枕元の計算用紙
2021年4月
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30日
僕という人間の、非常に大きな「前提」に、「非全知」があります。
僕自身も。またすべての人間、専門家たちも。その知には大きな穴がある、知らないことがある、という前提です。
僕が愚かであることはわかっています。僕は量子力学の初歩の計算もできません。大学入試も高校入試もほとんどできないでしょう。
では専門家は?
僕は、おそらく専門家たちも、原子炉について無知なことが多いと思っています。
たとえば、小型の高速増殖炉やトリウム溶融塩炉は、工夫次第でうまくいくのに捨てているのではないか、と。
ほかにも、化石燃料内燃機関でさえも、とんでもない見落としがあるのではないかと。
アレクサンダー大王の騎兵が鐙(あぶみ)なしで馬に乗っていたように。多くの戦国を舞台にした「なろう」小説で、織田信長に塩水選や正条植え、千歯こきを教えるように。
本当に?
本当は、今の世界の専門家の知恵は、僕の想像以上に高いということは?
本当に、原子炉については全知と言っていい人が、すべての原子炉を否定しているということは?
本当に、グレタ・トゥーンベリ氏を指導している人は、環境や産業などすべてについて事実上全知であるに等しいということは?
ちゃんとニュートン力学を理解した専門家が、ロケットの弾道にほぼ全知であるぐらいに。
少なくとも100番までの元素は発見されており、その性質の多くが知られている、それがとことんまで間違いないように。
だとしたら、僕の考えのほとんどが崩壊します。
29日
中国も、そして日本も、「人権や民主主義などクソだ」と堂々と言えないのが問題を作っていると思います。
日本の、なろう小説界隈には相当数います。ネット匿名意見サイトにも。
ミャンマー軍は堂々と叫べるでしょうか?
プーチンのロシアは?
ピノチェト政権、あるいはインドネシアなど反共虐殺政権はどう言っていたでしょうか。新自由主義だけが普遍的正義、と?
イランは?
28日
日本では、生活が苦しいしこれから悪くなることが明白な人々が多数います。
その人たちは、絶対に今ある野党を支持しません。新しく野党を作ることを考えることもありません。
無党派、あるいは経済福祉政策ではなく国防という理由のみで自民党支持。
自分たちのための経済福祉政策と、国防を両方する野党を作って支持する、ということは絶対にありません。
それが自民一強の唯一の基盤です。
まともな野党がない、それだけが。
27日
宇宙戦艦の主砲は、どんな配置がベストか。
ヤマト型の、水上艦では真横でなければ砲門数が減、しかも下半球は死角。
銀河英雄伝説の前方投影面積最小、前のみは敵前回頭で壊滅するだけ。
球形艦は、どこにでも撃てるけど半分しか撃てない。
それらの欠点がない方法が3つ。
ヤマトの、暗黒星団帝国の戦車や大型戦闘機にある、長い首のように稼働するアームの先端についた砲。
これなら移動と砲の方向を完全に切り離せます。砲の長さ・大反動を受ける頑丈さに問題はあるにしても。
もう一つが、ガンダムXを多数積む。
艦は防御・高速移動・母艦に徹して、巨大な砲門を持ち機動性が高いMSにエネルギーを送信し、MSが素早く方向転換しながら巨大砲を発射する。
MSの行動半径の短さ、防御の弱さも問題にはなりません。
ついでに砲を狙われて誘爆で沈む心配も最低限で済みます。
もうひとつ。思い切って大型艦に、波動砲装備の無人小型艦を多数、強力な牽引ビームで引き寄せておく。
小型艦は方向転換用の補助エンジンにもなるし、波動砲を発射する艦砲にもなる。
無論どれもデメリット絶大ですが。
また「宇宙戦艦の主砲」をよりすぐれた技術を前提に検討すると、「発射までのタイムラグ・前兆の存在」と「前兆探知・回避時間」それだけが重要になることがわかります。
ディンギル艦隊が波動砲をワープでかわしてカウンターを決める…あれはもう、波動砲そのものが、通用しない過去の兵器になった瞬間なのです。
26日
今回の緊急事態宣言に、不思議と強い怒りを感じます。
まず、百貨店やさまざまな劇業界、多くの飲食店などの、膨大な努力を無視していること。
感染予防のためにどれほどの努力と投資をしたか。そして実際にほとんど感染はない。
にもかかわらず容赦のない、雀の涙にもならない金額での休業強要。
テーマパークに無観客など、もはや狂気以外の何でしょう。「意図をはかりかねている」というコメントも当然。
単に「潰れろ」と言われているだけのこと。
おぞましい冷酷さ、無惨さを感じるのです。
ああ、そういうことですね…宝塚歌劇団を潰す気だ、と感情が感じた瞬間、強烈な怒りが湧きたったんです。
なにがなんでも、粗利補償はしない。医療リソースに金を出さない。オリンピックはすべてに優先する。財政もすべてに優先する。
補選全敗も当然ではあります…が、問題は全く前進していません。
野党の側もコロナに対して、正しい対応は全くできません。
なによりも、この「勝利」で野党共闘が進み立憲民主党が延命するのは、自民党にとってこれ以上なく有利なのです。
国民の圧倒多数は立憲民主党を、絶対に受け入れないのですから。
完全な詰みとしか言いようがない…今の野党が多少勝てば、現在の自公圧勝・弱い多数の野党の構造=新55年体制がますます強化され、長続きします。
逆に、全議席を自民党に与えると、自民党の中の国粋主義・反人権・懐古思想が暴発する可能性が高い。
どんな結果も悪いようにしかならない。
いつから、どのようにこの「詰み」が形成されたのか、それを考えることしかできません。
25日
狂ってる。
それ以外に言えるでしょうか。
テーマパークなどへの「無観客」要求。
百貨店に、一日20万円での休業要求。
金を出したくない。絶対に休業粗利補償だけはしない。
かといってノーガードもしたくない。
ひたすら国民が犠牲を払え。
法律も憲法も何もない、国が要請したら、倒産し家も車も失い一家離散するとしても従え。
それを前提にするなら、膨大な内部留保が必要になり、際限なく景気が悪くなる…
いつ財産没収・借金踏み倒しをするかわからない王に支配された昔のスペインやフランス、紀伊國屋闕所があった徳川幕府日本のように、財産権がなければ投資もないし、利子は無限に高くなるし、誰もが貧困になる。
狂っていると言わずになんというべきでしょう?
いや、「高輪ゲートウェイ駅」から狂っています。
日本の中枢は狂っている。狂人が多数いて、誰も止められない。
それでも「ミンスよりマシ」だけで圧勝し続ける。批判はすべて日本国憲法と野党のせいにすればいい。
結果的に、緊急事態になれば無制限の「俺が法律だ」国にできれば言うことはない…緊急事態でも拷問絶対禁止、などとは真逆。
JRにも、そんな山手線の駅名は嫌だと叫ぶ内部の人は誰もいない。最上層が白だと言えばカラスも白の絶対服従。
まあもともと、アメリカも核兵器の大量配備という究極の狂気をやり、さらにアメリカ国民もそれを投票で支持したんですが。
人類自体が狂ってる。だから狂ってるとしか思えないことがたくさんあるのは当たり前。
それだけのことでしょうか。
24日
コロナでの、緊急事態の繰り返し。
これを支持できる人はいるでしょうか。それでもミンスよりマシだけで絶対支持は続くんでしょうけど。
オリンピックを開催する。コロナに勝利する。財政を再建する。
誰が見ても無理であることを宣言し続ける。もはや、大和魂があれば竹槍でB29を撃墜できる、と変わらない。
そんな自民党・政府を批判する、まともな回路が一切存在しない。
あまりにも野党の批判が無残だから、あれと同類にされてたまるかと沈黙してしまう。
結果的に、惨状としか言いようがない自民党政府を全肯定している。
そこまで日本全体が堕ちていることに、誰も何も言わない。
また一年半にもなるのに、「医療リソースを増やす」ことは誰も言いだすこともできない。
ワクチン敗戦も、もう日本が焼け野原になっているようなものなのに、誰も言いだすこともできない。
コロナに関して、恐ろしいほど国民はものを考えられなくなっているし、言葉が許されなくなっているのでは?
というかもう、コロナを無視するか、あるいは一筆書きの運搬路に無人車を走らせて多くを無人化するか、どちらかでは?
23日
新自由主義・保守革命と、中間団体。
新自由主義は、村や農協などの中間団体を解体するとも言います。
しかしブラック企業が繁栄しました。法を排除し、人を支配する組織が権限を増し権力を得たわけです。
それは国家を弱める中間団体では?
さらに新自由主義・保守革命は、法や警察を強めるとも言います。
実際問題、法律にうるさくなったことは多くあります。犯罪者に厳しくしろともよく言われます。
しかし、ブラック企業は法を守らないことで稼ぎますが、それは野放しにされます。
ある方針があって、それに合うのであれば法律は尊重しないが、それに合わないのであれば法律を厳しく強制する?
権威主義を強めれば、例えば家庭内で虐待をしても父親がしつけと言えば容認されるでしょう。教師に体罰を許せと言う声も多いです。
ですがそれと、法律を守れというのは矛盾していますよね?
新自由主義・新保守主義における、国家・中間団体・法は実際にはどうなっているのでしょう。
人を不幸にし、人権を否定する方向であれば法律違反は容認され、逆に人権を主張し国家に反抗し、幸福を求める方向の法律違反は断固として取り締まる?
人、あるいは動物を残虐に苦しめれば苦しめるほど利益が増す、という人類史の一般法則?
22日
今のアップルにどんな価値があるのでしょう?
アップルが新しいiMacなどを発表しました。ひたすら薄く、美しく。
それが本当に価値なのでしょうか?
スティーヴ・ジョブズ氏の死去からもう十年近く。むしろ潰れなかったほうが意外、今もGAFAと言われ世界のトップにいます。
しかし、その十年に、本当に革新的な製品を出しているでしょうか?すべての人のポケットの中身、生活そのものを変えるような?
それがなく、ひたすら薄く、美しくで十分儲かるし評価されている。
それでも、やはり客観的に見ているだけの立場からは、もどかしいものを感じます。
地球人文明は今が限度なのか。これから、本当に新しい、本当に革新的な、ものすごいものは二度と出てこないのか。
メガネすら受け入れることはないのか。
21日
温暖化に、少しは関心が出てきたようにも見えます。
しかし特に日本では、一つのシナリオしか許されていないように見えます。
陸上再生可能エネルギーと、電気自動車。
どちらも大きい欠点がいくつもありますし、産業としては明らかに後ろ向きです。
電気自動車。電池。ふたつ巨大な欠点。
ひとつはリチウム・コバルトなど希少資源を大量に使うこと。
もうひとつ、本質的なエネルギーの少なさ。たとえばガソリンエンジン車で、使う酸素をタンクに入れて持って行かなければならないとしたらどれほど航続距離も最高速度も落ちるか。宇宙ロケットはまさにそれをしている、水素と酸素の両方を背負うからペイロードが小さい。膨大な重量と金額を、エンジン車は大気から無制限に得ている。電池は両方持って行かなければならない。
陸上の風力発電や太陽電池。特に日本では、風力発電は台風、太陽電池は曇りや雨があって効率が悪い。太陽電池ファームによる景観破壊もしばしば指摘される。風力発電にはバードストライクの問題がある。
世界では本命になりつつある、超巨大洋上風力発電は、浅い海・一定の穏やかな風の両方で日本には適さないようだ。
ではどうするか。
僕自身は、二酸化炭素は海洋施肥、または砂漠地帯の海水藻類養殖プール・塩生作物水田でいつでも吸収できると思っています。
そしてもし電気自動車と再生可能エネルギーが最高にいったとしても、銅が尽きたら終わりだという問題があるのです。
軌道エレベーターか、核融合(地球の深くまで力技で掘るエネルギーの余剰)がなければ人類文明はどのみち破局するのです。
なぜか、僕はなんとなく太陽光・風力・電気自動車一辺倒には疑問を感じます。
それだけで環境問題・温暖化が解決するのか、それだけで現代文明のエネルギーをまかなえるのか、と。
銅が尽きたら終わり。
リチウムやコバルトなど比較的貴重な資源を大量に使う。
風力発電も高級軸受。
というかほかにも手があるだろう、とどうしても考えてしまう。
昔は僕も、すべての屋根を太陽電池にすべきだと思っていたのですが。
20日
汚染水の海洋放出に強い反対論があります。
ではどうしろと?
一つあります。加速器駆動未臨界炉を急いでそれにぶち込む。
でも明らかに莫大なトリチウム水にそれは無茶ですが。
それも反対するでしょうね。
忘れられている気がします…今すぐ全原発の停止・廃炉・新規建設禁止を決めたとしても、今すでにある核ごみが消えるわけではないんですが。
原発で、互いに相手を敵視する絶対反対と絶対安全。
それは最悪でしょう。
特に絶対安全側が権力を握っており、ゆえに原発が動き続けるし、存在し続ける以上。
さらに絶対反対の論理は、原発を全廃しても、核のごみを処理するための試行錯誤も許しません。
事故を容認する技術発達、という別の解は考えることも許されません。絶対反対と絶対安全の両方が潰すので。
加速器駆動未臨界炉、ある種の高速増殖炉やトリウム炉は核のゴミも消滅させる力がある可能性があるのに。
研究も許さないという姿勢。疑うことを許さない姿勢。何もかも軍事機密として情報を閉じ込める姿勢。
だからこそ国ではなく民間でという人もいます。
19日
中学生ごろの歴史の授業から、なぜ日本の地主は機械化などをしないのか疑問に思っていました。
稲の生産だけを考えれば大規模機械化が最善なのは知れていますが、それがどんな結果を産むか?
まずいらなくなった膨大な農民層をどうするか。工業、工業製品需要があるか。
無条件生存は2020年の今の世界でさえも過激思想、当時は(経済)自由主義全盛期。
農地改革には、階層社会となっていた当時の日本の、政治・経済システムを大きく変えた面もある…昭和前半戦争を回避できていたら、階層社会のままだった可能性もある。
豊かすぎ強すぎる地主は、政府の対抗者にもなりえる。政治のプレイヤーとしても非常に強力。
ただ、人数ではなく機械と圧倒的な金がある、今のアメリカの「農家」…生活はほぼビジネスマンで、少数の重機オペレーターを雇用し先物取引をする…には、歴史的な豪族のように潜在的な反乱勢力になることはない。民主主義でも票を持たない。
実に様々な面があります。
18日
どうやら日本は、特に悲惨な人間を収容する公的設備が、過酷で残虐な場となっているようです。根本的には予算不足によって。そして伝統によって。
ホームレスの施設。児童養護施設。入国管理の施設。
多くのホームレスは、なぜ施設を脱走してホームレスであり続けるのか。
施設の処遇が悪すぎるからでしょう。
職員が悪いのではなく純粋に予算不足で。
それと、伝統。体育会系を桁外れに過酷にしたような、超下層に染みついた伝統もあると僕は疑っています。
そして養護施設は、もはや薬で子を破壊して秩序を保たせるところまで落ちている…
いっそ、福祉施設はすべて「完全独房」を選択できるようにする方がいいと思います。
いや、日本で人が二人以上同じ屋根の下にいたら虐待拷問の地獄になると思った方がいい。
それを防ぐには?まず予算。
もう一つ、「人の目」があります。人類の同性の集団は、他者の目がないと無限に残酷になるのが法則です。なら、常に人の目があるように。プライバシーを奪うとしても。
17日
経済学は、宗教が力を失ってから宗教の代わりになったのでは。
経済学が歴史を動かしてきたのです。間違いなく。
新自由主義は、それ自体がきわめて強力な宗教と考えた方がいいでしょう。膨大な人を虐殺させ、何十年も世界中の政府を支配し投票を操る力はあります。
神殿を作らず、詩歌も作りませんが。とにかくものすごい支配力がある。
他に宗教の代わりになったものは?
法。国家。民族。それ以外には?
工場などでの規律。学校で教わる規律。
日本では、「政治を語るな」「『ゼロからまともな野党』を考えるな」という雰囲気、ある意味道徳でさえある何か。
16日
理想を言えば、室内で、下に足音を立てずに、「剣と盾を持ってゴブリンを斬りまくる」を実現するにはどうすればいいか。
剣と盾ではなく、護拳がついたナイフ二刀。
足を、やや開いたポジションで固定。腰を落とす。
足を移動させないまま、上体だけ…ダッキング・スウェー・ウィービングと、護拳だけで防御。
それなら集合住宅でもできるし、相当運動量も多くなるのでは?
さらに呼吸制御も求めれば。
息を強く吹けば呪文になるとか。
クロスボウとして、デッドリフトをしてから狙い撃つのも。
15日
地球の、「人類にとって都合がいい指数」はどれぐらいでしょう。
ハビタブル、地球に近い指数はあるそうです。
ですが、地球と同じように海と森があっても、砂漠が多いとかは困るでしょう。
地球がどのようであれば、最高の文明が育つでしょうか。
無論、大陸を変に動かすと気象が変化し、最悪人類に適さなくなるのですが。
14日
福島で事故を起こした原発の汚染水を、海に放出するか。
安全だと政府は言いますが、地元は風評被害があるからと反対しています。
風評被害。どうすればいいのでしょう。
科学的根拠など吹っ飛ばす、それが現実。実体がない。
でもそれは、たとえば出身者差別のように、完全に不合理でいかなる公益にもならないものにもなるのです。
風評被害と戦うことは誰にもできないのでしょうか。
風評が、国の主権者であり、最高権力を持つ神なのでしょうか。
人に科学を教えることはできるのでしょうか。
それが一番重い問題では?
科学的思考。科学を用いた問題解決。科学の一般常識。
それは教えられるのでしょうか?
そしてそれは、宗教に勝つほどの…リチャード・ドーキンスらの水準の「科学」を教えることは?
また、人に道徳を教えることは?
ついでに、科学が世間一般の政治などを動かすときには、たいてい間違った形になる…
フロイト、マルクス、社会進化論など。
人間そのもの、人間の深い「性」が明らかに間違っているとき、人には何ができるのでしょう。
どんなに間違っていると思っても上官命令なら服従し、崖に向かってまっすぐ行進する、それが全ての人がすべきことでしょうか?
風評、人間にはいかなる抵抗も無意味であり、それどころか抵抗すること自体が絶対悪、抵抗することを考えてもいけない、自分の思考すら捨てて風評・人間に絶対服従すべきなのでしょうか?
どんなにそれが間違っていても?
さらにこの状態では、政府に対する不信感もあります。逆に政府としては、売国に対する敵意があります。
これもどうしようもない…
それこそ、絶対反対の反対派と、売国にコントロールされたくないから絶対安全の政府の両方が考えを硬直させて、結果的に地震対策が否定されこの原発事故が起きたのですから。
13日
現実のいじめには、サイコパスが関わっているケースも多いのでは?
特に深刻なものには。
クラスに一人か二人は…
では、集団をサイコパスの狩場、いや好き放題の釣り堀にしないためにはどうすればいいのでしょう。
また、高年齢の犯罪集団が加わってエスカレートさせる、特に金銭・性的な搾取を強めることは、深刻ないじめのどの程度に関わっているでしょう。
また部活動などの構造は?
部活動の指導者が、意図的あるいは本能で、スケープゴートを作ってメンバーを支配していることは?
警察すらいじめる側の味方であるケースはどの程度あるでしょう?
地域全体、事実上すべての大人がいじめに参加している、警察もメディアも役所も全員が心をそろえているケースは?
12日
陸海空軍。海兵隊。宇宙軍。
それらはどうして別々にあるのでしょう。
昔の普通の国…国境で他国と接し、また海にも面している。アメリカのように、国内に巨大な湖がある国もある。
何と、どこで戦うか。
陸軍は国境から陸伝いに敵と戦う。海軍は海を通じて、船で襲ってくる敵や海賊、自国の船を襲った敵、自国の植民地を襲った敵と戦う。
では自国の植民地を陸続きに襲う敵とは?
内乱は?
島国が、巨大な海軍と海兵隊だけを持ち、それで外で戦う。
国内の内乱は、国内特別重武装警察で対処する…
そのシステムは?
古代からの中国に陸海軍の区別は?
11日
フェルミ研が、標準理論にほころびを見つけたとの記事が。
標準理論は、そのすさまじい精度での完璧さこそが、科学における閉塞感を感じさせていました。
もちろん、宇宙のダークマター・ダークエネルギーという大きい穴はあります。それでも。
それがやっと崩れ、次の物理学が見えるなら…
しかし問題は、もう半世紀前に確立した電弱統一理論も、実用上の応用をなにも聞かないことです。
少なくとも電弱統一理論を利用した鋼材のナイフや艦砲は聞いたことがありません。
僕自身は、今の時代の閉塞を破るためには基礎科学・技術の進歩に、総力戦の要領で力を注ぐべきだと思っています。
最低限の生活保障も総力戦と同じく。
どのみちそれをせず、大きい科学技術の進歩がなければ、どれか一つでも必須資源が尽きれば近代文明は崩壊するのですから。
何よりも科学技術。なのに、与野党ともその順位が低すぎる…マスコミも…
活字の世界は、日本人は徹底した科学嫌いが定着している…
本当は何十年単位の超巨大ニュースなのに。
10日
安倍政権は、緊縮財政だったのか放漫財政だったのか。
それすらわからない。
消費税を増税したことを重視するか。
何度か遅らせたことを重視するか。
また、トランプ政権を客観的に見直すことは、いつかできるでしょうか。
もうやってもいい気がします。
9日
長く続いたドラマ、アニメなどには、膨大な音楽の積み重ねがあるはずです。
主題歌も、サウンドトラックも。
それを厳選し、集めたCDがもっとあればいいのに。
ガンダム。プリキュア。名探偵コナン。ONE
PEACE。
ウルトラマン。仮面ライダー。戦隊。
歌を集めたのはある程度あります。
しかし、サウンドトラックを選んだものはあまり見ません。
いや、バラエティー番組などでも長寿であれば。
8日
自然の中の広い家。
それ自体は、たくさんあってもおかしくありません。
問題なのは、大都市にある工場や学校への距離…時間と費用。新幹線の駅なら時間は短いですが費用がかかる。
また、他の家から離れすぎた家は、上下水道・ガス電気のコスパが悪くなる。
だから、大都市の近くに、小さい家がぎゅっと集まった街を作ってしまう。
ただ、メガフロートがあればもっと広い家を潤沢に供給できるはず。
しかも通勤時間もそれほど長くない。
そして、ガンダムなどでは本来、全員に広い家を与えることは容易なはず…それをしないだけ。
7日
プロを目指す野球少年などは、運動靴代が相当かかるそうです。ランニングなどでも靴を消耗するとか。
ならもっとコスパのいい靴を、という業者はいなかったのでしょうか。
金属やエンプラのような頑丈な素材を主に使い、靴底だけを容易に交換できるシステム。
とても厚い布で靴下をつくり、それにゴム板を巨大なホッチキスで多数がちがち留めて、中敷きを入れて、かかとから足首・足の甲をひもで縛るだけとか。
ほかにも考えられるかもしれません。
今のこの靴以外ありえない、となぜ誰もが思っているのでしょう。
ちなみに昔、ファンタジーを舞台に現代知識のある人を入れた時、ゼロベースで合理的に激しい運動に耐える服と靴を考えたことがあります。
スーツと靴ではフルマラソンを走れません。軍の戦闘服とコンバットブーツでもきついでしょう。一歩ごとに汗で濡れた布が膝にまとわりつきます。だから。
上は柔道着のような準和服。下は膝下までの短いズボン。靴と膝から下を、長く膝の上で結ぶブーツ。
ゲートルのプラス面もあると。
6日
「ドラゴンボール」などを物理学的にリアルにやったらどうなるのでしょう。
パンチが常に音速を超える。
走るため地面を蹴る足、地面にそれだけの反動がかかる。
巨大な瓦礫を軽く持ち上げたら、足の底の面積と地面の強さで地面が負ける…クレーン車も、地面に分厚い鉄板を敷いて油圧足を降ろしている。
走ったり飛んだりが音速を、それもけた外れに超える。
光速に近い速度になる。
拳の空気抵抗が核融合になり、さらに原子が超圧縮されて崩壊する。
5日
意外と、今の日本の都会では、「コーヒーがついた朝食・昼食」は手に入りにくいものになっています。
街喫茶は壊滅しました。そして牛丼チェーンはコーヒーがありません。
チェーン喫茶店、ファストフードチェーンは食事という感じではありません。
ファミレスチェーンはすべての駅にあると言うほどではありません。
ファストフードチェーンは確かにコーヒーがあります。
ハンバーガーより少し食事らしい、パスタやスープがある店もコーヒーとセットが可能です。
パスタが出るチェーン喫茶店もあります。
牛丼チェーンのようにどこにでもある、牛丼チェーンとファミレスの中間的な店。
コーヒー・コーラ・紅茶などドリンクが標準でつく。
カレー、スパゲッティ、ワンプレートのハンバーグ・ライス・ポテトサラダなど食事がある。
チキンソテー定食、鶏肉と野菜のスープと炊き込みご飯、となれば一番安いはず。豚耳・豚レバー・豚ハツ・鶏皮も同水準に安い。
今多くできている鶏のから揚げ店が近いでしょうか。
定食ほどでなくてもいい。洋食のほうが。
カレーだとカツカレーを要求されるが、あえてなし。
トーストとスクランブルエッグでもいい。グランドスラムでも。
カレーはスパイスがうるさいと言うなら、チキンシチューをかけた飯なら。
チェーン喫茶店のサンドウィッチ類やハンバーガーほど軽すぎず、定食ほど重くはない、カロリーは重めで手軽で早い。
というか、伝統的な「街の喫茶店」「街の洋食屋」「街の中華料理屋」…コーヒーフロートとナポリタン、生姜焼きやハンバーグ、中華なのになぜかカツ丼もある…それをそのままチェーン化することって無理だったんでしょうか。標準的な味で。
4日
第二次大戦後の日本やアメリカ、十九世紀終盤からのイギリスは、ともに製鉄と造船で一時は世界最高だったのが、王座を降りました。
それ以上に恐ろしいことがあるでしょうか。なぜ国は止めなかったのでしょう。
なぜ、製鉄と造船は、そういうものなのか。
ある国を覇権国家に押し上げ、その後に切り捨てられ、母国も衰退する。
普遍的でしょうか。
労賃が高くなると、製鉄と造船は儲からなくなる…
3日
ウェストファリア以降の、国家という枠組みだけで考える世界秩序。
特にアフリカなどでは、森の中国家とは程遠い生き方をしている非定住民を管理するため、無茶の限りが尽くされました。
隆慶一郎作品にある、自由の民を圧殺する織田軍団とその延長の戦いにも通じます。
そして、世界は全人類を食わせられる生産を持ちながら、食わせない…それが国家というシステムの結果です。
全員が全員を食わせる。それと国家が矛盾しています。
難民を公海上の巨大船に受け入れることも。
戦国を容認し、有能な武将による天下統一も許さない。
宗教戦争という魔物を瓶に閉じ込め続けるために…何百万人餓死しても無視する。
2日
今、生理用品を学校などが支給しなければ、という問題が出ています。
格差と貧困。低い側は、いくつかの線があります。
清潔を保てなくなる。社会全体も、個人も。社会全体ではごみ処理、下水道などのサービスが崩れる時。個人は石鹸や風呂のためのガス水道が買えなくなる時。
近代労働者としての能力を失う時。飢餓やマラリアで、出勤できないことが多くなれば近代社会の労働者としては失格になる。途上国では出勤しないことによる生産性下落も大きい。
そして餓死。
日本ではそれとは別に、子供を産み育てられない線が、かなり高いところにできている。
「普通」としての尊厳の線もかなり高く、多くの人が脱落している。
そして氷河期の将来を考えると、日本は想像を絶するほど低い生活水準のライフスタイルを用意しておく必要があるでしょう。
あるいはガス室。今から建設を始めても間に合わないでしょうけど。
それこそ、清潔ではない労働者の国になることも覚悟した方がいいかもしれません。
そのために何が必要か、どうすればいいかも考えるべきでしょう。
「働きさえすれば清潔でなくてもいい」というメッセージを、いつ、誰が出すのか。
そして国民の多くの老後を考えると、カプセルホテル水準の老人ホームが膨大に必要になるでしょう。
なんとかその、排泄処理だけでも機械化できればいいんですが。
大多数のものすごい貧困が当たり前で、それでも崩壊しない国。
必要でしょう。格差の際限のない拡大は不可避だと、多くの最高賢者たちが断言しているのです。
格差の拡大を防ぐ政治思想は芽もないのです。
1日
「科学技術に国が金を注いでも無駄だ」。
これは新しい時代を支配する言葉です。
マンハッタン計画・アポロ計画型の成功はもう二度とない。
これが世界の賢者の共通信仰です。
それはアメリカの戦略・国家方針を、大きく転換するよう強いるものです。イスラエルも。
最近の技術の、歴史的な流れ。
それはイスラエルの防衛にどんな影響を与えているでしょう。
これまでのイスラエルの、圧倒的な科学技術の優位による少数精鋭勝利。
ですが、最近の技術はアラブ側に力を与えているようにも見えます。
確かに湾岸戦争・イラク戦争のように、戦争ではアメリカ・イスラエル型のハイテクは強いように見える。
しかし9.11テロやそれ以降のように、テロリストもテクノロジーを用いてより効果を高めている。
テロリストが多いイスラエル周辺アラブの側に、技術の神は微笑んでいるのではないか。
また、科学技術・教育で国を守るというイスラエルの成功パターンは、これからも通用するのか。
新しい時代その2。
もう天才が科学技術を発達させることはないかもしれない。
教育は無意味かもしれない。
また、もう半世紀にもなる、「科学技術に国が金をかけても無駄だ」という信念はイスラエルにどんな影響を及ぼしているのか。
イスラエルでもどんどん強まる極右は、どの程度科学技術と共存できるのか。
さらに、「科学技術に国が金を注いでも無駄だ」という共通信仰は、新自由主義が強まったこととどのような関係があるのでしょう。
1979年に、電弱統一理論でワインバーグ・サラム・グラショウがノーベル物理学賞受賞。
1993年に、SSC(アメリカの巨大加速器)計画中止決定。
レーガン・サッチャー・中曽根の、保守革命、新自由主義・新保守主義が世界先進国の政治を支配したことと、どのような関係にあるのでしょう。
いや、ソ連の崩壊やイラン革命とも。
また、アルミやプラスチック、電子機器による革命が一巡し、チタンやカーボンは値が下がらず高温超電導が期待外れとわかり、さらにインターネットの発達が始まる時期との関係も気になるところです。
技術史の流れが大きく変わった。
ついでに、「成長の限界(ローマクラブ)」は1972年。
少なくとも核融合などの科学技術の発達は今後不可能だ、という見通しが、世界の多くの人の常識にさえなった。
環境保護などが思想界に入り、間接的に世論を動かす。ニューエイジの影響もあるかもしれない。
新自由主義など、経済学イデオロギー。環境などの別のイデオロギー。
世界の政治の動向。
技術の動向。
今の世界の、「科学技術に国が金をかけても無駄だ」という常識はどのように作られ、どのように世界を変え、どのようにこれから世界を導いていくのでしょう。
その先には滅亡しかないとしか思えませんが…世界一の金持ちも月に行っていないし、富豪が投資した加速器が超弦理論を証明し新型エンジンに結び付いたなど、半世紀に近い年月ないのですから。
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