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31

駅にダガー禁止をアピールしたポスターがありました。

で、そのポスターにいくらかかったのでしょう。

ダガーナイフ禁止というのは、膨大な血税を費やし、限られた駅のポスタースペースを占有するほど、日本の存亡にかかわったりする重大なことでしょうか?
そのポスターが助けられる人数は、たとえば「放火に注意」「寝タバコに注意」「帰ったらうがいをして手を洗おう」「運転はゆとりを持って」に比べてどれだけ多いのでしょう。

それでもそのポスターを優先しなければならないとしたらそれは、「法で禁止したことは即座に国民全体に行き渡らせ、国民全員即座に服従させる」「ダガーナイフを所持するような悪人の存在を決して許さないことをアピールする」ことが重大だということでしょうか。

法の支配の徹底は警察にとっては当然のことです。
しかし合理性に欠けるダガーナイフ禁止法から行うのは逆効果では?
合理性を疑う人は、場合によっては大麻の危険性すら軽視しないでしょうか。
禁止というのは単に法が政治上の都合で恣意的に決めるものでしかなく、現実の危険性などとは全く無関係であり、絶対的な道徳にはむしろ反すると思ってしまうことは?大麻の善悪を決めるのは医学でなく政治だという考えに真実味を与えてしまうのでは?
だとしたら実際に禁じるべきことに対する禁止令にも、禁止令であるという理由で従わない人が多くなりかねません。

また後者のように一つの法律改正を、まるで神がモーセに与えた十戒の石版のように扱うこと、国民全員の内心が統一されていなければならない絶対的な道徳とするのは正しいでしょうか。
法律が所持禁止を決めた以上それは絶対悪だ、と何の疑問もなく決めつけていいのでしょうか。

更に考えれば、日本全体の空気・偏見を恐怖などを利用してコントロールするためとも考えられます。
でもそれは人間の知性で可能なことなのでしょうか?

結局のところ全体主義的な考えではないでしょうか?

いや、もし本気でダガーナイフは覚醒剤や爆弾テロと同じように、全警察力を用いても全力で撲滅しなければならない国家の脅威であり、絶対悪であり、ダガーナイフの撲滅は殺人傷害強盗強姦の発生率を半減する効果がある、このポスターは寝タバコ注意より多くの人を救える、と心から信じているとしたら……それは狂っているとしか言いようがありません。

第一ダガーナイフという名称自体が狂っている、少なくとも英語圏では絶対通用しない言葉にもかかわらず、日本人全員に押しつけられているのです。

しばしば言われる、明治以来の官憲の発想…でしょうか。

それ以前にダガーの芸術性、工芸としての難易度とそれゆえの美とナイフメーカーの技量の底上げ効果、そしてダイビングなどにおける実用性を一切無視し、職業的に使われている貝類加工などでさえ禁止するという暴挙がなぜ許されたのでしょう。
この国が正気の人間の集まりだとは僕には思えません。
「警察官僚は好きに道徳と法律を書き換えられる。それはどれほど税金を使おうと絶対に貫徹されねばならない」も「世間の空気は法律に反映され、絶対的道徳として警察の圧倒的な力で全国民に強要される」も、僕にとっては最悪です。

しかし僕には分かっています、僕が何を言ってもこの流れは変えられないことを。
僕の知は自分が詰んでいることを容赦なく明白にしています。

そうそう、このようなことを口にして、もし僕が何らかの罪で逮捕されたら…次は自分の番ですよ。

30

現代日本の都市で人が合法的に常時携帯できるものはごく限られています。
雨天時のカバン内折りたたみ傘すら微妙です。
最も厳しい警官でも取り締まれないのは…衣服(ベルト)・靴・鍵・携帯電話・財布・定期入れ・手帳・ボールペン・ネックレス・指輪・腕時計・扇子ぐらいでしょうか。

それ以外のすべてが禁じられているなら、それらで護身具として使えるものを考えては?

でもベルト内部にワイヤーを仕込むこともダメなようですから、中に仕込む系統ではなくそのままで。
ベルト自体を高密度の素材で作るか、バックルを極端に高密度で重く外しやすくし、ズボンの環を少なくして抜きやすくしたら?もちろんベルトに携帯電話ポウチなどを通すことはしないで。
靴を鉄製にしてとことん重く頑丈にしたら?

タクティカルペンでの逮捕例は聞きませんが、よいのでしょうか?ダメでも普通のボールペンで極力頑丈なものは?

ネックレスやキーチェーンが頑丈であれば絞首具として使えますが、それは?
衣服でも簡単に一部を絞めたりするのに使えるのは?
重さのある指輪は?

腕輪は?頑丈な革で鉄の重りを入れたのを手首から肘までがっちり覆えば鍛錬にもなりますし、十分武器になります。

扇子がありなら鉄扇という伝統がありますが…

29

なぜ、人は無条件の遵法を誓約することなく成人して社会人になることができるのでしょう。
なぜ、圧倒多数の人はどれほど重い義務を背負っているか知らされることがないのでしょう。
小学校入学のときから、常にその誓約をするべきでは?
そして義務教育卒業時、その誓約を拒む者は一人前の市民権を認められず、社会から排除されるべきでは?

別の国に帰化するときにはさまざまな誓約をしなければなりません。
母国民になるのにも、同様な誓約が必要なのでは?

その誓約の具体的な条項として…

国民であるということ自体がこれだけの義務なのでは?

にもかかわらず、上記すべてを誓約遵守するというのは、僕には狂気に感じられます。

単純に『さまよう刃』『復讐法廷』の状況で、法のために耐えろと強要できるでしょうか?
本来法治国家であることは全員にその残酷を強要しているのではないでしょうか?

逆に、たとえばホロコーストを政府が可決した時に、それに対する反逆を命ずる道徳は何でしょう?
正統な政府によるホロコーストを命じる法は、守らなければならないのでしょうか?それとも反逆しなければならないのでしょうか?

28

あるいじめに触れた本で少し違和感を感じました。
運動部での残酷な暴力に関して、主な命令者である上級生が反省していないことについての道徳的指弾が続いたのです。

でもそれが部の伝統だとしたら、それはその部の中では絶対的な正義です。
その正義体系を変えることは非常に困難です。
いじめは「別の道徳体系を持つ群れにおける正義の行使」であるとしたら、反省を強要すること自体がずれています。
反省しろ、お前は悪いと言われれば彼らは耳を閉ざすでしょう。
ユダヤ人の割礼が傷害罪、キリスト教徒の聖餐のワインが飲酒罪とされて処罰されれば、どちらも反省は決してせず、死刑であっても殉教として甘んじ、また状況によれば最後の一人まで武器を取って抵抗するでしょう。それに近いものがあるのでは?

ではそのまま暴力が、いじめが続くのを容認するか、といえばそうではないです…

まず群れから人を解放すること、運動部なら暴力の伝統を持たない第二の同種目の部を作って競い合わせるのもいいでしょう。
学校の締め付けの厳しい学級制度から解放してもいいでしょう。
また法による保護を強調する…暴力の場合は刑事告訴するのも手です。

一番いいのは、その加害者を裁くのではなく、どんな正義を行使したのか、その正義の基準は何かを言語化させることではないでしょうか。
そのカウンセリングでは一切価値判断はされない…暴力は悪い、いじめは悪いという外の世界の倫理観を押し付けず、いじめ集団の倫理観を明文化させるべきです。

27

ノルマンディー上陸作戦で、大幅に犠牲を少なくする手を思いつきました。

これはあの、狭い海峡だけ、圧倒的な物量、絶対的な制海権・制空権という条件でです。硫黄島にも日本上陸作戦にも使えません。
大小の、中を中空にしたコンクリートなどの塊と岩石を混ぜて大量にゆるくつないで、船で押して突っこませたら?
それも並大抵の量ではなく、平方キロ単位で。

前のほうの縁は膨大な機雷を全部作動させるでしょう。圧倒的な量は少々の浮きが破損してもかまうものではありません。
ゆるいつながりで、全体が強い慣性を持って押されていれば、雪崩や土石流のように杭でも阻めないでしょう。

それが一気に岸にどしあげたら、まず大きなブルドーザーやローラー車を無人化して時間が着たらひたすら前進するように仕掛けたものが海岸に向けて出発し、大量の中空コンクリート塊をならして上陸、鉄条網をなぎ倒し、地雷を起爆させるか掘り起こし、塹壕を埋めてしまいます。
そして橋をかける戦車がその後から橋を伸ばし、そこに接岸した輸送艦から戦車隊がなだれこむわけです。

問題は小高いところにある、コンクリートで分厚く掩蔽された砲台です。それはブルドーザーをとめることはできませんがブルドーザーで潰すことは難しく、艦砲射撃でも空爆でも潰せません。
でも橋頭堡があるとないとでは全然違うでしょう。
戦車や歩兵の量で圧倒し、火炎放射などで潰すしかなさそうです。

26

宝塚歌劇団は選抜された生徒を、音楽学校で二年間の日舞・ダンス・バレエ・声楽・演技など和洋あらゆる技能を徹底的に学びます。
音楽学校在学中、卒業入団後の個人レッスンも加え、その水準は高いです。
さらに宝塚予備校で十歳前後からレッスンを受けています。

でも、逆に六歳前後で容姿・運動能力・音感などで規定数の10倍前後、それでも何万に一人で選抜し、全寮制で365日一日十八時間十年間徹底的に…10分の一まで絞りつつ…学べば、もっと高い水準に至れるでしょう。
本来日舞・バレエともに、六歳どころか三歳から徹底した訓練をするべきなぐらいなのです。

あまりにも非人道的な、芸のためのロボット養成機関となってしまうでしょうが…

25

宇宙戦艦ヤマトではイスカンダルからの技術供与以降、大型の波動砲戦艦を中心に艦隊を編成し、代々全滅してきました。
戦果を挙げたのはヤマトだけ、それも波動砲による敵艦隊殲滅はまれで、コスモタイガーで敵要塞に強行着陸、内部からの白兵戦での破壊工作…仮に土方戦法とでも…が主です。
それをベースに軍を編成していたらどんな艦が主力だったでしょう?
小型の、艦首に衝角を持つ重装甲重対空兵装の兵員輸送艇で突撃、衝角で敵要塞のハッチなどを破って、同時に開発したパワードスーツやどこでも移動できる装甲車で侵入すれば土方戦法をもっと安全にできるのでは。
対空はその母艦、強襲揚陸艦が行ってもいいでしょう。

また最小限の、波動砲・ワープが可能な波動エンジンの量産技術とその自動化技術を確立してもいいでしょう。
大型艦載機として空母やそれに近い艦…兵員と小型省力艦の遠距離輸送に専念した母艦から出撃してもいいでしょう。一発一発は小さくても、多方向から襲う切れ目のない波動砲の嵐を回避し続けることは不可能です。
また上述の装甲兵員輸送艇にも適します。

最小限度の波動エンジン・波動砲搭載、40〜50m、速射ショックカノン・パルスレーサー・誘導迎撃ミサイル・対艦波動魚雷発射管・兵員強制揚陸衝角がありペイロードがかなり大きく単独大気圏突入・単独重力権離脱・水上航行・潜水可能で地上の不整地にも離着陸でき輸送機にもなる。
ミサイル爆撃・輸送・ガンシップ・兵員揚陸・電子戦など多目的に使える…コスモハウンドを戦闘向けに大型化したものというわけです。

また無人艦としても…「永遠に」では無人艦は役に立ちませんでしたが、うまく使えば使えます。
そして何より、無人のミサイルとして使えるはずです。それこそ砲や乗員の生命維持装置は必要ない、波動砲と波動砲チェンバーだけでいいのです。チェンバーに暴走寸前まで装填してからワープさせ、敵艦隊の奥で暴発、自爆させれば恐ろしい威力があるでしょう。

さらに、小型低コストの波動エンジンが量産されているか、または短時間で安定した二度目のワープができる波動エンジンがあれば、瞬間物質移送機がなくても事実上デスラー(ドメル)戦法ができます。
ミサイルのVLSに似た、一機につき一台のカタパルトを配置して多数のフル装備の攻撃機を積める…逆に事実上それとエンジンしかない…軽武装はあっていい?…輸送船を敵の至近距離にワープアウトさせ、すぐ全機発進、運ぶのに使った船は即またワープして戻ります。リトルマザーと呼びましょうか。
艦載機の整備、搭乗員の生活は別の空母(グランドマザー)で。空母で艦載機に爆弾を積ませて素早くリトルマザーのVLSに押し込みます。当然その設備も設けておき、それは荷役にも応用できます。
敵艦隊を攻撃した艦載機の帰還は自力になりますね。
変形として、リトルマザーに大量のミサイル用VLSがあってもいいですね。短射程で誘導性は低く、リトルマザーではなく艦載機からの誘導に従います。大量の子弾に分かれて敵を高速で襲い、敵の対空防衛システムを飽和させ、それに混じって艦載機が本命の精密攻撃を叩き込むわけです。
また艦載機にとっても危険になりますが、リトルマザーは無人使い捨てにして、艦載機が攻撃、反転退避したらそのまま波動エンジンの暴走自爆で自分をミサイルとしてもいいです。
ただしこれはデスラー戦法自体とも共通しますが、時間的余裕があり、先に相手を発見しての遠距離先制攻撃に限定されます。空母を含む艦隊が敵に攻撃され、乱戦になったらその手は使えません。リトルマザーは独立の場合やられるだけか事実上デッドウェイト、追加装甲兼補助エンジンと割り切るほかないです。
ただし、警戒航行の段階から、艦載機搭乗員の負担は大きいし装備転換が困難ですが、多くをリトルマザーのVLSに詰め込んであれば、通常の飛行甲板より短時間で多数の機体を射出して敵を迎撃できます。装填状態の機体に素早くグランドマザーから乗員が移動できれば乗員の負担は軽減できますか。

現実にも応用できるかも…たとえば空母で運用できる最大級の機体を、爆撃・輸送、そして電子戦やガンシップなど、C-130ファミリーのように多目的に使えば…といっても空海共用多目的機は鬼門ですが。
ステルス性がありフェニックスミサイルのような長距離対空ミサイルを運用できれば、機動性やや高めの輸送機でも十分自衛はできると思います。

空母で運用可能な最大限の大きさ(C-130は実験では空母離発着ができたそうですので、それより一回り小さければ十分でしょう)、最大速度マッハ1.5ぐらい、短距離離着陸で整備性が高くステルス能力がある。
C130ファミリーに匹敵する汎用性と信頼性と生産性比較的安全な空域からの誘導爆撃・輸送・ガンシップ・電子戦など多用途(B・C・AC・E)。
強力なレーダーと対空ミサイル、小口径(12.5mm?)ですが自動制御で自在に動いてミサイルを迎撃する簡易CIWS装備で防空能力も高い。

24

貧困の問題では、親族扶養も犯罪と同じぐらいには重要では?
親族扶養での生活者も貧困研究では結構重要な要素になるのでは?

フルタイムの非正規雇用より扶養家族減税のほうが金額が大きかったりもします。

そういえば、シングルマザーは働かなければ貧困の文化を子供に伝えて犯罪者になる、働けば子供が放置されて犯罪者になる、ではどうすればいいんでしょうね。
シングルマザーにならなければよい、は無駄なことです。

23

脅迫や誘拐の仲介業があれば、殺人に至らなくて済むからむしろ社会的にはプラスでは?

それがないということは、要するに一年に一度子供が殺されるほうが、一年に百回営利誘拐が成功して子供が無事に帰るよりもいいということです。

22

人が人を、または言葉の類を信じるのは、論理ではなく魔術的なことでしょうか。

というか僕が「魔術」という言葉を使っているとき、それは正しくない気がします。
新しい造語が必要なのかもしれませんし、僕が知らない何かもっとうまい言葉があるのかもしれません。

僕が「自己紹介」で使っている「魔術」という言葉が意味するのは、声や表情などから伝わる非言語的コミュニケーション…理論的にはヒトラーが活用した演説演出手法、より動物的な脳から来る情動…「頭」と「腹(ガット)」で表現される「腹」、感情の相当部分、人間集団の原始的な感情、呪術、言霊や穢れ、非科学的かつ因果関係を用いる考え方の総体などです。

それを本当に正しく言い表す言葉は何でしょう。

21

熱帯の絞め殺し植物を利用すれば、「生きた家」は可能では?

絞め殺し植物とは別の木の高いところに種が落ち、そこから発芽して上に茎、下に根が伸びて地面に達し、無数の蔓状になって宿主を覆いつくし、ついには日光を奪って枯らしてしまう植物です。
そのため宿主の形に大きな空洞ができます。
かなり高いところからスタートするため、水は十分ある熱帯林での日光の奪い合いに有利なのです。

計画的に木の板などで最低限の強度の枠を作り、その上にいくつか絞め殺し植物の種をまいて、その根が地面に達して成長し枠を覆っていくように、隙間ができないよう編むように誘導してやり、最後に枠を取り除けば「生きた植物」が壁状にくまなく枠の形をなしているはずです。
そこに住めばいいのです。
メンテナンスは不要なはずです…壁は生きた植物なのですから。

温帯でも、木質になるつる植物を枠に沿って編み、つる植物が死なないように芝土で隙間をふさげば「生きた壁・屋根」はできた可能性はあるのでは?

また単純に非常に大きな木の、内部の木質だけを排除すれば生きた家は可能では?
木の生きているのは表面部分だけです。だから内部に、一部だけ枯れないようにドアだけ開けて、あとは内部の死んだ細胞である木質を何らかの方法で排除すれば…。
実際、自然に内部が空洞になっている木は多くあり、それは野生動物や、おそらく昔の人類にとっても貴重な住処だったはずです。
それを人工的に作ることはできなかったのでしょうか?

それがないのは、できるまでの時間が長すぎて人の寿命…昔ではそれこそ二十三十が平均寿命で当然…から見て必要な時間が長すぎたからでしょうか?
何かのマンガでは長命のエルフが、木に魔法をかけて住まっていたりしましたね。

20

携帯ゲーム機の、日常携帯を前提にしない、自宅で移動しながら用いるサイズ…四六版程度の画面…があれば便利では?
といっても従来の携帯ゲーム機のソフトでは、画面自体があの画面前提の画質である以上荒さが出ますか。
別の規格があればいいでしょうか…

携帯電話サイズ、普通のテレビの画質、ハイビジョンの三段階しかないように見えますが、携帯電話と普通のテレビの中間のサイズは何の需要もないでしょうか?

携帯音楽プレイヤーも、ハードディスク内臓で自宅で据え置きで使う、かといってハードディスク内臓コンポほど巨大で高価なものでもなくヘッドホン出力のみ、というのがあると、バックアップもできてパソコンを切っていても気軽に音楽が聴けて便利だと思うんですが。

できればハードディスクは簡単に市販のバルク品にできればもっとコストは下がります。
つまりコンセント電源装置・USBシステム・鳴らしたりUSBを動かしたりするためのソフトを内蔵した非揮発メモリとマイコン(それこそ携帯音楽プレイヤーと同様)・ハードディスクをつける端子・最低限のディスプレイ・アナログデジタル変換機・ヘッドホン端子のみ…それは自力で組めないでしょうか?

19

進化は実験で簡単に検証できるのでは?

単に酢や酒など殺菌作用があるものに菌をぶちこんで、そのうち耐性菌ができるのは観察できるはずです。

ネズミでも、たとえば多数の直径5mm程度、深さまちまちの穴が開いたコンクリートの地面で、餌は上からばら撒かれる穀物だけ、とすれば自然に深い穴に落ちた穀物も取れるような、鼻や指が伸びた新種がそのうち進化するのでは?

他にもある特徴を進化させれば生き残りやすい環境で大量に飼育すれば。
虫などならもっと簡単にそれは検証できそうです。

18

哲学が科学に追いつくのはいつごろでしょう。

哲学を学ぶ人は、必ず十分に科学を学ぶこと、とできないのでしょうか。

というより今哲学と科学の関係、そして哲学と神学の関係はどうなっているのでしょう。
ソーカル事件さえはるか昔です。

確かに今世紀前半と違い、新しい物理法則が次々に見つかるということはありません。
いや、考えてみればDNAの発見で、生命の本質が解明されるというとてつもないことはありました。
それも哲学に何の影響も与えていないのでしょうか?

やはり哲学と科学はもう無縁、別の世界なのでしょうか。

17

人には自分の葬式の参列者・その表情はわかりません。

誰が出てどんな顔をするか、ぜひ見てみたいものです。

といってもこれからの時代、葬式がある人のほうが少数になるかも…アンダークラスに葬式はないでしょう。

16

差別発言は許されるべきでしょうか?

事実と思えること

許されるべきではない根拠

許されるべきである根拠

出る疑問

より遠大な問い

メリット:不用意な差別発言は抑制できる。
デメリット:拳銃と違い、所持を抑止するすべがないので人を傷つけることを好む人はより濫用する。

15

三次元の職場というのは誰かやらないのでしょうか。

縦横だけでなく高さも大きい空間を用意し、その内部に縄梯子を無秩序に張り巡らし、床は全部一番上から落ちても大丈夫なクッション。
あちこちにハンモック椅子などを用意してそこで仕事をする…人の配置が二次元ではなく三次元に自由化されている、と。

ある程度以上になるとトイレをどうするかが難しくなりそうですが。

14

託児所や保育設備があって子供を育てながら勉強できる学校があれば、望まない出産をした女性も社会から排除されずに生活できるのでは?

十代の母を集めた寄宿学校…それがないのは望まない出産は道徳的な悪だ、しかるべき罰を受けよ、ということでしょうか。
だったら子供ごと死刑とどう違うのでしょう。

それとも単に財源不足というだけなのでしょうか。

多くの悲惨は悪意ではなく単純に財源不足、社会自体が貧しいからだとしたら…どうしようもないのでしょうか?
でもなぜこれほど供給力はあるのに社会自体が貧しいのでしょう。

13

素焼きの壺に水を入れると少しずつ水がしみ出し気化熱で蒸発して冷たく保たれる、というのは今の日本でやってもいいのでは?
冷蔵庫のスペースを占領されるよりいいでしょう。

いや、それ以前に冷蔵庫は衛生的に安全でしょうか?

12

官僚の言葉がややこしいのは、「誰にでも厳密にわかる言葉」であろうとして?
科学用語と同じように?

わかりやすく、しかも誰にでも厳密に誤解なく伝わる言葉というのは無理なのでしょうか。

11

紛争抑止のために、起爆したら両陣営とも消し飛ぶ量の核爆弾を仕掛け、両方のリーダーに一方だけが押されても起爆するスイッチを渡せばある意味相互確証破壊状態になるのでは?

でも核シェルターを掘って起爆ボタンを押すかもしれません。
宗教的狂信で自分が滅んでも相手を滅ぼす、という指導者もいるかもしれません。
紛争の継続に利益を持つものも多く、それは紛争終結手段を一つ潰す動機を持つでしょう。
マムシ一匹で悲惨なことにもなります(アーサー王伝説で、アーサー王軍とモードレッド軍が停戦交渉を始めようとしたが両方、相手が一人でも剣を抜いたら戦えと命じられており、そこで一人の騎士が足をヘビにかまれてヘビを殺そうと剣を抜いて戦いが再開されてしまい、結局両方全滅した)。

そう考えるといかに停戦というものが無理なのかわかります。

紛争を終らせる一番簡単な方法は、一方に大量の武器を供与して、条件としてその敵を必ず完全に皆殺しにしろ、とやることでしょうか。

あと、護憲派が言うように金と言葉だけで簡単に紛争を終らせることができるでしょうか?
銃を一切使わず金と言葉だけで紛争が終った例があったら見てみたいものです。

結局は、戦争に勝つのと同じぐらい軍事力も経済力も宗教の力も、人の群れを統制する諸手法もあらゆる方法を使うしかないのでしょうね。

10

福祉をなくしたらどうなるでしょう。

犯罪が怖いなら、人間全員の背中に全自動監視ロボットを貼り付けさせ、犯罪を犯したら即座に猛毒を駐車して死に至らしめるシステムもあったら?

生存権に根拠はあるのでしょうか。

犯罪の心配がなく、暴動は確実に鎮圧でき、大量の低知識労働者も兵士も必要ない、となったらもう貧困層は殺していい存在になるのでは?
ロボット技術が一線を越えたら…ロボット自体の判断(ターミネーター)や技師(マッドサイエンティスト)ではなく、金持ちが貧乏人を皆殺しにする日が来てしまうかもしれません。

9

今のアメリカの不況は、「アメリカは戦争経済」であることの反証にならないでしょうか。
アメリカは戦争をしているのに不況なのは、戦争が足りないからでしょうか?

これは反証不能論です。

いや、そう…たとえばベトナム戦争のときのアメリカ経済はどうだったのでしょう。

8

説明不能な言葉をリストアップしてみましょう。

7

大不況といわれますが、少なくともこの数年、巨大企業・巨大金融機関の倒産は日本ではないですね。

それとも僕が知らないだけ、テレビと新聞から無縁でいる、ネットニュースしか見ていないのが悪いのでしょうか。

業界の再編などはもう行き着くところまで行ってしまっているのでしょうか。

6

SFの分類はいろいろ腐るほどあるでしょうがちょっとばかり。

時間

場所

SF要素を取り去ったときのジャンル

思弁〜娯楽軸(?)

5

「目は物を見るために作られた」よりも進化論としては「光を感じて行動に反映できるような、DNAの複製間違いや遺伝情報の移入があった祖先のほうが生き残る確率が少し高く、結果目を備えている」という言い方のほうが正しいはずです。

でも前者、擬人化して目的の概念を使うほうがずっと楽に表現できます。
人間の言語と思考はとことん後者に向いていません。

向いていないと言えば人間の認識自体根こそぎ量子力学に向いていませんが。

というかそれは「人間」なのでしょうか、それとも「現代日本人」なのでしょうか。
現代日本人はどんな認識や論理で育てられているのでしょう…西洋哲学ベースでしょうか、それとも日本古来の言葉にならない何かを受け継いでいるのでしょうか。
それどころか現代日本人でもものすごい個体差があったりしないでしょうか…幼児期に好きだった本やテレビだけで?
インド人などは西洋とは全く違う論理でものを考えることができたりするのでしょうか?

4

世界が壊れても、アメリカにはテキサス・メキシコ湾・カナダの石油があります。

東部にも森があるので、開墾すればかなり食料は得られます。
石油を節約したいならヨーロッパ中世式の蓄力輪作でやれるでしょう。

WASPだけなら当分暮らせるでしょう。

3

分不相応なスーパーカーを買ってしまう人は結構いるそうです。

そういう人は、そのスーパーカーでタクシーをやれば稼げるのでは?
安全運転で助手席でも、荷物容量や居住性が悪くてもすごい車に乗りたい人は多いでしょう。
特に子供は大喜びするはずです。
燃費や乗り心地が悪くて少し高くても喜んで払うでしょう。

タクシーは週末にやってもいいでしょうし、そのタクシーをやる組織で定期的にサーキットを借りて思い切り飛ばせば宝の持ち腐れにもならずに済みます。

さらにその、サーキットで飛ばす時に隣に座る権利をタクシーの常客に売ればまた儲かるでしょう。

というかスーパーカーのレンタカーって見たことがありませんが、なぜないのでしょう。

分不相応なものを買うことができる、というのが現代の怖さでもあります。

2

大津波というのはつくづく、いかに今の自分の生が脆い基盤の上なのかわからせてくれます。

自分は内陸の山地に住んでいるから大丈夫だ?
巨大隕石による津波はkm単位…アメリカ大陸がほぼ全て洗われたとも聞きます。

1

自由意志はあるとしても今現在だけです。

明日、とてつもない邪悪な人間と出会って魅入られ、そのまましばらく時間がたった後には何一つ逆らうことも考えられなくなり、服従だけを喜びと感じて今の自分には想像もできない悪行を嬉々としてやっている可能性はあります。
誰にも。

特に徴兵制がある国の人間にとっては、誰でも二年後には疑問一つ抱かず幼児を虐殺している可能性はあります。
軍隊の精神操作システムは確立しています。

人の心のどこに隙があるかはわかりません。
その隙を巧妙につく才能の持ち主はいます。それが成功すれば、誰であろうと残虐な殺人者に改造できます。
それで自由意志が人にあるとは言えるでしょうか?

少なくとも未来の自分に関してはないです。