「エクリプス」の覇権を
めぐる百年に渡る争いは
ヴォルザーク軍の勝利に
よって終わりを迎えた
ヴォルザーク軍にあって
狂戦士と恐れられた
ラデューン達5人の傭兵は
かつての雇い主であり
いまや全「エクリプス」を
統べる王となった
ヴォルザークの支配する街
ファットグーンを
訪れようとしていた
南西の廃墟にいる家畜泥棒「セルジョ」を退治するように言われる
●人間の廃墟
●ヴォルザークの博物館
ヴォルザークがファーレーンで買い集めた人間達の遺跡を展示してある博物館。
2階にある機械から「IDカード」を入手しておく。
「破砕の日・・・百年に一度起こる隕石の落下日・・
これは、人類が滅びた時の地軸のズレが原因で起こるようになったと思われる
この時、地上全ての物が薙ぎ倒される・・・」
●ファーレーンの街
ヴォルザークに売った機械は、南の海底遺跡から発掘されるらしい。
北西にデリム・ワンがいる。
●海底遺跡
奥へ進むと海底トンネルがあり、博物館で入手した「IDカード」で開く。
海底トンネルを奥へ進むと・・・
ジョコス「何故我らを子孫と呼ぶのか? 魔族は、人間の文明以前より存在したと言いたいのか?」
謎の声「そうです・・我ら魔族は人類以前に存在しました。遥か太古に、この地上に君臨していました。
ここでは満足な説明が出来ません。我らの故郷に来て下さい。
我らが太古に創り上げた楽園、『ムー』へ・・」
ジョコス「ムー!?人類の伝記にある伝説の大陸の事か!?」
●埋もれし大陸ムー
石像「我の名は、魔族の歴史を語る第一の使徒『ガブリエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
石像「我の名は、魔族の歴史を語る第二の使徒『ウリエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
我ら魔族は、ありあまる術を持っていた。それがため、他の者を越えるべく争い始めた。
それは、闘争本能を持つ者には当たり前の事だった。
しかし、我らはその術をあやまってしまった。
我らがたどり着いた究極の答。それは、兵器でも魔術でもなかった!!
・・究極の進化・・
自らの遺伝子構造を強制的に変化させる事で、究極の肉体を得ようとしたのだ
結果、この要因が我らの滅亡を招く一つの条件となった。
忘れる無かれ、我が声を 忘れる無かれ、他人を越えようとする心が自らも破滅させる事を!!」
石像「我の名は、魔族の歴史を語る第三の使徒『ラファエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
我らは感情を無くしてしまった。新たなる発見の喜び 他の者を思いやる心
出来すぎた社会のため、全てを忘れてしまった。
婚姻は、種族を増やすだけに・・ 社会は先人の創り上げた物を保つためだけになっていた。
我らは考えた。滅びようと・・・
堕落しきり、『生きる』という最も根本的な本能を放棄しようとした。
当然である・・ 何万年も決められた事を実行する気になれなかったのである
結果、この要因が我らの滅亡を招く一つの条件となった。
忘れる無かれ、我が声を 忘れる無かれ・・・
出来すぎた世界は、生物を破滅へ導くシナリオの一部でしか無いという事を!
石像「我の名は、魔族の歴史を語る第四の使徒『ミカエル』我、語る言葉に耳を傾けよ
我々は、ついに結論に達した。
営々と築き上げてきた全てのものを排除し、新たな歴史を歩もうと!
しかし、それより先に我らの滅亡の時がやってきたのだ。
天から巨大な火の玉が落下し 地軸を狂わし、海は荒れ狂い、ほとんどの大陸を飲み干した。
恐竜が覇者であった時代と同じ終焉がやってきたのだ。
我らには防ぐ術がなかった・・ 母なる大地の怒りを防ぐ術が・・
結果、全てが終わった・・
そして、地上を我らが家畜『人間』にたくした。
忘れる無かれ、我が声を 忘れる無かれ、我らは絶対の支配者ではない事を」
ジョコス「こうして魔族は滅びたわけか。しかし、何故力を持たない人間が生き延びたのだろう」
ラ・ムーの残留思念「貴方方が、『破砕の日』と呼ぶ現象です」
「なに!?破砕の日までは、まだかなり間があるはず!!まさか、お前が!?」
「『破砕の日』は、地軸の歪みで起こるのではなかったのか!」
ラ・ムーの残留思念「天変地異と呼ばれる数々の現象は、全て私が起こしたもの 地上の汚物を排除するために」
「汚物だと!?あたい達魔族が汚物だというのか!!」
ラ・ムーの残留思念「魔族は、人類の滅びた意味を理解していません。同じ道を歩もうとしている」
「確かにそうかもしれん!だが、お前にそんな権利があるのか!!」
ラ・ムーの残留思念「私に導かれた貴方達までその様な事を言うのですか。これでは仕方がありませんね」
「待て!お前は、一体何をしようとしているのだ!!」
ラ・ムーの残留思念「答える必要はありません。私は急がねばならないのです
私の導きを断った貴方方には、もう用はありません」
「何を勝手な!来いと言ったのは、お前ではないか!!」
ラ・ムーの残留思念「行きなさい地上へ!そして、苦しむのです!!私に逆らった事を後悔するがいい!!」