枕元の計算用紙

枕元の計算用紙

2016年1月

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

31日

改憲、特に緊急事態の問題では、「日本には緊急事態は必要ありません」と「護憲は売国、だから自民は完全に正しい。全部委ねて問題ない」の二つの立場しか存在していません。
「緊急事態を入れた改憲は必要だ。だが自民党の、権威主義部分が信頼できない」という立場はなぜないのでしょう。

僕には、選択肢がないというのは不安な状態に思えます。
戦争をしていて、右も左も後ろも崖で前に敵がいるのは、あまりうれしい状態ではないはずです。

ですが、今の日本では左も右も、「日本は抑止の論理が使えない国なのです、九条しか選択肢はありません」と「日本には日米同盟、自民党と保守だけが現実的な選択肢だ」です。
どちらであっても選択肢は一つだけ。
それ以外の選択肢は、考えることさえも、左右両方＝すべてに否定されます。

「日本には緊急事態条項は必要ない、日本を攻める国はない」……こう主張したら、少数の熱心な信者は支持するが、国民の多数は支持しない。
このことを理解している護憲派はいないのでしょうか？

少数の信者の強い支持は、心地良いでしょう。
しかし、今の選挙制度では、比例の数議席しか得られないのです。

そして自民圧勝……愚民を批判していればいい。
それは楽な立場ですよね？

それによって、緊急事態条項は必要だが人権も好き、という、多数いるはずの人びとは捨てられてしまいます。投票先がないのです。
僕は、それは自民党にアシストパスをしているに等しいと思っています。

「憲法の緊急事態条項も集団的自衛権も必要」かつ「自民党の権威主義は危険」……この立場が存在しません。
日本に、「人権を認める改憲派」はどれぐらいいるでしょう。

本当にいないのかもしれません、僕が間違っているのかもしれません。

30日

マイナス金利…というかゼロ金利という時点で、「人類文明自体投資不適格」ということでは？

もし「１兆円やる。十年後２兆円返せ。３兆円にできたら１兆円はお前のものだ」といわれたら、今の経済専門家たちは受けるでしょうか？
受けない、ということは、人類文明自体が投資不適格ということです。

29日

政権奪還以来、ずっと疑獄とは無縁だった安倍政権に土が。

さて、これで少しでも民主党の支持率は上がるでしょうか？
せめて改憲阻止ぐらいは…

改憲は必要だ、でも権威主義はごめんだ、という立場としては非常に悲しい話です。
僕自身の投票先はない、最悪を避けたいだけです。

…民主党に対する憎悪の方が強かったら、どうすれば権威主義による改憲を止められるんでしょうね。

28日

歴史上、多くの国は、身分制度をとったほうがむしろ拷問虐殺の人数は少なかったのでは？
「現実的な政治経済制度」……奴隷制・貴族政治を模索する人はいなかったのでしょうか？

共産主義と軍事政権の二択で拷問虐殺された両方の人びとは、奴隷制度のほうが生きられたのでは？

27日

ドラえもんがアメリカで！これはとても大きい文化です。

日本人が思っているほど、日本文化は海外には行っていないようです。

いまだにアメリカでラーメンとかがニュースになるのです。
アメリカでは、寿司…カッコ笑いをつけるべきでしょうか…は前からありましたが、牛丼やラーメン、カレーは進出できていませんでした。

まあ、ドラえもんは「しずかちゃんの入浴」という、それこそ日本で女性器の精密描写をやるよりきつい壁もありますが…

26日

LHCが、新しい素粒子を発見した可能性があるとか。

人類は、まだ前進を止めていません。
かろうじてであっても。
どれほど、かつての黄金時代に比べて輝きが小さくても。

今も、水星軌道異常・エーテル・黒体放射・放射線以外すべてが解明されたとされ、科学の歴史が終わったと半ば宣言され…その数年後には相対性理論と量子力学ですべてがひっくり返った、その時を繰り返しているのかもしれないのです。

25日

マンションやオフィス関係者……建築業者や管理業者にとって、インターネットや携帯電話の興隆は悪夢だったでしょう。

電話と電気だけでよかったのが、ある日突然、新しい線をあらゆる部屋に通さなければならなかったのです。
さらにそれまでと違う波長の、室内の電波も重大な問題になったのです。
どれほど余計な工事、余計な金がかかったことか。

そして今後、同じように新しいインフラ整備が必要になることはあるでしょうか？
ありえるのは、全自動運転車からのロボット配達箱。

歩道と道路の間、ガードレールの部分に置くことになるでしょう。
ほかには？

レプリケーター用の、元素水準の素材を流すパイプライン。
これも想像するとぞっとします。
現実には廃棄物も出るでしょうし。

人間には未来の技術は見通せません。十年後何が必要になるか、わかったものではないのです。

24日

人間は定期的にバブルをやらかします。

しかしバブルは、一言で言えば「資金があふれて馬鹿げたところに集まった」だけのこと。
その資金が、正しいところに集まればただの高度成長になるはずです。

たとえばリーマンショックでも、核融合に資金を誘導していたら？

でも、バブルの膨大な資金がプラスになることもあります。
鉄道バブルは確かにバブルでしたが、鉄道網というよいインフラをもたらしました。
ドットコムバブルも、コンピュータ・光ファイバー回線・携帯電話アンテナなどインフラを整えてくれたはずです。

23日

「国民のない国」は可能でしょうか？
国境は事実上変わらない、しっかり守っているし、戦争でも普通に戦える。工業生産もしている。

でも兵士も工場労働者も兵士。ごくわずかな人間の技師と、超金持ちだけが生きている。
それ以外の国民はすべてガス室で処分されている。

超金持ちたちは巨大な城で、ロボット召使を多数抱えて贅沢三昧をする。
戦争でも勝つ。
工場国家として生産・貿易も変わらずやっている。

何より、足手まといの国民がいないので、財政が健全…

技術的に可能になれば、すぐそれをやるでしょうか？

問題なのは、技術がそこまでいればやらない国はやった国に国際競争で負け、財政が破綻するのです。
富裕層はどのみち出ていき、機械との競争に勝てない低能力国民は稼ぐこともできないので、どこからも税金は取れないので。

というか今…コンテナとインターネット、無人機と傭兵だけでも、「国民のない国」は事実上必然に思えます。

22日

３Ｄプリンタの進歩と普及は、考えてみれば遅すぎます。

工場で、作業ロボットとＣＡＤ……コンピュータが統合された時点で起きていてもおかしくないのです。

単に、ロボットアームの先端に、要するに針を外した注射器を耐熱素材で作ってつけ、ヒーターもつける。
そのノズルのそばに、適量の水や冷やした空気を吹きだして冷却する装置をつける。

それだけで、三次元で任意の形が作れるのです。
吹き出しながら冷やし固めるだけです。

鉛でできない理由はないはずです。おそらく青銅でも、スズでも。
吹き出しながら冷やし固める、は化学繊維工業の世界でも基本技術のはずです。

また、大きい冷凍庫の中でなら、素材は水でいいのです。

そう考えると、レール鋼の溶融温度に耐えるノズル・シリンダー・ピストンがあれば、確実に世界を変えますね。
最も安く丈夫な素材で、事実上何でも作れるのですから。

細いノズル内で溶かして噴出させるか、または粉末を噴射して溶融・凍結を瞬時にやれば、鉄と炭素が偏ることもありません。

21日

新しい惑星…人類はこの太陽系すら、ろくに知らないのです。

たゆみなく知を増やしているとはいえ。

20日

スマホが人類最後の発明だろうか？

そう考えてふと思ったのが、今の先進国の軍隊です。
兵士全員にスマホがあれば便利に決まっています。

ＧＰＳで位置を精密に知り、動画をその場で撮って上官に渡せるのです。
でも、間違っても戦場で歩きスマホなど許せるはずがありません。

別のものがあるはずです…単眼式のヘッドマウントディスプレイと、腕につけるキーボードがあったはずです。

それが民間に流れることは絶対にないのでしょうか。

民間はスマホ、軍は軍、で完全に別れたままなのでしょうか？

19日

小国でも空母を持てるように、「超短距離離着陸」に全能力を振った戦闘機があってもいいのでは？

AV-8ハリアーがある程度それです。
そのおかげでイギリスも空母を運用できています。

でも、限界が大きいですし、それ以降の短距離離着陸技術の進歩も大きいです。
さらにオスプレイがより改良され安全になれば、それを加えた超軽空母の能力はさらに増すでしょう。

というか、第二次世界大戦時代の日本でも「空母」を持つことはできました。
プロペラ機なら、数段小さい空母でもいいのです。

空戦は全面的にあきらめて対地攻撃ミサイルを二発だけぶら下げる。
観測に徹し、先進国のジェット機は敵に回さない。

それならプロペラ機空母でも、ないよりあるほうがいいのでは？

単にみっともないから？

18日

「なぜ福祉が必要なのか」。
この問いが、今問い返されていないのはむしろ幸運といえます。

新しい時代の現実を前提とすれば、福祉は国益にとって有害無益です。

福祉国家の時代には、福祉が必要な理由はいくつもありました。

「健康な労働者・兵士が多数いなければ国力が低下する」
「餓死・疫病は公衆衛生を低下させ、国力を低下させる」
「革命防止」
「キリスト教が隣人愛を命じる」
「平等」
…

つまり、投資…国益のためになる、港湾鉄道を作るのと同じ。

治安。

そして宗教や道徳。

この三つの理由があるといえるでしょう。

ここで注意したいのは、ほんの百年ちょっと前の思想界の主流は、福祉は悪であり、貧困層は皆殺しにすべき害虫でした。
国民を国家の敵とみなす態度は、特に白色テロが横行した中南米や東南アジアにも強くあります。

さて、新しい時代。
投資としての面は消え失せました。
福祉の対象の多くは老人、金をかけても労働力として復帰することはありません。
また、若い貧困層も、新しい時代の新産業にとって、必要ではありません。現実的などんな教育をしても。
昔の、修理すれば使えるようになる資材ではなく、完全に廃棄物、寄生虫なのです。

その子たちも。おそらく、子供の下半分は、新しい時代では必要ない…稼ぐ能力を持ちえないといっていいでしょう。

新しい時代では、稼ぐ能力は桁外れの学歴と幸運がなければない、芸術やスポーツの成功に近いものなのです。

その新しい時代に、福祉は必要でしょうか？
国益にはならないのです。

国益にならなくても福祉をするとすれば、それは道徳・宗教の域でしかありえません。
利益にはならないが、しなければならないからする、という。

でもそれに、人を説得する力はあるでしょうか？

世界を飛び回る資本は説得できないでしょう。国益至上主義者も説得できないでしょう。

17日

少人数で、ゲーム機を通じ通信で遊ぶことができる、車庫の面積があればできる、スポーツの運動量……

サッカーや野球は面積・人数が多いです。
フットサルやバスケでも、サッカーに比べれば少ないですが面積・人数が必要です。

一対一で、車庫で、通信で運動。
テニス・バドミントンはそれに近い、卓球はさらに少ない面積で可能です。

これなら？
車庫、またはもっと長いスペース。幅は走れればいい。
一方が壁か、またはいくつかの、ライトと触るスイッチがついて、バッテリーを内蔵した柱を置く。
一方の手で、敵のどこを光らせるか命令する。命令回数は自分の得点から出てくる。
そして、こちらは、光ったところを触る。

延々と走り回ることになります。
途中に障害物を置けば、さらに苛酷になります。

16日

イスタンブール、ジャカルタ…まるで、囲碁の序盤布石でも打っているようです。

考えてみると、テロリストに敗北はありません。
テロ→警察強化→民が国を恨む→テロリストが増える、この悪循環を断ち切る方法は大量虐殺だけなのです。
それは、今の世界はごく一部の国にしか許しません。

東南アジアは、それこそ世界最大のイスラム国がある、イスラム教にとっては重大な場です。
そこを支配できれば、それこそイスラム帝国の野望にも王手がかかるというものでしょう。

そしてトルコという、原理主義に取って最大の敵をつぶす…
またパリを攻撃して、無力感と憎悪をあおる。

敵の立場に立って考えるべきです。
現状から、敵の最終目標…イスラム国の場合、スペインからインドに至る大帝国…への途上に、今のこの一手はあるのか。

今の盤面から詰みへの途中にあるのか。
なら、次に売ってくる手は何か。

ものすごくスケールの大きい布石を打たれている気がします。

意外な解決になる可能性もあります。
新しい時代には、民は必要ない…少数の貴族と技師とロボット、残りは皆殺し、を多くの国が決断することでテロが解決される可能性もあります。

…もし。日本人の幼稚園児三十人が、一人一人残酷な方法で殺されていたら。

日本はどうなっていたでしょう。
海外のことなので感情的に無視したでしょうか？
それとも全国民が狂ったように戦争に走ったでしょうか？

…左派が悪いのは日本でありアメリカだ、軍事は解決にならないと叫んで、いっそう支持を失うことは目に見えています。

15日

やっぱり妄言で、謝罪はなかったことに。

いつものことすぎて頭を抱えるしかありません。

14日

http://www.cnn.co.jp/fringe/35076201.html

ついに、真の意味での地球防衛組織ができましたか。
まあアメリカの政府組織ではあっても。
逆に、地球が滅びたらアメリカもない、という当たり前の道理をアメリカが認めた、とも言えます。

地球人に生きる意志があるのか否か…小さいプラスですが、巨大に思えます。

13日

世界のあちこちで起きるテロ…

特にトルコは、イスラム国、原理主義者すべてにとって最初から最大の敵です。

世俗化と科学技術によって成功し、NATOの一員…西洋秩序の一員でもあるのです。EUには入れてもらえていないにしても。
そのような成功、道があるということは、原理主義者にとっては金輪際認められないはずです。

テロ以外に、新しい時代の歴史にはないのでしょうか？
テロを終わらせる方法はないのでしょうか。

でも、日本もテロ、乱に苦しみました。ですが、今の日本に、不平士族の反乱はありません。
どうすればその状態になることができるのでしょう。

そう、トルコが手本のはずです。
だからこそ、原理主義者に取っては、トルコは叩き潰さなければならない…

問題なのは、多数を占めるはずの穏健なイスラム教徒です。
いるはずです、でも大声を出すことができません…テロの爆音にかき消されて。

イスラム教圏の世俗主義思想は、確かトルコのケマリズムと、イラクなどのバース党があるはずです。
欧米との調和、ある程度であっても民主主義が実現できているのはケマリズムのみです。
むしろトルコの側に立てば、ケマリズムを宣伝するのが得になるはず…

思想的には、ケマリズムは負けているのでしょうか？なぜ？

12日

軽減税率問題が議論になっていますが、それこそ「毎年五千円全国民に配る」これが一番コストも低く、しかも公平では？
どのみち、貧困層の食料品２％分はそんなもんなのです。

実質全員が払っている、ガス・水道・電気・NHK受信料を千円ずつ国費で減額する、でも近い効果が出ます。

食料品や書籍をまとめて軽減したら、金持ちの方が減税額が大きくなる問題が出ます。

問題は、生活保護は確かそれらが無料なので、受給世帯にはそれがいきわたらないことですが、まあそれは生活保護の減額をやめればすむことで。

11日

日本人は、民主党政権の顛末から事実上民主主義をあきらめたといっていいでしょう。

日本人自らが政党を作り、その政党を選挙で選ぶことで、より良い政治を行う。
これは絶対に不可能だ。
日本人に政党を作る能力はない。

日本人は、唯一政権担当能力を持つ、自民党世襲議員・官僚・アメリカに、飼っていただく家畜でしかない。
それが失敗したら船ごと沈むだけだ。
そろそろ出荷するかといわれれば、黙ってトラックに乗るだけだ。

もう二度と、政権交代なんて馬鹿げたことは言わない…

10日

新しい時代の紛争…自爆テロと無人機での準無差別殺戮。どちらも地元民の支持を受ける必要はありません。
人民の海に溶け込むゲリラとハーツアンドマインドの米軍、その戦術はどちらも古くなったのです。

地元民、民そのものが徹頭徹尾無力な、いてもいなくても変わらない存在になってしまったのです。

9日

手軽にフロー体験ができるスポーツ……実際の危険はないが強い恐怖感がある状況ならいいでしょうか？

飛び込み用プールの、飛び込み台の高さで平均台や動きまわる狭い足場、鉄棒を飛び移る。同時に野球ボールを的に投げてもいい。
ダンス関係の体を使うゲームで、失敗したら医学的には安全な苦痛。

いろいろな足場を飛び回るスポーツを、真剣に考えてみましょうか。

本格的な競技は飛び込みプールの真上に設置するけれど、普通はセイフティーネットの少し上でいい。
縦横10メートル、高さ５メートルぐらいの範囲をネットで囲う。

幅１メートル距離10メートルのランニングコースを中心に、平均台、段違い平行棒、吊り輪、登り綱などがある。
壁の一つはオーバーハングのついたロッククライミングウォール。
少しふざけるなら、巨大な弾力の強いボールがあってもいい（トランポリンのようなジャンプ台）。

コースにはネットの外からはしごで昇る。
コースの中にいくつか、座布団程度の台があり、その縁には小さいライトが埋めてあって、光ればコースのどこからでも見える。
ライトが光ったら、できるだけ早くその台に乗る。乗った時点で得点。

上級者用…いくつか考えられるが、
１目標台に置いてある野球ボールを的に投げる
２外にいるゲームマスターが、定期的にボール発射装置でプレイヤーを狙ってハンドボールや軟式テニスボールを放ち、プレイヤーはそれをキャッチして的に投げ返す（上級プレイなら蹴り返してもいい）
３目標台に短い時間で着いたら、ハンドボールが飛んでくるのでキャッチし投げ返して的に入れる

最も華麗なプレイは、平均台を走って飛び出し、空中でボールを蹴り返して、それから吊り輪をつかんで宙返りして段違い平行棒の高度な技を決める、というようなものです。

8日

ドラゴンクエストの「船ごとルーラ」は、現実の中世と比べたらチートすぎる技術です。

船の容量の大きさを考えてみれば…どれほどルーラが使える魔法使いが貴重でも、その価値は大きすぎます。
大軍でも大量の生肉でも瞬時に輸送できます。
鉄道網があるのと変わりません。

もし、この現実の地球で「船ごとルーラ」が可能だったら…

古代ローマが余裕で世界を制し、紀元百年にはもう産業革命にいたっていたのでは？

7日

「一割の天才だけが生産的な仕事をして、残り九割は配給で生きる」のも身分制度には違いありませんね。

ただ、九割が餓死するよりはましです。

九割が、標準化されたブラック企業の重労働で早死にするよりも。
九割が奴隷として売買されるよりも。

6日

北朝鮮が水爆実験だとか。

世界にとってどのような重要性があるでしょうか？

アメリカは、水爆で大都市が消し飛ばされるリスクを考えるべきでしょうか。
いえ、原爆だった時も、生化学兵器だった時も、「ひどいことになるリスクがある」は同じです。
そして報復の準備も同じ、単に北朝鮮がアメリカを攻撃したら、地上から消し去るまでのこと。

韓国にとっては？
韓国は最初からソウルを押さえられています。それに水爆が加わろうが今更です。
アメリカが確実に敵を取ってくれることを信じる以外やることはありません。
逆に、北朝鮮は水爆さえあれば、韓国軍を瞬間的に無力化できるでしょうか…アメリカが加わらないとして？

日本は？
日本も、いつ東京に弾道ミサイルが落ちて大量破壊兵器を食い、日本の国家機能が崩壊するかわからない状況にあるのは、何十年も前から同じことでした。
必要なのは、皇統が絶えないこと…常に外国に宮家、目立たないようにするには旧宮家の人を置いておくべきです。
それ以上にできることは何もありません。

今回の北朝鮮の水爆実験の影響は、安倍自民の支持率を上げることだけです。
驚くほどほかに何もないですね。

5日

フェルミ・パラドックスの解を一つ思いつきました。
「四次元にとどまるのはバカだけ」

この宇宙の物理法則は、実は「別の恒星に行く」より「別の次元に行く」ほうが楽で、収穫が大きい…としたら？

ただ、それには自己複製ナノマシンが不可能、という厄介な制約があります。
今の人類から見れば、どう見ても自己複製ナノマシンのほうが別次元へのゲートを作るより楽です。
そして自己複製ナノマシンがあれば、今の技術でも、人間ではなく地球の生物…要するに大腸菌の子孫でいいなら、恒星間移民は難しくありません。

4日

イランとサウジアラビア…中東は相変わらず、世界大戦になっていないのが不思議な情勢です。

もし、クリントンあたりからアメリカが賢明にやっていたら、中東はもっと平和だったでしょうか。

でも、中東で平和というのは、サダムやカダフィ…残忍な独裁者による平和以外思い浮かばないのですが。

3日

どうやら、これらは日本では、思考すら禁止されているようですね。

自主防衛。

沖縄米軍基地をメガフロートに。

溶融トリウム塩炉。

浮体洋上風力発電所。

ベーシックインカム・負の所得税。

まともな野党。

誰が禁じたのでしょう？

日本の有権者は、何を考えているのでしょう。

日本をこれからどうするつもりなのでしょう。
完全に、安倍自民に任せきって、今後一切投票をしないつもりなのでしょうか。
民主主義を捨て、自分の運命もあきらめたのでしょうか。

2日

あればぜひ読みたいし、力があれば書きたい本
『人類の愚行史』

鐙（あぶみ）、正しい馬具

西洋における暖炉と、ロケットストーブやオンドル

西洋における、人畜糞尿を肥料としないこと…大悪臭事件から、アメリカの大規模工場畜産による水質汚染、メキシコ湾のデッドゾーン

西洋における、芝生

中国における木材建築偏重、版築を活用しなかったこと

空中窒素固定緑肥

壊血病予防

蚊帳による伝染病予防

港湾荷役（レールがある船は鉄道以前でも可能だった）

過剰な灌漑による塩害、アラル海などの縮小

森林伐採による砂漠化

そして、今は？

今人類は、上記に匹敵する愚行をやらかしている最中では、ないのでしょうか？
現在の技術で、本当は解決できる問題を、わざとのように解決していない…それは解決できる問題なのです。

1日

もう、日本の政治は完全に終わったのでしょうか。
日本に新しい勢力は絶対に出てこないのでしょうか。

「護憲・ミンスは売国のクソだ。安倍ちゃんはヒトラーとは違う。安倍自民に全部任せて、考えることもやめろ、ひたすら非国民に石を投げていればいいんだ」
「このままでは軍靴の音が、日本を攻める国などありません！うちわ太鼓を叩き考えることをやめ信じなさい」
この二つの思考停止命令以外、どこにも見当たりません。

民主党？完全に否定されているという現実から目をそらし、ベーシックインカムすら主張できずひたすら反対を叫ぶだけです。
維新？どっちの？

少なくとも、日本人の八割が、「話し合えばいい」になることは絶対にありません。チベットの虐殺の恐怖を、北朝鮮による同胞の拉致を忘れて、九条にすべてを委ねることはありません。
ソ連の崩壊、文化大革命やポルポトの地獄を忘れて、マルクス主義を受け入れることはありません。アジアや中南米の反共虐殺もひどかったことを宣伝して、日本人の多くがそれを知っても、です。
そして民主党を許すことも、99.99％ないでしょう。東日本大震災自体が民主党の責任だ、という無意識の迷信は、無意識で迷信だからこそ強烈です。

しかし、だから安倍自民に全部任せていいはずもありません。
一つしか政治思想・勢力がなければ、必ず暴走し腐敗します。
国家はリバイアサン、邪悪な巨獣なのです。

自民党の中枢……日本政府官僚機構の中枢は、『国体の本義』を盲信する危険な権威主義者・反人権・反個人主義者なのです。全国民に道徳を強要し、しかも弱肉強食・財政至上主義で弱者を切り捨てると決めた、ついでに科学技術も嫌いなくそったれどもなのです。

野党は必要なのです。そして今存在している野党はすべて不合格なのです。
まともな野党を、今、ゼロから作るしかないのです。

二つだけ……「誰も餓死させない」「道徳を強要しない」この二つだけ。軍備も市場も容認する。
僕は、本当に日本でただ一人の「まともな野党」なのでしょうか。