枕元の計算用紙
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「ドラゴンボール」がアジア、特に儒教圏で大人気を博したのが不思議です。
主人公の悟空は、故意ではなかったとはいえ養父殺しの大罪を犯しています。儒教道徳では絶対許されないはずです。
悟空の舅、牛魔王も、大罪人であり師兄弟の仇でもある悟空に娘を与えるとは・・・どういう神経でしょう。
それほどの罪を犯している悟空が真相を知ってからも、あまりにも明るい性格だったのも疑問です。自分に流れるサイヤ人の血への憎悪、巨大な罪悪感・・・それから逃れられるのは宗教以外には考えられないと思うのですが、どうやら生涯無宗教のまま(神と友達感覚でつきあっていますが)奔放な冒険で暮らしたようです。
あの世で養父に直接謝り、許してもらっているとはいえ、今更ながら疑問です。
僕がビンラディンなら山奥に入り、死体が出ないよう深いクレバスのような谷をみつけ、崩れて死体を隠すよう爆薬を仕掛けて自殺するかもしれません。
永遠に死体は出ません。つまり、永遠に生死不明。永遠に逮捕することができず、死体が蔵ごと爆破された豊臣秀頼の生存におびえた徳川幕府のように、アメリカは延々と影におびえることになります。
多分CIAより石油大企業、通称セブンシスターズのほうが中東に関する情報は多いはずです。
今後の対テロ戦争が影の諜報戦になるなら、そういった民間企業の情報網や警備会社のノウハウなど、民間の力も必要になるのではないでしょうか。
中国で家禽の伝染病が蔓延し、そのため日本でも鶏肉や北京ダックの供給が逼迫しているそうです。
狂牛病や口蹄疫もそうですが、食料のバイオハザードやバイオテロも非常に大きな影響をもたらすのではないでしょうか。
でもここまで世界が狭くなっているときに、検疫には限界があるような気もします。何か、もっと根本的な解決策が・・・バイオテクノロジーはリスク評価が確立していないので、使いたくないのですが。
手製ロケット弾を迫撃砲と呼び、柳刀もしくはただの刀、あえて言えば中国刀を青龍刀と呼ぶマスコミの慣例は何とかならないのでしょうか。
ましてナイフについては、なんでもかんでもサバイバルナイフ・・・「刃渡り10cmのサバイバルナイフ」という報道を見るたびに飯を吹きます。
宇宙望遠鏡で地球型惑星を探す、という壮大なプロジェクトが始まるそうです。
地球のような環境は本当に奇跡的なのか、それとも普通なのか・・・どきどきしますね。
世界連邦が、現在の国民国家より弱者や少数者に対して優しい、という保障は何もありません。
平和である保障さえないのでは?
第一、現状では世界の中心的な力である、多国籍企業が中心になることは避けられないでしょう。国連やEUを悩ませている官僚制の弊害も地球レベルになったらどうなるか・・・
さらに貧富の差の拡大、遺伝子技術の発展を考えると、遺伝子改良された一億人・・・何万人程度かも・・・の貴族と数億人の労働者が世界の全ての生産資本と富を独占、残り数十億人はいかなる活動も環境に悪いからと禁止され、配給される最低限の食糧で生かしてもらっているだけ、しょっちゅうそれも遅れて餓死する(最悪の場合害虫扱いされて生物兵器で駆除される)という地獄のような世界もありえます。
ネットで通用する通貨があったら便利かも。「Net」「Gro」などの名前が考えられます。
紙の形ではなく、特定の国と結びついていないが現実の通貨と様々なレートで交換でき、様々なネットゲームでギャンブルのように増やすことも、ネット内の仕事の報酬として与えられることもできるし、買い物もできる・・・
今のネットの安全性では難しいでしょうか。情報を保護するシステムがしっかりしていて、さらに金と兌換できれば使えるでしょう。
今はクレジットカードが主になっているようですが、クレジットカードもそれほど信頼できるわけではないですし、クレジットカードを利用できない人も多いです。
足の爪を怪我して丸二日痛みに悩まされていたのですが、考えてみると女性はそれくらいの苦痛を毎月・・・考えただけで身震いがします。
このまま、タリバーンが完全に崩壊すれば米軍の報復作戦は、目的としては成功したといえるのでしょうか。
もちろん、米軍の目的はタリバーンではなく、テロ組織アルカイダとビンラディンの抹殺です。それはどこまで進んでいるのでしょう。
そして、僕も含めて泥沼になると言い続けてきた人は、いつごろ誤りを認めるのでしょう。でもまだ安心できない・・・
日本語訳歌詞しか知らない曲が相当あります。原語を知りたい好きな曲だけでも、
などがあります。
恥とは何でしょう。
動物や植物、パソコンにはないです。人間に固有の感情、もしくは心理的現象と思われます。
ただ、そう考える事は創世記第三章で、アダムとイブが知恵の実を食べて始めに知ったことが自らの裸を恥じることだったことから、人間と動物を分かつのは恥の有無だ、という観念にとらわれてはいないでしょうか。
チンパンジーなどの知能の高い動物に恥があるかどうかは研究の余地があります。トイレのしつけを済ませた犬や猫が失敗したときの反応は、恥ではないのでしょうか。
では、全ての人間に共通するのでしょうか?ある文化に固有の現象ではないでしょうか。
民俗学的研究の余地はありますが、少なくとも日本、中国、キリスト教ヨーロッパなどある程度以上の文化圏には恥が存在します。
では、たとえば日本とキリスト教圏における恥は、「神」概念と同様の違いはないのでしょうか。
恥は、どんな状況で起きることでしょうか。いくつか主要な例を挙げて考えてみましょう。
恥をかいたときに起きる現象は、まず強い不快感と怒り。誰かまたはなにかに責任を転嫁できれば、それに強く怒ります。できなければ、うつむいて視線を合わせないなど周囲の人間より自分が低い順位にあるサインを出します。
身体的には発汗、紅潮し、心拍数も増大する。怒りや恐怖に似た反応であり、刑罰や拷問になるほど強いストレスをもたらします。非常に激しい恥は、精神病や人格崩壊すらもたらすことがあります。
ただし、身体的反応があるものの、恥が人類の生物学的種としての特徴とはいえません。
恥という感情を形成するのは、文化的なトイレなどのしつけと思われます。失敗したときに叱責、処罰し、恐怖と苦痛を与えてそれを恥ずかしいことだ、悪いことだと教えていることから、上の反応も理解できます。性的な羞恥心、卑怯などの武人倫理も同様でしょう。
そう考えると、罪と恥とは非常に近いものではないでしょうか?ほとんど同一のこと、「上位者の命令に違反すること」に対する罰の心的外傷が引き起こす反応と形成された超自我が結びつき、罪と恥の二つに抽象言語化しているのではないでしょうか。
ではその区別はどこにあるのでしょうか。
キリスト教的には、アダムとイブがみずからの裸身を神に恥じ、禁じられたものを食べるという罪を犯した。つまり、恥は知恵がなければ存在しない相対的なものであり、罪は神に対する絶対的なものです。
また、恥はやむを得ない失敗に対する罰で、罪は故意の不服従に対する罰ではないでしょうか。
また、特に集団の中での恥は恥をかいた者、特に日本においてはその属するイエ共同体全体が地位を下げることにつながります。
そして、相対的に周囲の人間は地位が上がったと錯覚し、笑いなど快楽につながります。その快楽はかなり強く、いじめの主要な動機でもあるし、前近代社会では公開処刑が重要な娯楽でもありました。
今後携帯電話は現状のままなのでしょうか。進化するとしたら、ウオークマンなどの音楽プレイヤーと携帯ゲームを取り込むものと思われます。また、ウエアラブルパソコンとしての進化も考えられます。
が共存すると思います。
今となっては信じられませんが、子供に本を読ませない時代がありました。
今は読ませることに苦労しているようです。
正直に言えば、多分子供にとっては本よりテレビやゲーム、携帯電話のほうがずっと面白いのでしょう。だとしたら、もうどうしようもない・・・いくら強制しても、馬を水辺に連れて行くことはできても水を飲ませることはできない、教養を失い、滅んでいくのを見るしかないのでしょうか。
でも、「教養は読書でしか身につけられない、教養なしには国ごと滅びる」という命題は真実でしょうか?
環境問題の解決策を模索するとき、なぜか必ず貧困も同時に解決するように話を向けます。
つまり、環境を破壊しない、そして途上国などの餓死するほどの貧困も戦争もない楽園を夢見てしまうことが多いようです。
それは不可能だ、または貧困と環境は別だということはないのでしょうか?
もちろん、途上国の貧困と環境破壊は密接につながっています。貧しく教育のない、そして女性に自己決定権のない人々が従来通り多くの子を産み、それがワクチンのおかげで(まだまだ足りないけれど)みんなが成長するからより多くの家畜を飼い、それが土の限界を超えると同時に水をくみ上げすぎて大地は砂漠となる。
この理論そのものは現実でしょう。
でも、その貧しい人々が経済成長して、60億・・・時間を考えれば80億人が電気と車があり、肉を食べる生活をしたら地球環境がどうなるか。彼らが子供を産まなくなり、人口増加が止まるより破局のほうが早いのでは?
子供が始めて目にする性交で、ちゃんとした避妊は行われているでしょうか。
今多くの子供はアダルトビデオやポルノコミックなどがそれでしょう。
アダルトビデオは原則として膣外射精、ポルノコミックは避妊なしの膣内射精です。子供が触れる機会のより多い少女マンガや青年マンガでセックスシーンのあるものにおいても、コンドームはないものとして扱われているようです。
子供がそれら、公的には禁止されている、そして必ず接する像に触れる前に、出産のプロセスと同時に正しく避妊したセックスを見せておくべきではないでしょうか。
一番いいのは、少年、少女マンガ、テレビアニメ、ドラマでもコンドームをちゃんと使用するなら性描写をしてもいい、とする事だと思います。
事故かテロかははっきりしませんが、航空業界にとってはとどめですね。
事故だとしたら懸念されるのが、リストラによる手抜き整備です。
そして、テロリストの立場に立てば、空路の通商を徹底して破壊することで世界経済を大混乱に陥れることができます。
アフガンゲリラに大量に流れていると言われるスティンガー対空ミサイルがあれば、否重機関銃や大口径対物狙撃銃を車に積んで空港近くから離陸直後の旅客機や貨物機を撃墜し、すぐ別の空港に移動すれば・・・恐ろしい結果になります。
そして、通商破壊をより厳しくするには、海路と電子路を同時に破壊すればより有効です。
海路は海賊により強力な武器を与え、組織的に動かして大型タンカーを片端から撃沈し、電子路・・・つまりコンピューターネットワークはコンピューターウイルスで破壊する・・・
核爆弾やサリン、天然痘より怖いかも。
マグライトの頑丈さと信頼性でシュアファイアーの圧倒的な光量があり、手軽に充電ができてLED(発光ダイオード)を用いていて長時間の連続点灯もできる懐中電灯がもうすぐできるでしょう。
多分過渡的に、シュアファイヤーの従来型強力電球とLEDを組み合わせ、普通の懐中電灯程度の明るさでよければ電力消費の少ないLED、強力な光が必要なら従来型電球に切替える形になるでしょう。楽しみです。
ビンラディンの組織が本当に天然痘テロを起こしたら、結果的に世界の人口が大きく減って、地球環境にとってプラスにならないでしょうか。
いや、もし人口制御を目的に先進国の機関が天然痘その他の非常に危険な伝染病をばらまいたとしても、今ならビンラディンのせいにできますね。
人類は体毛がほとんどないことなどからネオテニー、つまり幼児の形のまま成熟する生物とも言われています。
では、もしそうだとして、成体になる第三次性徴を引き起こすようなホルモンが見つかったら、それは利用価値があるでしょうか。
予想できる人間の成体は今の人類より大型で、全身に濃い体毛が生えて筋肉が成長して・・・骨格がどうなるかは予想できません。
体力は大幅に増すでしょうが、それ以上の価値はなさそうですね。
アフガニスタンはもちろん、余りにも多くの国が西洋近代文明の援助無しには生存もできないのでは?
それなのにグローバリズムに反抗したテロが起きるのはどこか狂っています。このグローバル文明が滅んだら、多分発展途上国の人口の九割は餓死、病死でしょう。
マクドナルドのマニュアルは、普通の本として出版されているのでしょうか。マクドナルドシステムがこれほど大きな、文明論の文脈でも取り扱われるようになった以上、あのマニュアルは「諸国民の富」やかつての「資本論」と同様に、この文明を理解するのに欠かせない文献だと思います。
企業秘密も多いでしょうが、それは適当に抜いて・・・いや、毎年何万人ものバイトが新しく読み、そして辞めていく以上公開してもさしたる問題ではないでしょう。
アフガニスタンにもし、アメリカの力で平和をもたらすことができたとしても、今生きている人間の大半は重度のPTSD(心的外傷性ストレス障害)を負っているはずです。
となれば、親子の関係などで深刻な精神病理が発生してもおかしくありません。ほぼ全員が戦場神経症なら・・・もし本当に戦争でのPTSDが児童虐待などに結びつくなら、どれほど悲惨なことになるか!
となると、アフガニスタン人全体に対して精神医学的な措置を取らなければならないかも。不可能でしょうね。
もし、西南戦争で西郷側が勝利していたらどうなっていたでしょうか。
荒くシナリオを書くと、思った以上に国内各地で士族や農民の武装蜂起が起きて合流、西郷軍は熊本城に構わず主要都市を制圧して電撃的に進行・・・海路か陸路か、海路なら大規模な海軍の寝返りが必要?
結果的に反政府勢力が大軍になって近畿地方のどこかで激突するか、または別の武装蜂起した旧幕府側などが東京を奇襲するなどして、最終的に・・・
あ、徳川家の動きも意味を持ちそうですね。
どんな結果になっても西郷らも天皇に対しては忠誠心を持っていますから、天皇には手を出さないでしょう。最終的にはどこかで和睦するか、または新政府を完全に打倒するかですが、新政府側は和睦・・・譲歩はしにくいでしょう。
そして、西郷は日本をどうしたのでしょう。武士の地位を保って農業主体の国造りで、帝国主義時代を列強と伍して生き残れたのでしょうか?
タリバーン及びアルカイダの諜報情報能力はもう底が見えません。CIAもSOCOMも完全に翻弄されているように見えるのですが・・・
小泉改革もどうやら、橋本改革同様経済をめちゃくちゃにした末に既得権益の焼け太りを生んだだけのようです。
多分、次はまた経済優先としてばらまきになるのでしょう。
そして・・・また改革を言う人が出てくるのでしょうか。否、その時にはもう・・・
もう、日本は手術に耐えられない、手遅れの病人なのではないでしょうか。「構造改革なくして景気改革なし」も本当なら、「景気が破滅的な状況で無理に構造改革をするのは無茶」も本当・・・「手術しなければ治らない」かつ「治らなければ手術できない」は、医学的には手遅れといいます。
となると、次の指導者に求められるのは早めに日本経済に死を宣告し、その結果を極力耐えうる、最悪でも加工貿易が崩壊して食糧を輸入できなくなり、国民の過半数が餓死する状況にはならないように、貧困国となっても生存だけは維持することが求められるのではないでしょうか。
そんな指導者の資質は聞いたことがないです。徳川慶喜と違って渡す相手がいません。軍事的に征服されるのではなく、純粋に経済的に国が破滅するケースは歴史的にほとんど見られませんね。旧ソ連の崩壊やワイマール共和国の崩壊などが近いケースになり得るでしょうか?
「コーランに帰れ」というイスラム原理主義は、キリスト教の宗教改革とも共通する面があるような気がします。
だとしたら、本来は宗教改革が産業革命を準備したと同様、将来合理的な近代世界に適応するための過程とも考えられます。
でも、現実には極度の逆行と暴力ですね。確かにキリスト教宗教改革でもカルヴァンのジュネーブなどのように、過激なほどに市民の自由を抑圧した例もあります。魔女裁判や宗教戦争の罪も、旧教側に負けず劣らずです。
ただ今の大きな問題は、イスラム原理主義が社会の変革よりアメリカに対するテロによって目立っていることではないでしょうか。それだけ穏健派というか、貴族主義が強いのでしょうが。
道鏡と称徳天皇のストーリーは、大きなラブストーリーとして見ることもできます。王朝の美しさと孤独、策謀の泥中に咲いた美しい蓮花のような愛・・・本来宝塚歌劇の題材、「あかねさす紫の野の」「あしびきの山の雫に」「たまゆらの記」の系譜にふさわしい話のはずです。
でも絶対に不可能です。巨根伝説によって、「清く正しく美しく」に反する汚らわしく触れることも許されないタブーになっているからです。
卑猥に貶めたのは、未来永劫文芸として取り扱うこともできないように封印したのではないでしょうか。だとしたら、恐ろしい知恵といわざるを得ません。
「その日」は何年以内に来ると思いますか?マクドナルドがほぼ完全にロボットによって運営されるようになる日が。
そうなったとき、世界で何万人いるかわからない従業員の雇用を始め、とんでもない問題が起きそうです。
あ、でも「その日」のように突然ではなく、ゆっくり進行するでしょう。
なんとなく、この戦いは最終的にテロリストが勝ちそうな気がしてきました。
武力云々より、なんとなくですが歴史の流れで。