か太古に、この地上に君臨していました。
ここでは満足な説明が出来ません。我らの故郷に来て下さい。
我らが太古に創り上げた楽園、『ムー』へ・・」

ジョコス「ムー!?人類の伝記にある伝説の大陸の事か!?」

●埋もれし大陸ムー

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トンネルを抜けてムー大陸へ。石像の話を聞き、奥の神殿へ進む。

石像「我の名は、魔族の歴史を語る第一の使徒『ガブリエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
魔族は争いを好む種族だった・・しかし、我らは争いからは何も生まれぬ事をさとった。
その時より悲劇は始まった
我らが得た争いの無い条件とは絶対権力者の必要性だった。だが、それは新たな争いを生み 誰もが支配者になる事を望んでやまなかった。
結果、この要因が我らの滅亡を招く一つの条件となった。
忘れる無かれ、我が声を 忘れる無かれ、支配欲が全ての調和を乱す事を!!」

石像「我の名は、魔族の歴史を語る第二の使徒『ウリエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
我ら魔族は、ありあまる術を持っていた。それがため、他の者を越えるべく争い始めた。
それは、闘争本能を持つ者には当たり前の事だった。
しかし、我らはその術をあやまってしまった。
我らがたどり着いた究極の答。それは、兵器でも魔術でもなかった!!
・・究極の進化・・
自らの遺伝子構造を強制的に変化させる事で、究極の肉体を得ようとしたのだ
結果、この要因が我らの滅亡を招く一つの条件となった。
忘れる無かれ、我が声を 忘れる無かれ、他人を越えようとする心が自らも破滅させる事を!!」

石像「我の名は、魔族の歴史を語る第三の使徒『ラファエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
我らは感情を無くしてしまった。新たなる発見の喜び 他の者を思いやる心
出来すぎた社会のため、全てを忘れてしまった。
婚姻は、種族を増やすだけに・・ 社会は先人の創り上げた物を保つためだけになっていた。
我らは考えた。滅びようと・・・
堕落しきり、『生きる』という最も根本的な本能を放棄しようとした。
当然である・・ 何万年も決められた事を実行する気になれなかったのである
結果、この要因が我らの滅亡を招く一つの条件となった。
忘れる無かれ、我が声を 忘れる無かれ・・・
出来すぎた世界は、生物を破滅へ導くシナリオの一部でしか無いという事を!

石像「我の名は、魔族の歴史を語る第四の使徒『ミカエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
我々は、ついに結論に達した。
営々と築き上げてきた全てのものを排除し、新たな歴史を歩もうと!
しかし、それより先に我らの滅亡の時がやってきたのだ。
天から巨大な火の玉が落下し 地軸を狂わし、海は荒れ狂い、ほとんどの大陸を飲み干した。
恐竜が覇者であった時代と同じ終焉がやってきたのだ。
我らには防ぐ術がなかった・・ 母なる大地の怒りを防ぐ術が・・
結果、全てが終わった・・
そして、地上を我らが家畜『人間』にたくした。
忘れる無かれ、我が声を 忘れる無かれ、我らは絶対の支配者ではない事を」

ジョコス「こうして魔族は滅びたわけか。しかし、何故力を持たない人間が生き延びたのだろう」


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謎の声「良く来ました。私は、太古に栄えた魔神族の一人。ムー大陸を統治した『ラ・ムー』である」
ラ・ムーの残留思念「そう、長き年月を経て我らの意思を継ぐ資格のある者を待ち続けていました」
「俺たちが、お前らの意思を継ぐ者だというのか?」
ラ・ムーの残留思念「そうです。そして、新たに星を形成する運命を帯びた者でもあります」
「星を形成する?」
ラ・ムーの残留思念「愚かな生物を一掃した後 新たに星を形成するのです」
「じょうだんじゃない!生物を一掃するなんて!?なぜ、そんな事を!」
ラ・ムーの残留思念「しかし、貴方方は、私の声を聞き、導かれました。
すでに時は動き出したのです。もはや、断る事は出来ません」

ラ・ムーの残留思念「貴方方が、『破砕の日』と呼ぶ現象です」
「なに!?破砕の日までは、まだかなり間があるはず!!まさか、お前が!?」
「『破砕の日』は、地軸の歪みで起こるのではなかったのか!」
ラ・ムーの残留思念「天変地異と呼ばれる数々の現象は、全て私が起こしたもの 地上の汚物を排除するために」
「汚物だと!?あたい達魔族が汚物だというのか!!」
ラ・ムーの残留思念「魔族は、人類の滅びた意味を理解していません。同じ道を歩もうとしている」
「確かにそうかもしれん!だが、お前にそんな権利があるのか!!」
ラ・ムーの残留思念「私に導かれた貴方達までその様な事を言うのですか。これでは仕方がありませんね」
「待て!お前は、一体何をしようとしているのだ!!」
ラ・ムーの残留思念「答える必要はありません。私は急がねばならないのです
私の導きを断った貴方方には、もう用はありません」
「何を勝手な!来いと言ったのは、お前ではないか!!」
ラ・ムーの残留思念「行きなさい地上へ!そして、苦しむのです!!私に逆らった事を後悔するがいい!!」

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ヴォルザーク王「何事だ!!」
兵士長「ヴォルザーク様!隕石が街を直撃しています!」
兵士長「ともかく全住人を地下へ避難させます」

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ヴォルザーク王「ふっ・・・、いよいよ実行する時が来たのだ!
完全なる魔族による新たな世界を構築することを・・・・」

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「酷いな・・海が干上がっている」

破砕後の地表


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