枕元の計算用紙

枕元の計算用紙

2015年2月

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

28日

様々な宇宙戦艦作品の技術を集め、建設的に使ったら何ができるでしょう。

ガンダム…小惑星からスペースコロニーを作るノウハウ。
ヤマト…船が地球重力圏から離脱できる推進剤不要エンジン＋ワープエンジン＋たぶん出力大型発電所以上の発電機。
ギャラクシーエンジェル…〈黒の月〉の核＋ヴァル・ファスクが一人＋資源小惑星一つ＝数年で巨大機動要塞と大規模自動艦隊を作れる＝何百万人も暮らせるコロニーだって作れるはず。

全部集めれば、「宇宙を浮遊する母星を持たない水星程度の岩の塊」が、数年で「銀河間航行可能で、内部で何億人も暮らせる客船」と化すわけです。

それで気になるのは、宇宙戦艦がある作品の多くは「居住可能惑星至上主義」といえるものがある気がします。
限られた居住可能惑星を取り合っている作品が多いのです…「無責任艦長タイラー」「彷徨える艦隊」など。
核融合以上のエネルギー技術、または軌道エレベーター以上の宇宙進出技術、自己増殖性機械…このどれかがあれば、水星や冥王星の水準でも容易に多人数が住めるスペースコロニーにできます。
地球にあたる居住可能性惑星がなく、水星のような惑星がたくさんあるだけの星系でも、それどころか構成に属さず宇宙を彷徨っている、海王星の周囲に火星が三つ回っている星でさえ、何兆人も住めるようになるのです。
それなのに、技術はあるはずでも、「人類が訪れる前から草木がある」惑星ばかり争奪している作品が多いです。

そう考えると、「宇宙開拓」自体いくつかの段階に分けられます。

第二の地球…地球人が食べられる動植物があり、大気も海もあり、適度な日光が注いでいる「人類がいない地球」に移住する。
テラフォーミング…恒星の光を借りて、火星程度の星を地球化し、地球の生物を定着させて、移住する。
惑星上コロニー…惑星や大きい小惑星の上に、ドームや地下都市などを掘って、日光をエネルギーとして暮らす。
太陽コロニー…恒星の光をエネルギー源とする、人工的なスペースコロニー。
非太陽コロニー…核融合など実質無限のエネルギーを用いる、人工的なスペースコロニー。

第二の地球に入植するのは、実質船だけで可能な、一番楽な道です。海のある星を選べば、海は鉱床を作ってくれるので鉱物の品位が高くなります。
逆に非太陽コロニーは、核融合などの技術も必要になるかわりに、太陽系も含め機会が圧倒的に多いです。希少な住める惑星を探さなくてもどんどん人口を増やせます。

木星や土星は一見どうしようもなく思えますが、核融合炉・元素転換装置・自己増殖の三つを兼ね備えたシステムがあれば、指数関数増殖によって比較的短期間に、膨大な水素を有用金属にすることが可能でしょう。
天王星や海王星、金星もそれらがなくても、軌道エレベーターで大気を吸い上げ、冷やし固めてよそに輸出していけば…

27日

プロジェクト民主党の失敗は、きわめて強い思考停止を左右両方に定着させている気がします。

左派は「九条を守れ」「反対」以外何も言えません。「次の選挙で何党に投票すればいい？」という問いに答えることすら拒絶しています。
民主・社民・共産のどれを代表とするかすら、大半の人は考えていません。

右派は「安倍自民は決して間違えない」と信じているようです。疑うものは左翼であり売国、と。
前の選挙で極右政党は壊滅…まともな、多数に対し説得力を持つ右派政党を作る力もないのです。

対話も何もなく、ひたすら時間だけが過ぎていくのです。
ベーシックインカムには議席はないのです。

93年以前に戻れたら、プロジェクト民主党ではなく何ができたでしょう。

所詮アメリカの掌の上なのだから、こうなる以外ありえなかった？
いや、アメリカもそんな面倒なことはしないでしょう。社会党の自然減を待つほうがよっぽど楽だったのですから。
憲法改正が目的だとしたら、かかる時間が長すぎます…来年だとしても二十年以上かかったということです。

26日

世界全体で虐殺は減っているし、日本では実際に凶悪犯罪が減少しているといいます。
それには、心理学の知識の普及は力になっているのでしょうか。

というか数学だけでも、教育法は進歩しているのでしょうか。

教育には、試行錯誤は存在しないのでしょうか…九割を東大に合格させられるメソッドが圧倒的に普及する、ということは？
経済的な動機は大きいはずなのに。

少なくともアメリカでは、「金で票を買う技術」は致命的なまでに発達してしまったようです。

25日

人間、特に若い男の強い弱いを決める方法として、軍を参考にすればどうでしょう。

軍で強い人間とは。重い荷物を背負って不眠不休で長距離歩ける人間です。
それをやればいいでしょう。

まず40kgバーベルをバックパックに入れて担ぐ。
それで、交替の荷物なしで監視する人が水と食物…レーズン、飴、チョコレート、塩、魚肉ソーセージなど歩きながら食べられるもの…を供給する。
一時間に五分以上休憩したら失格。
五分経っても立ち上がれないようになるまで、長く歩けたほうが勝ち。
歩くのはあれば山道、なければ坂が多い道。

24日

政治的な全能があって、中東問題を解決したい、と思っているなら、僕にはこうすることしか考えられません…

パレスチナ・シリア・イラク・アフガニスタンの人間は全員強制収容して故郷から引き離し、全員を徹底的に常時監視して法治と近代を教育する。

対象地域にはアルジェリアやパキスタンも入るかもしれません。さらにアフリカも加わってくるでしょう。

収容場所はアメリカやオーストラリアの砂漠地帯。技術があれば太平洋メガフロート。
片端から、蚕食のように秩序がない地域の人間を全員、家畜・ペット・武器以外の仕事用具・祭祀用記念品・現金以外を取り上げ、移送。
砂漠そのものが人間には踏破できないぐらい人里から距離を置いてキャンプを設営。当分は衣食住は供給。
淡水化し、味やミネラルも調整した海水を大規模に輸送する水道も作っておく。
５歳以上全員に、常時見ているものを録画・聞いているものを録音するデバイスを着け、安価なスマホと無料アカウントも与える。
それによって、「暴力は是非によらず必ず罰される」「暴力に対して復讐しなくても警察がちゃんと取り締まってくれる」「賄賂を送らなくても水も食料も安全も得られる」という、近代社会のルールを叩きこむ。

仕立て屋などそこでできる仕事を手につけている人はその仕事をする。
それ以外は、運ばれてくる水から点滴栽培でナツメヤシなどを作り、鶏やラクダを育てる。
また成人も含め、男女問わず、近代政治と科学について教育する。
そして行動が安定している者は、半年程度故郷に滞在して植林をして、故郷にずるい人が占領していないことを確認させる。
希望者は故郷で死なせ故郷に埋めてもいいが、それはルールをきちんと守った報償として。
そして孫世代ぐらいになってから、砂漠に適応した農法・適度な人口比で、民主的な近代国家として再入植する…

予算を考えるのも恐ろしいですし、ホロコースト以上の人権侵害と言われることも確実ですが、ほかにどうすれば？

単純にトルコと同じ政教分離の、安定するまでは軍事独裁…に成功例がないのが現実です。
トルコが今のところ成功しているのが不思議でならないほどに。

23日

日本では…左派が、完全に自滅しつつ新しい左派思想・政治勢力の芽を出させないことにだけは完全に成功し続ける、という異常なことによって政権が安定しています。

「九条に帰依すれば日本を攻める国はない」か「安倍政権は決して間違えない」のどちらでもない人は、とことん誰もいないのです。
少なくとも政界や論壇には。

22日

「今後技術は進歩しない」「定常社会では格差がひたすら拡大する」「再配分は持続不可能」この三つを仮定したら、江戸時代のような階級社会しかないのでは？

そう考えれば、「階級社会を防ぐには」ではなく、「どのような階級社会を作るか」が問題でしょう。
さらに社会の目的は何か、を。人権か、それとも安定か。

人権自体が、古い時代の話でしかない…新しい時代には、人権というのは適していない可能性も高いのです。
このまま貧富の差の拡大が避けられないのなら。

企業・超金持ちが主権者になるのが避けられないなら、「お前たちが主権者だ。好きなだけ稼げ。ただし、人類滅亡・文明崩壊を避け、誰も餓死しないようにしろ」と契約することはできないでしょうか？

ちろん、超金持ちたちには、地球人の大半を殺して少数だけで贅沢の限りを尽くしたり、地球人の大半を奴隷として拷問を楽しんだりする、という選択肢もあり、そうしたい人が強ければ止めようがないのですが。
問題は「四半期のために百年後人類が滅びるボタンを押す」ことです。

…「人権が失われること」、「人類が滅びること」も、受容すべきでしょうか？
何のために…祖国、自由、新自由主義、対テロ、神…それらのためなら二十年後に人類が滅びても容認する人が、実際には過半数でしょう。
核兵器の配備は容認されました…人類滅亡をチップにしてテーブルに置くことは、民主的に容認されたのです。

祖国、自由、新自由主義のために、人権を廃止して階級制度を整備する…無茶に思えますが、アメリカの現実はそちらに向かっているようです。
「1984年」式に、「身分とは平等である。統制は自由である。安楽死は天国である」とか。

21日

宇宙太陽光発電の、無線で電力を運ぶ技術の実証実験が行われるとか。

問題は、宇宙ロケットのコストの高さ…化学ロケットは限界なのは明らかです。

軌道エレベーターはできない、と笑うのは愚かです。
ほかにも、化学ロケットでない宇宙技術は多数提唱されています。

極超音速スカイフックは今普及しているケブラー繊維でできます。

無線で電力を運べれば、大気があるうちはファンを回し、なくなれば反動推進剤を電磁気力で加速して打ち出すことができます。

レーザーを当てて、熱で水などを膨張させることも考えられています。

封印されましたが、小さい核爆弾でも飛ぶことはできます。

地球上では適していませんが、月面ならマスドライバーは最上です。月に自動機械を置いて、マスドライバーから地球軌道に素材を打ち上げさせる方が早いかもしれないのです。

考え、試し、進む…それが人間です。足を止めたら、遅かれ早かれ巨大火山などで滅びるだけです。
もう進歩はない、という今の日本を支配する史観の中核をぶっ壊してほしいものです。

20日

ヘッドホン試聴用の帽子があるといいです。
頭と、耳の周囲の皮膚をカバーし、耳だけは開ける…
不潔が気になる人向き。
まあカナル式とかには使えませんが。その場合はイヤーチップだけ持っていけばなんとか。

ついでに、これだけポタアン…ポータブルヘッドホンアンプが普及しているなら、ストレージとUSB出力・選曲画面だけの機材がもっとあってもいいのでは…
スマホがそれだ、でしょうか？

19日

「官僚的な」というのは、私情を排し、多数のプレイヤーの誰も文句が出ないようにするものです。
でも本当に、それしか解はないのでしょうか。

今のコンピューターを利用しても。

18日

野球の名門、ＰＬ学園がピンチだとか。

それでふと連想し、とても今更考えてしまったこと。
剣道や柔道で大会に優勝すれば、警察に入れるし出世できます。

PL学園は野球だけでなく、剣道も確か強かったはず。
…警察とPL教の関係、大丈夫でしょうか…

ほかにも、剣道や柔道に力を入れている宗教学校は多いのでは？

17日

ニューヨークは住宅不足だ、と何十年も前から言われています。
単純な解決法は二つありますが、なぜどちらも行われないのでしょう。

一つは、超高層マンション。百階とかそれ以上の。

もう一つは、海。沖にメガフロートの超高層マンションを作るか、または超高層の巨大客船を多数、位置を維持させる。
船はパナマ関係なしで巨大、エンジンもごく弱い。三十階とかの高層にして、多数の店や劇場など娯楽施設のかわりに、スポーツジム・スーパーマーケット・学校・病院を充実させる。
それで、バスのような船を多数安価に毎日出して、それで通勤する…

どちらも簡単なはずですが、やっていません。
ニューヨーカーは大馬鹿なのか、それとも法律が許さないのか、または資金がないのか…

なぜやらないのでしょう？

16日

ないのが不思議なウェアラブルスマートフォン…

外見は、要するにカチューシャ型で耳当てが四角い密閉型ポータブルヘッドホン。コードレス。
それに、ヘッドセットのマイクと、ドラゴンボールのスカウターのようなヘッドマウントディスプレイが折りたたみ式でついている。ニコンUP300にマイクを加えた、といえばいい。

カチューシャの部分が分厚く、その中にバッテリーやコンピューター。
そして四角い耳当てがタッチパッドになっていて、それをいじれば画面を操作できる。

電話・音楽・動画・メール・ネットなどスマホにできることはだいたいできる…

それほど、美的に許されないのでしょうか？

15日

面白い、SFな夢を二つ続けて見ました。

一つは宇宙戦艦ヤマト。

ガミラスに皮膚が青い人と黄色い人がいる矛盾は有名で、2199では被支配民族という解を用意しました。
僕の夢では、真相は伝染病でした。
何人かのメンバーが、白兵戦をして帰ってきたら体が青くなっていたので、古代が呆れて「医務室行って鏡を見ろ」と。
それから、前の戦いで生き残って体が青くなった退役兵の姿と、なぜか玉砂利のイメージ。

もう一つは、「重力遮断装置がある海辺の町」。

どうやら携帯できるサイズの、全身にかかる重力を遮断できる装置があるようです。
ダッシュして、窓から飛び出しつつ装置を入れたら、斜めに飛んでいきます。

それを利用する仕事の新入りが、指導員に急用ができて「すぐ本社建物に行け」と指示されます。
ぶつぶつ言いながら海辺にある窓から飛び出し、等速直線運動で飛んで、赤く塗られた鉄骨の橋脚を蹴飛ばして方向を変え…たら、浮かぶ城のような動くパトカーがやってきました。
悔しい思いをしながら近くの煙突に飛び、手を振って待って、「橋脚を蹴るのは違反でしたね」と言って免許証を出しました。
警官は「無違反だったのにな」というようなことを言い、免許証をスイカみたいに読み取って、巨大なパトカーの内部で書類がプリントされました。
主人公は解放されて、今度は建物の壁に沿って飛び、一度建物の屋根を蹴って加速して飛び越えます。

……とても楽しそうですが、そんな装置が実際に普及したら上下線・自動車道と歩道が厳しく規制されるでしょう。
道路か、それに準じる決められたもの以外を蹴ることは許されないでしょう。
それ以前に、無重力で飛んでいる間、三軸回転が激しくて混乱する可能性も実に大きいです。

また、空中で一度重力遮断装置を切って大速度を得て、フックを横棒に引っ掛けて方向転換、フックを外してすぐ重力遮断装置を入れて高速で飛ぶ…
フックというか、長めの鳶口のような感じで、先のフックは手元のボタンを押すとまっすぐ伸び、もう一度押すと曲がって固定…
考えられますが、危険すぎます。人間がダッシュする速度ぐらいがせいぜいでしょう。

あと、重力遮断装置がなくても広大な無重力・低重力の場があり、ところどころに「ジャンプ台」…外から操作すると強く押し出してくれる場がいくつかとフック・ワイヤーがあちこちにあれば、飛び回って過ごせそうです。
危険ですが。

14日

秀吉の唐入り…朝鮮・大陸出兵は、「誰もが嫌がった」と常に言われます。
本当でしょうか？
太平洋戦争も、誰もが「嫌だったのに」といいますが、当時は大喜びしていた人が多かったのが現実のようです。
さすがは天下さまだ、またいくさができて領土を切り取れる、と大喜びした人は、いなかったのでしょうか？

また、もしあの世の信長がそれにだけ何か言えるとしたら、何と言ったでしょう。
「愚かなことはやめろ」でしょうか、「その意気やよしそれでこそ天下人」でしょうか。

13日

今は、トンカツをはじめ揚げ物を全自動で出す店は容易なはずです。
今のフライヤーの性能は圧倒的に高いのです。

火災リスクはありますが。

問題は、主食を何にするか…まあご飯でもパンでもパスタでも冷凍は容易ですが。

あと、「キャベツの千切り」を冷凍にするのが至難という問題もありますね。

12日

かなり前から、膨大な人間が、必要でない時代になってしまったのでは。
国家にとって。経済にとって。社会にとって。人類にとって。

ヨーロッパでの半分とかの失業率。
不要な公共事業。
……

社会のビジョンを描く人は、そのような人は創造的な仕事……といってきました。
しかし、創造的な仕事の椅子は、徹頭徹尾少ない……ウィナーテイクオール。
リストやパガニーニの難曲を弾きこなせる音大出身者が、毎年何千と、音楽に関する職を諦めています。
世界では何万、何十万でしょう。

そして、新しい時代には創造的な仕事でなければ高収入は得られない……創造的な仕事以外はどんどんコモディティ化し、給料が下がるのですから。

天才以外……99％は脳手術で単純労働で満足するように改造する方が情けでは？
または麻薬漬けにしてもいいのでは？

11日

今量産可能な波動エンジンがあれば、地球人が銀河全体に植民するのに何年かかるでしょう。

要するに、自動車程度のコストで量産できるか、または適切な鉱物を与えれば一月で二倍に自己増殖する……星新一的なオチなしに。
それで、大型船舶エンジンのサイズで大型原発級の電力・タンカーを第三宇宙速度に持っていく出力・一年でマゼラン星雲に往復できるワープ。

七十億のどれぐらいが宇宙に出るでしょう。

また、今の地球人の生活もどう変化するでしょう……圧倒的に潤沢なエネルギーによって。

意外と、大きな変化がないかもしれません……予算とかを理由に宇宙進出はせず、それどころか貧富の差すら解決されないまま、とか。
人類の現状維持志向はそこまで強いかもしれません。実際にはわかりませんが。

10日

団塊ジュニアより後の世代の下半分にとって残酷なことは、「実力」の低下です。
人間と接する能力。きちんとした仕事をする能力。金を稼ぐ能力。それどころか文章力や表現力、創造力、思考力。
それらすべてが、いい職を得た人はどんどん伸び、得られなかった人はどんどん下がっていったのです。

それらの能力は、いい職に就いていなければつかないものだったのです。
まるで、運動能力が評価される世界で、何十年もベッドに縛り付けられていたようなもの……

高度成長期には、資質の低い人もいやでも、給料も上がるし人間関係も必要な仕事をしました。能力が低くクビになっても仕事はいくらでもありました。さらに半ば強制的に結婚させられ、子育てもするし地域社会の仕事もするしで、どんどん人間力は伸びていきました。
低収入層で貧しい生活でも、多数の人が助け合い体力を絞る仕事だったので、人間関係と人間観察の経験値を積むことはできました。人間として成長し成熟し、中にはその経験を芸術にして成功する人もいました。

団塊ジュニア以下の、下半分にはどれもありません。
仕事は工夫も会話もない単純労働。結婚も子供もなく、地域の一員として扱われることもない。
ひたすら能力…あらゆる能力がまとめて低下していくのです。完全独房と同じですから。

そして残るのは誇大妄想だけ…
もう、蒸留酒と麻薬が蛇口から出る収容所で死なせてやるのが一番の情けに思えます。

9日

今は左派は、人間自体を呪うしかなくなっている気がします。

彼らが呪っているのは、具体的には日本人であり、アメリカであり、イスラエルです。資本主義というイデオロギーです。

ですが、日本人は地球人です。アフリカから南米まで、どの地球人とも交配可能な、顕著な精神構造の遺伝的差はない、人間です。
その日本人を「メダカ」「戦争したくて仕方ない」「鎖に熱狂的に口づけする」と呪うのは、地球人そのものを呪うのと変わりありません。

日本人が、憲法九条に…武装を放棄しても日本を攻める国などない、ということに女子供の命をゆだねないことを呪い、抑止や防衛を考えることを呪うのは、地球人を呪っているだけです。
そして、世界が共産主義でないことを呪うのは、地球人を呪っているだけです。

人間の手が二本なのが気に入らない…同じように、人間が根本的に群れ動物で、群れどうしの戦争のために進化的に設計され、共産主義ができるほど賢くない…自分の思い通りの存在でないのが気に入らない。

ただ現実を呪うだけしか、もう左派にできることはないのでしょうか。

別の左派が出ればいいのですが、それを封じることにだけは今の左派は有能です。

8日

小学生が殺害された事件で、容疑者についての報道があります。
その中に「素振りをしていた」があるのが気になります。

今の日本人で、剣道・野球・ゴルフ、さらにテニスも含めて素振りをしている人は何人いるでしょう。
万単位では？ちなみに僕もやっています。

それは全員異常者なのでしょうか。
今日を境にでしょうか、それとも以前から異常者とみなされるようになっていたのでしょうか。

単に、その容疑者が報道によれば声を出してやっていたのが「異常」なのでしょうか。
本来は剣道は声を出して素振りしますが、僕は声を出さずにやっています。

そういえば、以前から公園では素振り禁止の表札が出ています。それをいうなら球技も。
厳密に守ると、公園ではほとんど何もできないのですが…

そして、素振りそのものが自宅敷地でも禁止されそうな流れを感じますが、それは体力維持のための運動、また野球少年などが技術を向上させるための自主練習として重要なので、大きいものを取り上げることになります。

素振りが禁止される流れになるなら、「素振り場」を作るべきでは？

7日

海に近い砂漠で作物を育てるには、

太陽光発電から逆浸透膜
太陽熱で直接多段フラッシュ
塩生植物を海水灌漑で
海で海藻養殖

どれが一番安上がり・有効なのでしょう。

特に海水淡水化を使うなら、ナツメヤシの点滴栽培が最上でしょう。

いや、僕が知らない、もっと水単位量あたりのカロリーが高い農法があるのかもしれません。
カロリーでなくても、飼料としての価値が高くてもいいのです。
できたら、製紙材料・繊維も得られればいいのですが。

6日

母親がそれほど赤子を心配するというのなら、なぜ「呼吸・心拍が十秒止まったら警報ベルが鳴る…外出していても携帯に…」システムが売れていないのでしょう。

もう普及していてもいいはずですし、今の技術でできないはずはありません。

これからの高齢化、特に独居老人が多い社会では余計に必須なはずです。
それこそ六十歳以上の独身者には義務付けてもいいぐらいです、孤独死で失われる不動産価値を考えれば。

なぜないのでしょう？

5日

こういう飲食店があれば、便利で美味しそうです。

基本的に来店時間を予約…焼きたてのパンを出すために。
あとはポトフと、冷凍した野菜・果物をミキサーで絞るジュースのみ。
予約していなければミューズリー＋ヨーグルト＋蜂蜜。

比較的安価に、十分な美味とバランスのとれた栄養が楽しめるでしょう。

4日

政体を成績評価することはあるでしょうか。

軍事政権、（多党制秘密選挙）民主主義政権、独裁政権……王政、共産主義……

それぞれ、通信簿をつけて比較することは行われているでしょうか。

その評価基準自体が難しいですね。
戦争での勝利か、一人当たりGDPか、拷問など人権水準か、ノーベル賞か…

3日

「歩行器」、それも輪につかまるタイプは幼児用だけでなく、老人の生活や倉庫作業などでも使えるのでは。
極端にサドルが低く、ペダルがない自転車のような感じもあれば、一日中歩く仕事の苦痛は半減するはずです。

それで買い物かご二つ分の荷物が乗れば、老人の生活面では素晴らしく便利でしょう。

ほんのちょっとした工夫で便利になる業界は無数にあると思いますが…思考停止のほうが好まれるのが常です。

2日

最悪の結果になった人質事件…お二方のご冥福を。

それで戦慄してしまうのは、その遺体はどうなるのでしょう。
イスラム国はこれまで処刑した遺体はどうしたのでしょう。

日本政府にはまだできることがあります…遺体の返還要求。
それはしないのでしょうか？

ほかの国の政府はどうしているのでしょうか？とくにアメリカは、兵士の遺体にはとことんこだわります。

さて、ほかに、今日本人や日本政府に何ができるか…
まあ、大半の日本人は「自己責任」の一言で二人とも、「人間ではない」とみなすことで感情的に切り離してしまっています。
自己責任、だから同朋ではない、仇を取りたいとも思わない。軍国主義的な人でも、軍事的に報復したいという声はほとんどありません。
まあ、自己責任というだけでなく、アルジェリアでの落ち度のない死者についても日本人はほとんどこだわっていませんが。

まして左派は、安倍首相を責めるのみ…それこそ死者に対する冒涜です。
人の死を「利用」するのは大きな悪徳です。
何よりも、その政府批判には、「日本政府は今から何をすればいいか」の解はありません。
安倍首相が辞任しても、イスラム国が滅亡してシリアとイラクに人権重視のいい国ができるわけではないのです。

まあ、中東をどうすればいいかは左右問わず、誰も答えを持っていません。
どうしようもない、と誰もが悟ってしまっているように見えます。
かかわるな、が今の日本の結論のようですね。

僕は…すべての国を解体し、きわめて強制的に近代生活を叩き込むしかないと思いますが、それこそ国家主権とかを全面的に無視し、世界大戦クラスの兵力と予算をつぎこんで、それでも失敗の可能性が高いです。

1日

核戦争の危機がリアルだった時、播種船の発想はなかったのでしょうか。
また、文明崩壊に備えて「本を埋める」ことはどのくらいされているでしょう。

滅亡本はたくさんありますが、「すべての卵を一つの籠に入れるな」という結論は見たことがありません。
今の技術で可能な、本・精密機械・重要な作物の種子などを埋め隠したり、宇宙に打ち上げておいたりすることも。

地球人にとって、播種船、「すべての卵を一つの籠に入れるな」という発想は、「事故死したペットを食べる」同様に、表に出ない道徳律を犯す悪行なのでしょうか。

それは、地球人好みの正義ではないようです。
地球人好みのやり方でなければ、地球人はやらないのです。