枕元の計算用紙
2021年5月
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31日
日本は「改革に失敗した。もうだめだ」それ以外にないのでしょうか。
国債、少子高齢化、女性、移民、歴史認識、海外からの資源の破壊的な輸入…
今の日本は、もう第二次大戦の敗戦と同じ廃墟、敗戦国。そう考えたら、どこからどうしていればよかったのでしょう。
もし「なろう」小説のように、昔の有力者の子に転生できたらどうすれば、この第二の敗戦を防げたでしょう。
どこになにをすれば、政治改革を成功させることができたでしょう。
何より、今の日本の中心、柱は何でしょう。
今の日本を支配する、唯一の道徳・思想は「中韓・サヨク・賢そう・善良そうは、全部嫌いだ」でしょうか。
それ以外に何もない。
「借りたカネは返すべき、財政規律はすべてに優先する」も強いでしょう。
自民党は、自民党そのものと天皇が一体として日本の柱であり、それが無敵だと言い続けています。
しかし誰が信じているでしょう。
自民党に対する支持は、ひたすら「民主党がダメだった」というそれだけです。
僕自身は、総力戦と同じように、最低生活と科学技術の進歩にすべてを集中してほしいですが…賛同する人はいませんし、それでうまくいくのでしょうか。
また今の日本に、どの程度「科学技術の進歩を最優先する」という価値観はあるでしょう。
進歩的文化人たちや、ある意味協力してバカウヨも、その他諸々…テレビのアホだの何から何まで、全部総がかりでその価値観を叩き潰したのでは?
今の日本の言葉の世界の、科学技術・進歩嫌いはすさまじいとしか言いようがありません。
またダイアモンド「危機と人類」が教えることは応用できるでしょうか?他人のせいにしない、冷静に自分の力を棚卸しする…
そして、今の世界の柱は何でしょう。
30日
ジャレド・ダイアモンド、ダロン・アセモグルといった世界最高叡智が、気候工学のような技術的解決ではなく、再生可能エネルギーに全賭けするのが正しいと主張しています。
世界知的階層では相当強い常識のようですね、再生可能エネルギー全賭けが絶対正しい、気候工学や核融合は考えるな、は。
それはかなり強い圧力になりますが、僕はなんとなく再生可能エネルギーに全賭けするのが正しいとは思えないのです。
何よりも、銅が尽きたら終わり。その一点だけでも、宇宙に出るか、超エネルギーで深く掘るか、どちらかは必要なのは自明に思えます。
29日
科学技術の希望がない。
ひたすら格差が広がる。
数字でしかない、行先のない金が無限に増える。
国民国家の時代ではない。
…人間を残虐に殺す楽しみがすべてになることはないでしょうか。
28日
緊急事態延長。
国民は皆、嫌になっていることは間違いないでしょう。
今の日本は、政府自民党・マスコミ・野党のどれもがまったく信じられず、強く憎まれている状態です。
それではどこにも出口がないため何の変化もない。
だから奇妙にも安定しています。
ただひたすら緊急事態を続ける。
ひたすらオリンピックをする。国民の命を守る、苦しい選択だと口で言う。
とても明らかに、国民を相手にしていない。業者の苦渋は頭にない。
絶対に補償を強めることはしない、飲食店をはじめ多くの業者にはまさに死ねと言っている。
内部留保を貯めに貯めた強い企業だけが生き残る国、ますます内部留保を貯めて国民の給料が下がり続け科学技術投資もない国が確定する。
底流では、恨みは全部日本国憲法にぶつけろ、改憲、という声のない声。
いつまでも、どれだけ緊急事態が続き、どれだけ地獄が続いても、誰も出口を言い出さない。
今ある野党は全力のアシストパスを続けている。
消費税20%を宣言されて、それでも選挙結果は一切変わらないでしょうか?誰もゼロからまともな野党を作ろうとはしないでしょうか?
何をされたら日本人はもういやだと言い出すでしょう?
新55年体制、今ある野党は自民党と一体で体制を作っていることを直視するのでしょう?
別の未来を想像するのでしょう?
何をされたら?
消費税50%?生活保護制度の廃止・安楽死処分の開始?今やっている雀の涙以下の支援の禁止?何の保証もない外出禁止令?治安維持法と特高警察の復活?
何をされたら日本人は、もう嫌だと言う、考えることができるのでしょう?
27日
背筋が寒くなる…「知識人の裏切り」ジュリアン・バンダ。
フランス人で、知識人たちが国家・民族・戦争に夢中で、マキャベリズムだけで道徳を否定し、という態度を激しく批判している…
1927年。
ちょうど百年前のフランスの人が言っていることが、今の日本の一部で僕が感じていることそのまま。
かといって人間は決して変わらない、というのは、教育者とか思想家とかが自分の存在意義を切り捨てているようなものだ、とも。
26日
ひたすら借金が増える事態の本質。
要するに、今手元が一億、もう一億借りて二億円、それですごい機械を買えば三億円儲かる、と思った。
でも買った機械は計画通り動かず、二億円はどぶに捨てたも同然になった。
国の借金も、民間企業の借金も。
その機械自体がうまく動くかどうか賭けであり、その賭けに負けた。
うまく動いてもできる製品がなぜか売れなかった。
思いがけないことがあった…原材料を作る国で革命が起きて材料が高くなった、政権が変わって新政権がその機械で作る製品を禁止した、など。
国の借金を問題にするとき、いくつかの視点が抜けます。MMT論も。
技術の限界、技術の変質。ゴードンらの長期停滞論。
借金は賭けに負けたからできるのではないか。
膨大な金を原発に賭けて負けたと言っていい。
そして今、誰も核融合にまともに投資しません。賭ける対象がありません。
賭けに負けることはない。でも、資本主義そのものが死んでいるのです。
そうなれば、ひたすら利子だけが増えていき、すべての側が借金で倒産し、借金という債権は紙くずと化す……経済全体が崩壊していくのです。
25日
功績に報いる。これは難しいことです。
天才パイロットが提督として優秀とは限らないのです。
提督にする以外の報酬体系がなければ、軍も本人も部下も損をします。
戦国時代には、領土だけでなく官職、茶道具や茶会を開く権利などもありました。
軍も勲章があります。
カラシニコフ氏は金銭的には報われていないように見えても、名誉では圧倒的に報われていました…勲章をつけて行けばどこの場でも十万軍を率いる将軍閣下が頭を下げるのです。
ソ連ではとても細かい勲章があり、多くの人を金銭なしに報いていたそうです。
日本にも叙勲制度があり、それは相当重要です。
24日
非正規は訓練されず、給料も低い。
日本全体の生産力と需要が大きく減ったということです。
それほど致命的なことがあるでしょうか?
23日
考えてみると、ほとんどの王室は滅んでいます。
東南アジアも。ハワイも。中東も。ヨーロッパでもいくつも。
なぜ生き残れないのか。
特に英米はかなり徹底して流刑にして排除。
中東では自滅することが多い。
22日
材料が明白な加工食品があると安心して食べられそうです。
とにかく安さに特化したら。
おから。豚脂身。豚レバー。豚ハツ。鶏皮。
それと、塩・黒コショウ・唐辛子のみ。
それだけ刻んで混ぜて、密封のまま型に入れて蒸し加熱。
味がどうなるかはともかく、安く栄養は十分あるはずです。
21日
日本人は、少なくとも日本人以外の全世界の読書階層は、「レイプ・オブ・ナンキン」が「アンネの日記」と同水準の真実だと固く信じている、という不都合な真実を認めるほかない。
そこから始めなければならない。
そして、現実にはどうだったのか徹底的に検証すべき。偏らないよう努力して。
正しければ通じると思わず発信し続けること。
20日
考えたこともなかったこと。
源平、また南北朝時代の九州。
奥州藤原を、頼朝は容赦なく潰して全国を統一しました。
それに近い地方政権は、九州にはなかったのでしょうか?あるいは四国に?
南北朝では、九州が鍵になっています。
初代将軍足利尊氏は一時九州に逃げてそこから返り咲きました。
また、子の一人足利直冬が長く尊氏らに対抗して戦い続けました。
19日
「すべての人間を常時、思考すら監視する。悪いことをしなければいい」
「嫌だ?犯罪で泣く人がいる社会がいいのか?」
これにどう反論できるでしょう。
「冤罪をなくすため全国民の指紋とDNAを取る」
これも反論が難しいですが、なされていません。
18日
歴史において、一国の人間の死亡率が非常に高いイベントは?
パラグアイ三国戦争。
ポル・ポト。
アイルランド飢饉。
太平天国の乱、スターリン、毛沢東、ベンガル飢饉は人数は大きいですが比率は?
コロンブス以後の中南米。
ペスト。
モンゴル帝国の侵略も?後ならティムールとか?
ヨーロッパ列強+アメリカ+日本の植民地全般の人口減少率を比較したら?
17日
日本には階級がないという。氷河期非正規は?
経済的実体としては階級がある、でもそれが政治的な力になることがない、その回路がつながらない…
憲法九条以外の対立がない。
経済的にどうするか、事実上国民全員が合意している。
それで不利益を被る階層さえも、別の案を考えられないし、投票で別の案を実現させることを考えない。
16日
物理法則は現状、技術も現在が限度で固定で、「みんなを救う」ことはできるでしょうか。
人類滅亡なし。
文明崩壊なし。
大虐殺なし。
持続可能、というのは、それが絶対にできるという主張です。…先進国の人が現在の消費ライフスタイルを捨てれば、という前提で。
15日
新植民地主義とかサバルタンとかポストコロニアルとか。
単に「全能ならどうしたい?」と問うてみたいものです。
何を望んでいるのか。
欧米と接触せず、ずっと昔通りの生活を続けていたかったのでしょうか?
欧米の立場になって世界を征服し、あらゆる種族を踏みにじりたかったのでしょうか?
今、欧米の影響を受けてしまっている自分たちをどうしたいのでしょう?
欧米の影響をすべてなかったことにしたいのでしょうか?
日本のように経済発展したいのでしょうか?
そして、全員が餓死せず拷問されず強制労働がなく自由に礼拝できることはどの程度望んでいるのか。
言語はどうしたいのか。
14日
日本がまともなコロナ対策ができないのは、要するに太平洋戦争と同じ、「金がないから戦艦を作れない、だから負ける」と同じ「金がない」に尽きるのでしょうか。
では、その「金」とは何でしょう。
MMT側からすれば、刷ればいい。
そうではない。
限られた黄金?
13日
日本人の多くの心が、致命的に自民党政権から離れたのは確かだと思います。
ワクチンが来ないことで。
緊急事態、それも恐ろしく情のない、潰れろと言わんばかりの残酷さで。しかもそれが明らかに、オリンピックと財政の二兎を追っているからだと。
マスメディアとまともな会話ができないことでも。
日本人で、自民党政権の言葉をわずかでも真に受けている人はいるでしょうか?
ひたすら空疎に「俺たちはすごいんだ」「国民の命を守る」というばかり。
どれだけの人数が自殺していると?
さらに見えていないところでは、生活保護の引き下げが恐ろしい影響をもたらしています。
コロナ自体の、特に弱い層に対する打撃もすさまじいものがあります。自民党政府は絶対に手を差し伸べません。
しかし、どこにも出口がない。受け皿がない。
元民主党、社民党や共産党に対する嫌悪と否定はいささかの変化もないでしょう。
維新もれいわも受け皿にはなれない。維新はむしろ犯人側。
民主主義そのものが終わった、という感じさえします。
完全に自民党が民心を失い、しかも一切受け皿がない。
受け皿がない不満はどれだけ膨れ上がり続けることができるでしょう。
いかなる出口、はけ口もなく。
決して国民は「元民主を捨ててゼロからまともな政党」と考えることがない。それはいつまで、どれほどの事態でも変わらないのでしょうか。
たとえ消費税の増税が決まっても?どんなことがあっても決して?
アイルランドの百万人が暴れず静かに死んでいったように、「ゼロからまともな野党」を考えるなら座して餓死する方がましなのでしょうか?
どれだけ不満が、苦しみがひどくても、決して国民は考えることがない、受け皿がないために自民党政権が続くのでしょうか?
12日
効率は悪いを通り越してますが、虫みたいな多脚ロボは道路の専有面積を大幅に小さくできますね。
六足以上。大きく足を動かす。だから、ちょうど水面の杭を踏んで渡るように、最小限の「フットプリント」で移動できる。
さらに言えば、「一方通行・一筆書きの軽便鉄道」だけの都市は効率はどうでしょう。
すごい遠回りになることもある。そのかわり、事故は追突以外皆無で、自動制御がけた外れに楽。
11日
選挙で政権交代が起きる可能性がない。
今後、永久に政権交代はなく自民党政権が続く。
それを前提にして政治制度を見直したら、どうすべきでしょう。
立憲民主党の枝野代表が、コロナ対策は自民党に任せられないからと、選挙なしでの政権禅譲を求めました。
それ自体は狂気の沙汰ですが、狂っているのは単に立憲民主党がまったく国民に信用されていないからです。
選挙での政権交代が不可能。自民党には任せられない。野党はダメすぎる。
この状態を解決するのに、軍によるクーデター・民による武力革命以外何があるでしょう。
何があろうと自民党に任せ続ける以外選択肢はない、それが民主主義だ?
いつかどこかで、民主主義であることよりも、政権に対する不満が上回る時が来るのでは?
既存野党が絶対に支持されないなら、いっそ衆院過半数の、被選挙権者からランダムに選ばれた人を立候補させ、供託金を出し、その中で当選時首相になれる順番だけ決めておくのは?
あるいは国会とは別に、国民のある程度以上の人数が賛同したことは、議員の立法発議と同じように国政の俎上に載せるシステムを作るべきでは?
強制力がある国民投票とか?
絶対に政権交代がない民主主義。
それは本当に民主主義なのでしょうか。
さらに日本に民主主義は必要なのか、民主主義そのものが間違っているのではないか、という問題にさえなります。
10日
ミャンマーの地獄は、二つのおぞましい思考実験を呼び起こします。
「軍が、自国民の大半を虐殺するのにどの程度時間がかかるか」
「軍が、自国民全員を、短時間で完全洗脳することは可能か」
洗脳なら、チリのピノチェト政権は事実上成功しました。
イランもごく短期間で、取り返しがつかないほど近代から神権政治に後退しました。
それらの例はあります。
たとえば中国が、香港の人間を全員拉致し、全国各地の収容所に送って、全員を輪姦と拷問で完全に洗脳したら、国際社会はどう反応するでしょう。
次に台湾に侵攻し、同じことをしたら?
9日
「日本は絶対にオリンピックと財政再建を成し遂げなければなりません。
そのために、国民は絶対に外出しないでください。外貨を稼ぐために必要なだけ、徹底的に防護して働いてください。
雀の涙ほどの補償で、すべての飲食店やテーマパークや百貨店は休業し、潰れてください。一家離散してください。女は売春に落ちてください。
生活保護受給者や年金の人たちなどは、黙って自害してください。国の足を引っ張らないでください。財政の負担にならないでください。
働く人たちは、教師たちや官僚のように、報酬を求めず過労死ラインなど無視して働きぬいてください。
すべての国民は国のため、オリンピックと財政のために死んでください。
日本は天皇陛下がおわし、自民党が治める、道徳的に完全な世界最高の国です。
最高の国に生まれた誇りと幸せを胸に、死ぬまで奉仕してください。
ミツバチが蜜を集め、死んでいくように。
国を活かしてください。オリンピックを成功させてください。財政を再建させてください。そのために過労死するか自害してください」
日本の為政者の本音がこれであることは確信できます。国民の多くはそのことを知っているはずです。
にもかかわらず、何一つ動くことはありません。本当に正真正銘、それが正しいと確信しているからです。
憲法九条という別の神を信じているのでなければ。
そしてこれは、国が生きるための道でさえないのです…多分。
本当に国が生きるためには、国民は必要ない時代になったのかもしれませんが。
8日
誰もが財政再建を叫ぶようになる。
その根底に、科学技術、人類の未来に対する不信があるのでは。
世界は幻想からなる。その幻想が覚めたらすべては価値を失う。特に貨幣は幻想であり、国家も幻想。
本来財政は、インフレを伴う長期間の経済成長でなかったことにするものです。払うものではなく。
その、成長していくという「幻想」が崩れたら、巨大な恐怖が生じてしまい、それが財政再建を求める声になる。
科学技術が進歩し経済成長が続くのであれば、財政再建は必要ない…違うでしょうか?
むしろ、緊縮財政が科学技術の進歩すら減速させ、余計状況を悪くしているということは?
だとしたら、世界の幻想そのものが変わっている?
科学技術投資による経済成長から、緊縮財政以外にない、に。
財政身の丈。その世界では大半の、勝ち組になれない日本人は、ガス室でしょうか。
それとも今の「最低限度」…生活保護・最低賃金よりはるかに低い水準の生活を設定し、そこにできるだけ多くの国民を押し込めるのでしょうか。
労働基準法も、より悲惨な方向に改正する必要もあるでしょう。
それで治安が崩壊しないように、特高警察も復活させる必要があるでしょう。
本当にこれから、徹底して財政再建・プライマリーバランスの方向に爆走した日本を小説で描いてほしいものです。
財政破綻地獄本はたくさんありますが、消費税50越えは地獄にならないとでも?
7日
征服国。
どうであれ悪には違いありません。
しかし、その悪の具合にどの程度の違いがあり得るでしょう。
前後の、支配中の人口変化?
その後のその地域の衰退…中東でチンギス・ハンが破壊をしすぎ文明が再起動できず科学精神も失われたと言われるような?
スペイン帝国とイギリス帝国と大日本帝国を、善悪で比較するのは可能でしょうか?
また、人間集団の悪に違いはあるでしょうか。
ものすごく邪悪が当たり前になってしまった人間集団。
その邪悪は何が元なのでしょう。
6日
戦後のソ連の経済も僕は知りません。
アメリカは復員で高度成長。
焦土と化した日独も大きく成長。
ソ連も条件は同じはずです。
ソ連は何をしたのでしょう。プラハの春とかスプートニク、冷戦で独裁者を支援した、それぐらいしか知りません。
というかフランス戦後経済史もイギリスも知らない…
5日
バランスよく小さくした戦車・機関砲車・自走式榴弾砲・歩兵戦闘車のセット…難しいでしょうか。
6メートル・30トン程度のボディで、一番古いRPG-7ならどこでも耐えられる装甲。
速度は普通に今の主力戦車に追いつける。
原則無人砲塔三人乗り。
戦車でも主砲は76ミリぐらい、対主力戦車はミサイル。
そのバリエーションとして、40ミリチェーンガンの機関砲車。レーダー車と組めば対空任務も。
105ミリ榴弾砲の自走砲。
120ミリ迫撃砲の自走式迫撃砲。
25ミリチェーンガン+5人の余剰兵員の、歩兵戦闘車。
4日
日本人がしばしば忘れること。
日露戦争には、ロシア側の戦争理由も、言い分もある。
日清戦争も。
南北戦争にも、南軍にも言い分はある。
アメリカ独立戦争は戦史上かなり重要だ。
七年戦争という、世界大戦ともいうべき戦争もあった。
ナポレオン戦争や第二次世界大戦は膨大な知識があるのに、第一次世界大戦にも関心が薄い。普仏戦争や三十年戦争、ばら戦争やレコンキスタにも。
唐・明・清ができたときも、三国志に劣らぬ群雄の戦いがあった。
日本史でも、源平・戦国・幕末に比べ源義家や南北朝には関心が薄い。
ムハンマド・チンギスハン・ティムールなどが、その規模の割に日本では知名度が低い。
3日
憲法と近代国家というものが始まって以来、それが有効に働いたことは一度でもあるでしょうか。
国家が憲法違反を犯す。
国民全体が、憲法に違反した国家には正統性がないと合意する。
国民全体が武力革命、あるいは最後通牒を行って指導部を交代させる。
それがなければ、憲法とは何でしょう?
強制力がないのに法を守ることなどあるでしょうか?逆に、強制力がなくても法を守るとあてにする、それにすべてをゆだねるのは正しいでしょうか?
2日
日本が、家電製品などの生産国ではなくなった。
日本は最先端工業国とは言えない。
風力発電・太陽電池も生産できない。
他にも様々なものを生産できなくなった。何より製鉄と造船。
まず人件費が上がったから。各企業がいいデザインの物を作っていないとかは誤差の範囲でしょう。
ですが、より高く教育された人を用い、より高度な技術、製造ロボットを使うことで、より少人数で冷蔵庫を作ることができるのなら、人件費の上昇にもかかわらず冷蔵庫はより安くなり、世界のどこよりも競争力は高いままのはずです。
それがない技術体系・教育のなにかになった。
それが新しい時代の本質では?
人件費が二倍になっても、四倍の生産力を持つ機械を発明し購入し続けることができなくなっている。
より教育しても無駄になっている。
逆に、自動車産業がまだ生きているのが不思議です。
それも、電気自動車で変わると言われています。パソコン同様、世界で一番安い部品を組み立てるだけなら、日本的なすり合わせなどは必要ない、と。
なぜ教育が事実上無効になったのでしょうか?
倍の教育を受けた人が倍の生産をすることができなくなった?大学進学率の頭打ち、特に日本での大学院卒業者の不遇…
またバブル崩壊から何十年も、膨大な金をなぜ正しく投資できなかった?
バブルのあの膨大な金で、加速器なり世界最高の学校なり作っていたら?すごい研究所を作っていたら?お雇い外国人をやっていたら?
本質は日本が科学技術に背を向けたこと。どこかで。選挙もなく。事実上誰にも注目されることなく。
1日
未来がどうなるか。
それは徹頭徹尾、未来の技術を予測することです。
ひいては、未来の科学を。
その不可能性こそが、きわめて深い本質です。
少子化や財政なら予測できるかもしれません。人口動態はかなり確実と言っていいものでしょう。
しかし、科学技術は予測できません。
そこで、ある科学技術の将来性を判断する。
それが本当はものすごく重要なのでは?
その判断者が、特定勢力に支配されていたら。
日本が太陽電池技術を捨てたのは、巨大原発・巨大火力を推進する勢力が、低く評価しろと影響力を出したからでは。
いまだに日本では、太陽電池は使えないという声が強くあります。
同時に見苦しい大規模太陽電池も多くありますが。
日本の科学技術が衰退しているのは、予測できないことを予測できるという人たちが権力を持ったからでしょうか?
ワクチン敗戦で浮き彫りになった日本の科学技術の衰退は、少子化や財政と同等かそれ以上の大国難ですよね?
さらに今、世界には「もうちょっと金さえあれば実現できるんだ」という技術は何もないのでしょうか?
だとしたらもう、地球人自体が投資不適格?
いや、それが、今の地球人が宇宙で普遍的に科学技術の限界だということが、フェルミ・パラドックスの答え?
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