枕元の計算用紙
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年金の強制徴収…なければどうしようもないし、増税と同じですから景気がもっと悪くなるのでは。
まあ、景気悪化につながらない年金、財政再建策などないのかもしれません。
もちろん破綻を認めたら不景気はもっとひどくなりますが。
普通の学習、仕事机のレイアウトは、パソコンと相性がよくありません。
特にCRTデスクトップパソコンを置くと、机としての使用は難しくなります…B5のノートとA5の教科書を同時に広げるのは無理です。
まして大型の縦置きパソコンとCRTディスプレイを使おうとすると、標準的な机は完全にふさがってしまいます。
右手側、すなわちキャビネットの上に少し三角形の出っ張りがあれば、左手前から右奥の対角線方向にブラウン管ディスプレイを配置して机の左前を大きく開けることもできるのですが…
やはり机とディスプレイ、キーボード、マウスが一体としてデザインされていれば非常に便利です。
学習&仕事用机のデザインが確定した頃はパソコンはなかったのですから、パソコンが普及した今またゼロから設計すべきではないでしょうか。
例えばノートパソコンのように机の板の一部が開いてデスクトップレベルのキーボードと液晶ディスプレイが出現する形で、ディスプレイを邪魔しない高さの棚がついているシステムが考えられます。
普段机として使う際には、閉じてノートパソコンのふたのうえで作業するように…もちろん机自体と一枚の板のように高さがそろって。
子供用学習机のように作りつけの棚兼照明があり、その奥の(普通キャラクター絵がある)板が液晶ディスプレイである形もいいでしょう。
また、直線で構成された長方形である必要もありません。
ディスプレイ別売りのパソコンが主流になりつつある今、ディスプレイ(とスピーカー、キーボードとマウス)ごとゼロベースからデザインされたシステム机の需要はあると思います。
武士道、騎士道などには一片の価値もないのでしょうか。
所詮殺す側の論理に過ぎない、戦争を正当化するための飾りであり、現実に守られたことなどない建前でしかないのでしょうか、
それとも以前は有効だったけれど、核とゲリラやテロの時代には無意味なのでしょうか。
いや、初めから琵琶法師や吟遊詩人の物語の中だけのもので、現実には存在しないフィクションだったのでしょうか。
財政的にも人心などから見ても亡国の予感がささやかれます。
そんな時、歴史上の人物を生き返らせて指導者とするなら、誰がいいでしょう。
やはり財政危機を克服した徳川吉宗、上杉鷹山、二宮尊徳らのドリームチームでひたすら倹約、勤勉で質実合憲で環境に優しく心豊かな社会?
それとも果敢な革命家として織田信長と高杉晋作、坂本竜馬ら幕末の志士?
意外と衰退を静かに受け入れ、文化の礎を築いた足利義政や時代の変化を冷静に見切った徳川慶喜のような存在がいいのかもしれません。
弱肉強食にして負け組を淘汰するなら、せめて自殺しないですむシステムにできないものでしょうか。
中小企業経営者の、個人補償義務をなくして過去の借金も無効とする、最低限の生活原資を残すなど。
ローンを抱えたままリストラされた大黒柱も、家計が破綻しないよう何らかの手を打つべきでしょう。
その子供が充分な教育を受けられず、フリーターとして低レベルの労働層に入らざるを得なくなるのも問題です。
結局その低賃金で親を含む家族を養い、借金を返し、最終的に自立して家庭を持つことは不可能ですから、結果は子供もまた阿鼻地獄です。
このままでは膨大な低賃金債務奴隷階級が生まれてしまう気がするのは僕だけでしょうか?
明治時代の士族の悲惨さを思えば、それぐらい仕方ない…と考えるのは残酷すぎます。
結局明治政府は士族などの既得権階級を切り捨て不満を力で抑えた結果、秩序は保てましたし近代化にも成功しましたが、民主主義を確立することはできなかったのですから…それが戦争への道の理由かどうかは確言できませんが。
デフレでパイが縮小しているのに借金の額は変わらない…ということは、借りる側である中小企業経営者やローンを抱えたサラリーマンにとっては無間地獄です。
自殺に追いつめられるのは当然でしょう…親戚から友達から借りつくし、まとめて破滅に追い込むことになるのですから。
でも、その自殺でチャラにすることすらある意味モラルハザードです、特に生命保険会社にとって。
逆に貸す側にとっても、どう厳しく取り立てても完済されないことが多い、どころか、金を貸して利子を取るという商売そのものが成り立たなくなっているに等しいです。
では、また成長軌道に乗せるには?
人口も減っている、生産者が世界中でどんどん増えてグローバル化されているのに?
ではどうすればいいのか、に答えようがないのが辛い…全ての借金を無効にして全面配給制にするのはリスクが大きすぎます。
夢追い型のフリーターに対し、早く現実に戻るようにという声が多いです。
ただ、考え方を変えるとパリやニューヨークなどの文化都市の活力の源泉は、貧乏暮らしで成功を夢見て自分の芸術を求めている無数の若者です。
文学や絵画、音楽はもちろん、俳優や舞台芸術も含めて全て、多数の底辺がいない限りずば抜けた人は出ないのです。
問題は、圧倒的多数の才能がない人がどうやって老後をつかむのかでしょう…でも、補助をしすぎると甘えが出て、いい文化作品が出ない可能性も高いです。
そういえばパリやニューヨークで、結局芽が出なかった大多数の人はどんな老後を過ごすのでしょう。
一面を見れば才能も職業技能もない誇大妄想の人材不良債権で、年金も税金も払わず収入もないから消費もろくにしない=社会に参加していないクズ、別の面から見ると文化を支える底辺…
戦争は、経済にどのような影響を与えてきたのでしょう。
現在は「軍産複合体」すなわち死の商人が兵器を生産して稼ぐことが主な問題とされます。
しかし、それだけではないでしょう。
過去においては領土拡大や略奪、捕虜の身代金など様々な利益がありました。
また、農業が仕事の大半であった時代、相続上不利で未来がない次男以降が成功するには戦争と冒険と学問しかありませんでした。
長期間平和だと、経済が発展するはずがデフレが起きて悲惨なことになることも多いです。
小泉首相が自民党総裁選では圧倒多数で再選され、そして安倍新幹事長の人事…
もしかしたら、ポピュリズムは想像以上に強く深く広がっており、小泉首相への支持は雑誌やネット言論での総攻撃など蚊に刺される程度であるほどに圧倒的なのではないでしょうか。
テレビ映りとわかりやすい言動、クリーンイメージがすべて…?
さらに、その現在唯一の対抗馬である新民主党の菅直人氏も、ポピュリストであると批判されることが多い存在です。
となると、もう日本の政治は大きく、とり返しがつかないほど変わっていたのかもしれません。
どれほど言論が批判しても、蟷螂の斧なのかもしれません。
次の総選挙で政権交代になる可能性は十分あると思っていましたが、この総裁選の結果を見るとそれはないかもしれません。もう小泉長期政権は確定してしまっているのかも。
小泉長期政権は経済的には致命傷である可能性が高いですが、そのテレビポピュリズムを破れるものはあるのでしょうか?
本来なら新自由主義と社会民主福祉国家、第三の道、従来の日本式社会主義という経済政策、タカ派とハト派という政策軸で争われるべきかもしれませんが、それは不可能のようです。
自民党総裁選では小泉首相が圧倒多数で再選され、続投が決まりました。
これはどのような結果をもたらすのでしょう。
二十年後の歴史家が、この結果が違えば大戦は避けられたのにと嘆くようなものでしょうか?
この総裁選について、まずなぜこのような結果になったかが重要です。
予想以上に多数の党員や議員は、亀井候補らが主張していたような地方の経済的苦境があっても小泉改革への支持を選んだということです。
次の選挙で有権者がそれを選ぶと判断しただけかもしれませんが、どちらにしても構造改革の流れに背を向けることはできないようです。
結果としてより重大なことは、次の衆議院総選挙…おそらくは今年中、遅くても来年七月まで…において、唯一の野党となった新民主党と続投される小泉自民の間に、方向として大きな争点が存在しないことです。
構造改革、緊縮財政による財政再建が実行できるかできないかであり、するかしないかではありません。
亀井氏が論じたような積極財政、景気対策による社会の再建の路線を選挙で選ぶことがほぼ不可能になったことも重大なことです。
その点では争点を作るために亀井氏ら「抵抗勢力」が離党し、新党を結成すればいいようにも思えますが…難しそうです。
まあ全ては、次の総選挙が終わった時に小泉氏と菅氏のどちらが首相であるかです。
東京など大都市でネズミやカラスが非常に増えています。
彼らに天敵はいないのでしょうか?
たとえばそのネズミを食べて野良猫も増える、ということはないのでしょうか。
でも野良猫も人間の残飯を主食にしているようですが?
カラス、ネズミ双方にとって最も恐ろしい天敵はハヤブサなど小型猛禽類です。
それは多少見かけてニュースになる程度で、カラスやネズミの数をコントロールできるほどの数はいないようです。
ビルに営巣場所があれば増えるでしょうか?
ヘビもカラスのタマゴやひなを襲い、ネズミも捕食します。
ネズミにとってイタチやキツネなど小型肉食獣も天敵です。
それらはどれぐらいいるのでしょう。ネズミやカラスを追うように増えているのでしょうか。
やはりそれらは獲物であるネズミ、カラスだけで生活することはできず、自然界の静かさなどが必要なのでしょうか?
都市の汚染された環境には耐えられないのでしょうか。
雑誌に掲載された野中氏の手記を読みました。
国士であることを信じていいのかどうか…証明する術はありません。
たとえ本当に再出馬せず、国会議員からは退いたとしても子供に地盤を継がせ、影で影響力と権力を維持することは可能です。
人を信じるのは本当に難しいです。
自分自身ですら、どんなに固い決意をしているつもりでも必ずしも信じることはできないのです。
昨日、昼休みから帰ってしばらくすると、週に二回は行くコンビニに昼休みの時間中強盗が入った、と知らされました。
行こうと思っていましたが、なんとなく行かなかったのです。
居合わせていたらシュアファイヤーなどを持っていますしコンビニは即興武器の宝庫ですから、犯人を取り押さえていたかもしれません。
でも、それをせずにすんでほっとしています。
ヒーロー願望はもちろんあります。
でも、それは本当の「護身」とは違う、微妙に邪道です。刀を吟味し、腕を磨きつつ生涯の無事を最上とするのが正しい「護身」でしょう。
聞いた話ですが、剣聖が秘伝を伝えようと思ったほど才能ある弟子がいて、ある日、その弟子が暴れ馬に蹴られそうになってかわしたのを見て秘伝を伝えるのをやめました。
いかな名人でもあれ以上見事にかわすことはできないだろうと思った人が暴れ馬をその剣聖が歩く道につないだところ、剣聖は遠くから馬を見て回り道をした…常にその心でいないと。
もし何らかの勘で危険から逃れることができていたなら、それこそ究極の「護身」です。
それほど喜ばしいことはありません。
今後も無事を目指して励まなければ。
シャープペンについている消しゴムはいくらなんでも小さすぎます。
本当に緊急用の役にしか立たないでしょう。
ある程度大きく使いやすい消しゴムがついていれば、非常に便利では。
ハンコがついたペンと似たような、尻が大きいデザインなら可能だと思います。
優勝が決まると阪神ファンが道頓堀川に飛び込むのが問題になっています。
本人が自分の責任でひどいめにあうのだからいい、という考え方もあります。
愚行権もまた人権、ということです。
でも日本ではよりパターナリズムが強いようですね。
あれを防止するには一切報道しないのが一番良いでしょう。
派手な仮装で飛び込むのは一番簡単にテレビに出る方法の一つですから。
様々なファンタジーの大魔王、特に「ドラゴンクエスト
ダイの大冒険」の大魔王バーンの「退屈」を見て思ったのですが、永遠の命と人間以上の知性があるなら世界征服なんて面倒なことをせず、数学に永遠の時間を投ずることもできたのでは?
角の三等分から始めてフェルマーの最終定理、リーマン予想……永遠の時間とスーパーコンピューターを含む知性があっても、そう簡単に退屈することはないと思います。
発狂する危険はありますが。
ついにアラファト議長が追放されるのでしょうか。
といっても、死に体といわれつつアメリカ大統領やイスラエル首相が何人交代しても何十年も力を維持してきた人ですから、まだまだわかりません。
攻撃されればされるほどそれを力とするのです。まして死んでしまえば、その力は限りないものとなります。
そして、その次は?
何よりどうすればテロが止まるのでしょう。一時的にでもテロを止めない限り、まともな交渉はできないです。そして誰か、一時的にでもテロを止められる人がいるのでしょうか。
イスラエルの強硬路線を非難する国際社会も、対案を示すことはできません…
スーパーの精肉売り場を見てみましょう。
一頭の牛から、精肉売り場に並んでいるロース、バラ、ヒレ、スネなどを引いてみます。
すると、なんか大量にいろいろ余っている気がするのですが。
頭部はどこに行くのでしょう。タンはめったに売っていないですし、頬肉など店頭で見たことがありません。まして脳髄や目玉は?
内臓も、レバーやモツは一応置いてありますがヒレの数を考えると少ないです。他にも内臓は色々あります。
骨や足、尾はどこに行ったのでしょう。膨大な皮や羽根は?
それらは捨てられているのでしょうか?
それとも大量の骨や鶏ガラを使うラーメン屋などに安く売られているのでしょうか。
内臓は焼肉店など?それでもスーパーにある量を考えると少ないような。
使われない肉は、細切れや挽肉などに利用されているのでしょうか?
もしかしたらドッグ、キャットフードにしか使われない部分もあるかもしれません。
少年のための少女漫画はないものでしょうか。
大半の少年マンガは、暴力かスポーツかという違いはありますが、本質的には冒険です。
それも重要な通過儀礼であり、成長を描く手段ですが、男の子の成長の過程はそれだけでしょうか?
思春期の不安定な心理、特に第二次性徴を中心にした性の問題も非常に重大な要素では。
少年マンガでも恋愛ものはあるにはありますが、その多くは読者サービスとしてのエロを中心にした多角関係または都合のいい一話完結ものです。
少年にこそ、不安定な性と心と体に寄り添い、その成長を不安定さも含めてありのままに描くものが必要なのではないでしょうか。
生理を描いた少女マンガはいくつかありますが、少年マンガで夢精でパンツを汚す悩みなどは見たことがありません。
ただ、今はもう少女マンガのよう不安定な性と心身に寄り添って、とは言えません…上記の批判の多くは今の少女マンガの大半にもあてはまってしまいます。
USBはおろか、現在手に入る部品を認識することもできないほど古いパソコンのデータを新しく買ったパソコンに移したいとき、どうすればいいでしょう。
どんな古いパソコンでも、大抵はフロッピーディスクドライブはあります。
そのFDドライブにカード上の端子を差し込めばもう一方のUSBを通じてデータをそのまま出し入れできるものがあれば最も便利です。
タイヤ工場やゴミを燃料に加工する工場、製鉄所などでの火災が、別な意味で怖いです。
もしかしたら、過剰なリストラで伸び切ったゴムが切れるように供給サイドが破壊されるところにきているのでは、と。
タイヤの供給が一瞬でも途絶えたら、流通の核であるトラックが動かなくなります。
そうなればコンビニもスーパーもおしまいです。全国的に市民生活が混乱したら…戦争よりひどいでしょう。
露天商から安く買った錆びた刀を研いでみたら名刀だった、というのが骨董を好む人の夢の要約だと思います。
でも、本当にそうなったら災難では?
赤鰯そのものは一万だとして、研ぎ屋にいくらで預けるのでしょう。
とりあえず日本刀らしく見れるように研いでくれ、でも結構かかるのでは?
そしてやはり三流の刀だったとしても、登録料もかかります。日本刀の技法を使っていない、軍用の工業生産品なら廃棄しなければなりません。
まして…遅いな、と思っていたら連絡が来て、「あれ、正宗でした。研ぎにもう百万ください、二年はかかります」といわれたら、喜んでいいのでしょうか。
もちろん正宗にふさわしい柄や鞘などを調えたら、また何百万円もかかるでしょう。
売ればそれ以上になるかもしれませんが…
それなら「鋼研究所」で発表されているように、自分で加工してナイフとして使ったほうがいいかも。もし名刀だったら大変ですが。
人間の爪先は、五本の指が斜めの直線を描いておいます。
なのになぜ、ほとんどの靴は先が丸いのでしょう。多くの靴は尖ってさえいるのでしょう。
外反母趾などになるのはあたり前です。
デジタルカメラつき携帯電話がこれだけ普及しているのに、刑法犯が増えて検挙率が下がっていることが不思議でなりません。
その場で画像つきの通報ができるこのツールは絶大な防犯、犯人逮捕の力があると思うのですが。
送信までの手間があり、緊急事態である犯罪現場でとっさに撮影、送信ができないからでしょうか?
なら全ての携帯電話に、緊急通報ボタンをつけてそれを押せば即撮影、音声と共に警察および消防の専用アドレスに画像を送信するシステムがあればいいのでは?
他にも犯人逮捕の助けになりそうなのが、もうすぐ携帯電話につくといわれる指紋認証システムです。
そして、このシステムも有効では…ランダムに人ごみで撮影した写真を、しょっちゅう位置情報と共にあるセンターに送信すると、その顔の全てをデータベースと電子的に照らし合わせるシステム。
それに協力すれば、電話代を割引すれば…もちろんプライバシー上重大な危険もあるのですが。
太平洋戦争の歴史について謝罪するかどうか、非常に重い問題になっています。
海外の人にとっては話は単純かも知れません。日本人は単に謝る気がない、無知で誠意がないだけです。
でも、国内で議論が続くのは…謝罪に反対する保守系の人にとって、それは「共産主義とアメリカ占領政策から日本文明を守る」戦いになっています。
すなわち、その求められる謝罪の形がはっきりしないため、保守系は謝罪をこう捉えています。
近代以降、もしくは開闢以来の日本文明、文化、歴史全体を侵略につながり人権、平和、民主主義など普遍的価値に反する邪悪と断罪し、否定することによって国民から誇りと愛国心を奪い、国家民族を芯から壊して共産主義に屈服させる(占領をスムーズにし、日本が再度アメリカに牙をむくのを防ぐ)のが目的である、と。
それは果たして真でしょうか。日本の文明、歴史の全否定でなければ謝罪にはならないのでしょうか?
ただ、それに説得力を与えてしまうのは、謝罪を求める革新勢力がヨーロッパ諸国の社民政党のように"世俗化"されておらず、革命を標榜するなど急進的なマルクス主義政党のままであることがあります。
そして、その謝罪に対する抵抗や改憲、有事法制整備などの動きを戦争への道、いつか来た道、戦前回帰と警戒していますが、保守系の主張を見ると治安維持法、憲兵政治の復活を求め、侵略を公言するわけではありません。
どちらも一種の被害妄想、相手の主張を自分で勝手に解釈し、裏の陰謀を想像して攻撃してはいませんか?
平和主義、非武装中立に対する否定として「ロシア中国に日本を売り渡すために」という反論も多いですが、意外とそこまで考えていないだけかもしれません。
親や教師がしっかりしていれば、それで子供はちゃんと育つのでしょうか。
地域の崩壊、宗教の不在、メディアの発達など社会全体の流れの影響はどうしようもないでしょう。
そしてどうしようもない生まれつきもあるでしょう。
これだけ多くの自殺者が出る不況の中で、酒や麻薬の消費はどうなのでしょう。
普通ならアルコール中毒がたくさん出て麻薬も蔓延し、家庭から社会が崩壊する流れが生まれそうですが。
ギャンブルも増えそうですが、不思議なことにパチンコも不況といわれています。
もしかしたら、それらに使う金もない?
超高層マンションは火災が起きたらアウト、ということはないでしょうか。
百階建てのマンションで、はしご車が届かない上の階の住民が全滅となったら…
まして、最近報道された非常にスケールの大きい、高層都市ともいうべき超巨大建造物は耐震対策がいかに完璧でも、煙草の不始末一つで何万人もの住民が全滅ということにならないでしょうか。
イエスが生まれた直後、天使にその子の未来…罪人としての十字架刑を見せられ、赤子のイエスを生かすか殺すかマリアが選ばされる童話を、アガサ=クリスティーが書いています。
マリアはもちろん神が与えた命を人が決めることは許されない、としました。
でも、それが絶対に正しいのでしょうか。
その赤ん坊の未来が十字架を背負って刑場に向かうイエスではなく、ヒトラーだったら?快楽大量殺人犯だったら?
子供がどんな身体、精神障害者であっても神も親自身も恨んではならない、人を不良品と考えるべきではないという論理がありますが、ではもし魂が…そして運命が…
いや、イエスを生かしたことは、イエスその人は(福音書によれば)善であるにもかかわらず、キリスト教を生み出したことで結果的に魔女裁判、宗教戦争の膨大な死者を産んでいます。
厩のマリアに、天使(実は魔王ルシフェル)がそこまで見せたとしたら…?
マルクス主義は現実世界では失敗しましたが、もし経済的に成功していたら…
本当に全ての人に平和で平等で物質的に満足できる生活を与えることができてしまっていたら。
それほど恐ろしいことはないのでは?
宗教を「人民の阿片」として否定している以上、死後を考えることが禁止され…いや、誰も死後を考えることなく、物質的な幸福に満たされて…
満足できる養豚場…それはマルクス主義が約束した最大の成功を達成したとしても、幸福でしょうか。
地獄…「1984」の悪夢より恐ろしいのでは?あれも、反抗的な主人公たち以外、思考を改造されたほとんどの人にとっては満足できる養豚場です。
今までの日本はそれに近かったかもしれません。