枕元の計算用紙

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30

目が見える人が点字をマスターするのは不可能でしょうか?

もしできれば、指先サイズの装置から文字を出力できるので、常時携帯小型コンピューターの出力機器として使える可能性があります。

29

左右どちらの雑誌も、自民にも民主にもNoです。

結論は、選挙などとっくに無駄で日本自体に死亡宣告か、マスゴミがバカかどちらかです。

28

「テロとの戦い」といいますが、その戦っている先進国はどのように、無法武装集団が多数いる状態から統一近代国家になったのでしょう。
逆に、今テロ国家である国をどうすれば、統一近代国家にできるのでしょうか。

信長のような英雄による統一は無理なのでしょうか?

インドやヨーロッパではどのように国家が形成されたのでしょう。

まあ平和のために一武装勢力が圧倒的に強く全土を支配すればいい、となるとタリバンしかいないという恐ろしい現実があるんですが…

27

老人介護の機械化は、軌道エレベーター前提ですが無重量空間でやれば楽かも。

水中ではどうでしょう?

あと筒状で中が柔らかいベッドを一日一回転程度回しても、少なくとも床ずれはないですね。

食事とトイレの必要があり、寝かせておくだけでは床ずれが出る…つくづく厄介です。

26

「禁止は有効かどうか」というのも結構重い問題になりそうです。

禁止というのは罪罰発想…あることを罪と定め、その行為をした者に不快・不利益を強いて、それを脅しとすることです。
それが本当に有効なら、なぜ「石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」なのでしょう。

また、「ネアンデルタール・パララックス(ロバート・J・ソウヤー)」に描かれたように、親族ごと去勢断種することで暴力的な遺伝子自体を断つ、というのは無効でしょうか?

われわれは犯罪についても教育についても精神医学についても、何一つ本当には知りません。

考えてみれば、犯罪〜刑罰システムは検証されたことがあるでしょうか?

また先進国での犯罪減少も謎です。
刑罰は軽くなり、道徳は悪くなっているのに、なぜ犯罪は減少の一途を?
それも長きにわたる経済沈滞に苦しむ日本でも、格差拡大にあえぐアメリカでも?

罪と罰、復讐と許し、責任と法は人間の脳の、どれぐらい深いところにあるのでしょう。
どこまで記憶を消せばそのようなものは消えるのでしょう。

飲食睡眠欲が一番深いことは確かでしょう。排泄欲も当然です。
性欲も深くにあるでしょう。
排泄物・腐敗臭に対する嫌忌は?衣類の美と汚れは?
子や老人の保護は?
支配と服従は?
歌やダンス、リズムは?
異性の独占と嫉妬は?
所有や感染する穢れの概念は?
そしてプライバシー、言葉、神は?

そういえば、教育も検証されたことがありませんし、もとより精神医学は誤りだらけです。

25

特に超心理学者にとって、「証言は全てあてにならない」ことは常識です。

なのになぜ司法関係では、証言で人を死刑にできるのでしょう。

神に誓ったからという宗教的理由?
ならなぜ日本でも?

西洋式の裁判が入るまでの日本ではどうだったのでしょう。

というか、世界全体でのあらゆる死刑の「冤罪率」はどれぐらいなんでしょうね。想像を絶するほど高いのは確かです。

24

「人間の知能」にとって本当に重要なのは、数学でも論理でも道具でもなく、「ライオンとガゼルを歌と踊りと泥化粧で表現する儀式」ではないでしょうか?
言葉はむしろそのためにあるのでは?

理性と道具だけではなく、感情と魔術の世界も人間なのではないでしょうか。

それを科学的に扱えるのはいつになるのやら…

23

読み書き(英語のスペルも含め)計算は反復練習以外本当にないのでしょうか。

同じ反復練習でも、ただ漢字を書かせるのではなく和歌ごと・漢詩ごと・英語詩ごと(名曲の歌詞でも)・文章ごと何度も筆写させたほうが面白いのでは?
計算にしても、たとえば単純なアルゴリズムで出せる三角関数・対数関数表の一部などを計算させたほうが、はるかに計算量も多く意味があるのでは?
またもっとそろばんを活用すれば、より数のイメージが明確になるのでは?

それ以前に先の数学から見ると、アラビア数字の筆算自体わかりにくさがあります。
二進法デジタル計算も対照としてやってみてもいいと思うのですが…
できれば早く、十進級数の原理を理解してもらえれば最善です。

級数としての面がはっきりした記数法のほうが個人的にはいいと思うのですが。

意味のない苦行ができるようになることが近代人の条件、でいいのでしょうか。

22

法は一応「推定無罪」とされています。

でも人間は本来推定有罪、李下に冠を正さずです。
特に性的問題や反逆については疑われた時点で犯罪者扱いが共同体全員に、恐ろしい速さと深さで刷り込まれます。
それは反証があっても集団でそれが見えなくなるほど強力で、原則的には五歳のときから地球の反対側にいた妹も同罪です。
なにしろ本質的には「穢れ」ですので、恐怖と伝播速度、人の感情を操作する力は普通じゃありません。

人間はそういう生き物なのです。

21

歴史は古代から順に進みます。
でもだったらビッグバンから始めたほうが一貫します。

または、現在から逆にさかのぼるのはどうでしょう?そんな歴史は無理でしょうか?

または、余計なことを言わず「現在学界で認められている史料」だけを提示するとか。

僕なりにビックバンから歴史全体をまとめた「自己紹介(巨大テキストファイル、ダウンロードすること)」をごく短くまとめると…

量子力学の法則に従う、大きく見れば四次元に見える時空で宇宙が誕生して広がり、たまたま陽子と中性子が優越してその周囲に電子が集まって原子ができ、その原子がたくさん集まって核融合を起こすものが多くできた。
核融合の光と熱を受ける、核融合を起こすほど大きくない塊の中に、その熱と光のエネルギーを利用し、いくつもの原子の化合物の性質によって熱力学第二法則に逆らって自分を増殖する巨大分子集団ができた。
それは多様に進化し、その中から群れて手が器用で言葉を使い物語を作るサルができ、それが火や石器、後に金属器を利用し、家畜や作物を飼い慣らし地表の淡水を操ってめちゃめちゃに増えた。
ただし中身はサバンナのサルのままなので、木を切りつくしては滅びることの繰り返しだ。
地球のあちこちの文明の中、その一つがたまたま知識を積み上げ増やし、それまで交流がなかった大陸を征服して、化石燃料を用いる爆発的な生産力を得た。

以上ですね。

20

湿地・沼は蚊の温床になり伝染病の元なので、特に近代文明は取り除きたがります。

でも蚊に天敵はいないのでしょうか?
魚・鳥・蜘蛛などが生息できない環境を作るから蚊が増えるのではないでしょうか?

湿地・沼は高い下水処理能力も持ちます。
湿地や沼を残して、天敵で包囲することはできないのでしょうか?

鳥が暮らす森を残し小鳥を禁猟、沼や湿地に魚が住めるように水系を水路で結ぶなどいろいろ考えられます。

19

ひきこもりやニート、老人介護などの問題を考えると、これから「家族殺し」が社会にとって重要な要因になりそうな気配を感じます。
この事件は何百万に一人の特に異常性を抱えた人かもしれませんが、報道されないところで事件は多くありそうですし、また社会環境は統計的に事件を増減させます。

これから氷河期世代のひきこもりが老いていきます。
その人たちは、多くの人が主張するように「家を出て働」いても安定した正社員は無理です。非正規・低賃金未熟練・不安定労働者にしかなれません。マイホームも結婚もマイカーもなく、自力で屋根を維持できるのもせいぜい五十まででしょう。
ごく一部はまともに暮らせるかもしれませんが、統計的には多数は、社会にとって経済的に必要ない、「人材」ではなく「廃棄人」です。

ひきこもりの側が家族を殺す場合に同情の余地はないという人が大半でしょうが、逆に親の側が今後の望みがない引きこもりの子や弟を殺すケースがこれから増え、議論になるのはまず間違いないでしょう。
特効薬がない以上は。

さらに貧困老人もこれから増えるでしょう。それも同様の問題となりそうです…というか老老介護問題は二十年前から叫ばれて、多くの家族殺しや心中がありながらどうしようもないままでした。

これまでは大量の自殺で社会を処理する解を考えてきましたが、「家族殺し」による処理も一つの解になります。

国から言えば、要するにベーシックインカムを出す財源などありません。でも現実問題として、尊厳を得られる職は減る一方です。あとホームレスが増えてもらうのも困ります。そして勤労の美徳・家族の美風という道徳、もちろん殺人の禁止という法道徳を否定するのも無理です。

「無条件の生存権」で全員に国が金を出すことは無理でしょう。ネット世論も働かざる者食うべからずが圧倒多数です。勤労の美徳という、憲法にすら義務として書き込まれた道徳を否定することは無理でしょう。
老人についても「公的介護の徹底」は不可能なようです。財政がない以上ない袖は振れませんし、また家族の美風という道徳を否定することもできません。

「ワークフェア」で尊厳を得られる職が得られるまで高度な職業訓練をすることも不可能です。というかこのグローバル時代、職業訓練はほぼ無効であり、ワークフェアはせいぜい懲罰的底辺仕事にしかならないでしょう。
さらに職業訓練が意味を持たない、勤労自体が根本的に不可能な貧困老人もこれから多数出てきます。

なら死んでもらうしかありません。でもガス室で殺すわけにもいきませんし、自殺や安楽死、家族殺しを容認することもできません。でも現実には死んでもらうしかないのです……
だから公的には自殺・家族殺しを否定しつつ、政策的には自殺・家族殺しに向けて追い詰める他はないのです。
どれほど家庭の負担が大きく、家族殺しが多発しても「家族の美風」をゆるがせにしない、ただ容赦なく裁き道徳を叫ぶのみで財政的に何もしないことで。

といっても、これからこのような事件、逆に面倒を見ている家族の側が悲観してひきこもりを殺す事件、さらに介護疲れ殺人、ワーキングプア母子・父子家庭による子殺しや無理心中が多発したら、互いに最後の信頼もなくなって、家族も互いに殺しあう敵でしかないとなって、逆に「家族の美風」がぶっ壊れるのでは?
その場合膨大なホームレスがあふれ出すことになるでしょう。
それを防ぐには徹底的な厳罰化……全て容赦なく裁き、恐怖を厳罰で吸収するほかないのでは。
また報道を自粛するのもありでしょう。報道されない事件は存在しないのです。

ああ、左側は無理に決まっている、理想の中にしかない「助け合い」や所得税累進課税増税、軍備否定をがなるだけしかなく、ベーシックインカムにすら関心を持たないのですから、この問題には事実上参加資格がありません。
というか左側などもうとっくに死に絶えています。

その道徳が嘘っぱちだと誰かが言わない限り、そのままでうまくいってしまうかもしれません。
それが日本にとっては理想的な状態です、アメリカでは黒人貧困層を刑務所に押しこみ、アメリカンドリームと教会で自分を責めさせることでうまくいっているように。

それがどれほど残酷なことか……一人一人は、自分が生きられる収入を得ていないことについて自己責任だと自分を責め、さらに自殺や殺人が罪悪だと言い聞かされながら、罪であるにもかかわらず、罪悪感でいっぱいになりつつ自らや家族を殺し、殺人者になれば容赦なく裁かれて刑に服して社会から排除される以外に選択肢がないのです。
それも半ば、その欺瞞をわかっていながら家族の美風・勤労の美徳という道徳のない世界よりましだと。
自殺したら地獄行きだ、だが自殺しろ……殺せば人生終わりだ、だが殺すほかに選択肢はない……正気の言葉とは思えませんが、選択の余地はないようです。
国民の半数近くに自己犠牲を強要する、しかも道徳的な正当化も一切できない……何というおぞましい時代でしょう。

老人介護のほうは、革新的な機械化技術ができたらどうにかなる可能性はありますが、それはあまりにわずかな可能性です。
というか、日本は根本的に、ただ存続するだけでも介護ロボットとフリーエネルギーが必要なのです。
少子高齢化・石油ピーク・地政学を考えれば…
平和貿易のままでは世界で石油が足りなくなったとき致命的です。
軍国主義になってもエネルギーが自給できないので本質的に勝てません。
科学技術を捨てた完全ガンジー主義平和国家になったら老人介護は到底無理です。

もう一つ問題は、多発するのが家族殺しであった場合、それを刑務所に入れていたらそのうち刑務所が満杯になるのでは?
殺しあう前に家を出てホームレスになったひきこもりたちも、厳罰化傾向で政治を安定させようとすれば刑務所しかないですが、それもまたますます刑務所をあふれさせます。それをどうにかする、要するに死なせるには

などそれもまたいろいろ考えられます。

要するに、ポスト近代、グローバル経済では半分以上の人間は「社会」に入る余地がない、排除するほかないのがどうしようもない現実なんです。
問題はどうやって排除するか、どうやって社会を崩さないか、それだけのことです。
それを認めてしまったほうがいいのでは?
その上であえて無条件の生存権を選ぶか、それともこれまでの「勤労の美徳」「家族の美風」を選んで国民の半分を殺すか、はっきり選んでしまったほうがいいのでは。

投票では後者だと確信していますけど。
僕には、極端な技術の進歩以外に希望は見えませんよ。

18

民族を無理に融和させるのではなく、メガフロートにがんがん放り出すという道はないのでしょうか?
または軌道エレベーターができてからならスペースコロニーでもいいです。

技術は紛争や貧困、人権侵害を解決する答えにはならないのでしょうか。

なっている、紛争も貧困も非民主主義国家も二十年単位で見れば大幅に減っている、という人もいます。

今進歩している技術は…たとえば日本では基地闘争の象徴にしかなっていないV22オスプレイですが、「垂直離着陸して長距離大量輸送できる飛行機」が民間化されれば、内陸部の水路に恵まれない国も豊かになれるのでは?

他にそのような可能性のある技術はどれくらいあるでしょう。

また、メガフロートや宇宙太陽光発電のように、技術的に障壁はないといわれながら実行されない技術はどれぐらいあるのでしょう。

17

日本式の「右翼」「左翼」それぞれの思想・理想社会像を徹底的に明文化したら面白そうです。

保守は多数が低賃金超長時間労働で苦しみ、タコ部屋労働で埋められて終ることが理想なのでしょうか。
一部の保守にはそれにチャレンジが加わるようでもあります。
また保守は幼くあることを嫌い大人になれといいますが、その大人の内実は、群れ全体としてみれば非常に幼い群れに完全に溶け込む、ということに過ぎません。保守派が求める「日本」は他の群れの存在を認めず自分だけが世界の中心だと思っている、非常に幼稚な群れでは?

日本式左翼の理想も、実際に言葉にしてみたらものすごくグロテスクになるのでは?
亡くなった井上ひさし氏や、もっと以前の左翼知識人たち、また今生きている人たちに、自分の理想の世界を描いてみてほしいものです。

16

奴隷制度から経済史を…というか「労働者の歴史」を総合的に考えたら?

昔はほとんどは奴隷…と考えるのは西洋、それもギリシャローマ中心に考えているからです。
エジプトでは、メソポタミアでは、スキタイでは、古代中国ではどうだったのでしょう?
僕は何も知りません。何も知らないことしか知りません。

海賊行為をしての奴隷獲得が儲かる時代がありました。「ローマ人の物語」の続編では、北アフリカのイスラム圏ではそれが主産業でさえあったようにも描かれています。
ここで面白いのが自然出生のコストより掠奪の方が安いことです…奴隷がそんなに儲かるなら、自分の地所で繁殖させて売ればもっと儲かるはずなのに誰もそうしないのですから。

南北戦争時代、移民のほうが黒人奴隷貿易より安く、また工場労働に好適だったため、北部は奴隷制度を廃止したとも聞きます。
ではなぜ工場用に繁殖飼育された奴隷をしなかったのでしょう?
奴隷は解雇しにくく労働者は解雇しやすい、という事情があったのでは?

また、その安い移民というのが大量にできたのは、ヨーロッパでの食糧生産が桁外れに増えて、多くの子供が育ったからでは?

二十世紀で、結構重要なこととして使用人階層の崩壊がある気もします。
家事の機械化でしょうか?それとも平均賃金が上昇して使用人よりも都市労働のほうが儲かるし仕事があるようになったからでしょうか?

今世界全体で、使用人階層はどう動いているのでしょう。
日本では例外的に家事使用人がほとんど見られませんが、日本にも使用人階層はあるのでしょうか?

女性や子供、犯罪者や捕虜なども視点に入れるとあまりに知らないことだらけです。

15

核融合は「悪だから不可能」なのでしょうか、それとも「不可能なものは不可能」なのでしょうか。
それを疑うと冷静な検討は不可能になります。

「技術的には可能」だが「道徳的にすべきではない」と言い切っている人はどれだけいるのでしょうか。
なぜ人は未来をイメージする時にすぐそれに道徳を加えてしまうのか…
それこそ神学が未来予測になってしまうんですから。

また、今どれぐらいの、先端の研究者や技術者が、核融合は可能だと思っているのでしょうか。

14

治安回復の代案として「皆殺し」はどれだけ有効なのでしょう。

歴史上、いつ皆殺しは禁止されたのでしょうか。

実際問題としては今も、空爆や強制移住などで結構遠慮なく行われています。
アフリカなどでは今でも普通にやってます。
旧ソ連はもとよりあたりまえでした。

しかも昔と違い、今は人の価値は大幅に下落しています。
必要とあれば、何億人でも食い詰めた人間を、輸送手段さえあれば手に入れられるのです。
反抗する地域は丸ごと皆殺しにしてどこぞの難民を迎え入れる、というのは手軽な解決策になっていないのでしょうか?

13

物理学の歴史には多くの偶然がある気がします。

電流や熱が水の性質からの類推で計算できるというのはどういうことでしょう?

原子の性質がニュートン力学で描写された太陽系の類推で計算できた、というのも信じられないことです。

本質は死ぬほど違うのに、なんで同じような式で大体正確な結果が出たのでしょう。

空間三次元時間一次元であれば必然的にあちこちに「定係数二階線形微分方程式」という神の方程式は必然的に出てくるものでしょうか?

12

宮台氏がいう「感染」は善でも悪でもない中立の力だと思います。
たとえばオウム真理教で起きたことも「感染」だったはずです。

いじめで、人の尊厳を奪うことが可能なのも、その「感染」の力の無意識レベルの悪用でしょう。
おそらくそれがない(新スタートレックの)データが人を拷問するとしても、人間がやるほど恐ろしいことはできないでしょう。逆にピカードに拷問されたらどれほど悲惨な状態に魂を貶められるか。

群れを強い感情、それも宗教や魔術の次元での無意識のメッセージの膨大な交換で非常に強い統制体として統一し、その中で特定のメンバーの地位として「お前は家畜・悪魔・穢れだ」と人格の一番底から納得させ、人間としての人格・尊厳を根底から否定破壊し、「自発的に服従する奴隷」として再構成するのも「感染」のなせる業では?
単にそれが意識的に用いられてはいないだけで。

利己的ではないけれど利己的な人間以上に人間を破壊することもできます…宗教のような形で。
その感染は、時には大規模な魔女裁判すら引き起こせるのです。

11

「何を好きになるのか」を意志で、

変えられるのならば人は、自分を道徳に合わせてリプログラミングしうるロボットにすぎません。
変えられないのなら内部の「何を好きになるか」というブラックボックスの奴隷にすぎません。

どちらにしても尊厳などありませんよ。

さてその問題は神学ではどんな風に理論化されているやら。

まあそうであっても、行動は変えられるからそこに尊厳があるかもしれません…でも、ひどい依存症などでは行動は実質変えられないのです。

10

「人類共通価値」の前に全人類の共通点を理学と文化人類学の両面から見ておくべきでは?

人類という動物が必要とする資源の一覧

どの部族でも共通すること

その上で「人類滅亡は誰もが困る」レベルの単純なこと

どうプログラムされても変わらない人間本性(生身で飛べない、首を切り落とせば死ぬなど生理も含む)
プログラムによって変えられる可能性のある部分…たとえば、人糞を普通に食べるのはは文化で可能なことでしょうか?

「自然な人間とは」はいくらいっても水掛け論。論者の人間観(さらにそれを汚染するイデオロギーや道徳など情報)による汚染を免れません。
狩猟採集生活をしていた出アフリカ以前の石器時代人を想像するしかないですけど、その生活像も明日見つかった化石ひとつ遺跡ひとつで一変するかもしれません。

9

本当に激しい運動ができるゲーム

どこでも

以下専用設備があるジム用

スポーツジムとコンピューターゲームを組み合わせるなら、戦闘だけでなく

などなどを映像つきで体験すれば面白いのでは?
他にも昔の仕事で、ものすごく体力を使うのは多いでしょうし。

鞭はお好みでといったところですか。

8

スカートめくりが「性犯罪」なのは考えてみれば不思議ですね。
妊娠の心配は絶対にないのですから。
体を触る行為は確かに性行為自体の前段階ですが…

本質は「支配」「魔術」にあると思います。
魔術的に自分の体を視線を含めて清浄にしておく権利があり、それを侵害すること自体が犯罪である。
逆に他人の衣類に触れ、視線で穢すことは「支配」に通じるからやる側は満足感が得られる。
だからスカートめくりは性犯罪となる、と。

でもそうすると、視線と表情だけでも人を「穢し」「支配する」ことは可能ですが、それは可罰性がありません。

というか「人がいやがることはしない」だけでいいのでは?
まあそれも、視線や表情だけで人を自殺に追い込めるという事実を考えると無理ですけど。

7

賭博が長い目で見れば損だというのは、毎回きちんと帳簿をつけて蓄積して確認すれば自明です。
というか店の帳簿を見せてもらえばもっと自明です。

なら戦争について、きちんと帳簿をつけて戦後に照らし合ったらどうなるでしょう。

まあ、天秤の片方に乗っているのが…敵の最終目標が「皆殺し」だったら帳簿どころじゃないんですが。

6

ドラゴンクエストで、いそうでいないキャラ…「単独行動に特化」

武器と防具はかなり強力、特に全体攻撃武器は最強級を装備可能
呪文はバギ系・回復系に加えスカラ・マホカンタ・バイキルト・ルカナン・マヌーサなど補助系が充実

勇者も単独行動能力は優れていますが、魔法は攻防ともバランスが取れています。

でも実際には、勇者は貴重な戦士ですから勇者が攻撃呪文を使うことは実際にはほとんどありません。ある意味無駄なんですよね…回復系+バイキルトで充分です。
といっても3で魔法が使えるのが勇者だけだと、ベギラマを覚えるまでカニを倒せなくなりますが。

5

単純に言えば、真相が「1960年代生まれは二十歳前後の頃景気がよかったので全員寿命まで生きられた、1970年代生まれは二十歳前後の頃の景気が悪かったので下半分は餓死した、1990年代が二十歳前後の頃は景気がまたよくなったので八割は寿命まで生きられた、2000年代生まれの二十歳前後の頃はまた景気が悪かったので七割餓死した……」だったとしても、勤勉という価値観を守るためには「怠け価値観に汚染されたためだ、餓死した人は全員怠け者のキリギリスだった」と……墓碑銘まで「時代の犠牲者」ではなく「キリギリス」と書き換え汚名を塗りたくらなければならないのでしょうか。
そこまでしなければ社会が保てないというのなら、社会など糞をくらえです。
ただの統計を道徳問題にするのは、それ自体邪悪なことではないでしょうか?

同じ「数百万人の非正規雇用者(将来は餓死)」であっても、その理由に対する見方が立場によって全く違うのでは。

単純に技術水準が高まってこれまで熟練労働だったのがマニュアル労働にできるようになり、経済のグローバル化で世界の貧困層がマニュアル労働に加わったったから、統計的に高い賃金を得られる人が少なくなった、という最もシビアな考え方もあります。

グローバル化によって世界の資本家たちが結託し、政治を動かして新自由主義改革という暗殺者を各国に送って世論操作も行い、世界全体で(別の経済運営法が本来あるのに)世界中で貧富の差を拡大する政策を推進したのだ、という左翼的な見方もあります。

そして見せしめとして餓死させるべきだ、という人は、歴史認識も「全員道徳的に欠陥があったからだ」とできます。

その調子で事実認識が道徳観によって異なるとしたら…考えると恐ろしいことです。

それにしても、ロストジェネレーション・非正規化というのは残酷な…政策なのか歴史の流れなのか。
就職して家庭を持つのだけがまともな市民だという小市民価値観を徹底して行き渡らせておいてから、「統計的に小市民になれない存在」を統計的に一世代の半分近く作り、さらにまたより上の世代からも多数を排除しました。
そして「排除された」非正規社員の居場所を、経済的にも社会的にも一切作らないのです…小市民・勤勉価値観を守るため。
さらにその低賃金未熟練労働者としての存在価値も年齢につれて失うことになります。

このままでは前代未聞の人数が、群れの一員としての精神的な面でも、能力蓄積がなく老いて体力を失い仕事を失うという経済的な面でも、消費者としての面からさえも完全に社会から排除され、犯罪者になりかねない危険物でしかなくなることになるでしょう。
それこそガス室が最も合理的、実際にはひたすら何もせず自殺・餓死に追い込むだけでしょう。

「雇用柔軟型」が老いてからの生存・社会的意義を全く考えなかった財界の罪は重いですよ。

4

手斧とボウイナイフの優劣比較

用途を考えましょう。
あと「それしかない」状態と、「補助的に小型ナイフを持っている」状態も分けるべきでしょうか。

特に馬とかがあるなら手斧は必要でしょうが、実際西部劇の街でも手斧を腰にぶら下げて入るのはかっこ悪いでしょうか。

ちなみにククリナイフや、全体がS字を描く、長くやや湾曲した柄を持つずんぐりしたナイフ(僕の紙上どまりですが)なら、ボウイナイフと手斧の長所を兼ね備えることができます。
まあ器用貧乏になる可能性もありますが。

あと柄の短いハルバード(斧槍)も結構便利な気がしますがあまりないですね。

3

文明の評価基準

一見いい基準に見えるけれど、中南米帝国や徳川日本の例を見れば軍事力をそれほど向上させないもの

2

人類全体で使用エネルギーを減らさなければならないとします。
新エネルギーは自然エネルギー、原子力系どちらも無理という仮定です。

その場合の世界像も

ぐらいには分かれますね。
というか人間ってつくづく、ある日全人類が改心するってイメージが好きですね。黙示録の裏返しですが。

太陽光や風力は石油の代わりにならないという一人の論者がかわりに「もったいない」を言っていますが、もったいないで人類はこの地球で何億人生きられるのでしょう。
というか何を諦めなければならないのでしょう。

1

とても単純で疑いようのないいくつかの事実から出ること

結論・砂漠に海水をくみ上げるか海に肥料を撒けば膨大なバイオマスが得られる。

まあ問題は、そのために必要なエネルギーと、それで得られるバイオマスエネルギーのどちらが多いか、ですけど。

またそれを考えれば、将来の人間が食べるべきなのは貴重な淡水ではなく、豊富にある海水由来の生物であるべきです。
今の人類の嗜好に矛盾しないのは

また

も一般に言えることでしょう。