枕元の計算用紙

ホーム 以前

2023年12月

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

31

去年の末に予言した、まともな生活が不可能になる…そこまでは幸い行きませんでした。
しかし、絶望感は深まっています。

ウクライナ戦争はウクライナ不利という話が多い。
そして何の希望もないハマスとイスラエルの相互虐殺。

2024年11月に予定されるアメリカ大統領選は、バイデンとトランプ、どちらもあまりに老齢…どれだけ若い政治家が無力なのかと。
そのうえトランプが勝ったら民主主義や人権をごみ箱に捨てる、ピノチェトのような暗黒国家になる可能性も。

日本では岸田政権が解散もできず、自民党が大スキャンダルを起こしたのに絶対に野党の支持率は上がらないし、自民党内にも期待される人は皆無。
維新も自滅した。
野党が徹底的にとことんダメで、「ならゼロからまともな野党」と誰もが絶対に考えないことは、もう山手線に電車が来るより絶対。

オリンピックはある…コロナ後初の夏季五輪、でも重要でしょうか?

そして、いつでも中国の台湾侵攻はありえる。

どんな戦争が起きるかわからない。核戦争も含めて。
南海地震、富士山噴火などの恐怖もより知られるように。

さらに気候変動…もう誰もがわかっている、でも本当に有効な方向に行っている気はしない。

今、日本でもアメリカでも、プラス方向で説得力があるメッセージが皆無。
少しだけ核融合の進展は報道される…でも、それを否定するメッセージが圧倒的に多い。小型原子炉も。浮体洋上風力発電も。

こうなればいいな、がない。
多くの人を説得する「どうする」がない。
斎藤幸平氏、グレタ・トゥーンベリ氏に従って世界が天国になると信じるのは危うすぎる。

考える人もいないようにしか思えない。何も僕のところには届いてこない。
もちろんバイデン大統領も岸田首相も、いろいろ叫んでいます。しかし異様なまでに、それに力がない。本気で言っていると思えない。

本当に深い、歴史全体を見通す水準の話で考えると…

気候変動も、結局は地球そのものの限界。膨大な近代の生産は地球だけでは支えられず、宇宙に出るほどの技術進歩もない。
となれば、人類全体がメチャクチャ貧しくなる、それどころか大半を殺すか、それとも宇宙に出るか。コミュニズムだのそれどころの話ではない。
いや、どれほど人口を削減し、どれほど全員の生活水準を下げても、結局は必須資源の枯渇・太陽の寿命でアウト。長い目で見れば、宇宙に出るか滅びるか。

そして環境を無視しても、先進国の圧倒的な格差拡大。政治経済の流れ、そして平和であるだけでも格差は拡大するし、近年の科学技術は格差拡大に向かわせる。極貧国の多数がかなり豊かになる代わりに先進国中層が没落する、ついでに先進国の超金持ちもとんでもなく豊かになる、エレファントカーブ。
それによる不満を、普通に再分配に向けることができない。先進国では社会民主主義が支持されず、不満は極右に行くか、日本ではまったく行き場がなく無党派が増える。

僕は「どうする」を言えます。

大半の人間はいらなくなる、特に先進国は99%が際限なく貧しくなるのが歴史の流れ、なら無条件に全員食わせ、介護医療、情報、教育も与えるとする。
総力戦の兵営のように。
そしてそれで生じる人の力、世界の余力を全部科学技術の進歩に叩き込む。
医療介護も、教育も、機械化・省力化できれば負担も軽くなるはず。その方向の研究開発にも資金人材をぶちこむ。

パレスチナは、僕はパレスチナ人全員をメガフロート、技術的に不安なら「それほど豪華じゃない巨大客船を多数、梁でつないで波に揺れないようにした」設備に移して公海に移動させ、水と燃料、衣食住は与える、とする方がいいと思います。
どうせ今も援助で食べている。
絶対に、エルサレムにとっても今の戦争と監視より安い。
確かに後から来て土地を奪ったのはイスラエル…でも、現実に短期間のうちに殺される子供を減らすにはそうするしかない。イスラエル人に出ていかせるコストは大きすぎる、というか不可能。

そして世界全体で、国家主権よりも、今住んでいる故郷にしがみつく権利よりも、飢えている一人一人が食えるように…そのために、公海メガフロート都市への移住を考えてほしい。

本当にひどいことになっている国はたくさんある。
解決しないのに、地球人の優先順位が違うだけ。国家という物語。今住んでいる場にしがみつく。今の、拷問強姦でしかない上下関係にしがみつく。

もうやめてほしい。

科学技術、人権人道…それが僕のメッセージ。

地球人向けではない。

僕が間違っているなら、他に希望のメッセージは…

とことん、新しい時代、気候変動と先進国の格差拡大だけでも、直視して対応できる思想家がいない。いるとしたらそれこそマルクス頼りばかり。
ちゃんと直視して少し考えれば自明なのに、絶対に考えない。

なぜか誰も考えない…それが今の「体制」の基礎。
でもそれは、考えるだけで打破できるはずなのに。

30

今の世界、「体制」はどうなっているのでしょう。

思想は?権力は…金持ち。金融。IT長者。世界各国の権力者。アメリカのバイデンとトランプ。

GAFAの「体制」がいつまでも強い、もう人類のイノベーションは終わったのではという感じもある。
革新的な企業の出現が十年以上止まっている。

この「体制」は、世界の超金持ちたちが資産総額という数字を増やす、それだけが目的なのでしょうか?
それでどうするのでしょう?

またこの「体制」は、「アメリカは悪の帝国だ」と言い換えることもできる…言う人も多い。
だとしたらどうすればいいのでしょう?

これから何も起きない、と考えるのは、少なくとも科学技術について将来も何もないという、ある意味全知を前提にしています。
しかしそれはあり得ないのです。

気候変動、資源枯渇…巨大な体制が続く、それ自体が貧富を拡大させるとシャイデル。
貧富が無限に増え続けることが、政治的変動につながらないことがあるのか…シャイデルはわからないと書いていたはずです。大虐殺がなければ平等はない、というだけで。
ですが歴史的には、格差の暴走が数々の帝国の滅亡につながったのでは?

確かにこの、近代世界システムという「帝国」には外がないように見えます。
マルチチュード…本来なら不満を持つべき、特に没落していく先進国下層は、極右以外求めない、ものすごく飼いならされている感じです。
日本などは絶対に何も求めないと決意しているかのようです。

でも、本当にそれだけで永久に体制を維持することができるでしょうか?

中国の電脳ディストピアが答えになる?
欧米も監視資本主義で、同様に人間を完全に制御し体制を永続させ、無限にほんの少数のエリートの富を増やすことができる?

そのエリートたちはどうするのでしょう?

歴史的にはエリートが膨大な富と力を集めたら、巨大神殿や征服に向かうのが常でした。
今回だけはエリートたちは完全な自己制御ができる?

29

法と国益、どちらが重いのでしょう?

警察が、「国家のために堂々と冤罪をでっちあげます」と宣言したら、誰に抵抗できるでしょう?

国が亡んだら憲法もない、とよく聞きます。
同様に国が亡んだら刑事訴訟法もない、だから公安警察などは何をしてもいいのでは?

28

「精神文明を構築しよう」という人類の情熱の歴史。

日本でも世界でも膨大。
マルクス主義の歴史とも複雑な関係がある。

新自由主義とはどんな関係?

ニューエイジとは?
1968年の革命とは?

環境保護とは?

27

日本がこのままでいいはずはないでしょう。
ずっと自民党政権で何もかもよくなることがあり得るでしょうか?

でもどうすれば?

立憲民主党も維新の会も、もちろん共産党もれいわも、ひとかけらも、絶対に信用できない。
そして自民党も信用できなくなった。
ゼロからまともな野党は考えることも絶対にできない。

棄権。そうすれば当然自民党が勝つ。

もう、未来永劫どんなことをされてもひたすら自民党に従う。

それ以外に選択肢はないのですか?

なぜこれほど何があろうと、「考える」ことができないのでしょう。

26

日本の農地改革。それから半世紀以上、ふたたび大地主と小作人の社会になっていないのが歴史的には奇跡です。

また、日本の農民規模は、明らかに昔の技術に対応していました。
今の技術には対応していない、むしろ兼業農家用の小型農機具を通じ、技術の側をねじまげたのです。

25

今のインフレ、これから上がると言われる金利。
それらは「異星人がなんにもしてくれないのに税だけ取る」ようなものでは?

僕は、金利、経済成長は、本来「新型転炉」か「新大陸」がなければあり得ないと思っています。

新しい技術ができ、それでいままで三千人でやっていた仕事が二千人でできるようになれば、儲かる。ただし同時に余った千人も新しい仕事がなければならない。
新大陸が見つかり、まず奴隷や黄金が手に入る。それから鉱物や木材の資源、新しい農地ができる。資源や農産物が安くなる。
それがないのになぜ金利が上がるのでしょう?

全ての人が、これからも経済成長があると思っているという事…

でも何を、要するに地面に?地面がないのに歩いている、昔のアメリカアニメのコヨーテ…崖からもう踏み出していて空を歩いていて、気がついて落ちる、という状態なのでは?

AIの進歩は、新型転炉と同様なのでしょうか?

24

ものすごく団結して強力な少数者が、自分たち以外の人間をすべて皆殺しにする「平和」もありえたのでは。

というか、スペインが先住民を絶対すべて殺す、としなかった、改宗させ奴隷とした…宗教の要求が優先だったから。宗教の根本に布教という方針があったから。砂糖があったから。砂糖がなかったら?

イギリスやフランスも、特に産業革命で強くなってから、異教徒・有色人種は何が何でも皆殺しにする、を選ばなかった…

ナチスドイツが勝っていたら…
アメリカの人種憎悪が強いまま強国化したら…

ロシアが勝っても…

モンゴルは、中国人を皆殺しにして牧場にしようと考えていたとか…

23

これからの時代には99%は無用者階級、何の価値もない。

しかし、食わせ、普通の消費者としての生活をさせ、子を産ませて教育する…

特に天才児は、学費生活費公費で、けた外れに高い教育をする。

そうすれば、天才だけでも99%の徒食分を稼げる。

何より国が勝つためには一人でも多くの天才を教育する以外にない…

それは説得できないでしょうか?

22

僕はネット記事でも、図書館で読む週刊誌でも、自民党の悪口は山ほど読んでいるのに、立憲民主党をほめる言葉は一言も読んだことがありません。

なのになぜ立憲民主党は議席を持ち最大野党のままなのでしょう。

誰が支持し、誰が投票しているのでしょう。

「最大野党だから、政府自民党への反対票として」以外の理由で投票した人は今まで一人でもいるのでしょうか。

立憲民主党の政策を読んだことがある人はいるのでしょうか。

立憲民主党の議員や候補者の演説を一言でも聞く人は一人でもいるのでしょうか。

日本の民主主義はとっくに崩壊しているのでは?

21

イラク戦争の状態で、アメリカ軍はどうしていればよかったか。

皆殺しにする。
全員の心を折る。
全員を強制収容所に押し込め、重労働で倒れたらガス室、全員最終的には死んでもらう。
全員食わせる。
分断統治。

現実に可能な選択肢には何があるでしょう。

今の西側の関係者で、皆殺しにすべきだった、と思っている人はどれぐらいいるでしょう?

他のアイデアを持っている人は?

よくある、太平洋戦争前に転生して日本を勝たせる…9.12に転生してアメリカを勝たせるには?

20

皆が、完全に無駄であるものに消費して経済規模が拡大していく。
皆が、文明を前進させるものに投資して経済規模が拡大していく。

後者の方が望ましいと思えるのですが、新自由主義思想はそれすら許しません。

日本では「選択と集中」という恐ろしいミームが…

19

1 優れた人工知能、コンピュータを用意する

2 まず、恒星や惑星や月のデータを大量に学ばせ、科学理論を作らせる

3 コンピュータが出した理論と現実のデータを突き合わせ、合う理論を出したコンピュータ・プログラムを採用する…進化

4 相対性理論・量子力学を生み出したデータを大量に学ばせ、科学理論を作らせる

5 3と同じことをする

6 ダークマター・ダークエネルギーのデータを大量に学ばせ、科学理論を作らせる

それで科学者人工知能は作れないでしょうか?

18

人の心がオカルト的な要素を必要とする…ビタミンや必須アミノ酸のようなもの?

新自由主義は、その要素も満たしているのでしょうか?

というかなぜ、この十何年、先進国でカルト教団事件をほとんど聞かないのでしょう?
大学などでの問題も?

イスラム教原理主義テロ、スクールシューティング、極右テロなどが十分そのニッチを満たしている?

17

「バネで弾をはじく」「バネでエネルギーをためる」
それぞれ物理学レベルの限界には何があるでしょう?

高速でものをぶつけることによる核融合…

多段無反動砲
メタルジェット
レールガン
加速器

宇宙空間の真空、空気抵抗がないなら、長い紐でものを振り回してぶつけるだけで核融合は可能でしょうか?

また、蓄電池に比べてバネはどれほど劣るのでしょう?
フライホイールは?
圧縮空気は?

16

国家そのものが、定期的に戦争を、虐殺強姦拷問文化財破壊を、絶対に必要とするのだとしたら?それが保守なら皆が知っている経験則なら?

アメリカが定期的にばかげた戦争をするのは、それを知り尽くしているから…ということは?

江戸日本という大きな反証がありますが。

15

この二十年、数学は?

AIに関係してものすごい数学の進歩もあるのでしょうか?

AIが数学を進歩させることは?
ネットの集合知は?

ポアンカレ予想など巨大な成果は聞きますが、ほかの細かいことは?

それ以前に今、知的なアウトサイダーはいるでしょうか?
恐ろしいほどすべての知が「体制」に支配されているのでは?

14

日本では年収がいくらの人が苦しくないのでしょう?

年収六百万の人はすごい税金取られて苦しい。
年収一千万円でも苦しい。

年収がいくらであっても苦しいなら、もう全員が苦しいということでは?なぜ?

13

日本人が、鶏肉・豚肉のブロック肉の食べ方として唐揚げ・トンカツになったのはなぜでしょう。

暖炉調理、ロースターが定着しなかった理由は。
ポトフのようなスープも。

…石焼き芋の機材を用いれば低温調理は何十年も前にできていました。薄いパン生地かアルミ箔にくるんで。

低温真空調理も…

12

現在の世界体制…アメリカ、グローバル化、資本主義、新自由主義…に「反」する人たちはどんな旗を?

中国は世界に、普遍思想である中国思想を広げるつもりがないように見える。
ロシアも、ロシア国家主義・民族主義が強く、共産主義時代のような普遍性がない。

イスラム原理主義はイスラム限定の普遍性はあるが、支配地域では強いがそれ以上広がらない。東南アジアやバングラディシュも落とせない。欧米でも人数はいるが動けない。

中南米は?
アフリカは?

11

どんどん大きくなっているように見えますが…「それが?」としか言いようがありません。

岸田首相がどれほど人気を下げても、ポスト岸田はいない。
第二次安倍内閣の全盛期でも、ポスト安部はいなかった。
自民党政権の人材育成崩壊は徹底している。

そして岸田首相のままでも、別の首相でも、立憲・維新ともに人気がなさすぎるから自民党政権のまま。

これからどれだけ?どれだけのことがあれば変化があるでしょう?

あと何十年?何百年?

たった一つ。「ゼロからまともな野党」と考えることさえ禁止。それだけ。

れいわ新選組は、なんとも「まとも」感がありません。

保守は、日本では明らかに貧困層の敵です。
また、日本ではなぜか極右政党は生存できません。

僕が欲しいのは、ものすごく最悪の現状・未来を直視して、それでも餓死を防ぐこと。
そして科学技術を希望にすること。

自民党は明らかに、科学技術が大嫌いで口で何と言おうと絶対にやる気がない。
立憲も維新も、もっと科学技術が嫌いなのがはっきり伝わってくる。

また、自民も立憲も維新も、弱い人を生かすつもりはひとかけらもないこともはっきり伝わってくる。

10

自民党に任せていれば、少子高齢化も、財政も、科学技術も、国防も、全部完全無欠でハッピー、と信じている日本人はいないでしょう。
自民党の首相が言うことを一言たりとも真に受けないのが今は大半だと思います。

もちろん野党でもダメなのはわかりきっています。
でも自民党を支持し続ける…少なくとも、それらを何とかするために新しい政党を作ることはない。
白票は自民党支持に等しい。支持政党なしは、自民党支持に等しい。その合計で考えればいつでも圧倒多数。

というか少子高齢化に対して、日本が移民を選ばないというのは亡国を選んでいるに等しい、とも聞きます。
本当に?

そうだとしたら…自民党に任せておけばいい、と本当に誰もが思っているのでしょうか?
自民党を信じてはいない、でも他を一切考えない。

単に思考停止しているだけなのか。

それとも、本当に岸田首相の言葉を全部真に受けている、岸田首相に、自民党に任せきっていれば絶対に何もかもよくなる、と日本人はみんな信じている?

そうでないとすれば、なぜ何もしないのか…
何もしないことは行動だと、わかっていないのでしょうか。

今や、「ゼロからまともな野党を作る」ために動いていない人は事実上、自民党にゆだね切っているのだということに。

9

今の日本の、団塊ジュニア以下が不利なのにおとなしいのはフィクションのせい?

雨宮処凛氏が、経営者目線・為政者目線、と言いました。
さらに、今の自分は仮で、明日には堀江氏のように成功していると思っている、だから累進課税を求めない、と。

経営者目線・為政者目線…「小説家になろう」作品?
『淡海之海』など歴史、いや『転生したらスライムだった件』などでも。それこそ現世での自分は仮、すぐにでも異界の帝王として大虐殺もする。
大虐殺をする側の苦悩を共感している…される側ではなく。

いや、ずっと以前の山岡家康の時代から。
支配者の苦悩はたくさんありました。

だからこそ、自分が切り捨てられる立場でも、為政者目線でそれを肯定する…コベントリーとエニグマ、為政者の辛い義務だ、辛い義務を果たしている為政者を批判するな、と。

でもそれは、「視野が広い」「理性的」ということでもあるのでは?

それが今の「体制」のある意味宗教でしょうか?

8

カレーはスパイスの流通に問題があり、なかなかカレー専門のチェーン店は作れない、と聞きます。

大規模チェーンが少ないなら、家族経営の小規模店にもチャンスはないでしょうか?

実際には牛丼チェーンがカレーをやってますし、立ち食いそば屋やファミレスも十分強いのですが。

7

今の「体制」の規範・道徳は何なのでしょう?
なぜ今の「体制」はこれほど多くの人に支持されているのでしょう?

考えさせない能力が異様に高いのでは。
すさまじい洗脳国家にいるようにすら思えます。

今の「体制」は不満があってもどこにも出せません。

ヨーロッパでは極右しかないようです。

先進国で生活が苦しくなっていく膨大な中間層の人たち。
特に若者。
日本なら氷河期非正規、その家族という何千万という人たち。
なぜか、それが大規模な左派に流れることが決してない。

日本でも、何人かのマルクスを訴える論客はいても、日本共産党にも流れないし、そうではなく「うちはまともな社会民主主義だ」と納得させる新党も出ない。

6

自動車を、音楽・映像鑑賞室と位置付けることはできないでしょうか?

座り心地をとんでもなくよくする。
超高水準のサラウンドスピーカーシステムと個別の高画質画面。

それこそ休日に、部屋のテレビとステレオでくつろぐのではなく車でくつろぐことを選ぶぐらいに。

5

僕が真面目に想像したことがなかったこと…米朝全面核戦争。

日本も首都圏と大阪と名古屋ぐらいは消え失せる。
アメリカも10前後の主要都市が消滅する。
韓国も大都市は消滅する。

北朝鮮ももちろん消滅する。

中国が自制すれば核の冬にはぎりぎりでならない。

4

今の世界は、悪の国を倒して民主化する、という物語が否定されています。

イラク、アフガンの惨状のせいで。
アラブの春の失敗のせいで。

ではどんな物語があるのでしょう?

どんな物語を作れるのでしょう?

ひたすら権威主義指導者の、国家と秩序を叫ぶ声だけ?

3

今も武道としては存在する「なぎなた」、自衛隊でも使われている「銃剣」、警察にとって重要な「棒」、また江戸時代には多くの流派が栄えた「槍」。非常に有用な「杖」。

それらの技法がほとんど世間に知られていない、だから膨大な数のファンタジー娯楽があるのに、その武器の大半は両手剣。

2

日本では、何十年も改革改革言っていたのに、「自民党政権」「古い大企業」「東大」など常識は実に頑固に揺るぎませんでした。

医者の威信も。

とにかく受験戦争、大企業が答えだ、と。

価値観そのものが本当に変わらない。

そのまま、団塊ジュニア非正規層、その前後のブラック企業潰され層、本当の極貧層など膨大な人が脱落し、古い価値観で完全無価値となった。

左派もそれらに関心を持たなかった。

そうしている間に、気がつくと「巨大生産工業」「科学技術研究」などが次々と消えていきました。

何を守るか…大企業、価値観…それらを守っている間に肝心な部分が消えていく。
膨大な人が脱落し、一切無価値になる。

それが今の日本の「体制」。

1

今の「体制」は何でしょう。
カソリックが強かったアンシャン・レジームのように。
宗教。道徳。権力。暴力。

今の日本は?

建前としては、日本国憲法、その理念…国民主権・基本的人権・民主主義・平和主義という理想。
法治。資本主義。

ですが、今の日本で、基本的人権、ましてや「名誉ある地位を占めたいと思う」という前文の理想も真に受けている人はいるでしょうか?
日本国憲法は真に受けてはならない標語…九条があるから。

いや、もう日本人の大半は民主主義にすら関心がないのでは?
明日から、麻生元首相を中心とした貴族が全部決める、議会も憲法も何もない、と政府が宣言しても誰もなんとも思わないのでは?

また、今の日本は徹底的なアメリカに対する服従しかない、さらにそのアメリカこそ悪の帝国だ、という考え方もあります。

アメリカという悪の帝国の支配。グローバル経済という、残虐な格差と搾取の悪魔の支配。
それが現在の世界の「体制」でしょうか。
宗教…新自由主義が宗教。

そう考えると日本では、「改革」が宗教のようなものともいえるでしょう。また「ミンスよりまし」、野党の徹底的な否定も。
いや、人権や平和主義に対する憎悪も、もはや宗教に匹敵するものでは?

世界の多くの人は、何を信じ、何にすがり、何を実現しようとしているのでしょう?

そして、この「体制」に反する何かは?

昔から、資本主義に対抗するのに共産主義がありました。

1968年、世界各地で反抗がありました。
カウンターカルチャー、ニューエイジがありました。環境もある意味、「体制」である資本主義・アメリカ帝国に対する反抗の手段でした。

しかし、共産主義は滅びました。
カウンターカルチャーは失望されています。消費社会をかえって強めている、反抗になっていない、と。
ニューエイジも何も生みませんでした…オウム真理教事件。

さらに、カウンターカルチャーとニューエイジの落とし子というべき、ホールアースカタログ〜インターネットをはじめとするシリコンバレーの起業家たち。

この人たち、特に過激な暗黒啓蒙とか加速主義とか言われる人たちが、今の「体制」の中核でしょうか?シリコンバレーの超金持ちたちが?

さらに各国…かなり気になるのが、中国・韓国・インドなどで、凄まじい厳しさの受験競争がある、ということです。
多くの国は、超受験競争で勝つ以外に生きるすべが見えていないのでは?

共産主義は滅びました。
しかし、中国は繁栄をつづけ、アメリカを超えて世界の覇権を握るかもしれないとも言われています。何十年もつぶれる潰れる言われていていつまでも堅固なのです。
ロシアも本格的にアメリカ、西洋世界に反抗を始めました。
イランも元気です。

それらは本当に「体制」を倒すだけの力があるのでしょうか?
別の何か、宗教とか正義とかがあるのでしょうか?

そして日本では、斎藤幸平氏が唯一の逃げ道のようにすら見える…
今も書店で、マルクスこそが答えだ、と叫ぶ本の多さときたら。


以前

2023年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
2022年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2021年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2020年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2019年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1999年7月 8月 9月 10月 11月 12月