枕元の計算用紙

ホーム 以前

2021年9月

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

30

今の日本では、脱炭素・温暖化対策として一つの世界像が語られます。

エネルギーは風力発電・太陽電池。電気自動車。製鉄なども再生可能エネルギーからの水素。飛行機も水素。…

ですが、それは膨大な、多種多様な資源を消費します。
なんとなく、主流の考え方…風力と太陽光、先進国民が改心して節約、には反感を覚えます。

気候変動議論で僕が気に入らないのは、「唯一の道」という考えが環境保護側に強いこと。
やっていいことは一つしかない。
その一つのことをやれば絶対に大丈夫。

それは全知を主張している、知的傲慢と僕は感じてしまいます。
「この道しかない」という態度を見ると本能的に疑ってしまうのです。

徹頭徹尾、核融合や軌道エレベーターはおろか、小型モジュール原発すら眼中にない。
また、幹線道路に給電線を敷くことも。
しかし、そのような疑問を持つことも禁じられているようです。

要するに言葉の権力闘争癖もありそうです。

遠い未来を考えることを許さない。
技術の進歩を考えることを許さない。
自分が科学技術的に全知であるような態度をとる。
反対する態度自体を許さない。

人類・地球型生命の存続を求めているのではなく、論がきれいであり、知識人たちに高く評価されることが目的である、と思える文章が、日本語著者ではとても多い気がします。
本気で人類の存続を求めているとはとても思えません。

まして、今生きている80億人近い人間全員が、餓死せず凍えず清潔な水を飲みワクチンを打てることを考えているでしょうか?

一番簡単確実に環境を守る方法は、今すぐ人類の99%を殺すことだ…ということもどれだけ考えているでしょう?

僕は、できるだけ急いで、大地ではなく海を耕すべきだと思っています。
核融合炉に大規模に投資し、なるたけ直接グルコースや脂肪を合成する。

要するに人類は地球から出ていけ路線。

百億が風力発電とメザシで持続可能、というのは無理でしょう。できても銅が尽きたら終わりです。

29

自民党総裁選で、岸田氏が選出されました。

女性を選ぶなど無理をする必要がない、無難な人で問題なく勝てる、ということです。

河野氏が国民人気と言われていますが、それも不可解なことです。
今まさにコロナ対策の中心閣僚。責められるべき戦犯です。

岸田首相に、誰も何も期待はしないでしょう。

しかしそれ以上に、圧倒的に、立憲民主党は見捨てられきっています。

それにしても、国民はどうするつもりなのでしょう。

なぜこれほど圧倒的に支持されない野党第一党に、我慢していられるのでしょう。

自民党に不満がないはずはないのに。
コロナで膨大な自営業者が憤死しました。
いや、コロナがなくても膨大な自営業者が憤死したことには変わりありません。
そして国民生活。世界と比べて異様なまでに給料が増えない国。安い国、衰退した国。希望のない国。
自民党はそれをもたらしたというのに。いや、自民党と、民主党が作る「新55年体制」こそがそれだというのに。

選択肢はない。一党優位・官僚任せ・官邸独裁がよい。議会・選挙は不要…そこまで思っているのでしょうか?

何があっても、新55年体制に反抗しようとしない有権者。

なぜ?

28

SFで宇宙などをイメージするとき、循環閉鎖生態系が考えられます。
要するに吐いた息の二酸化炭素や糞尿が、人工的な森の植物や土の微生物に処理されて、また酸素と食物に戻る、と。

でもなぜ、閉鎖生態系でなければならないのでしょう。

福島の原発事故。壊れた炉心の高温が、水を水素と酸素に分解した。

同じように核融合炉の高熱で、汚水汚物を原子に分解して再合成すればいいじゃないですか。

その方が安いかもしれません。

27

人類が失敗して滅んでも、次のナメクジやイカが成功してくれる…と思っている人は多いのでは?

次はありません。
使いやすい資源はすべて人類が消費しました。

そして地球は、数億年もしたら焼けます。
プレートテクトニクスは常に大量の水を地球の奥に運び去っています。
太陽の光はずっと強くなり続けます。
二酸化炭素もなくなります。
それらで、最終的には地球は超高温で熱され、海のない星になります。

深い地下の岩石の中で生きられる細菌が多少あるとしても、それが知的生命に進化することは事実上絶対にないと言っていいでしょう。

そして五十億年後には、太陽が赤色巨星になって、地球は呑まれるか焼き尽くされるかです。

そのことをどれだけの人が考えているでしょう?
今の人類が宇宙進出に成功しなければ、この生命は滅びるのだということを。

さらに、人類も生命も宇宙も滅びることを肯定する人もいます。
滅びるのが正しいのだという。

ふざけるな。

26

SFを原因とした、人々の考えの歪みにはどんなものがあるでしょう。

スペースコロニーはうまくいくはずがない、ガンダムを見ろ。
AIに支配してもらうのは失敗する、『火の鳥 未来編』を見ろ。
一事が万事。

でも、それこそ星新一全集を読んだら、人間にできることは何もなくなるのでは?

25

倉庫の、棚と通路の配置は、格子状がベストなのか。

総面積と通路面積の比。ある程度換気も考えるべき。

冗長性…同じ移動に、複数の経路があるとそれは近道になり、火災時に逃げられる可能性も上がる。だが、無駄な廊下かもしれない。

全部一方通行の一筆書きだとしたら?
格子、直線ではなく螺旋にしたら?

都市計画でも、家屋と道路の面積比は巨大なはずです。

いっそ六車線の巨大道路と、底から細かく分岐する一方通行路でできた都市は?
一方通行路と、ラウンドアバウト(円形)交差点でできた都市は?

緩やかな曲線カーブを曲がるのと、直角の角を曲がるのと、倉庫の台車どころか道路も考えてどちらが良いでしょう?

たぶん誰も考えたことがなかったこと。

24

人類の、手を用いる作業の多くは、手が二本あることによります。

木を握り、もう一方の手のナイフで削る。
片手で木を押さえ、もう片手の棒でこすって火を熾す。
片手のやっとこでつかんだ鉄を、もう片手のハンマーで打つ。

では、手が一本、また三本だったら、どうなるでしょう。

一本の手で脳が人類と同様なら?それは、象や鳥の延長で可能です。それに近いところに行った生物種は多くあるのです。

また手が三本以上なら?どの程度多くのことができるでしょう?手が三本あれば、と思うことはどの程度あるでしょう?

歩兵用ライフルの基本設計はそれぞれどうなるでしょう?
剣と盾のような装備は?

23

電卓と、数百冊の本が脳につながっている。
計算をしようと考えれば、十桁の掛け算が瞬時に「暗算」できる。
本の中身を思い出そうとすれば即座にできる。

それだけの改造をした人間は、どの程度のことができるでしょう?

むしろ、介護の必要がないような改造こそ早くできてほしいものです。
人工透析や、すい臓を原因とする糖尿病も。

22

生物は本来、「一つの巨体」ではなく、ちょうど生物が細胞からなるように「多数の個体の集合」で大きくなることもできたはずです。
カツオノエボシなどは多数の小さい生物の集まりで、分化して一つの身体になっているとのことですが。

巨大な肝臓はそれ自体が自重で潰れる。
なら、小さい肝臓が無数にあればいい。

それは一種類の生物だけである必要もない。複数種類の生物が集まってもいい。実際地衣類は菌類と藻類、多くの植物も根と菌類が共生している。

まあ生物は本来、を言うと「真核細胞」自体がどこの麻薬で頭ぶっとんだエイリアンが作ったんだというぐらい狂気の沙汰なんですが。
…それが珍しすぎるのがフェルミ・パラドックスの答えでも驚きません、ありえないなんてもんじゃない…

21

ある国が、中国の手下になるにはどうすればいいのでしょう。

冷戦時代、アメリカやソ連の手下はとてもはっきりしていました。
ソ連がなくなり、米中の時代と言われます。

アメリカの手下国はたくさんあります。

では中国の手下国は?

中国と同じ、共産党一党支配になればいいのでしょうか?
毛沢東主義ゲリラが政権をとればいいのでしょうか?
中国資本を受け入れればいいのでしょうか?
それとも中国の飛び地領土である、国土も国民も中国に差し上げる、とするのでしょうか?

20

「お前には俺を納得させる責任がある」+ムービングゴールポスト。
納得できない言葉を出した方が悪い、というルールでは、悪意がある人間は無限に人を壊すことができます。

単に、どれだけ説明しても納得してやらない、それだけで悪いのは説明側になるのです。

これは科学史でも重要です。「理解できない」という論破もあるのです。特に偉い学者は。
またヒトラーやスターリンも、量子力学など理解できない水準の科学は間違っていると断じたとのことです。

19

いまだに膨大なひきこもりがいる。ホームレスも。

それは、そういう人を社会復帰させようとする、少なくとも試行錯誤を伴う努力が皆無だったことを示しています。

従来の方法ではこれだけの人が落ちる。
そして新しい方法をたくさん試して有効なのを広める、ということはやってない。

あるいはやっても無駄なほどひきこもりは治療不可能。

他にも、サイコパス・ソシオパス・境界性人格障害という重大な病気も、名前すらついていない「カモ」という実際には社会生活が不可能な人格障害も治療法が確立されたとは聞かない…

18

「目安箱がある独裁」と「民主主義」はどう違うでしょう。

国民が意見を主張することができるが、政治がその通りに動くとは限らない。その点は同じでは?
むしろ、絶対に多数派勝利が決まっている民主主義より、独裁の方が少数派の要望通りになる可能性があるというものです。

ただそのためには、独裁者が出身部族の利益のために動くことはしない、というものでなければ多数派が一方的に不満を持ちます。

ここで問題になるのは、「公平とは、俺をひいきしてくれることだ」という冷笑的な真実です。

民主主義でその冷笑的な真実が強まれば、民主主義も崩壊するのでは?

また、民主主義であっても、軍・戦争が主導するようになれば民主主義は無意味になりそうです。
ただし、悪い方向では民の声は働くようです。敵国を憎み、戦争を拡大させ、自由を奪う方向では。

17

戦略や地政学を真剣に考えると、日本は全員自殺した方がいいとなります。

ロシアは凶悪で決してあきらめず、アメリカもイギリスも極悪で、中国は決して味方にならない。
何をどう頑張ってもどれにも勝てない。

抵抗は無意味だから全員自殺した方が楽だ。

沖縄はもっとそうです。捨て石の島。

ポーランドも、ロシアとドイツ両方に踏みにじられ続ける宿命です。
アフガニスタンも。

…世界のほとんどの国は存在しえない、存在自体が弱いから罪なのでは?

16

18〜19世紀、なぜヨーロッパ以外どの文明もとことん鎖国を選んだのでしょう。

西洋が欲しがったのは砂糖、タバコ、木綿、茶、スパイス。
どれも、中国・トルコ・インドともいくらでも供給できました。

いや日本でも、スパイス以外砂糖・タバコ・茶・木綿は栽培できます。

それを輸出することを承知すれば、西洋の高性能な銃砲や、新大陸の染料を用いた美しい布を手に入れることができました。後にはとてつもない医薬や鉄道や船も。

どこも西洋に対し門を閉ざしました。大砲でぶち壊されるまで。

そして巨大な商機は、新大陸のプランテーションに奪われたとも言えます。

ただ、エジプトなどはかなりの量の綿や砂糖を輸出しましたが…そういえばその富はどうなったのやら。

15

原発事故は本質的にバカげていると思います。

原発の設計を、根本的に「外から支えていなければ絶対冷えて止まる」に、最初からしていればよかったはずなのに。

そうでない原発は欠陥品ですよ。

14

昔や異世界に今の常識を持って行くな…
でも一線は?

秀次事件は、一線を越えていたから豊臣が滅んだのでしょうか?

ティムール、ベルギー王、アウシュビッツなどは当時の価値観でも一線を越えていたのでしょうか?

それとも一線などない、いつ何をしてもかまわない?

でも、アメリカはイラクやアフガニスタン、ベトナムすら皆殺しにはしませんでした。

13

江戸時代の日本の農業生産で、魚を干した干鰯などの肥料が重要でした。

しかし、「イワシを干し、人が食べて糞尿を肥料にする」と「干したイワシを直接肥料にする」では、どの程度違うのでしょう。
要するに窒素はどの程度、人間が食べて糞尿として出すときに失われるのでしょう。

燐やカリウムは失われようがないと思いますが、どうなのでしょう。

12

格差を広げ続けると、どうなるか。

新自由主義者・自己責任主義者は、帰結を考えません。

身分制度になる。
膨大な人数が餓死するようになったら、さすがに暴れる。
どちらも考えない。

というか…体制が貧困労働者を飼いならす能力を、徹底的に信じ切っている。
ウクライナやベンガルのように、何千万人でも暴れることなく静かに餓死させることができると思っている。

本当に根拠があるのか。

今、貧困層を暴れさせないシステムは、それほどの強さが証明されているのか。

11

9/11/2001から20年。

もしあのテロがなかったら、世界はどうなっていたでしょう。

フランシス・フクヤマ「歴史の終わり」のまま、誰も自由主義・民主主義の勝利を疑うことがなかったでしょうか?

いや、先進国の経済格差の広がり、旧共産圏の極端な貧困と格差、途上国の一部繁栄と全体の貧困には違いはなかったでしょう。
世界中の貧しい人を直接食わせる、先進国の没落中層に物心両面で満たす思想が存在しないことには変わりありません。

イスラム原理主義はどれだけそのかわりになったのでしょうか?

軍事的には、アフガンは完全失敗と言えるでしょう。イラクも。
しかし、巨大なテロがない、少なくとも核兵器テロだけはなかったことも事実です。
ボクシングにたとえる…判定負けであっても、KOどころかろくにダウンも奪えなくても、手を出し続けて致命傷だけは免れた、と言えるでしょうか。

そして、ではどうしていればよかったのか。
あらためて、ネット小説で寝たと思ったら真珠湾の日の山本五十六になっていた、が多くあるように、9/12/2001のブッシュ大統領になっていたら。

僕がしばしば想像するのは、『淡海乃海 水面が揺れる時(イスラ―フィール)』の朽木基綱。
現代の五十代の歴史小説を書こうとしていたサラリーマンが、戦国の弱小武将に転生し、天下を取った。
彼が天下を統一して寿命を迎え、そのときのブッシュ大統領になっていたら?

完全に道徳心を放棄し、自分を完全に制御できる、なろう転生戦国武将でもかなり特異な人格の持ち主。
多くの歴史の先人を見て、同じ過ちをしないことができる。部下をよく見て報連相を徹底し、世話をしている、守っているという感じをしっかり持たせる。
敵、特に裏切った者は容赦なく族滅する。幼児を殺すこともためらわない。
宗教が政治に口を出すことを絶対に許さない。比叡山、一向宗、キリスト教にも織田信長以上に残虐な虐殺をためらわない。

『淡海』では、じゃあ潰そう、と戦国武将を滅ぼし、配下の武将に統治させることができています。琉球やフィリピンもそうする予定です。
今のアメリカはなぜ同じことができなかったのでしょう?なぜサウジアラビアとパキスタンを潰せないのでしょう?

アメリカが戦後の、人権と人道を完全に捨てると宣言する。
弱いことは罪だ、アメリカは強いのだから従え、逆らう者は徹底して拷問虐殺すると宣言し、実行する。

誰かが石一つ投げただけでも、半径何キロメートル全員、赤ん坊も含めて拷問公開処刑し、全世界に放映する。
元凶であるパキスタンとサウジアラビアも潰す。貴族たちを赤ん坊から残虐に、全世界公開放送で拷問処刑する。

国民がアメリカに絶対服従になるまで、国民全員を半分ぐらい死ぬような長期間歩行による強制移住、炎天下で何日も直立させ幼児でも倒れたら一寸刻みにする残虐な扱いで洗脳する。
全人類に対して東ドイツのような秘密警察システムを作り、わずかでも密告があれば九族まで公開拷問処刑する。

徹底した残虐で、誰が主人か骨の髄に刻む。太平洋戦争の爆撃で、日本人が完全に折れてアメリカを心から愛したように。

そうしていれば対テロ戦争で、アメリカは勝利できたでしょうか。
その覚悟が、実行力がなかったから敗北したのでしょうか。

10

できるだけ多くの人が、豪華を落とした巨大客船に住むようにする。
それだけで環境問題のどれぐらいが解決されるでしょうか?

さらに、藻類を大規模に養殖して飼料とする、あるいは電力や砂漠の自然エネルギーから直接栄養素を作って飼料とする、が可能となり世界人口の大半というぐらい実行されれば。
今の自然破壊の多くは都市と農地です。

将来の人間は、農業を過去のものにする…直接栄養素を合成することで。
そこまで考えている人はどれぐらいいるでしょう。

培養肉や代替肉で、牧畜を過去にすることは考えていても。

9

今の日本では、売国は受け入れられない。憲法九条を利用した、過剰な平和主義が現実に即していないことも明白。

だが、自民党の上層が求めるような、戦中に戻した世も嫌だ。何より道徳の強制は最悪だ。

近代の人権・民主主義は守る。ただし軍事的には現実的に。

今の日本でも年間数百人の餓死者。自殺や変死として処理される人数を入れれば十万に及ぶ。
シングルマザー、風俗を強いられる女子学生、子供の栄養状態の悪化など貧困もひどいことになっている。

さらに氷河期非正規が老いたら。財政破綻が加われば。

もともと今の時代、国民の九割は不要な存在であり、生かすか安楽死かだ。

生かすを選びたい。今から、どうしようもない生活保護制度とは別に苦しむ人々に直接衣食住を渡す。将来、もし財政が破綻しても誰も餓死しない配給制度も準備。
日本が将来も、資源を輸入して国民を食わせられる国であるため。

いや気候変動などを考えれば、人類が滅びないだけでも、今想像できないほど高い科学技術が必要。

そのためには、マンハッタン計画のように進歩に大金をかけるべきだ。
方向としては核融合・軌道エレベーター・小型原子炉。栄養素の直接合成。海水の活用。外洋施肥による気候工学。

それは雇用にもなる。人材、財政の余力はそちらに注いでいい。

8

しばしば話題になる、習近平思想。
中国共産党総書記、習近平氏が打ち出した「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」だそうです。

毛沢東語録にも比すほど強い力で、学校教育にも入っている。
その試験が、社会のあらゆるところで必要になる。

しかし、僕はそれが具体的にどんな思想なのか、全く知らないのです。

それは本当に、近代西洋…アメリカ独立宣言、フランス人権宣言、戦後の世界人権宣言に、ロックやルソーに勝てるものでしょうか?

日本にも「国体の本義」「臣民の道」がある、という人がいます。いや、そう考えている人が日本政府の主流です。
では、ちゃんとした哲学者などで、西洋近代啓蒙・自由・民主主義と、日本のその思想を真面目に比較した人はいるのでしょうか。

そして今、西洋近代啓蒙・自由・民主主義と、習近平思想を真面目に比較する、中国の権力の影響下にない人はいるのでしょうか。

実際に今、アメリカは負けた。タリバンが勝った。中国も勝ち続けている。ロシアでも独裁が圧勝し続けている。世界で独裁国家が増え続けている…

西洋近代啓蒙・自由・民主主義が古い、ダメなのだとしたら、何でしょう?

日本は?「国体の本義」「臣民の道」を選ぶのでしょうか?

7

常用漢字が全部入った短編小説。
英語の主用構文例文が全部入った英語短編小説や歌詞。
それもある程度以上名文でストーリーもわかりやすく面白い。

それを何度も筆写すればかなり勉強は進むでしょう。

数学でも、基本的な数学の操作を身につけられるいい例題があればいいんですが。それが、地図作成や測量などになればもっと。

6

パラリンピックも終わりました。
オリンピック不況は?特に不動産。

そして最大の問題は総裁選になってしまいました。

少しは、緊縮財政か、それに反対し独自通貨がある強国は国債を発行できるとするか、という構図になるでしょうか。

野党は存在しない…それはいつでも変わりません。
多分誰かが計画してやっているんだろう、というほど、選挙のその時になったら投票先がなくなります。野党が分裂したり、存在感を失ったり、争点がなくなったり、その他。
常に自民党は不戦勝するのです。

実際にはもっと大きい問題があります。

温暖化。
次世代原発。核融合。研究にどれだけ投資するか。
緊急事態なら気候工学もやるか。

温暖化のさらに先にある、資源枯渇による文明崩壊の恐怖。それを解決するために宇宙に出るか。そのために膨大な研究投資をするか。

ロボット。人工知能。役立たず階級。
文明自体を、日本をどうするのか。

団塊の引退が進み、氷河期非正規が老いて弱っていく。もうかなりの割合が、激しい肉体労働に耐えられなくなっている。

コロナによる産業構造変動の加速。自営業の殲滅。その影響。

憲法改正。日本は「教育勅語」「国体の本義」「臣民の道」に従う戦前回帰・権威主義国家になるのか。

総裁選が、また総選挙が、それらの問題をまともに論じられるとは思えません。
あまりにも誰もいない、政治家にもマスコミにも…

5

今の人類が欲しいチート作物はどのようなものでしょう。

超絶に美味しい新しい果物。
海水で育ち全栄養を満たす、水田耕作可能な穀物または芋。
軌道エレベーターが可能なほど強い繊維。
海水でも淡水でも、ツルでつながり容易に収穫できる浮草。
・・・

一番はがんの特効薬でしょうか。

それとも海水と牛豚糞尿から大量のバイオエタノールを作れる植物?

4

米ぬか、トウモロコシや麦の胚芽。おから。膨大な量の廃棄物でしょう。

それを食べる虫に与えて飼料。
なぜないのでしょう?

それを言うなら長く問題視される、特にアメリカの大規模畜産場の糞尿も。
ハエに与えて成虫を飼料にするだけでいい。

簡単に解決できるのに絶対やらない問題の多いことときたら。

住宅だって、湿地や干潟を埋め立てたり森を切ったりするのは、メガフロートよりそんなに安いのでしょうか?

3

菅義偉首相、総裁選出馬取り下げ。事実上の辞任。

誰も読めなかった一手。それはどんな結果を産むでしょう。

菅氏自身にとってどんな利益になるでしょう。

自民党のための滅私奉公、ということはあり得るでしょうか?
はっきりするのは、野党が勝つ可能性は皆無になったということです。
もう野党のことなど誰も考えない。野党がテレビで露出される時間はゼロ。

それともこれからの自民党で、キングメーカーのような地位を確保できるのでしょうか?

問題は自民党の、後継候補の弱さ。

話題になるのは河野氏ですが、それでどのようないいことがあるというのでしょう?

唯一目立つ小泉進次郎氏も、さまざまなことで膨大な批判があります。

それとも安倍前首相?

2

自民党が動いており、同時に臨時国会が拒否されています。

安倍政権以来の自民党には、「相手にしない」態度が強く感じられます。

野党を相手にしない。左派マスコミを相手にしない。ひいては愚民を相手にしない。

特に菅義政権は、「相手にしない」態度がとても強い。

安倍政権はどれほど敵とみなした野党などを侮辱しても国民はそれを理由に離れることはなかったのですが…

確かに菅義政権は人気がありませんが、野党はそれ以上に人気がありません。
そして前回のように、選挙直前に自壊する可能性も大きいと思っています。
今の野党は自民党にお金もらって敵役をしてるだけ、とも思っています。

さて、それで今、立憲民主党はどんな自爆ができるでしょうか?

またマスコミの、自民党政権をけなす報道は大量にあります。

しかし、現時点で事実上唯一、自民党を引きずり降ろして与党になり、首相になれる存在である枝野氏を、ほめる報道を聞いたことがありません。
こんなに切れるとか、若いころこんな素晴らしいことを舌とか、最近の国会で議員として与党に協力してこれとこれの法案を通したとか、こんな危険な法案を潰したとか。

思い出すのは、今の野党は何でも反対でもりかけばかり言って官僚を過労死させるだけだ、と言われる、でも実際にはかなりの数の法案を与党と協力して成立させている、と。
ダメ野党のイメージに、マスコミの影響が大きい、と。

今の新55年体制の、重要な要因として今の野党とマスコミがある…

だとしたらどうやってそれを破れるというのでしょう?

「立憲民主党を捨ててゼロからまともな野党を作ろう」という声を全く聞かないのも、単にマスコミが封殺しているからでは?

政権が、マスコミや立憲民主党と激しく対立しているのもポーズでは…

1

SF的な想像をしていて、「できるかぎり省スペースで汚水汚物を食料に戻す」を考えることが多いです。

それで思いついたこと…
活性汚泥を作り水をほぼ浄化する。
その活性汚泥を、「人工胃腸」で消化吸収、栄養に変える。
問題はそれだと、人工肝臓というものすごいものがないと毒だらけになること。

栄養、食物ではなく繊維にしてしまえば問題はないでしょう。

豚のように汚物を食べる家畜の胃に直接送ってやってもいい。

胃腸のやることの一部を機械的に…大量の塩酸を混ぜて殺菌、重曹で中和。これは人間の胃腸もやっている。
それでかなり消化され、要するに単純な糖・アミノ酸・脂肪の濃厚液になっている…

それに、寄生虫を入れればいい。
特にサナダムシは、実質口と生殖器だけ。
高栄養液を無限に吸収し、無限に伸びて、卵でもある自分自身の一部が切れて外に出る。周囲の雑菌に耐える。
その切れた部分は栄養の塊で内部は無菌、家畜飼料に加工するのはたやすいはず……

…腸内の液体の、汚染や生物毒、特に鉛や水銀のような元素毒をサナダムシさんがどう処理しているのかは知りません。
とにかく大きくなることで拡散しているのかも。

汚水汚物を大きな壺のような構造に流しこみ続ける。
内部で、それを消費する虫が育ち、育ちきったら羽根のある成虫などが狭い出口から出る。
それをクモやカエルが全部食べる。
食べたクモやカエルを鳥が食べる。
そのような汚水汚物処理システムが、歴史に決してなかったのが不思議です。

考えてみると、腸壁や寄生虫というのはあれほど多数の細菌に接し、常に猛攻を受けているのに耐えているんですよね。すごい。


以前

2021年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
2020年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2019年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1999年7月 8月 9月 10月 11月 12月