枕元の計算用紙
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31日
アクティブSETI、オズマ計画のように、異星人に向けて電波通信を発することの是非が議論されています。
単純に答えられます。
前提1:善の異星人・悪の異星人、両方ありえる
前提2:もう人類はテレビ放送をしてしまっている
前提3:攻められたらどの道勝てない
前提4:すべての卵を一つの籠に入れるな
結論:宇宙中に地球人・生命の遺伝子・文化情報を送りまくってどこかいい宇宙人に拾ってもらうのを祈れ。
前提1〜4から結論は出ると思います。
そして前提1〜4は、僕は正しいと思います。
まあ、
前提5:人類の存続は善だ
が隠れた前提として存在しています…これを否定するなら…否定するなら、それこそこの議論全体がどうでもいいことになります。
そして地球人の行動を見れば、前提4と5を明らかに否定しています。
30日
今左派がすべきこと…
1「科学によってアップデートされた人間とは何か」と「新しい技術を基盤にした歴史の流れ」を受け入れること。
2その上で、何を目的にするか決めること…人権、平和、反貧困、人類の存続など…。
3どうすれば目的を果たせるか考え、行動すること
古いことを言い続けているだけでは、もう少数の信者しか動きません。
少なくとも日本の左派は、現実から目をそらして古いことを言い続けるだけが心地いいようです。
そして新しい左派の出現を阻むことだけは、完全に有能なようです。
29日
マクドナルドを調理システムとして分析すれば、「鉄板でハンバーグを焼く」「フライドポテト・チキンナゲットを揚げる」「コーヒーやコーラをいれる」の三つにほぼ限定されます。
でもそのセットにこだわらなければ、鉄板はスクランブルエッグ・目玉焼き・ホットケーキ・ステーキなど多様に使えます。
揚げるのも、フライドチキンなどが可能です。
ハンバーガーというより、ダイナーとして軽めで総合的な料理を出すこともできるのです。
朝食としてホットケーキ・目玉焼き・フライドポテト・コーヒーなど。
逆に考えて、もっとも単純な調理システム、オーブンだけでやれる飲食店…
まずパン。おいしい焼きたてパンはそれだけで大きい価値があります。
ピザもオーブンで作れます。
そして適した鍋ごとオーブンに入れれば、シチュー系統全般。
もちろん肉塊…ローストビーフから、キャセロールまで。
根菜類のオーブン焼きも、特にチーズを用いれば定評があります。
むしろそのほうが幅が大きそうに思えますが、なぜチェーンとして存在しないのか…時間がかかるから?
28日
「ジャングルと恐竜のいる星でなければいらない」それが地球人の判断でしょうか。
SFでも、「居住可能惑星」主義にとらわれている作品は多くあります。超光速機関と、事実上無限の発電機があっても。
何もしなくても住める星以外には、ほとんど住む人がいない作品が多いのです。
宇宙船を作れるなら、スペースコロニーは容易ではないでしょうか?
特に自動的に無人艦を生み出すシステムに、ちょっと命令を変えれば何億人でも住める客船を作り続けさせることはできるのでは?
水星や冥王星にも、充分に材料や核融合燃料はあるはずです。
それでコロニーを作るのは容易なはずです…水星のような太陽に近い星なら太陽電池や鏡で、
まるで、豊かな森と草原を見て、なにひとつ植えることをせず天然の果物だけを食べているようなものです。
27日
ピケティ議論には、もう一段上の議論が本来あるべきです。
極端な格差のある社会の是非。
根本的な、倫理・善悪そのもの。
ピケティ氏や、便乗者たちはどんな根拠で、格差の小さい社会を望んでいるのでしょう。
逆に反論者たちは、何を求めているのでしょう。
新自由主義・新保守主義者に、堂々と極端な貧富の差があり、人権がない世界が善である、と主張する人はいるでしょうか。
それを支持する思想は生じているでしょうか。
奴隷制を前提にしたギリシャ文明、中でも戦士と奴隷を峻別するスパルタ礼賛は、西洋思想の古層です。
さらにそれが「エルリック・サーガ」のメルニボネ貴族……貴族は奴隷を拷問することが娯楽で芸術……や、「タイム・マシン」のモーロックとエロイに至っても正義なのだ、とする思想は、生じ得るでしょうか。
26日
民主党はバラバラ、といわれますが、どう違うのでしょう。
少なくとも核搭載戦略原潜による反米独立を主張している人はいなかったと思います。
無数に乱立する小さい政党も、どう違うのかわからないのが正直なところです。
でも、集まると野合といわれるほどの違いがあるそうです。
ひょっとしたらマスコミは、何をどうしていても批判するのでは?
25日
また悲惨な飛行機事故が…
今の技術では、「半分ぐらいは助かる、コンピューター制御のパラシュート」は作れないのでしょうか?
半分死んでも、全員死ぬよりましなはずです。
そして、今の飛行機にも確かある、救命胴衣や救命ボートは意味があるでしょうか。
あれで助かる人は年間何人ぐらいいるのでしょうか?
もし、助かっている人がほとんどいないのに「法律だから」つけているとしたらただのバカです。
海の墜落でも、大半は全滅です。
パラシュート付きの救命ボートを落として、それから乗員乗客は救命胴衣を着けてパラシュート降下すれば、少しは助かる人がいるでしょう。
100%でなければ採用しない…なければ100%死ぬがあれば10%助かる…やらないのはばかげています。
訴訟が怖いとしたら、人間そのものがとんでもなく愚かなのです。
というか、今のコンピューター技術はそっち方面はまったく進歩していないのでしょうか?
24日
今後この世界が、いいものを生み出すことがあるのでしょうか。
めちゃくちゃ面白い本。
素晴らしい名曲。
とてつもない絵。
すごい映画。
「これまでに作られた芸術すべてに無制限にアクセスできるが、新しいものには一切触れられない」これで困る人は、実際には少ないと思います。
そして作家・作曲家・画家…も、自分が本当に新しくすごいのを作れるとは、本当には思っていないのでは。
23日
太平洋戦争で、なぜアメリカはあそこまでやったのでしょう。
何がしたかったのでしょう。
「中国も俺の縄張りだ、よこせ、手を出すな」というのならわかりますが、だとしたら国共内戦でなぜあっさり手放したのですか?
そうでないなら、一体何が目的で?日本を潰して、何を手に入れたのでしょう?
ヨーロッパでも、何を手に入れたのでしょう。
どちらも、得をしたのは共産主義です。
日本もナチスも、共産主義に対する敵意は強くありました。
なぜかそれより先に、イギリスやフランスと戦ってしまっただけで。なぜか。
陰謀論になるのもわかります。
22日
なぜ、われわれは「難民が出たら、公海にメガフロートを作り、そこで自立させる」を選ばないのでしょう。
技術的に絶対に不可能なのでしょうか?
メガフロートの近くの海に海藻養殖設備をつくり、それで海藻を育てて鶏に食べさせ……メガフロートの畑で小麦を作り……
誰一人考えたこともなかったのでしょうか?
メガフロートでなくても、海に近い砂漠で、太陽熱式の蒸留器で淡水を得て、それで点滴栽培で最小限の作物を栽培…
できない理由を探すのはとても簡単ですし、優越感を満たしてくれます。
何も生みませんが。
21日
バンか自販機で、オフィス街の朝・昼食を狙うことを考えてみましょう。
アイスクリームコーンのような食べられる素材で、お椀状容器・ふた・スプーン…スプーンは耐水性を高めるため、ニンジン削り出しでもいい。それを、ビニールコートされた薄い紙だけ。中身はシリアルとヨーグルト、蜂蜜またはレーズンがオプション。
ドリップコーヒーもつく。
…なぜないのやら。
弁当や、店員がいる丼のほうが人間には好まれるのでしょうか?
20日
今の日本人は、歴史はどうしようもない……もう、船のお客さまであり、船の針路を選ぶことが可能だとは思っていないのでは。
安倍自民でいい、民主党じゃないだけ……それが日本の総意です。
反抗する者も、じゃあ何党といわれると口をつぐむ者が大半です。
というか、九条信者でなく安倍自民に反対する勢力が、徹頭徹尾いません。
日本人は事実上民主主義を放棄した……そう考えていいのでしょうか。
世界も、もう民主主義に期待している人はいないでしょう。
オバマもアラブの春も幻滅に終わりました。
ピケティの世界富裕層課税ができると思っている人はいないでしょう。
逆に、チョムスキーやハーヴェイが何をがなろうと、それが実現すると思っている人もいないでしょう。
新しい時代には、希望がないのです。
19日
また日本人が巻き込まれる大規模テロ…
それにしてもそのテロリストたちは、何を目標にしているのでしょう。
彼らが完全に成功したらどうなるのでしょう。
アメリカを滅ぼして、世界を征服することはできるのでしょうか?どう考えても無理です。
そう考えれば、単なる寄生虫としか考えられません。
宿主=アメリカ中心の現代工業世界体制があるからこそ、そのマスメディアの力を借りて、活動をアピールしたら目立つし支持者からお金をもらえる。
それだけのことですよね?
その点では、日本で米軍基地反対とか言ってる人たちも、本質的には寄生虫です…全部彼らのいう通りにしたら、彼ら自身が抹殺されるのですから。
アメリカは単に、核融合を開発して北アメリカ大陸だけに閉じこもればいいのです。報道も旅行も援助も軍派遣も貿易も新植民地主義支配も全部やめて。
そうされたら、テロリストたちのほうがたぶんたまったものではないでしょう。
18日
新しい時代には……「何百万もの旋盤工・徴兵兵士はいらない」時代には、「下半分」「凡人」はどうすべきでしょう。
ミャンマー・スーダンに追いつくような低賃金労働者にするべきでしょうか?
麻薬を与え安楽死させるべきでしょうか?
ベーシックインカムで「創造」をさせるべきでしょうか…それから何かが得られるのは万人に一人、大半は、無料投稿サイトでも無視されるゴミの一生を送るだけなのに。
明白なのは、新しい時代には、彼らは必要とされていないのです。
国にとっても、経済にとっても。
「全員必要だ」という、古い時代のイデオロギーが残っているように見えるだけで。
多くの人は、そんな古い時代のイデオロギーは捨てています。
新しい時代には、一部の優れた人間だけが人間であり、他は不要だ…となるようです。
17日
宇宙開発を考えると、この太陽系は結構不運です。
地球の近くに、ちょうどいい大きさの衛星がほとんどないこと…
地球にだって、月以外にフォボス程度が十個ぐらいあればよかったのに。
金星に衛星がないのも痛い話です。
火星にももっと衛星があればよかったのに。
16日
石灰石を焼くコンクリートの板と、砂利に高熱水素を吹き込んで湿気た飴のように固めるのと、どちらが必要なエネルギーは大きいでしょう。
後者の場合余熱を、次に熱する石の予熱に使えば無駄がないでしょう。
まあ余熱利用はセメントでも何でもやられているでしょうが。
15日
「全人類必読書」を常にリストアップするとどうなるでしょう。
多くの人で合意できるでしょうか?
僕は科学啓蒙書中心ですが…
理科年表
ガリレオの指(ピーター・アトキンス)
アイザック・アシモフの世界の年表
共通価値(シセラ・ボク)宇宙創生はじめの3分間(スティーヴン・ワインバーグ)
幸運な宇宙(ポール・ディヴィス)
宇宙を支配する六つの数(マーティン・リース)
コスモス(カール・セーガン)
エレガントな宇宙(ブライアン・グリーン)
宇宙創成(サイモン・シン)137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史(クリストファー・ロイド)
生命の惑星:ビッグバンから人類までの地球の進化(ラングミューラー&ブロッカー)
もしも月がなかったら(ニール・カミンズ)
地球46億年全史(リチャード・フォーティ)
生命40億年全史(リチャード・フォーティ)
パワーズ オブ テン(フィリップ・モリソン)
フラットランド(エドウィン・アボット)祖先の物語(リチャード・ドーキンス)
利己的な遺伝子(リチャード・ドーキンス)
虹の解体(リチャード・ドーキンス)
神は妄想である(リチャード・ドーキンス)
悪霊にさいなまれる世界(カール・セーガン)
解明される宗教(ダニエル・C・デネット)。
スーパーセンス ヒトは生まれつき超科学的な心を持っている(ブルース・M・フード)人間の本性を考える(スティーヴン・ピンカー)
心の仕組み(スティーヴン・ピンカー)
思考する言語(スティーヴン・ピンカー)
ヒューマン・ユニヴァーサルズ―文化相対主義から普遍性の認識へ (ドナルド・E・ブラウン)
つぎはぎだらけの脳と心―脳の進化は、いかに愛、記憶、夢、神をもたらしたのか?(デイビッド・J. リンデン)
妻を帽子とまちがえた男(オリバー・サックス)
リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理(ダン・ガードナー)
ファスト&スロー(ダニエル・カーネマン)
社会はなぜ左と右にわかれるのか(ジョナサン・ハイト)
生き残る判断 生き残れない行動(アマンダ・リプリー)
言葉を使うサル(ロビンズ・バーリング)
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか(内藤朝雄)
いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体(内藤朝雄)神話の力(ジョーゼフ・キャンベル+ビル・モイヤーズ)
元形と象徴の事典
エリアーデ世界宗教事典(ミルチヤ・エリアーデ)
世界占術大全
魔術 理論と実践(アレイスター・クロウリー)歴史の研究(アーノルド・ツインビー)
銃・病原菌・鉄(ジャレド・ダイヤモンド)
文明崩壊―滅亡と存続の命運を分けるもの(ジャレド・ダイヤモンド)
10万年の世界経済史(グレゴリー・クラーク)
土の文明史(デイビッド・モントゴメリー)
水が世界を支配する(スティーブン・ソロモン)
ドングリと文明(ウィリアム・ブライアント・ローガン)
飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで(アルフレッド・W. クロスビー
*他、「塩」「鉄」「馬」「鱈」など様々な方向から歴史を切りとる本が多数ある。それらを多く頭に入れることは、人間の歴史のパターンから外れて歴史全体を見るのに有益。あらゆる資源・技術についてそれぞれ歴史があることを忘れないように。また科学自体の、様々な分野それぞれの歴史も学ぶ価値がある。
ヒトはなぜヒトを食べたか(マーヴィン・ハリス)
「豊かさ」の誕生(ウィリアム・バーンスタイン)
暮らしを支える植物の事典 (A・レウィントン)
樹木と文明(コリン・タッジ)
生命元素事典
食品成分表
食材図鑑
地球の食卓 世界24か国の家族のごはん(ピーター・メンツェル+フェイス・ダルージオ)
地球家族 世界30か国のふつうの暮らし(ピーター・メンツェル他)
図説古代仕事大全(ヴィッキー・レオン)
最悪の仕事の歴史(トニー・ロビンソン)
人類の歴史を変えた発明1001(ジャック・チャロナー編)
世界を変えた50の動物(エリック シャリーン)世界を変えた50の植物(ビル ローズ)世界を変えた50の鉱物(エリック シャリーン)世界を変えた50の機械(エリック シャリーン)
完全版自給自足の本(ジョン・シーモア)
ゼロからトースターを作ってみた(トーマス・トウェイツ)吾輩は猫である(夏目漱石)
春にして君を離れ(アガサ・クリスティー)
モモ(ミヒャエル・エンデ)
一九八四年(ジョージ・オーウェル)
火の鳥(手塚治虫)物理法則については
ファインマン物理学(リチャード・ファインマンら)
古典力学(ゴールドスタイン)
相対性理論(ヴォルフガング・パウリ)
量子力学(ポール・ディラック)原子の化合については「無機化学」「有機化学」「物理化学」「生命化学」「タンパク質合成」などのタイトルで大きい本を探すといい。
生物・DNAについては
ゲノム
生化学
細胞の分子生物学
標準微生物学
人体の構造と機能(エレイン・N・マリーク)
病理学
生態学
植物生理学
などの、できるだけ新しい版を選ぶことだ。
14日
フリースの、肩甲骨上端あたりに入った、わずか5mmの髪の毛。
それがどんなに苦しいことか。
歯の痛みも、実際にはそこらの拷問より激しいのでしょう…でも終わってみたら忘れて、歯医者に行かないことを選ぶものです。
13日
「自分が周囲に、どんな非言語メッセージを出しているか」って想像すると怖いです。
「僕はバカです」
「危険な犯罪者です、殺した方が安全」
「同性愛者です」
「医者です」
「朕こそ神であり王だ」
「軍人である」
……
軍人は、実際非言語メッセージを常に出していると思います。
また、ある種の邪悪な人間の目には、ある種の人間の額には「私は被害者になるために生まれてきました。私のすべてを奪って殺してください」と書いてあるも同然です。
そして実際に、その被害者は加害者に抵抗することはできないのです。
また、文体が出しているメッセージもあるのでしょうか。
岩波書店の歴史講座を読んで、「うわ岩波臭い」と強い印象を持ちました。
要するに天皇・日本・文明に対する憎悪があふれています。
また、司馬遼太郎作品を読み返していて、「酒臭いな」という印象も感じました。
僕の文体はとんでもなく評判が悪いのですが、それは人格がにじみ出ているのでしょうか。
文体と人格は別、文体人格者にして人間としては最悪の自分が言うのだから間違いはない、というのも読んだことがありますが…
12日
「時代」
「場所」
「身分」
を選べば、衣食住を見ることができる…体験できる場があれば素晴らしいでしょう。
たとえば「五賢帝時代、ローマ、中級貴族女子」の服、食事、住居を。
究極の歴史博物館です。
問題は、古代ローマを再現しようとしてもシルフィウムが絶滅していること…まあフェンネルで代用できるでしょうか。
11日
今このとき大地震が起きて大津波が来たら死ぬ人が、今の日本にも何万人もいます。
津波がどんなに悲惨かは分かったはずです。どんな馬鹿でも思い知ったはずです。
時間も十分あったでしょう。
十万人を見殺しにするのが国の計画です。
十万人が、今リボルバーをこめかみに当てて、引き金を引いています。
それが地球人というどうしようもない生物だ…それだけのことです。
10日
開発をするかしないかの二択は愚かなのでは?
たとえば、干潟を開拓して港にする…
沖にメガフロートを作り、かなり高いところに橋を作って鉄道・道路をつなげれば、最低限の柱だけですみます。
港の機能は十分にあり、しかも干潟を破壊しなくてもすみます。
なぜそれが絶対にできないのでしょう?
足尾銅山も水俣病も、操業完全停止以外の目標を許そうとせず敵味方構造を作ってしまったために、企業側は浄化装置という選択肢をかたくなに否定してしまったのでは?
9日
気まぐれでコンビニのハンバーグ弁当を食べましたが、明らかに自分でひき肉から作ったハンバーグとは別でした。
おそらく、大豆たんぱくなど、肉とタマネギ以外の材料が大量に使われているのでしょう。
そう考えると不思議なのは、ならなぜ「豚脂」と「おから」という安価なものを合わせてハンバーグにし、安く売らないのでしょう。
なぜおからは廃棄物にされているのでしょう。
というか、廃棄物となる食料の大半は、豚・鶏の飼料になるはずです。
そうしていないで、「地球全体で、食料の三分の一が廃棄されている」のはばかげた話です。
8日
岩波書店の本の、科学ジャーナリストの文明展望を見て思ったのですが……
要するに、「科学技術は答えではない」「定常文明になるべきだ」という、『岩波正義』が最初にあるんですね。
現状……地球の人口や環境。
そして何より予測不能であるはずの未来の技術。
すべて、『岩波正義』の前では、好き勝手に書き換えていい。
現状は『岩波正義』に都合がいいように編集される。
未来の技術も、『岩波正義』のためになる自然エネルギーなどは発達し、ならない核融合や軌道エレベーターは発達しないと、絶対に分かっている。
『岩波正義』に反することは、考えることすら禁ずる。
それが、今の「科学ジャーナリズム」なのです。
『岩波正義』でない「科学ジャーナリスト」はいない……日本の本屋で見る、科学や文明を俯瞰する著者は数人しかいません。
養老孟司、茂木健一郎、松井孝典、広井良典、池内了、青木薫……皆、基本的に、「人類が将来、核融合や軌道エレベーターを成功させて、みんな豊かになり、宇宙に植民する」ビジョンを否定しています。宇宙・エネルギーに関する技術は今が限度であり、これ以上進歩することはない、と。
科学の進歩は『岩波正義』から見て悪だ、だからもう科学は進歩しない……日本の通俗科学書の世界の、共通最大のメッセージです。
そしてそれは、日本人全体の科学観にすらなってしまっているのです。
でも、それは世界すべてではありません。スティーヴン・ホーキング、ミチオ・カクなど、世界の最高の学者たちは、将来の人類も進歩すると主張しています。
7日
内臓とエラだけ取ったサケを丸一匹、大きい鍋でとことん煮込んだ出汁をとり、半分を味噌汁、半分をご飯を炊くのに使いたいです。
丸鶏と豚骨でも同じことをしたいです。
顆粒の鳥がらだしはありますから、顆粒のサケだしがあってもよさそうですね。
6日
シャワーカーテンを用いるユニットバスがありますが、扱いにくいそうです。
シャワーカーテンを収める、別に滴りを排水できるよう排水口につながったポケットがあれば解決するのでは。
何か、もっと根本的なデザイン変更が必要なのかも。
バスタブを廃し、シャワーのみにするというのはいいと思います。
近くに銭湯やジムがあれば苦もないでしょう。
ほかにも、何か根本的な解決は…
5日
韓国という豊かになっている国で、米大使襲撃とは…
アジアの政治・軍事バランスが崩壊しなければいいのですが。
どうしても伊藤博文暗殺を思ってしまいます。
ある事件が、「なんてことのない事件」か、「歴史の分岐点」かは、僕にはわかりません。
それこそサラエボ事件を目撃した人で、何人があれを予想できたでしょう。
日本でも、日夜「歴史の分岐点」は起きているのでしょうか。
今、報道すらされていない、「なんてことのない事件」が…
4日
今の日本で、民主主義を支持している人は何人いるでしょう。
左派はもう、民主主義を支持できない状態です。
愚民が安倍を選び改憲と破滅にひた走っているのですから。
右派も、民主主義は最大の毒薬と叫んでやみません。
3日
よい畑…適度な水分がある土、気温と成分が適した大気、日光…に、植物の種をまけば、時間さえあればどんどん増えて、畑を覆い尽くします。
よい培地…pHや水分が調整され、適温で栄養がある環境に微生物を一つでも植えれば、すぐに増殖して培地を覆い尽くします。
同様に、砂漠や海の自然エネルギー発電所が「自然に増殖していく」には、どんな条件が必要なのでしょう。
それだけでなく、「損益分岐」…「採算が合う」「採算が合わない」という近代経済における絶対の基準は、「自然に増殖していく」「滅びる」の違いでもあるのでは。
2日
スーパーロボット大戦は、「永遠に終わることのない物語」にすることもできるのでは?
栗本薫『グイン・サーガ』の論評で、「終わることのない物語」という概念が語られていました。
確か、本来物語は終わりなく語り続けられる、でも近代小説によって終わらなければならなくなってしまった、それは損失だ…『グイン・サーガ』は、いつまでも語り続けることのできる物語なのだ、と。
スーパーロボット大戦も、多数の作品が一堂に会して、それぞれの作品の原作通りのエピローグになるのではなく、まとまって新しい展開になる…
さらに技術を組み合わせ…これは戦艦の話ですが、即時通信があって超光速がない「エンダーのゲーム」と、超光速はあるけどそれより速い通信が存在しない「銀河の荒鷲シーフォート」が双方の技術を交換すれば、両方通信も移動も早くなります。
そのように、技術を組み合わせることによって、原作とは違う方向に作品それぞれの歴史は動いていくでしょう。
スパロボでは死ぬはずの人が死なないこともあります…それもまた、「別の歴史」を作りだすでしょう。
それに次々と作品が加わることで、「終わることのない物語」になるのでは?
1日
日本は知性に背を向けている、といわれます。
右傾化=反知性というならば笑止。それは知性=左という、知的傲慢に過ぎません。
問題意識としては、「今の右傾化と、本来の保守は違う。今の右傾化は知的に質が悪い」というものもあり、それはまだましです。
しかし、左派がそれを言っても、説得力は皆無です。
今の左派が知的硬直で、もはや信者以外に説得力皆無の宗教になっていることは、誰もがわかっていることです。
少なくとも右派は政界・論壇ともに知的レベルを下げて多くの人に訴える技術は身につけたのです…ファーストフードチェーンが、砂糖を増やし包み紙を真っ赤にするのと同じ、営業努力です。
営業努力を拒む側の文句など、ばかばかしいだけです。
本当の日本の問題は、もはや左派・右派とも崩れているにもかかわらず、新しいものが出てこないこと…論壇にも、政界にも。
その、「新人潰し」システムこそが問題です。
もう、日本人の大半は、政党政治に可能性があるとはかけらも信じていません。永遠に自民党政権…意を唱える者は、共産党信者として、共産党が選挙で勝てないのは日本人全体が悪いから、と人間そのものを責めるだけです。
政界には、ベーシックインカム(または負の所得税)も、核武装対米自立も、花粉症根絶さえも一議席もありません。
「自民および変わらない民主」と「社民・共産・その他同じ匂いのする左派」以外、政界には絶対に出てくることはできません。
論壇に新人は出ません。いるとすればアニメ評論か、弱者の立場でデビューしてすぐに九条に取りこまれ、完全に洗脳されたように「そっちの言葉」しか語らなくなるかです。