枕元の計算用紙

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2021年6月

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30日

「なろう」ではタイムスリップや過去の人に転生するなどがかなりありますが、多くは日本の戦国時代・幕末・太平洋戦争です。
戦後は規約違反。

でも想像するだけならできるでしょう。
過去、戦後まもなくに戻って、日本を救う。

その救われた日本は、超絶緊縮財政で多くの老人が路傍に餓死する国ということは？

今の日本、この「失われた三十年」を防ぐにはどうしたらいいか。
タイムマシンで、膨大な資金で金塊と本と、工業技術資料を大量に持って行くとして…

そこで問題になるのが、どの「主義」を取るのかです。まず価値観があります。何を優先するのか。
平和。財政。国の誇りと道徳。従米。生産力。

財政均衡主義か、MMTか。
とことん財政均衡を強要し、福祉や公共事業を切り捨て、重税を課すか。
何人もの優れた識者がそれを要求しています。日本にもアメリカにも。
また、市場原理主義か。

ここで恐ろしいのが、市場原理主義と、財政均衡主義の関係です。

考えたことすらありませんでした。
考えてみると、市場原理主義と、財政均衡主義は近いような感じがあるのです。

さらに市場原理主義は、科学に国は金を出すな、も加わるのです。

さらに日本には、保守があります。自民党老人型の。
彼らから見れば、日本が破滅に瀕しているのは精神・道徳の問題であり、野党・サヨクの邪悪のせいです。

だから彼らがタイムマシンと資金などを持って行けば、当然特高警察を復活させてサヨクを徹底弾圧し、道徳警察を作って国民全員に道徳を叩き込みなおそうとするでしょう。
ではその結果は？

ヨーロッパも…
ヨーロッパの過去に今のヨーロッパ人が行ったとしたら、例えばフランスならアルジェリアとインドシナを皆殺しにしておく、ということはないでしょうか？

徹底的な奴隷化、あるいは皆殺しが正しい、とどれぐらいの人が判断するでしょう？
いや良心的な人間でも、アフリカ・中南米・東南アジア・中国の戦後は、これでよかったと言えるでしょうか？

ではどうしていればよかったのでしょう？

僕は、「国家」という枠を優先しすぎ、そのためにどれほど餓死虐殺があっても放置する、という基本姿勢が最大の問題だったと思っています。
また、膨大な援助と債務も完全に間違いでした。
人を食わせるに徹するべきだった、と。食えない人間は、沖の巨大船に逃がしてでも。船をいくつもがっちり固定すれば揺れはほぼなくなるでしょうし、そこでできる仕事もあるでしょう。特に通信技術が発達すれば、遠隔で検品などはできるでしょう。

29日

人類がこれまでやってきた、今もやっている膨大な暴虐。

戦争での虐殺。処刑での幼児に至る連座。
奴隷船のスプーン積み。コンゴでの、世界中での残忍な現地人奴隷労働。
アウシュビッツ。
アイルランドやベンガルの膨大な餓死。
太平天国の乱や第一次世界大戦の、数字として千万の桁に達する民間人の死。
広島長崎。東京大空襲。

今の人間の多くは、それらに悲鳴を上げて悪だと言います。

しかしなぜ、当時は同じ人間が平気でそれらをやってきたのでしょう。

また当時、そのような残虐行為は悪だと言った人はどれだけいたのでしょう。
その非難する言葉はどのように否定され、また争われたのでしょう。

どのように人は変わってきたのでしょう。

今も、その戦いは続いています。動物の権利。家畜に対する残忍な扱い。動物実験。

それに対して反対する声もあります。
どのようにその声は無視され、一般人は良心の痛みを感じることなく過ごしているのでしょう。

今も多数の奴隷がいると言われます。今も虐殺は減ってはいても起きています。

間違いなく、いろいろ資料を調べて、虐殺奴隷化をした人の伝記や歴史小説を書くことはできるでしょう。
織田信長の伝記小説は無数にあります。歴史上の英雄の多くは虐殺者です。

しかしそれは、本人の実情とどれほどひどく違っているか。資料の偏り、今の時代の価値観や考えの偏り、その他。

28日

あらゆるユートピア夢想者へ。
じゃああんた、その世界の一番運が悪い人に転生して見ろ。

その世界の貧困層の生活に耐えられるか？

といっても、犯罪を犯さないサディストのサイコパスの子に生まれたらどんな世界でも地獄でしょう。クラスメートであっても。

死刑がある国では「冤罪で死刑にされる」という最悪の中の最悪もありますね…

27日

このシステムはどれくらい売れているのでしょうか？

まず、スマホでレシピをダウンロードできる電気鍋（圧力鍋でも）があることが前提。

客が配達や店頭で手にするのは、すでに切って計量してある、計量済み調味料も含めた必要素材全部。
それを電気鍋に放り込み、スマホでレシピ番号を指示したら、あとは放置しておけば電気鍋が精密に温度と時間を管理し、料理を仕上げてくれる。

プロが作るのとそれほど変わらない。精密やカットは精密で、温度管理も完全。

それは十分コンピュータが安くなった時の炊飯器でも可能だったはずです。オーブンレンジでもなんでも。

スーパーで、レシピを指示するQRコードがついた、少しずついろいろな食材や調味料が密封されたセットを見かけたことはないのですが…

26日

中国の「爆食」による水産資源不足。
本来なら、別の生産力がそれを補うべきです。

マグロやウナギの完全養殖。
家畜糞をハエに食わせ、それを飼料にする。
ほかの昆虫を大量に養殖し飼料にする。
富栄養化した海水に空気を吹き込んで膨大な微小藻類を育て、濾過して飼料にする。
富栄養化した水でホテイアオイを大量に育て、収穫して飼料にする。

それらの技術が普及しない、コストが下がらない。

多くの技術が普及しない、コストが下がらない。

25日

とうとう天皇陛下が動かれた…

宮内庁長官が勝手に言っただけ、とされるようですが。
そして宮内庁に報復人事になるのも見えています。

先帝の退位につながる放送からも、宮内庁に対する報復人事はあったと聞きます。
天皇陛下が政権に反抗的なことをし、政権は報復人事で殴り返す。
それが繰り返されている…

安倍政権の時代、先帝の時代から、天皇と政府自民党、さらに保守論談との不協和音はたびたび聞こえます。

それだけでも、天皇というものは必要なのかもしれません。

24日

ネット小説には、明らかに行き場がない感想があります。

作者には絶対に敵とみなされる、嫌がらせでさえあるような。
それでいて5chに投稿しても、絶対に万人に嫌われるような。

個人攻撃ではありません。道徳・思想の側に踏み込む言葉です。

それが議論できる場があればいいんですが。

人を攻撃しているのではないことだけ判定して攻撃的すぎる言葉を排除しつつ、作家本人の「俺と思想が違うやつは敵だ」も5chの「思想自体が悪だ」も適用されない場が。

23日

自動車の四輪主義は本当に正しいのでしょうか。
差動機構。さらに操舵輪が駆動輪を兼ねることすらある。
操舵がない後輪を駆動輪にするときにも、差動と駆動の両立が必要で複雑で巨大なギアが必要になる。

ハイブリッド、それもガスタービンを考えて思ったこと…
完全シリーズハイブリッド、エンジンは発電に専念すると、どうしても燃費が悪くなる。発電機は効率が悪い。
でも、できればシャフトやギアはないほうがいい。

さらにガスタービンエンジンも考えると…追従できない、巡航速度でしか使えない。

巡航速度の時だけ、駆動輪とガスタービンエンジンを直結させる。それ以外の時にはエンジンは巡行出力のまま発電に専念。

だとすると、操舵がない後輪だとしても、力の伝達が差動と駆動の両立で複雑になる…では駆動輪を一つにしたら？

三輪では不安定。では五輪なら？後輪はブレーキのみの完全自由回転輪なら差動機構は不要。そして後部中央に駆動輪、それが巡航速度時のみガスタービンエンジンに実質直結される。
それならギアなどは最低限…

22日

今の我々の言論の自由。
それは本当は、「体制にとって安全な」言葉しか発さない範囲での自由では？

誰もが、特高警察の竹刀ではなく、別の方法で体制にとって危険な言葉を出さないように飼いならされ、いや遺伝子改良されているに等しいのでは？

小さいころから、空気を読まない言葉にいじめという罰を受けることで。
空気を読まない発言が誰にも相手にされないことが繰り返されることで。

反政府・反体制・反主流教義…弾圧しても出てきます。
それに対して、「体制によって都合がいいように改造する」手は？

反政府組織に侵入した政府の密偵が、その教義を理解し、それを少し変形する。

活動は続けられ、儲かり、暴力すら続けられるが、その活動は体制にとって常に都合がいい。

それを疑う者は体制の犬だと批判して潰す。

想像を絶するほど巧妙に、深く、深く支配されているのが、今の事実上反抗しない先進国民なのでは？

21日

韓国がベトナム戦争でやった虐殺・強姦・孤児を批判する日本人は恥を知れとしか言いようがありません。

きっちりと日本が独立と同時に憲法改正をしていたら、絶対に日本も同じことをしていました。
ベトナムに派兵させられ、そこではそうする以外生き延びるすべなどなかったのです。戦って生きたことを、安全地帯から責めることほど恥ずかしいことはありません。
それからイラク戦争でも。

憲法九条の是非とは全く違う、絶対確実なことです。

いや、日本が李承晩型の軍事独裁となり、済州島の虐殺もやり、天皇一族を追放していなかったこと自体が奇跡なのです。
インドネシアのように何十万人も反共虐殺をしなかったことが。

…日本には西側であっても、四種類以上の「今」があり得たわけです。

この今。
独立と同時に憲法を改正、ある程度反共虐殺もやった、国民皆兵徴兵国。
李承晩型。
最初の予定通り工業も教育さえも禁じられた極貧農業国。

20日

就職氷河期世代は、「大人になったころに必要とされる能力・教育を間違えた」可能性はないでしょうか？

では、四十年前に戻って、別の教育にしていれば全員分の仕事はあったでしょうか？プログラムとか？
明らかにない。

日本は、教育水準・給料水準・仕事水準を大幅に落とすべきだったのでしょうか？
氷河期世代以降、二割程度のエリート以外は、小学校四年の尋常小学校でフリーターにするのが正解だったのでしょうか？
だとしたらなんという経済システムでしょう。

現実には、氷河期世代以降の半分以上は、小学校四年程度の教育水準でも問題ありませんでした。
十年以上分の膨大な教育費は、単に無駄でした。

本当にそれが、時を戻してすべき正しいことだったとしたら、絶叫するほどのおぞましさです。

19日

ブックリスト。
今日本で売られている和書で、本当に最高のものを選ぶ。

ではその目的は？
人は何のために本を読むのか？

僕は…もう、生きるためです。すべてに絶望して自殺せよ、という、ヨブを打ちひしぐ神のような「エル・ファシルの逃亡者」の説得力に抵抗する方法は、ただ本を読み考え書くことだけなのです。

18日

今更にもほどがありますが。
昔の武士は、刀の鋼の刀身の代わりに竹光にするということがあったそうです。
でも、高い刀身を売ったのなら、同じように鞘に合う、それでいて極安の刀に交換する方がいいのでは？

腰を軽くすることも欲しかった？だったら、竹光の斬る部分だけ薄い刃を挟めば？

あるいは使い物にならないほど薄い、安物の刀身とか？

17日

今の規格の網戸が普及してから何十年。

だとしたら、その網戸の目を突破できるほど小さいハエやカツオブシムシが勝つのも当然。あるいはドアの開け閉めについていけるほど速くて頭がいいのが。
その進化は起きているでしょうか。

そして、それがあるならどうすれば？網戸の目を限界まで細かくする？それともフィルターにする？

16日

中国で何か原発事故があったようです。

気候変動、二酸化炭素が問題になっていますが、原発をどうするのか…

なぜ日本人は何が何でも、第四世代原発を視界に入れないのでしょう。

金を出して実現を早めることはできないのでしょうか。

世界には、金や努力で実現を早められるものは何もないのでしょうか。
すべての技術はスケジュールに従うのでしょうか。
予定を言う人は、全知なのでしょうか。

そして、原発なしで、先進国の人が改心するだけで、本当に永久に持続可能は可能なのでしょうか。

いや、原発を入れても無理、世界人口の99％を殺すしかない、と言う可能性は？

15日

さまざまな動物の知能を測るのに、「スマホで遊べる」ことを入れたら？

丈夫なタブレットを与え、多少見本をやってみせる。

完全に自由にさせてもいい。
あることを成功したらエサを与える、でもいい。

スマホ以前、コンピュータゲームと動物の関係は調べられているでしょうか？

逆に、ゲームのインターフェースがどれほど人類オンリーか…ヨウムやゾウのためのゲームではないかも。

14日

オリンピックが終わるか中止が決まれば、膨大な建設能力が余るでしょう。

傭兵のように、日本から出て世界中でいろいろ建設することはできないのでしょうか？
いや日本でも巨大最新港湾という作るべきものはあるんですけどね。

何よりもメガフロートを禁じる何かが…メガフロートで海が深い沖に巨大港湾を作り、そこから他車線の線路と道路で膨大な流通を維持する。それを考えることも禁じる何かがある。

13日

日本ではなぜ、コイとナマズが主要食品ではなかったのでしょう。
水田用貯水池で養殖できたはずです。

関東平野、新潟平野は近年大規模に土地改良するまでは泥沼だったそうですが、そういうところで本当に有効に食料を生産するにはどうすればいいんでしょうね。

12日

なぜオリンピックでは、銃剣術やナイフファイティング、スティックファイティングがないのでしょう？
日本式の銃剣道ではなく、世界全体で共通できる。

銃剣を廃した国はあるとしても、ナイフ格闘はあるのでは？
というか本当に銃剣が皆無の国は今あるでしょうか？一時期は銃剣がないライフルが流行ったようにも見えますが。

実戦に近い徒手格闘や無音殺人術の競技化ができないのは、本当にやると障がい者になる技が多すぎるからでしょうけど。

同様に「警察制圧術」も世界競技にできるのでは？

そして、「リングでできるだけ少ないルール」…総合も。

というかなぜ、「軍隊格闘」「銃剣格闘」「短剣格闘」が、近代オリンピックの最初から正式種目になっていなかったのでしょうか？
近代オリンピックの、馬で走り、泳ぎ、フェンシング、射撃…が軍の伝令を基にした、古典オリンピックの走り、円盤を投げ、槍を投げ…が古代ギリシャの実戦だったように、というのに。

11日

もしある日テロが皆無になったり、パレスチナ人が全員自殺したりしたら、それはイスラエルにとって悪夢以外の何でもないでしょう。
敵がいなければまとまるはずがない。内部で争い地獄になる。

世界各地のひどい状態は、それが「望ましい状態である」と考えた方がいいこともあります。

アラブの春のように、壊したらもっとひどくなることも多いです。

10日

党首討論で、この国の政治家はみんな言葉を使う能力が壊れていないかと気がつきました。

それ以前からも、討論番組でも、選挙前の党首の動画でも。

政治家も、政治に関係するマスコミ人も、壊れている。

なぜでしょう？

それとは関係ないかのように、日本政治はずっとこのままの延長…自民一強、民主残党新装開店。
もし誰もが今まで通りのことしかしないのであれば。
嫌だと言う人は？

政治が壊れるのはどういう理由でしょう？

9日

ごくわずかな天才以外の一般人が、小中高大6+3+3+4＝16年、それ以上学んでも、新しい世界ではほとんど価値はありません。
50年間働いても、ほとんど金にはなりません。

少なくとも東京早慶に入れない大半は。

上級国民でない者は、徹頭徹尾無価値になったのです。
勝ち組以外は無価値、存在自体が罪人、という価値観では数％以外は無価値、罪人になる…

さらに言えば、今の時代はもう、頭がいい人すら本当は無価値かもしれません。
頭がいい人が高い地位について高い給料を受け取っていることには違いない、けれどもその人たちは、別に新しい合金を発明しているわけではない。

本当は天才も価値がない時代かもしれない。

8日

クロスボウにしろなんにしろ、何かあったらとにかく禁止規制する。

またオウム事件から何十年も経っているのに、ほとんどどこにも公共ゴミ箱がない。

禁止したり、ゴミ箱を撤去したりするのは、とても楽で政治コストがかからないことです。

実際には、多くの、それも非常に痛い犠牲があるはずです。
職を失うとか。駅や公園のゴミ箱製造業は膨大だったはずです。

にもかかわらずそれは踏みにじられます。
本質的には、待合室の一人の健康な人を殺して臓器を5人に移植するのと同じ、少数の犠牲で安心という公益を得る。

被害を受ける人たちは、「公益だ」と言って黙らせる。嫌だと叫ぶことを絶対に許さない。
特にゴミ箱は、事実上誰もが被害を受けているはずです。にもかかわらず誰も声を上げない。

またそのコストの少なさは、「街灯の下で鍵を探す」にも近いものです。
愚行として笑い話にされますが、それ以外の選択肢は鍵を諦めるか、あるいは街全体を照らすという不可能か、となります。
最小限のコスト、最小限の犠牲で「やってる感」を出し、「安心」を買うのです。

アメリカで、とにかく刑罰を厳しくし、多くの人を刑務所に送れば選挙に勝つ、というのも連想します。

では、根本的に…なぜ、禁止されていない状態があったのでしょうか？
なぜほとんどの人が刑務所に入っていないのでしょうか？
何もかも禁止されていないのでしょうか？

いつ、だれが許可をしたのでしょうか。
それとも、何もかも自由な状態から、ひたすら禁止を積み上げてきたのでしょうか…

だとしたら、ある程度長い時間がたてば何もかもが禁止されることになるのでしょうか。

昔の中国などで、本当にとことん何もかもが禁止になる…皇帝が即位したらその名前に関係する、「鯉」すら「李」と読みが同じだからダメ、というのも思い出します。
その調子で禁止事項が際限なく増えるのが、それこそ王朝衰退の理由の一つなのかとも。

7日

シケリア症候群、というのを仮に言葉にしてみましょう。

ペロポネソス戦争におけるシケリア（シチリア）遠征。軍事史上、戦争が歴史に残るようになって最初の、「その手の」愚行であり、歴史上何度となく繰り返されました。
日本のインパールやガダルカナルもそれと同質です。

さらに『銀河英雄伝説』のアムリッツァもそれです。

・勝っても儲からない。
・大きすぎて食べきれない。
・遠征をしなくても、軍事的なダメージはない。
・その遠征は、戦争全体の流れ、戦略的目的の流れとずれている。開戦から戦争の勝利に至る計画の流れの中にない。
・政治がその作戦を実行する意思の中で大きい（軍内の派閥争いを含む）。
・政治対立が多すぎ、告発などが多い。
・非凡な二将は平凡な一将に劣る。シケリア遠征は三人。
・補給がなってない。
・現地の情報が乏しい。
・兵力の逐次投入。
・のこのこと帰国できるか。せめて一太刀。
・戦争中に政治が将に干渉する…シケリア遠征では戦争中に本国に帰れと命令。
・総司令官に全権がない。シケリア遠征では独断で撤退できなかった。
・政治抗争で負けた時のリスクが大きすぎる。
・集団の雰囲気が、非理性的。精神論が蔓延している。シケリア遠征の将の一人は反対のための反対で権力を得ていた。

このチェックポイントのどれぐらいで、「絶対やめろ」と叫ぶべきでしょうか。

6日

ドレスデンから東京大空襲、広島長崎と女子供の虐殺が平気になり、世界を滅ぼしてあまりありすぎる核兵器を配備した米ソ。
それを止めず進めた数多くの権力者。

彼らは、もし原爆・水爆の次に、比較的簡単に「太陽系自体を消滅させる鉄爆」を作れたとしたら、それを配備したでしょうか？
どのような精神状態で？

何を考えているのか。

まず第二次大戦で、ドレスデンや東京大空襲などが当たり前の正義になった。
10万なら100万でも一千万でも平気。さらにそれが、百億…人類の人口より多くても。つまり人類滅亡でも。

人類滅亡には、アイヒマンのような思考停止でしょう。それを考えてはならないと全員で決め、考える回路を制御した。

5日

今の先進国で、「今より生活水準が高い状態」はどうすれば実現できるでしょう。
日本で、あるいは世界で。

誰もがそれを諦めていることが大きい問題なのでは。

ドラえもんレベルでも、欲しいものを想像することもできないのでしょうか？

時速400キロの自動車と、それが走れる道路？
空飛ぶ自動車？
想像することもできない？

静電型のイヤホンがそれほど売れていない。それがとても怖いのです。

また、世界の膨大な貧困層が、生活水準を上げるには？清潔な水とトイレ、安全な調理暖房だけでも。

4日

『銀河英雄伝説』でラインハルトは、同盟を倒しその功績で帝位につきました。
幼帝カザリン・ケートヘン一世からの「禅譲」です。

なら、日本でも…たとえば北方領土を取り返せば、天皇陛下に禅譲を強いることはできるのでしょうか？
沖縄復帰を成功させた佐藤首相は？

敵を倒し領土を増やした功績は、禅譲に値する…そんな価値観は世界にあるのでしょうか？
禅譲が常だった中国史では？あるいは中東？

そういえば、西洋に「禅譲」という概念はあったでしょうか？
どんな王朝交代があったでしょうか？

3日

コロナについて、いくつか分岐で考えましょう。

ワクチンが効くか否か
財政破綻
倒産から恐慌
ワクチンがきかない場合、無人配給か
日本
オリンピック
増税

ワクチンは効くのでしょうか？
イギリスやイスラエルはかなり状況が好転していると言われます。
しかしウィルスの変異しやすさが不安点です。

また、このコロナは克服できても、いつ次の伝染病が出るかわからない、という点は変わりありません。

財政。MMT、自国通貨を発行しているまともな国は破綻しない、本当でしょうか？
確かにものすごい財政支出でもハイパーインフレにも国債が売れない事態にもなっていません。
でも、シュリンクフレーションは続いています。様々な原料の高止まりも。

それがなくても多くの企業が倒産しており、また内部留保を貯めこむために絞れるところを絞っているため、経済そのものが壊れる…
ある限度を超えると、連鎖倒産から金融がマヒし、さらに需要も破壊して経済全体が崩壊する。
それはいつでもあり得るのでは？

ワクチンが効かず、コロナがずっと続くと想定したら？

「あらゆる家に必要物資を配達し、ごみを回収し、貸出返却も受ける無人自動車」のシステム…
それを、一筆書きレールにすれば初期インフラは高価ですがより簡単になるでしょう。
いや、宅配便や弁当宅配などの受け渡しをするシステムを少し洗練させるだけでも。

日本そのものがどうなるか。
財政はどうするか、MMTか徹底緊縮か。

それらからみれば、もうオリンピックは重要でしょうか？勝利宣言にこだわる自民党政権、ですがもう誰にも相手にされていないのでは？
ひたすら野党が嫌われているだけで。

そして、国民の、また民主主義の…ラクダの背を折る最後の藁となりそうなのが、増税。
いやコロナがなくても、20、40、いや50以上が必要だという声も多かったのですが。

ですがそこまで絞って、国民は生きられるでしょうか？どれだけの自殺者が出るでしょう？

これからの日本はどうなるのか。国民が生きられる国なのか。外に出なくても暮らせる国になるのか。
内部留保をひたすら貯める企業が勝つ、飲食店・劇団・百貨店などは徹底的に潰れる国になるのか。

なにがあっても、野党は嫌われ、新しい野党は出現せず、ヒトラーすら出ることはないのか。

2日

日本で異様に強い。

一つは、自民党が構造改革をすれば安心になり出生率も上がり高度成長になる。消費税ももっと上げて財政を均衡させよう。
痛みを分かち合え。

もう一つは、日本はこれから衰退するのだから美しく貧困になろう。

そして隠れているが強烈な影響力。

国が金を出して科学技術を進歩させることはできない。科学技術の進歩自体がもうないし、悪だ。定常文明。精神文明。

1日

僕は科学が好きです。技術の進歩が好きです。

科学技術が大きく進歩しなければ、人類は滅びるかごくわずかな人数までに減る、何十億人も餓死したり虐殺されたりすると思っています。

科学が好き。それは罪になったのでしょうか？悪になったのでしょうか？

温暖化・気候変動に対して、熱心に警告する人の多数は「風力・太陽光」「先進国民が欲望を自制せよ」であり、地球工学や核融合を強く否定します。
それこそそれを考えることすら倫理的に許されない、というほどに。

その態度の根本的な問題は、「あなたの目的はモラルなのか、大量死の防止なのか」に尽きます。
先進国民を改心させ、資本主義を終わらせることが目的なのか。何十億人も死んで文明が崩壊するのを防ぐことが目的なのか。
僕は後者です。

そして遠い未来を考えれば、少なくとも「深く穴を掘れる技術（核融合など圧倒的なエネルギー）」か「軌道エレベーターなど宇宙に出る技術」どちらかがないと人類は絶望だ、と理解している人はどれだけいるでしょう。

また、もし理想的に風力と太陽光が増え、先進国民が欲望を減らしても、貧困国民が生きているだけでも木を薪としブッシュミートを狩り、最小限の服でも膨大な土地を破壊し水を消費していることには違いないはずです。

「人類は生息範囲を狭くし、できるだけ地球表面を自然に返すべきだ」
そう考えている人はいないのでしょうか？

人類の地球上での存在感を縮小するには、それこそ軌道エレベーターからのスペースコロニー、そこまでいかなくてもサハラ砂漠の地下や海上に巨大都市を作って、核融合や宇宙太陽光のエネルギーで生活するほうが望ましいのでは？

核融合炉でエネルギー。
そのエネルギーで、できればブドウ糖やアミノ酸の直接合成。無理ならできれば化学合成細菌。光合成は効率が悪い。
その栄養素で、家畜を殺さず細胞を培養して食物を作り食べる。
百億を食わせるにはそうするのが最上でしょう？

それを想像することも許さない圧力が感じられます。

科学は進歩しないし、進歩することを想像するだけでも悪なのだと。
風力太陽光、先進国民の改心以外は考えるなと。

「ある技術が将来進歩するかどうか」と、自分の主義主張を混同するきらいはないでしょうか？
「将来も、核融合炉ができる可能性は絶対にない」ことの真偽と、「現在の政治は先進国の強者がドローン兵器で世界を抑圧している」と、どんな関係があるのでしょうか？
その考え方の行きつくところは、「すべての人間が心の底から、完璧に新しい、【真の共産主義の類】魂を持たなければならない」＝連合赤軍の総括、ポル・ポトの虐殺でしかありません。そしてルイセンコやナチスによる科学の否定。

僕は科学が好き。人類に滅んでほしくない。
そしてそれは、今はもうものすごく少数派。
人類滅亡の是非もまた…人類滅亡は正しい、止めようとしてはならない、という人さえも多数います。特に昔の日本SFには、砂漠に埋もれた遺跡に風が吹く、美しい、という滅びの美学も強くあります。
餓死し、人を食った一人一人の苦しみはどうでもいいんですか？

餓死したくない。人を食いたくない。食われたくない。
科学の進歩でそれを防いでほしい。

なぜそれがそれほど悪いのですか？

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