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31

民主主義が正しい理由は?

「納得」
「実証的成功率」
「チェック機能」

どれでしょうか?
納得が重要であって、実際に成功するか否かは重要ではない?

「皆が納得する」
「正しい針路を選べる」
「誤った時修正できる」

どれが重要なのでしょう。
それとも、いかなる前提もなく、唯一絶対の正義だから?

民主主義は無条件の正義であり、正しく舵を切る唯一の方法でもある…それが公式教義です。
でも、正しさは民主主義では保証できないことは誰もがわかっています。

正しさに近づく方法としては、失敗した者は首にするシステム…それならある程度君主制でもできます。君主はあまりひどいことをしたら暗殺されるリスクがある、という方法で。
また、説明責任だけでもかなり違います。

いっそ正しく舵を切る…それは不可能だと認めて、納得できるから、とすることは?

まあ、実際には納得、修正可能、説明責任が微妙にかみ合うんでしょうね。
現実の民主主義では、議員は多くの集団の代表であることが多いですし、また陳情・ロビー活動というルートもあります。
多くの集団からなる国家を動かすには、議会は悪くない方法でしょうか。

さらに、人間は愚民だから民主主義は間違っているとも言います。
では愚民でなくせばいい。

生まれならば品種改良・遺伝子操作・脳コンピュータ直結。
育ちなら教育。

無理だとしたら、「賢民」は絶対に不可能ということでしょうか?

…新しい時代に、民主主義は生き残れるでしょうか?

30

携帯用アルコールウェットティッシュのようなものを三つ組み合わせる。
一つは、要するに水に溶かした洗剤。
もう一つは水。
一つは乾いた、拭くための単なる不織布。

洗剤で脂を分解、水でぬぐい、乾いた布で拭く。

それができればとても便利です。

29

魚肉ソーセージを買って食べる。
兵士が前線で銃を撃つ。
どちらにも、一体何万人の人間がかかわり、どれだけの面積の土地が関わっているでしょう。

逆に、自給自足農村で、ソーセージをかじり弓矢で隣村と戦うのは、最小限の人数と面積ですむはずです。

ただし、近代世界が作り出せるソーセージと火力は、自給自足農村が七百人、近代文明が七十億として、その比……一千万を自給自足農村の生産量に掛けた数字より、何桁も多いでしょう。

将来、技術の発達で、また少人数で魚肉ソーセージを食べることができるようになるでしょうか?
電力をエネルギーとして成長できる微生物に、必要な肥料や二酸化炭素を配合した水と電力を与えて培養し、それを遠心分離して栄養素を絞りだし、別の、遺伝子を編集された微生物や昆虫に与えて加工することで。

28

週刊誌での、亀井静香氏の談話に茫然としました。

要するに、今上天皇はあのお言葉を言うべきではなかった。
今上天皇は全面的に間違っている。
天皇というものが何であるか、どうあるべきかは、私が決める。私が絶対に正しい。
国民も、今上天皇も完全に間違っている。

そういうことです。

それは、今の自民党幹部・保守学者の、共通認識のようです。
いや、ゴシップ水準では今上天皇は、要するに外国の家庭教師に洗脳されたリベラルであり、日本保守の担い手ではない、とされているとも。

ここで、僕のゲスの勘繰りかもしれませんが、一つ思いついたこと。
なぜ天皇陛下は、多くの仕事をし、それができなくなれば退位するとおっしゃったか。
なぜ、保守派…(亀井氏は元ですが)政権幹部はそれを許せないのか。

天皇陛下の仕事。
その膨大さだけでなく、内容が恐ろしいのです。
天皇陛下は、明日から内閣総理大臣…大統領、総統が務まる知識があるのです。

すべての法律を熟読しています。
勲章を受け取る人…校長先生など、日本全土、すべての地域のあらゆる結節点の主要人物の、経歴や為人を見ているのです。

それは、政府にとってダモクレスの剣ではないでしょうか。
いざというときには…それこそ対米開戦のような…、政府を否認し自ら統治することが、能力的に可能なのです。

ちがう、と誰もが言うでしょう。
しかし、天皇陛下の仕事。
減らせという政府と、減らさないという今上陛下。
天皇陛下が仕事をしなくなれば、ダモクレスの剣という面を失うことになるかもしれないのです。
それが政府自民党にとって都合がいいことは、明白でしょう。

それ以前に。

伝統とは何か。天皇とはどのようにあるべきか。
それを決めるのは、主権者である国民か、当事者である天皇陛下か、それとも政府自民党と保守学者か。

これから日本は、保守全盛…「何が伝統か」が、巨大な権力になります。
それを、自民党・政府・保守学者に全面委任していいのでしょうか?

27

今、「電子的な警察」はどの程度可能でしょうか。

監視カメラに、声を出すマイクをつけるだけでも。
要するに「見ていたぞ、逮捕するからその場を動くな」と命じる。
そして犯人が逃げたら、ドローンで追う。

そのドローンにテイザー銃…発射するスタンガン…があれば実際に逮捕・無力化も可能です。危険はありますが。

逮捕をかなり簡単にできると思います。

刑事訴訟法や警察関連法の改正に百年ぐらいかかるでしょうか。

さらに、犯人が持っている携帯電話に遠隔で命じて住所氏名を提出させる…それは法的にも技術的にもどうなのか知りません。

26

あと何年でしょう?
目と脳をつなぐ神経・耳と脳をつなぐ神経に、健康な人でもほぼゼロのリスクで電気信号を入力し、4K・ハイレゾ音質をそのまま体験できるようになるのは。

そしてそれができた時点で、オーディオ・モニター(テレビ)という膨大な産業が、事実上無になります。

25

「納豆を食べたくない」というのは、殺すべき小さな我でしかないのでしょうか。

では、「小さい子供もいる街に爆弾を落としたくない」も、殺すべき小さな我?
だとしたら、「小さい子供をガス室に入れるのは嫌だ」も?

今の日本にも、特に権力に近い部分に、我・個人主義を否定し公に従うのが人の正しいあり方だ、と思っている人は多数います。

というかそういう人間が、改憲を主導しています。

24

補選では、野党は共闘しても完敗しました。

日本では野党は詰んでいます。
まとまれば野合、バラバラになれば小選挙区選挙で全滅。それどころかまとまっても、三分の二も防げません。

そして国民はもう、野党などいらないと言わんばかりの態度です。
新しくまともな野党を作ろう、という声は皆無なのです。

日本では、「お上主義」「立場主義」だけが残ったのでしょうか。

いや、いっそ民主主義ではなく官主主義のほうがいいのでは。
首相も大臣も議員も全部試験で決める。

または、知能は遺伝するのですから、両親祖父母全員IQ120以上の子供を公共奉仕者として育てる…
イスラム遊牧民帝国のキリスト教徒奴隷に近い方法になります。

自民一強、自民・官僚・大企業・マスコミ、そしてアメリカ。鉄の多角形は永遠に盤石なのでしょうか。
日本には一片の希望もないのでしょうか。

考える人は誰一人いないのでしょうか。

23

日本でもついにテロが起きたのでしょうか。

そのテロは改憲の追い風になるでしょうか?緊急事態条項・拷問の許可が必要だ、と。

そういえば8/8日の天皇陛下のおことばは、本当に憲法改正の邪魔になっているのでしょうか。

22

ないのが不思議な植物。「屋根草」

なだらかなドームを作る。竹のような素材でできた網状でいい。
その上に土を乗せる。
屋根草を生やす。
下に水も土も落とさず、頑丈に土を固定する高密度の根を張る。

メンテナンス不要、半永久です。

絞め殺しの木を用いた建築も、ないのが不思議なものの一つです。

21

フィリピンやトルコの、民主的に選ばれた…独裁的・人権軽視というのは、前から僕が考えているグローバル時代に対する回答になっているのでしょうか。

高度成長して分配することはできない以上、圧倒的な暴力で、敵を作って支配するのが最善解。

20

今更を三十年以上通り越していますが。
アラレは、飛べるはずです。

全力でジャンプすれば、大気圏上層まで容易に上がれるでしょう。
そこから、スカイダイビングのやり方で体を制御すれば、キロメートル単位の空中移動は容易でしょう。
パラシュートなしの着地も問題ありません。

丈夫なうちわを下に向けて扇ぐだけでも飛べるはずです。

19

人間が、見るのは好きなのに、現実にはやっている人が少ないことは結構あります。

殴り合い。
自動車や飛行機など高速乗り物。
野球やサッカー。

どれも、誰もが気軽にでき、多くの大人の男性が気軽に楽しむものではありません。

社会は、誰もが気軽に、できれば無料でできて健康にいい運動を必要としているのでは。

散歩よりも。縄跳びよりも。…となるとかなり難しいのですが。

18

自民党が、2012年の改憲草案について、「公式文書」として撤回はしないが国会には出さない、と…
意味不明というかごまかしというか。
単に、「あれは間違いでした。新しくちゃんとしたの作ってきます」だけでいいんです。

代案を、という声もありますが、試供品を口に入れたら腐ってた。それだけです。代案も何もない。買わない、出直せ。それだけです。
野党はこの場合、購買候補者=国民の批判の声の代表として、単に今まで通りのものをだましだまし使うか、またはまともなものを出せ、と言うだけのことです。
政党に、国民の一部の声を代表する機能はあってはならないのですか?

要するに半歩ひっこめるけれど全然あきらめていない、これが最高だと中枢部は信じている。
自民党も人間集団であり、いろいろな立場の人間の妥協で動いているとはっきりわかります。

ですが、公的文書だろうが何だろうが、撤回というかまともな新草案を出さない時点で、首相を含め自民党の議員全員は、この草案の思想を支持しているということになります。
組織として責任があるのですから。

そして、この草案は根本思想が狂っているんです。

戦中の日本、ファシズムそのもの。「国体の本義」「臣民の道」「教育勅語」。
道徳を押しつける。個人主義を否定する。国民より先に国家があり、国民は国家に奉仕する部品。
でも、国民はそのことを知らないのです。ほとんどの国民は2012自民党草案を読んでいないのです。

改憲草案は、本来「世界人権宣言」と「国体の本義」の選択のはず…
なのに、一方の皿を「非武装中立論」「共産党宣言」が占拠し、世界人権宣言を追い出したように見えます。
現状で「非武装中立論」「共産党宣言」の皿と、「国体の本義」の皿で比べれば、残念ながら「国体の本義」のほうが勝ってしまっているようですが…どれだけの人が、ちゃんとこの草案の、自民党の、日本国政府を構成する人々の思想を理解したうえで支持しているのでしょう。

議論を、と言っても議論ができないのは明白です。
穏健な改憲派が極端に少ない、戦中回帰の超国家主義者と非武装護憲以外に、日本では政治・論壇には生きられないのですから。

ああ、何より僕にとって、現日本国憲法を支持する理由があります。
「Dr.スランプ」が刊行され、今のところ焚書を命じられていないこと。
それだけでも素晴らしい憲法です。
少し、現実に合わせて手直しするのはかまいませんが…僕は絶対護憲ではありません。
でも、マンガは読みたいのです。
下品を弾圧しない憲法でなければ、僕は絶対に支持できません。それぐらいなら九条の不備に目をつぶる方がずっとましです。

17

昨日の知事選はかなり意外でした。
日本の有権者はもう、絶対に野党を相手にしないと思っていましたが、違うようです。

共産・自由・社民という弱小政党の集まりでも勝つ力がある、というのがまず驚きです。

また、やはり民進党はお呼びではないとも言えます…民進党より、旧来左派の方がまだ人気があるのかもしれません。

16

「一党独裁で構わない」
「安倍首相が終身全権の独裁者で構わない」
「人権など近代思想そのものを否定する」
「弱肉強食、生存権など認めない」
「2012自民党改憲草案を支持する」
「『国体の本義』『臣民の道』が正しい」

日本でどれぐらいいるのでしょう。

今後も自民圧勝が続いた場合、

・憲法改正
・人権がなくなる
・安倍首相が神格化される
・天皇が神に戻される
・政治家が有権者を完全に相手にしなくなる(陳情の類を聞かなくなる)
・選挙がなくなる

それぞれ何年ぐらいかかるでしょうか。

日本人は民主党の失敗から、民主主義そのものに見切りをつけた…のでしょうか?

15

なぜコロンブス・ピサロ・コルテスが、自らの独立帝国を作ることはなかったのでしょう?
「強い皇帝と強い将軍」ジレンマが、なぜ彼らの征服行にだけ起きなかったのでしょう。

三人とも無能だったから、が答えでしょうか?
それともカソリック?
それとも、彼らが征服した地域の生産力の低さ?
彼らが、農業を軽蔑したから?
高度な服従文化?

明の鄭和も同様です。

独立帝国を作るには、自力で食料と武器を生産できなければならないのでしょうか?
少なくとも、略奪ならピサロも鄭和もできたはずです。

その時代になると問題は、船と大砲を作る工場。
その水準の生産力を持つには、必要な人員が膨大…というか水運と気候に恵まれたヨーロッパ以外は実質不可能でした。

開拓は、常にとても苦しいことでした。

新大陸を得たスペインは、欧州戦線ではむしろ負けました。
投資がすぐに巨大な軍隊や武器になって帰ってくることはなかったのです。
新大陸を耕して子を増やして兵士として高度な訓練をし、また鉱山を掘って大砲を作ることは難しかったようです。

それからも、ミシシッピのフランス系など、入植しようとして全滅に瀕したことも何度もあります。
アメリカの祖であるピルグリムファーザーズも高い餓死率など苦しみ抜いています。
日本人移民が開拓をしようとして地獄の苦労をする話もいくつも伝えられています。

開拓が、十分な費用対効果を得るのは、きわめて困難なのです。

『銀河英雄伝説』では、帝国ができる少し前から、手を入れれば暮らせるようになる惑星の開発もされなくなりました。
反面、自由惑星同盟は多くの星を開拓し、二百年で16万人から百何十億人まで増えています。

どのような場合開拓が続けられ、どのような場合開拓が放棄されるのでしょう。

14

僕が好きなのは、知ったかぶり。

人を切り刻むのが好きなのと変わりません。
人が嫌がることが好きなのですから。

13

ミニコンポのスピーカー向け出力(ワンタッチ式も含む)から、抵抗つきの線四本をヘッドホン端子につなげる簡単な道具があれば、高音質で近所迷惑のない音楽鑑賞が可能です。
ついでに、アースを加えてバランス接続にすれば、さらに極上になります。

なぜないのでしょう。

12

ブログで人工透析者は死ぬべきだと言って強く批判された人がいます。
日本は、かなり強く弱肉強食思想が浸透したのに、その帰結をはっきり言葉に出すことは拒絶しているようです。

でも、「自己責任」「働かざるもの食うべからず」「弱肉強食」「格差はあっていい」の帰結は、「役に立たない者には死を」のT4作戦思想です。

新しい時代は、必然的に時代を逆行させる可能性がある…どれだけの人がそれを直視しているでしょう。
格差を広げれば、それは身分制社会に至るのは当然のことです。
いや、身分制の、低い側の人間には生きることすら許されない可能性すらあります。長期停滞・中流崩壊がとどめられず、国際競争だけが残るならば。

そういえば、「理想の時代」「虚構の時代」「不可能性の時代」の次は何の時代なのでしょうか。

11

あらゆる現金、紙幣や硬貨の、何%かが毎年特定の日に、国庫に帰る…

理想的な税金の一つです。最低生存保証があればですが。

ほぼ同じだと思いますが、紙幣だけにして、定期的に紙幣切り替え…旧紙幣は無効、新紙幣に交換、ただし金額は十分の九とかにしてその差額を税とする、とか。

特に後者は、電子化すれば容易なはずです。

10

なぜ我々は、今も袋入りのパンをスーパーで買って食べているのでしょう。
ほとんどの家に冷凍庫とオーブンレンジがあるというのに。

1あとは焼くだけの生地を買ってきてオーブンレンジで焼く
2冷凍されたパンを買ってきて冷凍庫に入れる
3パン生地をこねて発酵させる機械(ホームベーカリーから焼く機能を省いたもの)と10キロ小麦粉
4ホームベーカリーと10キロ小麦粉

どれでもおいしいパンが食べられるはずなのに。

一時間かそこらの時間を出せない、というのなら、炊飯器がまだあるのがおかしいです。
またすぐに食べたいのなら、パスタ・チャーハンなどの冷凍品が主食になっていないことが不思議です。パンやピザの冷凍品が主食になっていれば、加工時間は最短で済みます。

人がどんな生活をするかは、理屈ではないのでしょうか。

9

阿蘇山の噴火…本気を出せば日本が滅びかねない。

この火山・地震国、というか海岸に、こんな高密度大人口の社会を作る方が根本的に間違っています。

8

やはり最近のノーベル平和賞はおかしいです。

和平案が国民投票で拒絶されたのに、要するに後押しとして。
オバマ大統領の時と同様、まだ何もやってなくても「その方針を支持する」だけでも授賞理由となる…

ノーベル平和賞委員会は、世界の一部、一定の価値観に従って世界を動かす存在だ、ということでしょう。
もともとノーベル賞自体価値中立とは遠いものです。

ただ、科学系は価値中立が求められるので、その矛盾がノーベル賞の本質にある…

コロンビアはどうにかしようと思う方が間違いなのでしょうか。

7

夢で見た、「ゲームセンターとフィットネスジムを兼ねた場」用のゲーム。

要するに、重めの木刀程度の重さの両手持ちハンマーで、ゾンビと戦いつつ鉄の足枷を叩く。
ゾンビの頭をつぶして生き延び、隙を見て足枷を叩いて、破壊すればクリア。

フォームは剣道でもバットでもいいので楽です。

重い棒で槍をやってもいいですね。

6

人工知能の問題で、思った比喩…これは「ダイの大冒険」の傑作二次創作(ソアラが生存し、王国がバランを受け入れる)から思いついたことなのですが。

王城前広場の、あまり邪魔にならないところに一頭の竜がやってきてうずくまって寝ました。
普通の竜とは違う色や模様です。
その竜がふとくしゃみをすると、強烈な閃光の吐息が、遠くにある無人の山脈を消し飛ばしました。何百キロも遠くにあるのに、山脈の崩壊が目に見えるほど。幸いその山脈周辺は無人で、被害はありません。でも衝撃波と、奇妙な雲は見えます。
王国の騎士・魔法使いが束になっても絶対勝てないのは明白です。

それで放置されることになった竜ですが、ある日、愚かな子供が重い荷車を引かされ、誰か助けてと言いました。
聞いた竜が、すごい力で助けてくれました。
おそるおそる、同じように、何か力が必要なことを頼む人が何人かいました。
竜はやってくれます。頼みに矛盾があったり、単に不可能だったり、誰かを傷つけることだったりしたら無視します。
パナマ運河のような大運河すら、あっという間に掘ってくれました。

さて、王国はどうすべきでしょう。

追い払おう・殺そうと刃を向けたらたぶん国が滅びます。
では使い続けるのか?いつ牙をむいて国を亡ぼすかわかりません。どんな、人間から見れば無意味な言葉や動作でその超竜は怒るかもしれないのです。

僕の答えはこうです。
追い払うことも殺すこともできない。言葉がある程度分かるようだ。

だから、人間に考えられる限りの、誠実さと思いやりをもって接する。

同時に、より強力な剣をつくり、強力な呪文を研究する。もし理不尽に竜が牙をむいたら、抵抗はできるように。
王家の血筋をできるだけ遠くに残す。

そして、敵国に侵略される恐れがないことをありがたく思う…

現実を直視する。
最悪を想定してリスクを分散する。
できるだけ人間的に対処する。

この三つです。

5

野党は、自民党の、2012憲法改正草案をうまく攻めることができません。

根本的には、民進党の複雑な内情…極右から極左まで混じっており、まともに議論しようとしたら党が自壊しかねない状態なので、「民進党は改憲なのか護憲なのか」と言われたら言い返せないせいです。
まして民進党が草案を作るなど不可能です。

問題なのは、今の日本に穏健な改憲派が存在していないことです。
そして、野党に対する憎悪が激しすぎ、また改憲に対する無関心がひどいので、「自民党の草案がひどいものだ」ということが国民にどうしても伝わらないのです。

少なくとも、自民党の2012年憲法改正草案についての「態度の悪さ」は誰も否定できないと思います。
次の草案を出そうとはしない、これが最終稿だと暗に言っている。
制度的な現実として、自民党が公式に認めており、首相含む自民党議員全体が2012年草案に責任を持っているのは明らか。
でも大声で「これがこう正しいんだ」とは言わず、叩き台だとばかり言う。
でもこの草案の方向に行きたいのは明白。

それすら批判できなくなってしまっています。
誰も、草案を批判する権利がないかのようです。

4

「小学二年生」が休刊するとか。
僕は読んだことはないと思いますが、91年も続いた雑誌が…

今の出版不況の震源が少子化だ、と痛感させられます。

そしてその少子化は、弱まる気配もない…どんどん子供が減っていっている…

とんでもない進化でもあるのですが。優れた者しか子を産まない、ということですから。

3

久しぶりの医学・生理学賞。
それにしても地味で、そして重要な分野です。

2

人間は植物を食料とするのに、なぜ穀物を中心にするのでしょう。
家畜も今は穀物を食べています。
草の葉や茎、樹木の葉などの利用は、大型家畜の反芻に依存していますが、他に方法はなかったのでしょうか。

昆虫・カタツムリ…確かに問題はあります。微生物によってセルロースを分解する大型家畜に比べ、細胞内部の栄養を絞るだけでしかない小型無脊椎動物は、転換効率は低いのです。

でも、ならばキノコがあります。
キノコと昆虫を同時に育てれば、もっとよいでしょう。

ハキリアリの類も、キノコの類を通じて木の葉を栄養に転換します。
そのハキリアリ類の卵や幼虫はバランスの良い食物です。

1

法・道徳が、要するにヤクザの親分が子分を支配するための掟だとしたら。

少人数なら、単に親分は「命令に従え」、「俺の命令が法であり道徳だ」=「俺は神様だ」と言えます。
子分一人一人を監視し、気に入らない行動をしたら罰することで、全員を支配し群れで行動できたのです。
少人数の暴走族と同じです。
人類が進化した狩猟採集社会の大半で、そうだったでしょう。
狩猟採集社会は平等性が高いとされますが、大型獣狩猟・戦争ではリーダーシップが必要になるはずです。

ただ、人数が増え、行動範囲が広がると、親分の目が届かない場が多くなる……その場合には法が必要になります。
「俺が見ていなくても、こういうことはするなよ」。
それが法の始まりでしょう。

まあ、それに魔術……祖霊や自然霊との交渉もあるでしょうが、それは今回は考えに入れません。
さて、法ができました。

そして、文明が発達し、技術が進歩し……近い将来には「1984年」よろしく、全員を常に直接監視することが可能です。
そうなれば、もう法は必要ないでしょう。

親分はすべての人間を常に監視し、行動を命令し、逆らったら即座に電撃を流す……それが可能なのです。
恐ろしいのは、その親分が人工知能である場合、人工知能囲碁のように人類には理解できない命令・処罰基準である可能性があることです。

常時監視があれば、法が必要ない……その状況は、充分な機材がなくても、秘密警察によって作り出すことが可能です。
誰に監視・密告されて、突然逮捕され家族ごと拷問処刑されるか分からない。
この恐怖があれば、誰もが常に行動を慎みます。

問題は、全員に常に正しい行動を命令することはできない……被支配者の、忖度に任せる他ないということです。

本当にその「忖度」が支配者の求める通りなのか、法なしにどうやって……
いや、誰が拷問処刑されるか、基準が誰にも分からなければ、人間は勝手に忖度し、法則を自分で創造します。
規則的に餌を出す台につながれたハトやネズミが、規則通りにボタンを押すようにすることもできるでしょう。

その変形として、カルトや軍隊のやり口……自分の頭で思考する時間、一人でぼんやりする暇を一瞬たりとも与えない、到底こなしきれない量の無意味な仕事を命令し、その不完全を罰することで、法がなくても人を完全に従わせることは可能では?

一人の長が十人を支配し、その十人長十人を百人長が支配し……のピラミッドなら、それだけで完全に服従する社会は可能でしょう。